東京都には数多くの都立高校がありますが、その中には卓球部で全国・関東を目指して活躍している学校がいくつもあります。大田桜台高校をはじめ、三田高校、日野台高校、上水高校などは、それぞれ独自の特色と確かな実績を持ち、都大会や関東大会で安定した成績を収めてきました。
これらの学校に共通するのは、強豪私立にも引けを取らない練習環境と指導体制を整えている点です。限られた条件の中でも工夫を重ね、都立高校卓球界を引っ張る存在となっています。
このページでは、東京都の主要大会の成績を客観的にポイント化し、男女別のランキングとして整理しました。各校がどのような大会でどんな成績を残してきたのか、その特徴とあわせて見ていきましょう。中学校で卓球を続けたいと考えているみなさんや保護者の方にとって、進学先を考える際の参考にしていただける内容です。
都立高校の卓球部が参加する大会
東京都内の高校卓球部が参加する大会はさまざまですが、関東大会や全国大会につながる主な大会には、次のものがあります。
- 東京都高等学校春季卓球大会(兼 関東高等学校卓球大会 東京都予選)
- 東京都総合体育大会(兼 全国高等学校総合体育大会予選会|いわゆるインターハイ)
- 国民スポーツ大会(少年の部)
- 全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)
- 東京都高等学校新人卓球大会(兼 関東高等学校新人卓球大会/関東高等学校選抜卓球大会/全国高校選抜大会予選会)
これらに加えて、参加校が限られていたり、地域ごとに行われたりする大会として、次のものもあります。
- 東京都高等学校地区別卓球大会(23区)/多摩地区高等学校卓球大会
- 東京都国公立高等学校卓球大会
ランキングの集計方法
卓球の試合には、シングルス・ダブルス・団体戦があります。今回は学校全体の競技力をより正確に評価するため、団体戦の成績に注目しました。集計の対象としたのは、2021年から2026年(2026年5月時点)までの、次の大会です。女子は4大会、男子は地区別大会を加えた5大会を対象としています。
- 東京都高等学校春季卓球大会
- 東京都総合体育大会
- 東京都高等学校新人卓球大会
- 東京都高等学校地区別卓球大会(男子のみ)
- 東京都国公立高等学校卓球大会
このうち、大会の形式や規模がおおよそそろっている1〜3の大会に比べると、都内の国公立高校だけが参加する5の大会と、都総体ベスト4の学校が出場しない(そのぶん競技レベルがやや穏やかになる)4の大会は、性格が異なります。そこで、それぞれの大会に応じて配点を分けました。
<1・2・3の大会>
| 区分 | 優勝・準優勝 | ベスト4 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト32 |
|---|---|---|---|---|---|
| 男子 | 30点 | 20点 | 15点 | 10点 | 5点 |
| 女子(Aクラス) | 30点 | 20点 | 15点 | 10点 | ― |
女子のBクラスは、ブロックごとに優勝8点・準優勝6点・ベスト4が4点・ベスト8が2点としました。
<4・5の大会>
| 大会 | 優勝 | 準優勝 | ベスト4 | ベスト8 |
|---|---|---|---|---|
| 地区別(23区・ブロックごと) | 15点 | 10点 | 5点 | ― |
| 地区別(多摩地区) | 15点 | 15点 | 10点 | 5点 |
| 国公立大会 | 15点 | 10点 | 5点 | ― |
※地区大会のうち、23区は東西南北の4ブロックに分かれ、それぞれおよそ60チームのトーナメントを行います。一方、多摩地区は120チーム前後が1つのトーナメントで戦います。参加数の違いをそろえるため、多摩地区は便宜的に2ブロックに分けて配点しました。
近年の都立高校卓球界では、大田桜台高校が男女ともにトップレベルの成績を収めています。ただし、男女の両部門でそろって高い競技力を持つ学校は多くありません。そこで、より正確に実力を評価できるよう、男女別のランキングを作成しました。
都立高校の卓球部は、運営方針もさまざまです。競技成績を第一に考える学校がある一方で、大会を選手の成長の機会ととらえ、育成に力を入れる学校も少なくありません。こうした方針の違いも踏まえながら、主要大会の成績を客観的にポイント化し、ランキング形式でまとめました。各校の現在の競技レベルを、公平で分かりやすい形で比べられる内容になっています。
都立高校強豪卓球部 TOP10【男子】
| 順位 | 高校名 | 市区町村 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 🏆1位 | 大田桜台高校 | 大田区 | 305pt |
| 🥈2位 | 三田高校 | 港区 | 260pt |
| 🥉3位 | 日野台高校 | 日野市 | 205pt |
| 4位 | 上水高校 | 武蔵村山市 | 150pt |
| 5位 | 立川高校 | 立川市 | 95pt |
| 6位 | 拝島高校 | 昭島市 | 90pt |
| 7位 | 城東高校 | 江東区 | 70pt |
| 8位 | 新宿高校 | 新宿区 | 65pt |
| 9位 | 府中西高校 | 府中市 | 50pt |
| 10位タイ | 片倉高校 | 八王子市 | 45pt |
| 10位タイ | 多摩工科高校 | 小金井市 | 45pt |
東京都立高校の卓球界において、男子チームは都内の主要大会で着実な活躍を見せています。305ptで1位に立った大田桜台高校は、春季大会・総体でAクラスのベスト8前後を保ち続け、国公立大会では2021〜2023年度に優勝を重ねるなど、近年の安定した強さがポイントにもはっきり表れました。2位の三田高校(260pt)は、2023年度に春季大会で関東大会出場を果たし、2024年度には国公立大会で優勝するなど、上位常連へと力を伸ばしています。
3位の日野台高校(205pt)は、経験豊富な外部指導員を活用した指導体制と、東京都ベスト16の常連としての安定感が持ち味です。ここまでの上位3校はいずれも200pt以上を獲得し、都立勢の中でも一段抜けたグループを形づくっています。4位の上水高校(150pt)は、Aクラスでの安定した成績と緻密な練習体制が強みで、5位の立川高校(95pt)以下は各校が僅差で並ぶ混戦となっています。10位は片倉高校と多摩工科高校が45ptで並びました。
地域別に見ると、上位校の多くが多摩地区に集まっている点が目を引きます。日野台高校(日野市)、上水高校(武蔵村山市)、立川高校(立川市)、拝島高校(昭島市)、府中西高校(府中市)、片倉高校(八王子市)と、多摩エリアに強豪が集中しているのが都立男子卓球の現状です。一方で、大田桜台高校(大田区)や三田高校(港区)、城東高校(江東区)、新宿高校(新宿区)のように、23区側からも上位に食い込む学校があります。
各校の運営スタンスも多様です。大田桜台高校は2026年度から都の部活動特別強化プロジェクト指定校(卓球部では都内唯一)として戦略的な選手育成に取り組み、三田高校は礼儀を重んじながら団結力を大切にする方針、上水高校は部員同士が切磋琢磨する練習体制、日野台高校は「己の限界に挑戦する」精神を掲げて一人ひとりが力を出し切ることを重視しています。いずれの学校も学業と部活動の両立を基本としながら、卓球を通じた人間形成にも力を入れているのが共通点です。
もちろん、東京都の卓球界では私立の強豪校が上位を占めているのも事実です。全国大会の常連校を筆頭に、都大会ベスト4の常連となる学校が首都圏でもトップクラスの実力を持っています。大学附属校がベスト8に名を連ねることも多く、スポーツに力を入れる学校も卓球部で高い実績を残しています。サッカーやバスケットボールではあまり見られない傾向として、大学進学実績の高い進学校が卓球では強豪として知られていることも、この競技ならではの特徴です。
このように私立強豪校がしのぎを削る環境の中でも、卓球に打ち込みたい中学生にとって、都立高校は十分に魅力的な選択肢です。都立ならではの学費の負担の軽さに加え、充実した練習環境と熱心な指導体制が整っています。大田桜台高校のように特別な制度を設けている学校もありますが、多くの学校では中学生の部活動体験を随時受け付けているので、自分に合った環境を探してみることをおすすめします。
室内競技は汗をたくさんかくのに、風通しが悪くてなかなか乾かない…という悩みも多いですよね。特に中高生は思春期の体質変化もあり、「汗のにおい」や「汗ジミ」が気になり始める頃。
そんなときに役立つ、中高生向けの汗・におい対策の基本ガイドや、おすすめの制汗・消臭グッズを別記事で紹介しています!ケアアイテムをうまく取り入れて、試合や練習にもっと集中できる環境を整えましょう。
👉 部活の汗臭いニオイ対策!原因と消臭・洗濯のコツ
👉 中高生・部活生のための制汗・消臭グッズ完全ガイド
👉【2025年最新】部活で足くさい対策まとめ|スニーカー・スパイク消臭完全ガイド
👉 グランズレメディ(最強消臭パウダー)はどこで買える?実店舗・通販(EC)・ドンキの値段比較ガイド
👉 🏓 卓球部向けおすすめトレーニング・ケアグッズ12選
都立高校強豪男子卓球部 TOP5を詳しく紹介
【No.1】大田桜台高校(大田区)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | ー | ベスト16 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8(5位) (関東出場) | ベスト8(5位) (関東出場) |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | ベスト32 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト16 | |
| 東京都地区別卓球大会 /多摩地区卓球大会 | ブロック 優勝 | ブロック 優勝 | ブロック 優勝 | ブロック 優勝 | (データなし) | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | ベスト8 | 🥈準優勝 | 🏆優勝 | 🏆優勝 | 🏆優勝 |
大田桜台高校は、近年の都立卓球界をリードしてきた存在です。東京都国公立高校卓球大会では、2021・2022・2023年度と優勝を重ね、2024年度は準優勝、2025年度もベスト8と、長く上位を保ってきました。多摩地区大会では数年連続でブロック優勝を果たすなど、地区レベルでも頭ひとつ抜けた成績を残しています。
2026年4月には、東京都の「都立学校における部活動の特別強化プロジェクト」の卓球部指定校(都内で唯一)に選ばれました。継続的な取り組みと競技実績、日々の運営が評価された結果です。活動は週5日が中心で、A班・B班のローテーションを組みながら、学業との両立を大切にしています。
男女ともに学校対抗・個人戦で関東大会、全国大会への出場を目標に掲げ、国公立大会での優勝を明確な目標としているのが特徴です。本気で卓球に打ち込みたい人にとって、心強い環境がそろっています。
【No.2】三田高校(港区)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト8(7位) (関東出場) | ベスト16 | ベスト32 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | ベスト8 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト8 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト8 | |
| 東京都地区別卓球大会 /多摩地区卓球大会 | ブロック 準優勝 | ブロック ベスト4 | ブロック ベスト4 | ブロック ベスト4 | (データなし) | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | ベスト4 | 🏆優勝 | 🥈準優勝 | 🥈準優勝 | ベスト4 |
三田高校卓球部は、団体戦での関東大会出場を目標に掲げる学校です。東京都国公立高校卓球大会では、2024年度に優勝、2022・2023年度は準優勝と、ここ数年は決勝戦をうかがう位置に安定して食い込んでいます。春季大会・総体・新人戦でもベスト8〜16に届く年が続き、総合力の高さがうかがえます。
卓球の技術だけでなく、礼儀を大切にして人間性を育むことも目標としているのが三田高校の方針です。先輩・後輩の仲が良く、団結力があることが大きな魅力で、現在は上位シード校として目標達成に向けて練習に励んでいます。
活動は火〜金の放課後と土曜午前が中心で、年間を通じて各大会に計画的に挑んでいます。全力で卓球に取り組みたいという気持ちのある人を歓迎している部活動です。

【No.3】日野台高校(日野市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | ベスト8 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト16 | |
| 東京都地区別卓球大会 /多摩地区卓球大会 | 🥈準優勝 | ベスト4 | ベスト4 | ベスト16 | (データなし) | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | 🏆優勝 | ベスト8 | ベスト32 | 不明 | 不明 |
日野台高校卓球部は、関東大会出場を目標に練習に励む学校です。直近では国公立大会で2025年度(令和7年度実績では令和8年度)に男子団体優勝・男子シングルス優勝を達成するなど、結果につながる年が増えてきました。春季大会では2026年度にベスト8へ勝ち上がるなど、着実に力を伸ばしています。
経験豊富な外部指導員と顧問による充実した指導体制のもと、空調完備で最大16台を展開できる柔道場・剣道場を練習場所にしているのが強みです。部員数も多く、活気のある環境で互いに切磋琢磨できます。
活動は平日(火〜金、水はトレーニング)に加え、土日は練習試合や大会が中心です。実力ややる気のある人を広く歓迎しており、一人ひとりが力を出し切る雰囲気を大切にしています。

【No.4】上水高校(武蔵村山市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | ベスト16 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト32 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | ベスト32 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト16 | ベスト32 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト16 | |
| 東京都地区別卓球大会 /多摩地区卓球大会 | ベスト4 | ベスト8 | 不明 | 不明 | (データなし) | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | 🥈準優勝 | ベスト4 | ベスト4 | ー | ー |
上水高校卓球部は、春の関東予選、インターハイ予選、夏の国公立大会、全日本ジュニア予選、秋の新人戦での上位進出を大きな目標に掲げています。国公立大会では2025年度に準優勝、近年もベスト4に届く年があり、団体戦で安定した成績を残しています。
個人戦でも成果が出ており、東京選手権では予選を勝ち抜いて全国大会の東京都代表に選出された選手も出ています。新人戦では団体ベスト16、市町村大会の2位トーナメントで優勝するなど、公式戦以外のオープン戦も含めて積極的に経験を積んでいます。 部員同士が互いに切磋琢磨しながら練習に取り組む雰囲気があり、上位入賞を目指して日々レベルアップを図っています。

【No.5】立川高校(立川市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | ベスト32 | ー | ベスト32 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト16 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | ー | ー | ベスト16 | ベスト32 | ベスト16 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト32 | ベスト16 | ベスト16 | |
| 東京都地区別卓球大会 /多摩地区卓球大会 | ー | ー | ー | ー | (データなし) | |
| 東京都国公立高等学校卓球大会 | ー | ベスト32 | ベスト4 | ベスト4 | 🥈準優勝 |
立川高校卓球部は、各自が目標を設定し、それに向かって質の高い練習を行うことを年間目標に掲げています。東京都国公立高校卓球大会では2021年度に準優勝、2022・2023年度にはベスト4と、上位に食い込む年がありました。
互いに尊重し合い、高め合うことを大切にしながら、集中力や分析力を鍛え、心身の成長を目指しているのが特徴です。卓球の技術面はもちろん、人としての成長も重視する方針が表れています。

都立高校強豪卓球部 TOP10【女子】
| 順位 | 高校名 | 市区町村 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 🏆1位 | 大田桜台高校 | 大田区 | 276pt |
| 🥈2位 | 日野台高校 | 日野市 | 222pt |
| 🥉3位 | 上水高校 | 武蔵村山市 | 211pt |
| 4位 | 南平高校 | 日野市 | 149pt |
| 5位 | 小平西高校 | 小平市 | 101pt |
| 6位 | 片倉高校 | 八王子市 | 77pt |
| 7位 | 東高校 | 江東区 | 64pt |
| 8位 | 文京高校 | 文京区 | 60pt |
| 9位 | 日野高校 | 日野市 | 50pt |
| 10位 | 戸山高校 | 新宿区 | 40pt |
東京都の高校女子卓球界は、私立強豪校の強さが際立つ競技環境です。全国大会で上位入賞する選手を輩出する名門校が、都大会の上位を占める状況が続いています。インターハイや選抜大会への連続出場を誇る学校を筆頭に、有力私立校が常に上位に名を連ねています。
こうした厳しい環境の中でも、都立高校の女子卓球部は着実に力をつけてきました。276ptで1位に立った大田桜台高校は、東京都高校総体や国公立大会で安定した成績を保ち続け、都立女子卓球をリードする存在です。国公立大会では2021〜2023年度に優勝を重ね、2024・2025年度も準優勝と、長く決勝戦をうかがう位置を保っています。2026年度には都の部活動特別強化プロジェクト指定校(卓球部では都内唯一)にも選ばれました。
2位の日野台高校(222pt)は、2023年度に春季大会で都第6位に入賞して関東大会出場を果たし、近年は国公立大会でも2024年度に優勝するなど、安定した成長を見せています。3位の上水高校(211pt)は、2023年度に女子団体で関東大会に出場し、新人戦のBトーナメントでも上位入賞を重ねています。日野台と上水はわずか11pt差で、2位争いは年度によって入れ替わる可能性のある接戦です。
4位以下は、南平高校(149pt)、小平西高校(101pt)と続きます。南平高校は生徒主体で練習メニューを考える自主性の高さが、小平西高校は少人数ながら大会で上位進出を目指す熱意が持ち味です。6位以下は片倉高校(77pt)、東高校(江東区・64pt)、文京高校(60pt)、日野高校(50pt)、戸山高校(40pt)と僅差で並び、中位以下は混戦となっています。
地域別に見ると、女子も多摩地区への集中が目立ちます。日野台高校(日野市)、上水高校(武蔵村山市)、南平高校(日野市)、小平西高校(小平市)、片倉高校(八王子市)、日野高校(日野市)と、多摩エリアに強豪が集まっています。とりわけ日野市からは3校が上位10校に入っており、地域全体で女子卓球が盛んな様子がうかがえます。一方で、大田桜台高校(大田区)や東高校(江東区)、文京高校(文京区)、戸山高校(新宿区)のように、23区側から食い込む学校もあります。
有望な選手が私立強豪校に集まる中で、都立高校が全国の舞台に立つのは簡単なことではありません。それでも各校は限られた環境の中で工夫を凝らし、練習環境と指導体制の充実に努めています。学費の負担が軽いという都立ならではのメリットもあり、真剣に卓球と向き合いたい女子中学生にとって、都立の強豪校は十分に魅力的な選択肢です。
都立高校強豪女子卓球部 TOP3を詳しく紹介
【No.1】大田桜台高校(大田区)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト17 | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト8 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト4 | |
| 東京都新人卓球大会 | ー | ベスト16 | ベスト8 | ベスト16 | ベスト4 | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | 🥈準優勝 | 🥈準優勝 | 🏆優勝 | 🏆優勝 | 🏆優勝 |
大田桜台高校は、女子も都内トップレベルの成績を収めています。東京都国公立高校卓球大会では2021・2022・2023年度と優勝を続け、2024・2025年度も準優勝と、長く決勝戦をうかがう位置を保ってきました。総体でもAクラスで安定してベスト8〜16に勝ち上がっています。
2025年8月の国公立大会では、女子団体準優勝・シングルス2位という成績を残しました。週5日を中心とした活動の中で、前半は基礎をしっかり固め、後半はそれぞれの課題に合わせて練習するスタイルです。 2026年4月には都の部活動特別強化プロジェクトの指定校(卓球部では都内唯一)に選ばれており、男女ともに関東・全国を目標に掲げています。大人数で練習する楽しさを味わいたい人、自分の課題に向き合って上達したい人を待っています。
【No.2】日野台高校(日野市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト16 | Bクラス 準優勝 | Aクラス ベスト8 (関東出場) | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト8 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト24 | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト8 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト8 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト8 | ベスト16 | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | ベスト4 | 🏆優勝 | ベスト16 | 🥈準優勝 | ベスト8 |
日野台高校は、女子も高い競技力を持つ学校です。東京都国公立高校卓球大会では2024年度に優勝、2022年度は準優勝、2025年度もベスト4と、上位に安定して食い込んでいます。春季大会・総体ではAクラスでベスト8前後を保ち、層の厚さがうかがえます。
経験豊富な外部指導員と顧問による指導体制のもと、空調完備で最大16台を展開できる広い練習環境が整っているのが強みです。女子部員も各学年に在籍し、活気のある雰囲気の中で練習できます。
関東大会出場を目標に、平日の練習に加えて土日は練習試合や大会で実戦経験を積んでいます。実力ややる気のある人を広く歓迎している部活動です。

【No.3】上水高校(武蔵村山市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト17 | Aクラス ベスト8 (関東出場) | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト8 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | Aクラス ベスト24 | Aクラス ベスト24 | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト16 | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト32 | ベスト8 | ベスト8 | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト4 | ベスト4 | 🥈準優勝 |
上水高校は、女子も着実に成果を積み上げている学校です。令和5年度(2023年度)には女子団体で関東大会に出場し、令和6年度(2024年度)の国公立大会では団体戦ベスト8に勝ち上がりました。新人戦のBトーナメントではシングルス2位・ダブルス2位など、上位入賞を果たしています。
春の関東予選から秋の新人戦まで、年間を通じて上位進出を目標に掲げているのが特徴です。公式戦以外のオープン戦にも積極的に参加し、練習の成果を試しながら経験を重ねています。
部員同士が切磋琢磨しながら練習に取り組む雰囲気があり、男女ともに上位入賞を目指して日々レベルアップを図っています。

【No.4】南平高校(日野市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | Aクラス ベスト16 | Aクラス ベスト8 | Bクラス 優勝 | Bクラス ベスト4 | Aクラス ベスト16 | ー |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | Aクラス ベスト24 | Aクラス ベスト24 | Aクラス ベスト24 | Aクラス ベスト24 | ー | |
| 東京都新人卓球大会 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト32 | ベスト16 | ー | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | ー | ベスト4 | ベスト4 | ベスト16 | ー |
南平高校卓球部は、生徒が主体となって練習メニューを考え、公式戦に向けて日々励んでいる部活動です。東京都国公立高校卓球大会では2023・2024年度にベスト4、春季大会では2025年度にAクラスでベスト8、新人戦でもベスト8と、安定して上位に勝ち上がっています。
基礎練習のほかに部内リーグ戦や対外練習試合を重ねて実戦経験を積み、年末には卒業生を招いて「南平オープントーナメント」を開催し、歴代最強を決めるユニークな取り組みもあります。
活動は月・水・木・金の放課後と土曜午前が中心で、男女ともに多くの部員が在籍しています。仲間と声を掛け合いながら成長できる環境です。

【No.5】小平西高校(小平市)
| 大会 | 2026年度 | 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 東京都春季卓球大会 (関東大会予選) | ー | ー | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト16 | Bクラス ベスト8 | Bクラス 準優勝 |
| 東京都高校総体 (全国高校総体予選) | ー | Aクラス ベスト8 | Aクラス ベスト24 | Bクラス 優勝 | ー | |
| 東京都新人卓球大会 | ー | ー | ベスト16 | ベスト8 | ー | |
| 東京都国公立高校卓球大会 | ー | ー | 🥈準優勝 | ー | ベスト8 |
小平西高校卓球部は、少人数ながら大会での上位進出を目指して練習に取り組む部活動です。東京都国公立高校卓球大会では2023年度に準優勝、2021年度にはベスト8と、上位に食い込む年がありました。春季大会・総体でもAクラス・Bクラスでベスト8前後の成績を残しています。
他校との合同練習会にも積極的に参加し、部活内だけでなくさまざまな選手と練習できる機会を増やしているのが特徴です。経験者はもちろん、未経験者も大歓迎の雰囲気があります。
仲間と声を掛け合いながら日々レベルアップを目指しており、卓球に熱意を持って打ち込みたい人に向いた部活動です。
都立高校卓球部の現在と未来 ー 伝統と挑戦の狭間で
東京都の高校卓球界において、都立高校の卓球部は独自の存在感を放っています。私立の強豪校が上位を占める厳しい環境の中で、都立の卓球部は限られた条件を最大限に活かしながら、着実に競技力を高めてきました。
今回のランキングで上位に入った大田桜台高校、三田高校、日野台高校、上水高校をはじめとする都立の強豪校は、それぞれが独自の強みと指導方針を持ちながら、都大会や関東大会で確かな成績を残しています。男女ともに都内トップクラスの大田桜台高校、関東大会出場と国公立大会優勝を果たした三田高校、外部指導員と充実した施設を活かす日野台高校、部員同士が切磋琢磨する上水高校など、各校がそれぞれの色で都立卓球界を引っ張っています。
これらの学校に共通するのは、「学業と部活動の両立」を基本に据え、卓球を通じた人間形成に力を入れている点です。競技力の向上だけでなく、規律ある生活習慣や、協調性・責任感といった力を育むことも大切にしています。地域別に見ると上位校は多摩地区に多く集まっていますが、23区側にも力のある学校があり、東京都全体で都立勢が競い合う構図ができています。
卓球に打ち込みたい中学生にとって、都立高校は十分に魅力的な選択肢です。学費の負担が軽いことに加え、充実した練習環境と熱心な指導体制が整っており、多くの学校が部活動体験や見学を随時受け付けています。気になる学校があれば、まずは足を運んで雰囲気を確かめてみることをおすすめします。
今後も都立高校の卓球部は、工夫を重ねながら着実に力をつけ、より高い目標に向かって挑戦を続けていくはずです。本気で卓球と向き合いたいみなさんの挑戦を、各校は熱心に支えてくれるでしょう。
👉卓球部で頑張る生徒におすすめの記事


👉卓球部で頑張る生徒の保護者の方におすすめの記事



<データ参照元>
大会の結果は、以下の公式サイトのデータを参照・加工しポイントに換算しています。
・東京都高体連卓球男子専門部 https://tkdts.net/
・東京都高体連卓球女子専門部 http://tokyo-hs-girls-tt.org/
・東京都国公立高等学校卓球大会公式ブログ http://blog.livedoor.jp/tokyo_kokkoritsu/
また、卓球部の紹介は各高校のホームページを参考にまとめています。

