都立豊島高校は、豊島区千早に位置する1936年創立の伝統校です。近年はGMARCH合格者が4年で3倍に急成長し、慶應義塾大学にも合格者を出すなど、進学実績の伸びが際立っています。2021年に完成した新校舎、常に2倍前後を維持する入試倍率、そして吹奏楽部の5年連続都大会出場をはじめとする部活動の実績——「伸びている学校」として注目度が年々高まっているのが、いまの豊島高校です。
ここでは、豊島高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。
「豊島高校ってどんな雰囲気?」「どんな部活が強いの?」「進学実績はどこまで伸びてるの?」といった疑問にもお答えします。都立豊島高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
都立豊島高校の入試倍率と偏差値
偏差値
豊島高校の偏差値は54〜55で、都立高校のなかでは中堅上位の位置づけです。
- みんなの高校情報:55
- 市進教育グループ(80%合格基準):55
- V模擬(60%合格基準):54
同レベル帯の他校との比較|V模擬基準
| 偏差値 | 該当校 |
|---|---|
| 57 | 都立上野、都立多摩科学技術、駒澤大学、淑徳巣鴨(57〜63) |
| 56 | 都立文京、東京電機大学(56〜57)、日大櫻丘(56〜60) |
| 55 | 都立井草、都立狛江、都立目黒、専修大学附属、桜丘(55〜62)、日大鶴ヶ丘(55〜61) |
| 54 | 都立豊島、都立石神井、都立神代、目黒日大(54〜58)、明法(54〜59) |
| 53 | 都立江戸川、都立墨田川、都立調布南、日大豊山(53〜58)、日大第一 |
| 52 | 都立小平南、都立広尾、都立雪谷、実践学園(52〜57)、杉並学院(52〜56)、武蔵野大学(52〜58) |
V模擬基準で見ると、豊島高校は文京高校の1つ下、石神井高校と同レベル帯に位置しています。近隣エリアでは文京高校や井草高校が都立同士の比較対象になりやすい学校です。
ただし、偏差値と進学実績は必ずしも比例しません。豊島高校は同レベル帯の都立高校と比べてGMARCH・早慶上理の合格実績が突出して伸びている学校であり、「偏差値以上の進学成果を出す学校」として注目されています。
豊島高校と併願検討されやすい私立高校
豊島高校の受験生は板橋区・練馬区・北区・豊島区から通う生徒が多いため、このエリアにアクセスしやすい私立高校が併願先としてよく検討されます。私立の併願優遇制度を使い、都立入試の前に「押さえ」を確保しておくのが一般的な受験戦略です。
| 私立高校 | 所在地 | V模擬 偏差値 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 豊島学院 | 豊島区 | コース制 | S特進・特進・選抜・進学の4類型。同じ「豊島」の名を持つ近隣校で、併願校として非常に人気が高い。ただし出願基準が年度ごとに変わりやすいため、最新の募集要項を必ず確認すること |
| 大東文化大学第一 | 板橋区 | 51〜58 | 特進・選抜進学・進学の3コース制。板橋区からの通学者が多い豊島高校受験生にとって、地理的に近い併願先 |
| 淑徳巣鴨 | 豊島区 | 57〜63 | 選抜・特進・進学の3コース制。上位コースはかなり難易度が高いが、進学コースは豊島高校受験生の併願圏内 |
| 桜丘 | 北区 | 55〜62 | 3コース制。北区からの通学者が多い豊島高校受験生にとって検討しやすい立地 |
| 実践学園 | 中野区 | 52〜57 | 特別進学・文理進学の2コース制。有楽町線沿線からもアクセス良好 |
| 日大豊山女子 | 板橋区 | 52〜57 | 女子校。板橋区に位置し、豊島高校の女子受験生の併願先として検討されやすい |
| 目白研心 | 新宿区 | 51〜56 | 3コース制。新宿区中落合に位置し、副都心線沿線からアクセスしやすい |
私立のコース制高校では、上位コースと下位コースで偏差値が10近く開くことがあります。併願先として「入れる」コースと「入りたい」コースが異なる場合もあるため、コースごとの内申基準・偏差値をしっかり確認した上で、三者面談で中学校の先生と相談して決めるのが安心です。
入試倍率推移
| 年度 | 校長会 調査時倍率 | 応募倍率 (推薦) | 応募倍率 (一般) | 最終応募倍率 (一般) | 受検倍率 (一般) | 合格倍率 (一般) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 | 2.04倍 | 3.59倍 | 2.16倍 | 2.12倍 | 1.99倍 | 1.97倍 |
| 2025年 | 2.19倍 | 4.00倍 | 2.23倍 | 2.12倍 | 1.98倍 | 1.97倍 |
| 2024年 | 2.37倍 | 4.66倍 | 2.42倍 | 2.27倍 | 2.08倍 | 2.07倍 |
| 2023年 | 2.05倍 | 3.84倍 | 2.09倍 | 2.00倍 | 1.87倍 | 1.86倍 |
豊島高校の入試倍率は、都立高校全体のなかでもトップクラスの高さを維持しています。2024年度は校長会調査時点で全都立高校のなかで最高倍率の2.37倍を記録し、2025年度も全体2位と、ここ数年は常に注目を集める存在です。
2026年度は校長会調査時で2.04倍とやや落ち着いたように見えますが、一般入試の合格倍率は1.97倍と2年連続で同水準をキープ。推薦入試も3.59倍と依然として高く、受験生にとっては「2人に1人は不合格になる」狭き門であることに変わりありません。
この高い人気の背景には、2021年完成の新校舎、2020年に刷新された制服、そして急上昇する進学実績があります。偏差値54〜55帯の都立高校としてはかなり倍率が高い部類に入るため、しっかりとした学力対策と内申点の確保が不可欠です。
都立豊島高校の立地と最寄り駅、周辺環境
| 住所 | 東京都豊島区千早4-9-21 |
|---|---|
| 最寄り駅 | ・東京メトロ有楽町線・副都心線 小竹向原駅4番出口から徒歩8分 ・東京メトロ有楽町線・副都心線 千川駅1番出口から徒歩7分 ・西武池袋線 江古田駅北口(日大芸術学部)から徒歩14分 |
最寄り駅からのアクセス
豊島高校は東京都豊島区千早四丁目に位置しており、以下の駅からアクセスできます。
- 東京メトロ有楽町線・副都心線 小竹向原駅4番出口から徒歩8分
- 東京メトロ有楽町線・副都心線 千川駅1番出口から徒歩7分
- 西武池袋線 江古田駅北口(日大芸術学部)から徒歩14分
周辺環境
豊島高校は豊島区の西北部、千早・千川エリアに位置し、周辺は閑静な住宅地が広がっています。学校の公式資料によれば「青空と緑があふれる住宅地に囲まれ、騒音や汚染・歓楽街のない、絶好の教育環境」とされています。
通学路は整備されており、生徒たちは落ち着いた環境の中で学校生活を送ることができます。静かで安全な環境は、受験勉強や探究活動など、集中して学習に取り組むのに適しています。有楽町線・副都心線の2駅が利用でき、池袋まで地下鉄で数分という交通利便性の高さが特徴です。
どこから通っている?在籍生徒の出身地域
| 地域 | 生徒数 | 割合 |
|---|---|---|
| 板橋区 | 269名 | 28.5% |
| 練馬区 | 187名 | 19.8% |
| 北区 | 111名 | 11.7% |
| 豊島区 | 73名 | 7.7% |
| 足立区 | 63名 | 6.7% |
| 中野区 | 40名 | 4.2% |
| 文京区 | 29名 | 3.1% |
| その他の区 | 70名 | 7.4% |
| 新宿区 | 23名 | 2.4% |
| 荒川区 | 22名 | 2.3% |
| 江戸川区 | 14名 | 1.5% |
| 市部・他府県等 | 44名 | 4.7% |
| 合計 | 945名 | 100% |
在籍生徒の約6割が板橋区・練馬区・北区の3区で占められており、地元密着型の通学圏であることがわかります。通学手段は自転車が最多(295名)で、次いで複数の電車を乗り継ぐ生徒(252名)、地下鉄のみ(190名)と続きます。自転車通学が3割を超えるのは、近隣区からの通学者が多い豊島高校ならではの特徴です。
都立豊島高校の校風|「主体性の豊島」と言われる理由
校訓は「至誠」——「この上なく誠実なこと、まごころ」を意味する言葉で、初代校長の野間忠雄氏が制定しました。88年の歴史を通じて受け継がれているこの理念は、いまの校風にもはっきり表れています。
穏やかで、でも熱い
豊島高校の雰囲気をひと言で表すなら、「穏やかだけど、やるときはとことんやる」学校。生徒同士の関係は温かく、先生との距離も近いのが特徴です。
在校生の鈴木小粋さん(生徒会役員)はこう語っています。
豊島高校は、「自分次第で自分を変えられる」、そんな学校だと私は思っています。部活動に入部したり、生徒会に立候補したり、行事ごとに有志で委員会を立てたり、一人一人が輝ける場所があるからこそ、「主体性の豊島」の名に恥じない積極的な行動が多く見られます。
もう一人の生徒会役員・藤谷楓さんも、「楽しむ時は全力で楽しみ、やる時は全力で取り組む。そんな何事にも全力でメリハリのある生徒が多い」と話しています。
行事が校風をつくる
豊島高校には、文化祭(豊島祭)、体育祭、歩こう会、舞台祭、クラスマッチなど、生徒が主体となって運営する行事が多くあります。特徴的なのは、すべての行事が有志生徒による「準備委員会」によって企画・運営されること。この仕組みが「主体性の豊島」と呼ばれる校風を支えています。
2025年度の豊島祭(文化祭)は一般公開日に4,392名が来場。キッチンカーの出店も行われるなど、年々スケールが大きくなっています。歩こう会は2025年度は高尾山を歩くコースで実施されました。
卒業生の声
筑波大学情報学群に進学した麻績春空さんは、豊島高校での3年間をこう振り返っています。
部活動では演劇に熱中し、体育祭、豊島祭、歩こう会などの学校行事の実行委員会にも積極的に参加しました。2年生で特進クラスに進級し、高い学習意欲を持つクラスメイトに刺激を受けました。学習と部活動、行事を両立させるため、時間を有効活用するようになりました。
明治大学経営学部に進学した蜂谷結愛さんも、「受験生になってからは、学校の自習室や図書室をよく利用していました。学習に集中できる環境が整えられており、同じ空間で頑張る同級生の姿も大きな励みになりました」と、豊島高校の学習環境を評価しています。
都立豊島高校の教育の特色
国公立にも対応するカリキュラム
豊島高校では、1年次で基礎を幅広く固め、2年次で文理選択を行います。ポイントは、2年次でも古典探究と数学B・Cを必修としていること。これにより、文系に進んでも国公立大学の共通テストに対応できる学力が維持されます。
2年次・3年次には特進クラスを各1クラス設置。国公立大学や難関私立大学を目指す生徒に、より高いレベルの学習環境を提供しています。特進クラスに在籍した卒業生からは筑波大学やお茶の水女子大学、慶應義塾大学などへの合格者が出ています。
「塾なし」でも戦える学習サポート
豊島高校が力を入れているのが、塾や予備校に通わなくても大学受験に対応できる環境づくりです。
土曜日には立教大学や東京理科大学の学生と一緒に勉強できる「スタディ☆ラボ」や「理数サポート塾」を実施。GW講習、夏期講習、冬期講習、春期講習と長期休暇ごとの講習も充実しており、いずれも無料で受けられます。
また、校内には自習室、図書室、ラーニングコモンズなど複数の学習スペースがあり、ラーニングコモンズは目の前が職員室のためすぐに先生に質問できる構造になっています。
さらにユニークなのが「進路探究部」。塾や予備校に通わず難関大学を目指す部活動で、月〜土曜日に活動し、朝7時からスタート。東京農工大学や弘前大学医学部などへの合格実績があり、「部活で受験勉強をする」という発想が豊島高校らしいところです。
3年間の探究活動
1年次の「理数探究基礎」、2年次の「SDGs社会課題研究」、3年次の「自由進路探究」と、テーマを変えながら3年間継続的に取り組みます。探究成果を発表する「Tankyuカフェ」もあり、思考力・表現力を入試に直結するかたちで鍛えています。
都立豊島高校の進路・進学実績
豊島高校の進学実績は、ここ数年で大きく伸びています。特に私立大学の上位シフトが顕著で、2026年度はGMARCH151名(過去最多)、早慶上理ICU23名、慶應義塾大学に初の5名合格を記録しました。
主な大学群別合格者数の推移
| 大学群 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|
| 国公立大学 | 13 | 16 | 20 | 16 |
| 早慶上理ICU | 3 | 8 | 22 | 23 |
| GMARCH | 52 | 83 | 140 | 151 |
| 日東駒専 | 122 | 167 | 152 | 188 |
GMARCHは4年で約3倍、早慶上理ICUも3名→23名と飛躍的に伸びています。2026年度のGMARCHでは学習院大学24名(前年8名)、立教大学31名(前年21名)、青山学院大学19名(前年11名)と、3大学で同時に過去最多を記録。法政大学も43名と安定して合格者を送り出しており、GMARCH全体への攻略力が年々高まっています。
早慶上理ICUでは慶應義塾大学5名が最大のトピック。これまでの豊島高校からの慶應合格は2024年の1名のみだったため、5名という数字はまさに飛躍です。早慶合計は12名(早稲田7+慶應5)となり、過去最多を記録しました。東京理科大学も7名と4年連続で合格者を増やしています。
国公立大学では筑波大学、お茶の水女子大学、東京都立大学(3名)など難関大学への合格者も出ており、難関国公立への合格が4年連続で途切れていません。
進学者データから見える「本当の進学先」
2026年度からは進学者データ(実際にどの大学群に入学したかの数字)も公表されるようになりました。合格者数は延べ数ですが、進学者数は実数なので、「本当の進学先」がわかります。
| 大学群 | 2021年 | 2023年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|
| GMARCH以上への進学率 | 12.3% | 14.1% | 27.2% | 25.9% |
GMARCH以上の大学に実際に進学した生徒は卒業生の25.9%——4人に1人以上が難関大学に進学しています。2021年の12.3%から5年間で2倍以上に伸びており、豊島高校の進路実績が合格者数だけでなく、実際の進学先のレベルでも着実に向上していることが確認できました。
👇詳しい大学別の合格者数や経年推移の分析は、進学実績の専門記事をご覧ください。

都立豊島高校の部活動
豊島高校では運動部14、文化部11の計25の部活動・同好会が活動しています。2026年度入試ではサッカー(男)、バスケットボール(男・女)、柔道で文化・スポーツ等特別推薦が実施されました。新校舎の体育館・柔道場・トレーニングルーム・テニスコート4面・グラウンドと、施設面が充実していることも部活動の活発さを支えています。
都立トップクラスの実績を持つ部活動
吹奏楽部——5年連続都大会出場の強豪
豊島高校の看板部活といえる存在が吹奏楽部です。活動日は火・水・金・土・日の週5日。東京都高等学校吹奏楽コンクールではA組金賞・代表として5年連続都大会出場を達成しました。A組だけでなく、B組金賞、C組金賞・最優秀賞と全カテゴリーで金賞を獲得。アンサンブルコンテストでも金管8重奏・木管8重奏で金賞、東京都新人大会でも金賞・代表(首都圏学校交歓演奏会出場)と、あらゆるステージで結果を出し続けています。
定期公演会も毎年開催しており、地域にも広く知られる存在。当サイトの都立高校吹奏楽部ランキングでも都立TOP3に選出されています。

科学部——日本学生科学賞都大会2年連続最優秀賞
科学部は日本学生科学賞東京都大会で2年連続最優秀賞を受賞。TAMAサイエンスフェスティバルでは最優秀ポスター賞「大隅賞」を受賞するなど、研究レベルの高さが際立ちます。活動日は水・金の週2日ですが、物理・化学・生物の3実験室を活用しながら密度の濃い研究活動を展開しています。学校が掲げる「科学に興味を持つ生徒を応援する」方針を、もっとも体現している部活動です。
運動部の注目ポイント
女子バスケットボール部——都ベスト16に浮上
令和5年度からコンスタントに都ベスト32に入っていた女子バスケットボール部が、令和7年度は新人大会・春季大会ともに都ベスト16に浮上しました。活動日は週6日と練習量も豊富で、特別推薦も実施。部活動体験も随時受け付けています。
柔道部——関東選抜大会に出場
柔道部は東京都第3支部新人大会で男子-81kg級優勝をはじめ複数の入賞者を出しているほか、関東選抜大会に出場した実績も持っています。女子団体戦にも出場しており、男女ともに活動。文化・スポーツ等特別推薦も実施(2026年度)もあります。
サッカー部・男子バレーボール部——大所帯の人気部活
サッカー部は部員66名、男子バレーボール部は部員44名と、ともに豊島高校を代表する大所帯の運動部です。サッカー部は選手権大会東京都二次予選進出、DUOリーグ所属の実績があり、特別推薦も実施。男子バレーボール部は当サイトの都立高校男子バレー部ランキングでも都立強豪に選ばれています。いずれも中学生の練習見学・体験を受け付けています。

そのほかの運動部の実績
| 部活動 | 主な実績 |
|---|---|
| バドミントン部 | 女子ベスト16、男子ベスト32。当サイトの都立高校女子バドミントン部ランキングでも都立強豪に選出 |
| 女子硬式テニス部 | 令和7年度 新人戦シングルス本選出場(20年ぶり)、4学区大会優勝(R6)・準優勝(R7) |
| 陸上競技部 | 豊島区民駅伝 女子優勝(女子1,2,3区・男子4区で区間賞)、支部予選大会から都大会出場(100m・砲丸投げ) |
| 軟式野球部 | 令和元年度夏季選手権大会都ベスト4、令和2年度春季大会都ベスト16 |
| 男子バスケットボール部 | 部員49名の大所帯。特別推薦あり |

文化部の注目実績
| 部活動 | 主な実績 |
|---|---|
| 演劇部 | 東京都高等学校演劇コンクール中央発表会優秀賞(R2)、文化祭演劇部門奨励賞を連続受賞(R5・R6・R7)。文化祭公演のほか中央地区大会にも上演 |
| 美術部 | 東京都高等学校文化連盟中央展 東京都教育委員会賞受賞・奨励賞受賞、総合文化祭出品 |
| 茶道部 | 高等学校文化連盟茶道部門中央大会参加 |
| 進路探究部 | 月〜土曜日・朝7時から活動。東京農工大学、弘前大学医学部、杏林大学医学部などに合格者を輩出 |
| 写真部 | 東京都写真連盟写真展地区大会佳作入賞 |
部活動一覧
運動部(14部):サッカー、男子バレーボール、女子バレーボール、男子バスケットボール、女子バスケットボール、バドミントン、男子硬式テニス、女子硬式テニス、陸上競技、軟式野球、卓球、柔道、女子ソフトボール、ダンス
文化部(11部):吹奏楽、演劇、科学、美術、進路探究、料理研究、茶道、パソコン、漫画・イラスト、写真、社会科同好会
都立豊島高校のイベント・学校行事
豊島高校は行事が多く、しかもそのすべてが有志生徒による準備委員会の企画・運営で動いています。「自分たちの手で最高の瞬間をつくる」という姿勢が、豊島高校の行事の最大の特徴です。
主な年間行事
| 時期 | 行事 | 特徴 |
|---|---|---|
| 4月 | 入学式・入門期デイズ・校外学習 | 入門期デイズで高校生活の目標設定と探究の手法を体験 |
| 5月 | 歩こう会・体育祭 | 豊島高校ならではの伝統行事2つが連続 |
| 6月 | 学びみらいパス・みらい会議 | 自己の適性発見と将来目標の設定 |
| 7月 | 豊島セミナー | 各分野の第一線で活躍する方を招いた特別講演 |
| 9月 | 豊島祭(文化祭)・舞台祭・弁論大会・後夜祭 | 4日間にわたる最大の学校行事 |
| 10月 | 修学旅行(2年) | ― |
| 12月 | Tankyuカフェ・豊島セミナー | 探究活動の成果発表と外部講師による講義 |
| 1月 | 百人一首大会 | 全校規模で開催 |
| 3月 | クラスマッチ・探究発表会 | 球技大会にeスポーツ「HADO」も導入 |
豊島祭(文化祭)——4日間の大イベント
9月に4日間にわたって開催される豊島祭は、豊島高校の1年でもっとも盛り上がる行事です。2025年度のスケジュールは以下のとおりでした。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 9/5(金) | 舞台祭(練馬文化センター) |
| 9/6(土) | 文化祭(保護者参加) |
| 9/7(日) | 文化祭(一般公開) |
| 9/8(月) | 後夜祭 |
一般公開日を含む公開期間中に4,392名が来場するスケールの大きさが特徴。各クラスや部活動が趣向を凝らした出し物や展示を行うほか、2025年度はイトーヨーカ堂やアララットケバブ、なるとキッチンといった企業のキッチンカーも出店し、600食以上を販売しました。生徒の飲食団体と合わせて、文化祭の「食」も年々充実しています。
文化祭準備から運営までを担う「文化祭実行委員会」に3年間所属した蜂谷結愛さん(明治大学進学)は、「普段あまり交流のない同級生や先輩、後輩などたくさんの人と関わる機会があり、交友関係が広がりました」と振り返っています。
舞台祭・弁論大会——練馬文化センターで800人の前に立つ
豊島祭の初日にあたる舞台祭は、練馬文化センターで開催されます。演劇部やダンス部が日頃の成果を披露するほか、クラスや部活動単位でのダンスパフォーマンスも。
同じ会場で行われる弁論大会では、全校生徒約800名を前に自分の主張を発表します。大きなホールで大勢の前に立ってプレゼンする経験は、なかなか他校では得られない機会です。
歩こう会——豊島高校の伝統行事
学校の伝統行事として長く続く歩こう会は、全校生徒が一定のコースを歩く校外行事。2025年度は高尾山を目的地に実施されました。各班で事前に登山ルートを決め、自分たちのペースで山頂を目指します。道中の薬王院やお店を楽しみながら歩ける、自然に触れ合いながら交流を深める1日です。
体育祭——有志応援団も登場
5月に開催される体育祭は、赤・青・黄の3団に分かれて競い合う形式。有志で応援団を募集しており、応援パフォーマンスも見どころの1つ。勝ち負けだけでなく、クラスや学年の仲が深まる行事として生徒からの人気も高いイベントです。
クラスマッチ——eスポーツも楽しめる
年度末に行われるクラスマッチ(球技大会)では、一般的な球技種目に加えてeスポーツ「HADO」を導入。AR技術を使った体感型のスポーツで、豊島高校のデジタル技術活用への姿勢が表れたユニークな取り組みです。
購買も充実
校内には購買が設置されており、昼食時にパンや軽食を購入できます。食堂はありませんが、購買の品ぞろえは生徒から好評です。
都立豊島高校の施設と環境
2021年10月に校舎の全面改築が完了し、2023年3月にはグラウンドも完成。すべての施設が築5年以内という、都立高校のなかでも特に新しい環境が整っています。
主な施設
| 施設 | 特徴 |
|---|---|
| 新校舎(2021年完成) | 全面改築された清潔で明るい校舎 |
| グラウンド(2023年完成) | サッカー部66名、男子バレー部44名などの大所帯を支える広さ |
| ラーニングコモンズ | 職員室の目の前に位置し、すぐに質問できる環境 |
| 図書館・自習室 | テスト期間には多くの生徒が利用する集中学習スペース |
| 体育館・柔道場・トレーニングルーム | 運動部の活動拠点 |
| テニスコート(4面) | 男女硬式テニス部が使用 |
| 豊島アベニュー | 校内の主要通路兼交流スペース。開放的な空間 |
| 和室 | 茶道部の活動に使用 |
制服
2020年度入学生より制服デザインを一新。スクールカラーのえんじ色を取り入れたデザインで、女子はえんじのチェックスカートまたはズボンを選択できます。この新制服も豊島高校の人気上昇に一役買っています。
「伸びしろ」を現実に変えている豊島高校
都立豊島高校は、88年の歴史を持つ伝統校でありながら、いま大きな変化のただなかにある学校です。
GMARCH合格者は4年で3倍に急成長し、早慶上理ICUにも毎年20名以上が合格。進学者データからは卒業生の4人に1人以上がGMARCH以上の大学に進学していることも明らかになりました。偏差値54〜55帯の学校としては突出した進学成果であり、「偏差値以上の実力を引き出す学校」という評価が定着しつつあります。
その原動力は、特進クラス、習熟度別授業、「スタディ☆ラボ」や長期休暇講習といった塾に頼らない学習サポート、そして3年間にわたる探究活動と段階的な進路指導——生徒の力を引き上げるための仕組みが重層的に整備されていることにあります。
部活動も活発で、吹奏楽部は5年連続都大会出場、科学部は日本学生科学賞で2年連続最優秀賞と、文化部が全国レベルの実績を上げています。運動部でもバスケットボール、柔道、バドミントンなどが都大会で結果を出しており、勉強も部活もどちらも本気で取り組める環境が整っています。
2021年完成の新校舎と2023年完成のグラウンドで、ハード面も都立高校トップクラスの新しさ。穏やかで誠実な校風のなかで、行事も勉強も部活も全力で楽しむ——そんな高校生活を送りたい中学生にとって、豊島高校はぴったりの選択肢です。


<参照元>
ページ内の大学合格実績などのデータや各種情報は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・豊島高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/toshima-h/

