偏差値70〜75の最難関私立高校(男子校)でありながら、大学受験に縛られない自由な学びと、充実した学校生活を送ることができます。1948年創立、福澤諭吉が掲げた「独立自尊」の精神のもと、「全社会の先導者」となる人材を育成しています。
日吉キャンパスの歴史ある第一校舎と最新の日吉協育棟を融合させた「日吉協育モデル」(「正統と異端の協育」)という独自の教育プログラムが充実。部活動も盛んで、野球部の107年ぶり甲子園優勝、ホッケー部・フェンシング部の全国制覇、ボート部の関東選抜優勝など、全国レベルで活躍するクラブが多数あります。
本記事では、慶應義塾高等学校の偏差値・入試情報から、進学実績、校風、部活動、施設まで、受験を検討する皆さんに必要な情報を徹底解説します。
慶應義塾の一貫教育体制
慶應義塾高等学校を理解する上で、まず慶應義塾全体の一貫教育体制を知ることが重要です。
日本最古の一貫教育システム
1858年の創立以来、福澤諭吉が掲げた「独立自尊」の精神のもと、160年以上にわたって一貫教育を実践してきました。この長い歴史の中で培われた教育理念が、幼稚舎から大学・大学院まで一貫して受け継がれています。
各高等学校の構成
中学校(中等部・普通部)から高校へは、複数の選択肢があります。公式ホームページのFAQや高校入試の募集要項から各高校の生徒構成はおおよそ以下のように推測されます。
| 高校名 | ひと学年の人数 | 高校入試時の募集人数 | 内部進学人数(概算) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 慶應義塾高等学校 (神奈川・横浜/日吉・男子) | 約700名 | 約370名 | 約330-350名(中等部男子約150名+普通部約240名の大半) | 最大規模 外部・内部が半々。幼稚舎からの男子約95名もほぼこちら |
| 慶應義塾志木高等学校 (埼玉・志木・男子) | 約250名 | 約230名 | 約20名(中等部+普通部の一部) | 外部入学者が大半 |
| 慶應義塾女子高等学校 (東京・港区/三田・女子) | 約200名 | 約100名 | 約95名(中等部のみ) | 外部・内部が半々 |
| 慶應義塾湘南藤沢高等部 (神奈川・藤沢・共学) | 約220名 | 約20名(帰国生中心) | 約200名(うち湘南藤沢初等部からの在籍は約100名) | 内部進学者が大半。帰国生が多い |
| 慶應義塾ニューヨーク学院 (米国・共学) | – | 若干名 | 若干名 | 海外の一貫教育校 |
一貫教育の特徴
1. 中学から高校への多様な進学経路
中等部・普通部の生徒は、主に以下の4つの高校に分かれて進学します。
- 慶應義塾高校(神奈川・日吉):最も多くの内部進学者(中等部+普通部の男子の大半である約330-350名)を受け入れ
- 慶應義塾湘南藤沢高等部(神奈川・藤沢):約200名が進学(主に湘南藤沢中等部からの内部進学者で構成)
- 慶應義塾女子高校(東京・三田):中等部の女子約95名が進学
- 慶應義塾志木高校(埼玉・志木):約20名が進学
- その他、ニューヨーク学院への進学者も若干名
2. 高校段階での多様性
- 内部進学者:約330-350名(幼稚舎→中等部・普通部→高校という一貫教育を受けてきた生徒)
- うち幼稚舎から在籍している男子は約95名
- 外部入学者:約370名募集(高校から新たに入学する生徒)
この2つのグループが18クラスに混在し、互いに刺激を与え合いながら成長していきます。
3. 各高校の特色
| 高校 | 特色 |
|---|---|
| 慶應義塾高等学校 | 男子校、最大規模、外部・内部が半々、伝統の日吉キャンパス |
| 慶應義塾志木高等学校 | 男子校、外部入学者が大半、埼玉の志木キャンパス |
| 慶應義塾女子高等学校 | 女子の一貫教育、外部・内部が半々、三田キャンパス |
| 慶應義塾湘南藤沢高等部 | 内部進学者が大半、帰国生が多い、共学、国際的 |
4. 大学進学の確実性
- 慶應義塾高等学校:98.8%が慶應義塾大学へ推薦(2024年度:735名中726名)
- 大学受験に縛られない自由な学び
- 探究活動や部活動に全力投球
一貫教育の理念
「独立自尊の気風にとみ、自主性と気品を重んじ、将来『全社会の先導者』となる人材の育成」(公式ホームページより)
この理念のもと、幼稚舎から大学・大学院まで一貫した教育が行われています。各段階で受験勉強に追われることなく、真の学力と豊かな人間性を育むことができるのが、慶應義塾の一貫教育の最大の魅力です。
慶應義塾高等学校の位置づけ
生徒の構成
| 入学経路 | 内容 |
|---|---|
| 外部入学 | 一般入試・帰国生入試・推薦入試で高校から入学(約370名募集) |
| 内部進学 | 慶應義塾中等部・慶應義塾普通部からの進学(約350名) |
| 総定員 | 各学年約720名(18クラス) |
クラス編成の特徴
- 男子校
- 18クラス編成(各クラス約40名)
- 内部進学者と外部入学者が混在
- 入試成績による能力別クラスではない
- 毎年クラス替えを実施
各学年約720名という大規模校でありながら、内部進学者と外部入学者が自然に融合し、多様な人材が切磋琢磨する環境が特徴です。
慶應義塾高等学校の偏差値と入試難易度
慶應義塾高等学校は、私立高校の最難関レベルです。偏差値は70台で、東京都・神奈川県内でもトップクラスの難易度を誇ります。
偏差値
- みんなの高校情報:75
- 市進教育グループ(80%合格基準):74
- V模擬|高校情報ステーション(60%合格基準):70
複数の模試や情報サイトで偏差値70以上を記録しており、最難関私立高校の一角を占めています。
同レベル帯の他校との比較
慶應義塾高等学校と同レベル帯の高校は以下の通りです。※V模擬を参考基準にした場合
| 偏差値 | 該当校 |
|---|---|
| 73~ | 筑波大学附属駒場、開成、東京学芸大学附属、筑波大学附属 |
| 72 | 早稲田実業学校高等部、慶應義塾女子、渋谷教育学園幕張 |
| 71 | 慶應義塾志木、お茶の水女子大附属 |
| 70 | 慶應義塾高校、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院 |
| 69 | 都立日比谷、市川、明治大学付属明治(女)、青山学院(女) |
| 68 | 都立西、広尾学園、明治大学付属明治(男)、国際基督教(女)、栄東(東医) |
| 67 | 都立国立、都立立川(創造理数)、昭和学院秀英、青山学院(男)、国際基督教(男)、明治大学附属八王子、法政大学第二 |
慶應義塾高等学校は偏差値70〜75のレンジで、早稲田大学附属校と並ぶ最難関レベルに位置しています。
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慶應義塾高等学校の入試情報
一般入試
試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2月10日 |
| 募集人数 | 男子約330名(帰国生若干名を含む) |
| 試験科目 | 国語・英語・数学(各60分、各100点満点) |
| 試験会場 | 慶應義塾高等学校 |
| 面接 | なし |
2025年度入試結果
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 出願者数 | 1,184名 |
| 第一次試験受験者数 | 1,115名 |
| 第一次試験合格者数 | 568名 |
| 第二次試験受験者数 | 554名 |
| 合格者数 | 414名 |
| 入学予定者数 | 256名 |
| 合格倍率 | 約2.69倍 |
過去の入試倍率推移
| 年度 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025 | 1,184名 | 1,115名 | 414名 | 約2.69倍 |
| 2024 | 1,193名 | 1,111名 | 424名 | 約2.62倍 |
| 2023 | 1,277名 | 1,206名 | 457名 | 約2.64倍 |
| 2022 | 1,228名 | 1,173名 | 479名 | 約2.45倍 |
| 2021 | 1,076名 | 1,017名 | 470名 | 約2.16倍 |
| 2020 | 1,202名 | 1,141名 | 445名 | 約2.56倍 |
| 2019 | 1,232名 | 1,154名 | 440名 | 約2.62倍 |
重要ポイント
- 3教科の合計点(300点満点)で選考
- 合格最低点・試験問題の配点は非公表
- 2026年度入試から2次試験(面接)が廃止。例年2次試験が行われていた日程に他校受験が可能となるため、倍率や難易度が変動する可能性
- 補欠合格あり
帰国生入試
募集概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人数 | 若干名(一般入試に含まれる) |
| 試験日 | 2月10日(一般入試と同日) |
| 試験科目 | 国語・英語・数学(一般入試と同じ) |
| 試験会場 | 慶應義塾高等学校 |
出願資格(抜粋)
- 2026年3月31日までに9年間の学校教育を修了または修了見込み
- 2011年4月1日までに出生
- 本校の過年度入試で出願資格を有したことがない
- 国内の高等学校に在籍したことがない
- 2025年2月末日時点で国外に在住し、国外の学校に在籍していた
- 2023年4月から2026年3月までの間に、引き続き22か月以上、国外において学校に在籍していた、または在籍する見込み
2025年度帰国生入試結果
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 出願者数 | 62名 |
| 第一次試験受験者数 | 57名 |
| 第一次試験合格者数 | 38名 |
| 第二次試験受験者数 | 37名 |
| 合格者数 | 34名 |
| 入学予定者数 | 21名 |
| 実質倍率 | 約1.68倍 |
推薦入試
募集概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人数 | 約40名 |
| 試験日 | 1月23日(第2次選考) |
| 選考方法 | 第1次:書類審査、第2次:面接・作文 |
推薦入試の趣旨
本校を第一志望とし、優れた学力・体力を有し、かつ意欲的で努力を惜しまない生徒を受け入れる試験です。
中学校時代に、スポーツ・文化芸術活動などにおいて相応の成果を上げた生徒を対象としています。
出願資格(主な要件)
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 第一志望 | 本校を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できること |
| 在学要件 | 2026年3月31日までに9年間の学校教育を修了または修了見込み |
| 年齢 | 2011年4月1日までに出生 |
| 過去受験 | 本校の過年度入試で出願資格を有したことがない |
| 高校在籍 | 国内の高等学校に在籍したことがない |
| 推薦 | 在籍中学校の校長の推薦を受けた者 |
| 成績 | 中学3年次の9教科の成績合計が5段階評価で38以上 |
| 活動実績 | スポーツ・文化芸術活動などで相応の成果を上げた者 |
2025年度推薦入試結果
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 出願者数 | 94名 |
| 第1次合格者数 | 59名 |
| 第2次受験者数 | 59名 |
| 合格者数 | 40名 |
| 入学予定者数 | 40名 |
| 最終倍率 | 2.35倍 |
推薦入試のポイント
- 具体的な活動実績の基準はなし:「相応の成果」の明確な基準はなく、自分がアピールできる実績があれば出願可能
- 第一志望が前提:合格後の入学辞退は認められない
- 第1次選考:書類審査
- 第2次選考:面接・作文
- 入学後に活動を継続する義務はない
慶應義塾高等学校の歴史と沿革
創立の経緯
慶應義塾高等学校は、1948年(昭和23年)に戦後の学制改革に伴い、新制高等学校として発足しました。前年に公布された学校教育法に基づき、「慶應義塾第一高等学校・第二高等学校」として三ノ橋校舎(麻布新堀町)で授業を開始。翌1949年に「慶應義塾高等学校」と改称し、米軍から返還された日吉キャンパスに移転しました。
慶應義塾の建学の精神
独立自尊
慶應義塾は単に一所の学塾として自ら甘んずるを得ず、その目的は、わが日本国中における気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、これを実際にしては居家、処世、立国の本旨を明らかにして、これを口にいうのみにあらず、躬行実践、もって全社会の先導者たらんことを欲するものなり。
— 福澤諭吉
慶應義塾高等学校は、この福澤諭吉の精神を体現し、「全社会の先導者」となる人材の育成を教育の目的としています。
主な沿革
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1858年 | 福澤諭吉、蘭学塾を創始 |
| 1868年 | 慶應義塾と命名 |
| 1934年 | 大学予科が日吉に移転、第一校舎で授業開始 |
| 1945年 | アメリカ軍により日吉構内の施設が接収 |
| 1948年 | 新制高等学校「慶應義塾第一高等学校・第二高等学校」発足 |
| 1949年 | 慶應義塾高等学校と改称、日吉に移転 |
| 1963年 | 日吉会堂完成 |
| 1984年 | 新棟(現B棟)・地下体育館完成 |
| 2009年 | 蝮谷体育館完成、南側グラウンド人工芝化 |
| 2018年 | 日吉協育棟完成(交流館・創造館) |
| 2023年 | 野球部が第105回全国高等学校野球選手権記念大会で107年ぶりに優勝 |
慶應義塾高等学校の立地とアクセス
所在地
- 住所:〒223-8524 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-2
交通アクセス
電車
| 路線 | 最寄駅 |
|---|---|
| 東急東横線・横浜市営地下鉄グリーンライン | 日吉駅より徒歩約1分 |
日吉駅から非常にアクセスが良く、駅を出てすぐに慶應義塾日吉キャンパスに到着します。
主要駅からのアクセス
- 渋谷駅から:東急東横線急行で約20分
- 横浜駅から:東急東横線特急で約10分
- 新宿駅から:湘南新宿ライン+東急東横線で約35分
キャンパス環境
慶應義塾高等学校は、慶應義塾大学日吉キャンパス内に位置し、大学施設と隣接しています。
キャンパスの特徴
- 東京近郊で指折りのイチョウ並木(約300m)
- 1934年竣工の歴史的建造物・第一校舎
- 2018年竣工の最新施設・日吉協育棟
- 広大な体育施設(蝮谷体育館、南側グラウンド、陸上競技場など)
歴史と伝統を受け継ぐ第一校舎と、最新の日吉協育棟が融合した、未来につながる教育環境が整っています。
慶應義塾高等学校の校風と教育方針
教育目標
福澤精神に則り、独立自尊の気風にとみ、自主性と気品を重んじ、将来「全社会の先導者」となる人材の育成を教育の目的としています。
慶應義塾高等学校は、生徒総数約2,200名、各学年18クラスからなる男子校で、人材の豊富さと個性の多様性が特徴です。
日吉協育モデル
「正統と異端の協育」
- 「正統」とは:人間として、高校生として、塾生として、全員が共通して当然に身に付けるべき知識や精神、人間性
- 「異端」とは:既成の枠組みにとらわれることなく、その殻を突き破って新たなものを創り出していく、個々の傑出した能力や技量、気概
- 「協育」とは:さまざまな方々の協力のもとに生徒を育んでいく教育
協育プログラム
「日吉協育モデル」にもとづき、多種多様なプログラムを設置しています。
本校主催
- 学校講演会(「社会との共生」「平和との対話」「環境との調和」)
大学・大学院・研究センターとの連携
- 講演会シリーズ「理系ノスヽメ」「教養の一貫教育」
- 理工学部との連携プログラム
- 法科大学院との連携
- 庄内セミナー
法人との協力
- マーケティングの実践(大正製薬協育講座)
- “食と健康”講座(グリーンハウスグループ協育プログラム)
同窓会との協力
- 将来展望講座
- 公認会計士入門講座
- インターンシッププログラム
- キャリアデザイン1on1コーチング
国際交流プログラム
- 短期留学:The Bolles School(米国フロリダ州)、King’s College School(英国)
- 中期派遣留学:Christ College Brecon(英国、最長6ヶ月)
- 長期派遣留学:Christ College Brecon(英国、約10ヶ月)※2025年度開始
カリキュラムの特徴
1・2年次:バランスのとれた総合的な学び
- 全員が必修科目を履修
- 理科4科目(生物・物理・化学・地学)すべてを履修
- 地歴・公民3科目すべてを履修
- 第二外国語(ドイツ語・フランス語・中国語)を2年次に全員が学習
- 英語は習熟度別クラス編成
3年次:選択科目と卒業研究
選択科目(14単位)
- 進路や知的好奇心に応じた専門的で学究的な学びを展開
- 国語、社会、数学、理科、芸術、外国語、情報、体育など多彩な選択肢
卒業研究(2単位・必修)
- 専任教員が各自の専門性を生かした約100の講座を提示
- 最終的に約50の講座が成立
- 分野ごとの約束事を守って論文を作成・提出
- アカデミック・ライティングの基礎を学ぶ
卒業研究の近年のテーマ例
- 「史記」研究
- 自然災害と減災・防災
- 社会科学の実証分析
- 非営利組織、ビジネス
- 哲学・倫理学
- 統計学、和算
- 昆虫、観測による天文学
- スポーツ、クラシック音楽、演劇、映画
- 国際化
校風
「独立自尊」「自主性と気品」「全社会の先導者」
慶應義塾高等学校は、福澤諭吉の「独立自尊」の精神のもと、生徒の自主性を尊重し、自ら考え行動する力を育てる校風です。大学受験がないため、真の学力と豊かな人間性を育むことに専念できます。
歴史と伝統を受け継ぐ第一校舎と最新の日吉協育棟で、多種多様な「協育プログラム」を通して、将来のグローバルリーダーにふさわしい人間に成長することを目指します。
慶應義塾高等学校の進路・進学実績
一貫教育校としての最大の魅力:慶應義塾大学への確実な道
慶應義塾高等学校は慶應義塾の一貫教育校として、卒業生のほぼ全員が慶應義塾大学各学部へ進学できます。これが一貫教育校としての最大の魅力です。
一貫教育校としての3つのメリット
- 大学受験に縛られない自由な学び:慶應義塾大学への進学が保証されているため、受験勉強に追われることなく、探究学習や部活動に全力で取り組める
- 福澤精神の直接的な継承:「独立自尊」という福澤諭吉の精神を直接継承
- 充実した高大連携:大学の各学部との密接な連携、大学施設の利用が可能
慶應義塾大学への進学
進学の仕組み
- 本人の志望に基づいて決定
- 3年間の成績の総合評価を参考
- 適性、出席状況、授業態度なども考慮
- 学部ごとに推薦できる上限人数あり
- 他大学進学の場合は慶應義塾大学への推薦権を放棄(条件付きで例外あり)
卒業生のほぼ全員が慶應義塾大学のいずれかの学部に進学できるため、一貫教育校ならではの安心感があります。
学部進学状況(2024年度卒業生)
2024年度卒業生735名のうち、慶應義塾大学に推薦された者は726名(98.8%)でした。
| 学部名 | 推薦者数 |
|---|---|
| 経済学部タイプA | 135名 |
| 法学部政治学科 | 112名 |
| 法学部法律学科 | 112名 |
| 理工学部 | 109名 |
| 商学部 | 95名 |
| 経済学部タイプB | 68名 |
| 文学部 | 27名 |
| 医学部 | 22名 |
| 総合政策学部 | 19名 |
| 環境情報学部 | 19名 |
| 経済学部PEARL | 7名 |
| 薬学部薬学科 | 1名 |
| 看護医療学部 | 0名 |
| 薬学部薬科学科 | 0名 |
| 合計 | 726名 |
進学状況の特徴
- 最も多いのは経済学部タイプA(135名)で、全体の約18%
- 理工学部(109名)も人気
- 法学部合計224名(政治学科112名+法律学科112名)で全体の約31%
- 医学部(22名)、薬学部(1名)への進学も可能
その他の進路
2024年度卒業生735名のうち、9名が慶應義塾大学以外の進路を選択しました。主な進路先は、医学部・医科大学、歯学部・歯科大学などのようです。
🎓 現役東大生の戦略で難関校の対策を!
都立中高一貫校・難関大附属一貫校といえども、周りのレベルが高く成績維持が不安です。
東大生からマンツーマンで専門的な指導を受け、希望の内部進学ルートを確立しませんか?
慶應義塾高等学校の学校行事・イベント
慶應義塾高等学校には、生徒の自主性を尊重した活気あふれる行事が数多くあります。
主な年間行事
| 月 | 主な行事 |
|---|---|
| 4月 | 入学式、始業式、新入生歓迎行事 |
| 5月 | 1学期中間試験、校内球技大会 |
| 6月 | 第1回保護者会 |
| 7月 | 1学期期末試験、選択旅行期間、学校見学会 |
| 8月 | 選択旅行期間 |
| 9月 | 学校講演会、2学期授業開始 |
| 10月 | 学校説明会、陸上運動会、日吉祭 |
| 11月 | 2学期期末試験、3学期授業開始 |
| 12月 | 第2回保護者会 |
| 1月 | 3年3学期期末試験 |
| 2月 | 1・2年3学期期末試験、選択旅行期間 |
| 3月 | 選択旅行期間、卒業式、新入生ガイダンス |
日吉祭
慶應義塾高等学校の最大のイベントで、毎年10月に2日間開催されます。
主な企画
- クラス展示・舞台発表
- 部活動による発表(吹奏楽・演劇・音楽・ダンスなど)
- 研究発表
- 文化系クラブの展示
- 後夜祭
生徒が主体となって企画・運営し、クラスやクラブが日々練習や準備を重ねた成果を披露します。
陸上運動会
10月に開催される陸上運動会は、日吉祭と並んで校内で盛り上がるイベントです。個人種目と団体種目で熱い競い合いが繰り広げられます。
選択旅行
選択旅行のコース例(夏期・春期合わせて約20コース)
国内コース
- 北海道、東北、北陸、奈良京都、山陰山陽
- 沖縄本島、八重山諸島、屋久島
- スキー/スノーボード
- 英国文化体験、スポーツ体験
- 鬼怒川温泉、横須賀
海外コース
- 米国、台湾、ベトナム
慶應義塾高等学校の部活動・課外活動
慶應義塾高等学校は、部活動が非常に盛んです。体育系50部、文化系30部が活発に活動しており、80%以上の生徒が加入しています。
在籍生徒数(2025年4月現在)
| 学年 | 生徒数 |
|---|---|
| 1年生 | 688名 |
| 2年生 | 721名 |
| 3年生 | 717名 |
| 合計 | 2,126名 |
体育系クラブの主な実績
全国大会優勝・上位入賞レベルで活躍するクラブ
野球部
- 第105回全国高等学校野球選手権記念大会優勝(2023年、107年ぶり)
- 第90回夏の甲子園ベスト8(2018年)
- 第80回選抜甲子園出場(2018年)
ホッケー部
- 関東大会準優勝(2023年、7年ぶり6回目)
- 全国高校総体ベスト8(2023年、14年ぶり)
- 全国選抜大会ベスト8(2022・2023年)
- 全国高校総体38回出場
端艇部(ボート)
- 関東選抜大会優勝(2024年)
- 全国選抜大会3位入賞(2025年)
- 関東大会準優勝(2024年)
- インターハイ準決勝進出(2024年)
- 小泉体育努力賞受賞
フェンシング部
- 全国選抜学校対抗優勝(2018フルーレ、2020エペ、2023サーブル)
- 全国総体個人優勝(2008フルーレ、2021エペ)
- 全国総体学校対抗準優勝(2018フルーレ)
- 関東選抜学校対抗優勝(2020・2021エペ、2024サーブル)
庭球部(硬式テニス)
- 神奈川県高等学校テニス大会優勝
- 関東高等学校テニス大会優勝
- 全国高等学校総合体育大会ベスト8
- 横浜地区高等学校テニスリーグ大会優勝
バスケットボール部
- インターハイ出場
競走部(陸上競技)
- インターハイ準決勝進出(4×100mR)
- 関東大会4×100mR 4位(2009年)
重量挙部
- 第40回関東高等学校ウェイトリフティング競技選抜大会入賞(2階級)
- 神奈川県パワーリフティング選手権大会準優勝
空手部
- 全国選抜ベスト16(2025年)
- 関東選抜進出(2024年)
- 総体予選個人形準優勝・全国大会進出(2024年)
弓術部(和弓)
- 全国選抜大会3位入賞(2024年度)
- インターハイ5大会連続出場
- 関東大会3位入賞(2024年)
航空部
- 全日本高等学校滑空選手権大会個人・団体優勝
馬術部
- 第35回全日本高等学校選手権大会優勝
文化系クラブの主な実績
クイズ研究会
- 第33回全国高等学校クイズ選手権全国大会優勝(2013年度)
- 第10回全国高校生金融経済クイズ選手権(エコノミクス甲子園)全国大会3位入賞(2015年度)
- 第3回ニュース・博識甲子園全国大会優勝(2020年度)
- TBS『東大王』、ABC『アタック25』優勝、テレビ朝日『Qさま!!』出演
ディベート部
- 第27回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)優勝(2020年度、2度目)
- 第28回ディベート甲子園ベスト8(2023年度)
- 関東甲信越地区大会優勝(2023年度)
- 第63回福沢諭吉記念全国高等学校弁論大会優秀賞全国7位(2024年度)
- 県下高等学校弁論大会最優秀賞4連覇(2021-2024年度)
吹奏楽部
- 体連各部の試合での応援
- 阪神甲子園球場での野球部応援
- 定期演奏会(協生館藤原洋記念ホール)
ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ
- 日吉祭、定期演奏会
マンドリンクラブ
- 全国高等学校ギターマンドリンコンクール出場
- 定期演奏会(品川区民会館きゅりあん大ホール)
体育系クラブ一覧(50部)
野球、軟式野球、蹴球(ラグビー)、ソッカー(サッカー)、ハンドボール、バスケットボール、バレーボール、庭球(硬式テニス)、ソフトテニス、バドミントン、卓球、端艇(ボート)、水泳(競泳・水球・飛込・葉山)、陸上競技、ホッケー、洋弓(アーチェリー)、弓術(和弓)、フェンシング、柔道、剣道、空手、拳法、少林寺拳法、合氣道、相撲、レスリング、ボクシング、器械体操、應援指導、重量挙、スケート(アイスホッケー・フィギュア・スピード)、スキー、ヨット、馬術、自動車、サイクリング、山岳、射撃、ラクロス、ゴルフ、アメリカンフットボール
文化系クラブ一覧(30部)
化学研究会、フォトフレンズ、音楽鑑賞会、電子工学研究会、鉄道研究会、茶道、E.S.S.、美術、福澤研究会、生物学研究会、漫画研究会、演劇、楽友会、棋道(囲碁・将棋)、書道、映画、文芸、数学研究会、放送研究会、情報科学研究会、奇術、地学研究会、吹奏楽、仏教青年会、ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ、ライブラリー・クラブ、マンドリンクラブ、ディベート、クイズ研究会、ギター・アンサンブル
慶應義塾高等学校の施設・環境
慶應義塾高等学校は、1934年竣工の歴史的建造物・第一校舎と、2018年竣工の最新施設・日吉協育棟を融合させた、充実した教育環境となっています。
校舎・教室施設
第一校舎
1934年竣工の歴史的建造物で、ギリシア神殿のような列柱をもつ白亜の校舎が印象的です。
- HR教室(1年〜3年、18クラス×3学年)
- LL教室
- 教員室、事務室
- プロジェクター・スクリーン完備
- ウォーターサーバー設置
特別教室A棟
- 理科実験室(生物、化学、物理、地学)
- 音楽室
- 家庭科室
- コンピュータ教室
- プラネタリウム(3階)
特別教室B棟
- 地下体育館
- 美術室(鍛金、木彫、絵画、陶芸)
- 会議室
- コンピュータ教室
日吉協育棟(2018年竣工)
交流館と創造館の2つの建物で構成され、最新の教育施設が整っています。
交流館
- 保健室
- 相談室
- コミュニケーションラウンジ
- セミナールーム
- 和室
創造館
- 売店
- 協育ラウンジ
- 図書室(蔵書約13万冊、雑誌約100誌、新聞11紙)
- ビブリオラウンジ
- アーカイブルーム
- 日吉協育ホール(428席)
運動施設
日吉会堂
講堂兼体育館。入学式・卒業式や保護者会、体育の授業などで使用。
蝮谷体育館(2009年竣工)
体育の授業で使うほか、ハンドボール部、器械体操部などが活動。
蝮谷多目的コート
校内球技大会や体育の授業で使うほか、バレーボール部Bなどが活動。
南側グラウンド(全面人工芝)
体育の授業のほか、軟式野球部、ハンドボール部、ソッカー部が活動。
その他の運動施設
- 日吉台野球場
- アメリカンフットボール場
- 陸上競技場
- 柔道場
- トレーニングルーム(土日祝日もトレーナー常駐)
- 各種専用道場・施設(拳法道場、フェンシング道場、ボクシングジム、洋弓射場、レスリング場など)
その他の施設
- 食堂棟(グリーンハウス食堂)
- 自動販売機
- イチョウ並木(東京近郊で指折りの名所、約300m)
大学施設の利用
- 大学メディアセンター(図書館):生徒証で入館可能、蔵書の借り出しも可能
- 大学生協・大学学生食堂:利用可能
- 大学体育会の施設:多くの体育系クラブが利用
慶應義塾高等学校の学費
2025年度実績
入学時
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 340,000円 |
| 授業料(年額) | 800,000円 |
| 教育充実費(年額) | 210,000円 |
| 保護者会費(年額) | 13,000円 |
| 生徒会費(年額) | 8,000円 |
| 入学手続時納付金 | 971,000円 |
| 初年度年額合計 | 1,371,000円 |
2年次以降
| 項目 | 金額(年額) |
|---|---|
| 授業料 | 800,000円 |
| 教育充実費 | 210,000円 |
| 保護者会費 | 13,000円 |
| 生徒会費 | 8,000円 |
| 年額合計 | 1,031,000円 |
3年間合計
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 3年間合計 | 約343万円 |
その他の費用
- 選択旅行費用
- 教材費
- 制服代
- その他
奨学金制度
慶應義塾高等学校には、充実した奨学金制度があります。
塾内奨学金
| 奨学金名 | 対象 | 種別 |
|---|---|---|
| 小泉信三記念奨学金 | 成績優秀者・経済困窮者 | 給付 |
| 2000年記念教育基金奨学金 | 経済困窮者・国際交流 | 給付 |
| 同窓会自宅外通学者奨学金 | 自宅外通学者 | 給付 |
塾外奨学金
- 高等学校等就学支援金
- 神奈川県学費補助金
- 神奈川県高等学校等奨学給付金
- 東京都私立学校等奨学給付金
- 東京都授業料軽減助成金
- その他、各種地方公共団体・民間団体の奨学金
慶應義塾高等学校で実現する「独立自尊の精神と充実の高校生活」
一貫教育校ならではの最大の魅力
卒業生のほぼ全員が慶應義塾大学各学部へ進学できます(2024年度:735名中726名、98.8%)。慶應義塾大学への推薦率98.8%という一貫教育校ならではの環境により、大学受験に縛られることなく、真の学力と豊かな人間性を育むことができます。
受験勉強にとらわれない充実した学校生活
教育面では、福澤諭吉が掲げた「独立自尊」の精神のもと、「全社会の先導者」となる人材を育成しています。慶應義塾大学への進学が保証されているため、受験勉強に時間を奪われることなく、以下のような活動に全力で取り組めます。
- 日吉協育モデル:「正統と異端の協育」による多種多様な協育プログラム
- 卒業研究(必修):3年次に各自の関心に応じて論文を作成
- 充実した選択科目:3年次に14単位の選択科目を履修
- 国際交流プログラム:短期・中期・長期の留学プログラム
歴史と伝統
日吉キャンパスの1934年竣工の歴史的建造物・第一校舎と、2018年竣工の最新施設・日吉協育棟が融合した、未来につながる教育環境です。
「歴史と伝統に支えられた多種多様な『協育プログラム』を通して、いったいどのような新しい自分と出会うのでしょうか。この丘の上で、貴君の『十六歳のとき』が始まります。」(校長メッセージより)
文武両道の伝統
部活動は非常に盛んで、体育系50部、文化系30部が活動し、80%以上の生徒が加入しています。
全国レベルの実績
- 野球部:第105回全国高等学校野球選手権記念大会優勝(107年ぶり)
- ホッケー部:全国高校総体ベスト8、全国選抜大会ベスト8
- 端艇部:関東選抜大会優勝、全国選抜大会3位入賞
- フェンシング部:全国選抜学校対抗優勝(3回)
- 庭球部:全国高校総体ベスト8
- クイズ研究会:全国高等学校クイズ選手権優勝
- ディベート部:ディベート甲子園優勝(2回)
充実した教育環境
キャンパスは慶應義塾大学日吉キャンパス内に位置し、大学施設と隣接。駅から徒歩1分という抜群のアクセスです。
特徴的な施設
- 第一校舎(1934年竣工、ギリシア神殿のような列柱をもつ白亜の校舎)
- 日吉協育棟(2018年竣工、交流館・創造館)
- 日吉協育ホール(428席)
- 図書室(蔵書約13万冊)
- イチョウ並木(約300m、東京近郊で指折りの名所)
- 充実した体育施設
アクセス・学費
アクセスは東急東横線・横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅より徒歩約1分と非常に便利です。渋谷から約20分、横浜から約10分です。学費は3年間で約343万円。初年度は入学金を含めて約137万円、2年次以降は年間約103万円です。充実した奨学金制度もあります。
福澤精神の直接的な継承
1948年創立、福澤諭吉が掲げた「独立自尊」の精神を直接継承し、70年以上の歴史を持ちます。
特徴的な制度
- 生徒総数約2,200名、各学年18クラスの大規模校
- 2007年から三学期制
- 慶應義塾大学への推薦率98.8%
- 野球部の甲子園優勝(2023年)
慶應義塾高等学校は、一貫教育校として慶應義塾大学への確実な道を提供しながら、日吉キャンパスの歴史と伝統の中で、進学・部活・探究活動のいずれも高いレベルで実現できます。「独立自尊」の校風のもと、大学受験に縛られることなく、生徒たちが自主的に学び、真の学力と豊かな人間性、「全社会の先導者」となる資質を育むことができる理想的な環境です。
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<参照元>
本ページ内の情報やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各高校の最新データをご確認ください。
・慶應義塾高等学校公式サイト https://www.hs.keio.ac.jp/index.html

