埼玉県の高校ですが、生徒寮を用意しており、かつ東京からの通学者も非常に多いため、情報をまとめました。偏差値70〜75の最難関私立高校(男女共学)でありながら、大学受験に縛られない自由な学びと、充実した学校生活を送ることができます。1982年創立、早稲田大学の直属の附属校として、高大一貫教育のもと「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という早稲田大学の精神を体現する人材を育成しています。
大久保山の緑豊かな環境で、教科横断型学習プログラム「大久保山学」、卒業論文12,000字必須、生徒寮完備(早苗寮・梓寮)など、独自の教育プログラムが充実。部活動も盛んで、陸上競技部のインターハイ出場、将棋部の全国大会団体優勝・個人優勝、ブラスバンド部の県コンクール出場など、全国レベルで活躍するクラブが多数あります。
本記事では、早稲田大学本庄高等学院の偏差値・入試情報から、進学実績、校風、部活動、施設、生徒寮まで、受験を検討する皆さんに必要な情報を徹底解説します。
早稲田大学本庄高等学院の偏差値と入試難易度
早稲田大学本庄高等学院は、早稲田大学の附属校として最難関レベルの私立高校(男女共学)です。偏差値は70台で、東京都・埼玉県内でもトップクラスの難易度を誇ります。
偏差値
- みんなの高校情報:75
- 市進教育グループ(80%合格基準):73
- V模擬|高校情報ステーション(60%合格基準):70
複数の模試・情報サイトで偏差値70以上を記録しており、早稲田大学附属・系属校の中でも高い難易度を誇ります。
同レベル帯の他校との比較
早稲田大学本庄高等学院と同レベル帯の高校は以下の通りです。※V模擬を参考基準にした場合
| 偏差値 | 該当校 | 
|---|---|
| 73~ | 筑波大学附属駒場、開成、東京学芸大学附属、筑波大学附属 | 
| 72 | 早稲田実業学校高等部、慶應義塾女子、渋谷教育学園幕張 | 
| 71 | 慶應義塾志木、お茶の水女子大附属 | 
| 70 | 慶應義塾、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院 | 
| 69 | 都立日比谷、市川、明治大学付属明治(女)、青山学院(女) | 
| 68 | 都立西、広尾学園、明治大学付属明治(男)、国際基督教(女)、栄東(東医) | 
| 67 | 都立国立、都立立川(創造理数)、昭和学院秀英、青山学院(男)、国際基督教(男)、明治大学附属八王子、法政大学第二 | 
早稲田大学本庄高等学院は偏差値70〜75のレンジで、国立附属や早慶・MARCH附属、私立・都立進学校の最難関レベルに位置しています。
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早稲田大学本庄高等学院の入試情報|2026年度
募集人数の構成
早稲田大学本庄高等学院は、高校からの外部入学のみの構成です(中学部はありません)。2025年入試では一般・帰国生・α選抜において、募集枠は男子枠が多めに設定されていましたが、2026年度入試においては男女同数募集されています。
| 項目 | 人数 | 
|---|---|
| 一般入試 | 男子約95名、女子約95名 (2025年度は男子約100名、女子約70名) | 
| α選抜(自己推薦) | 男子約30名、女子約30名 (2025年度は男子約45名、女子約30名) | 
| 帰国生入試 | 男子約10名、女子約10名 (2025年度は男子約15名、女子約10名) | 
| I選抜(帰国生自己推薦) | 男女約20名 | 
クラス編成の特徴
- 男女共学(2007年より)
- 8クラス編成
- 男子/女子、国内生/帰国生、一般入学者/推薦入学者が均等に分配
- 入試成績による能力別クラスではない
一般入試(高校入試)
試験概要
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 試験日 | 2026年2月9日 | 
| 募集人数 | 男子約95名、女子約95名 | 
| 試験科目 | 国語・英語・数学(各50分、各100点満点) | 
| 試験会場 | 早稲田大学・早稲田キャンパス | 
| 面接 | なし | 
(参考)2025年度入試結果・倍率
男子
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約100名 | 
| 志願者数 | 1,784名 | 
| 受験者数 | 1,737名 | 
| 合格者数 | 458名 | 
| 実質倍率 | 3.79倍 | 
女子
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約70名 | 
| 志願者数 | 799名 | 
| 受験者数 | 771名 | 
| 合格者数 | 189名 | 
| 実質倍率 | 4.08倍 | 
女子の方が倍率が高く、合格難易度がやや高い傾向にあります。
重要ポイント
- 3教科の合計点(300点満点)で選考
- 調査書(内申書)も選考に参照
- 合格最低点・試験問題の配点は非公表
- 繰り上げ合格あり(候補者に個別連絡)
 ポチップ
					ポチップ
				α選抜(自己推薦入学試験)
募集概要
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 募集人数 | 男子約30名、女子約30名 | 
| 試験日 | 2026年1月23日(2次選考) | 
| 選考方法 | 1次:書類選考 → 2次:面接 | 
α選抜の趣旨
優れた学力・体力を有し、かつ意欲的で努力を惜しまない、そして何よりも、早稲田大学への進学を強く志す生徒を受け入れる試験です。
文化・芸術の分野であれ、スポーツの分野であれ、語学においてでも学問においてでも、一つのことに打ち込み、粘り強く努力を続け、何らかの成果を得た者には、そこに至る過程で身につけた「何か」があるはずです。本学院は、この「何か」を重んじます。「α選抜」は、「何か」すなわち「プラスアルファ」を有する生徒を受け入れることを目的としています。
出願資格
以下のすべての要件を満たす者
| 項目 | 条件 | 
|---|---|
| 第一志望 | 本学院を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できること | 
| 在学要件 | 国内中学校に2024年9月以降在学し、2026年3月に卒業見込み | 
| 成績 | 中学2年次:9教科合計38以上、中学3年次(2学期末まで):9教科合計40以上 | 
| 評定 | すべての教科の学年成績(9教科5段階評価)に1および2がないこと | 
| 欠席 | 中学校での欠席日数の合計が30日未満(けが・疾病等による長期欠席は相談可) | 
| 活動実績 | 次の(ア)〜(ウ)のいずれかに該当すること | 
活動実績の要件(いずれか1つ)
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| (ア) | 文化・芸術・スポーツ等の分野で都道府県以上の大会またはコンクール等に出場し、個人もしくは集団の一員として特に優れた成績をあげた | 
| (イ) | 資格試験・技能試験等で優れた成績・評価を得た | 
| (ウ) | 学業において総合的に極めて優秀であり、学校内外で積極的な諸活動を行った | 
(参考)2025年度α選抜入試結果
男子
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約45名 | 
| 志願者数 | 93名 | 
| 1次合格者数 | 55名 | 
| 2次合格者数 | 48名 | 
| 最終倍率 | 1.94倍 | 
女子
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約30名 | 
| 志願者数 | 143名 | 
| 1次合格者数 | 41名 | 
| 2次合格者数 | 32名 | 
| 最終倍率 | 4.47倍 | 
合計
α選抜でも女子の方が倍率が高く、合格難易度が高い傾向にあります。
α選抜のポイント
- 具体的な基準はなし:「特に優れた成績」の明確な基準はなく、自分がアピールできると思うものがあれば出願資格を満たす
- いわゆる「足きり」やマイナス評価はしない
- 小学校時代や海外在住中の活動実績は認められない(中学校在学中の実績のみ)
- 第1次選考:出願資格と学校成績を総合的に選考
- 第2次選考:面接(受験生1名、面接員複数名)
- 入学後に活動を継続する義務はない
帰国生入試
募集概要
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 募集人数 | 男子約10名、女子約10名 | 
| 試験日 | 2月9日 | 
| 試験科目 | 国語・英語・数学(一般入試と同じ) | 
| 試験会場 | 早稲田大学・早稲田キャンパス | 
出願資格(抜粋)
- 2009年4月2日〜2011年4月1日生まれ
- 通常の課程による9年間の学校教育を修了または修了見込み
- 海外在住期間が以下のいずれかを満たすこと
- (ア) 2023年4月〜2026年3月における海外在住期間の合計が原則として1年6ヶ月以上
- (イ) 上記が1年以上1年6ヶ月未満の場合、2019年4月〜2026年3月における海外在住期間の合計が4年以上
 
⚠️ 注意:帰国生として受験する場合は、事前に「出願資格の認定」が必要(9月1日〜11月15日にオンライン申請)
2025年度帰国生入試結果
男子
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約15名 | 
| 志願者数 | 107名 | 
| 受験者数 | 98名 | 
| 合格者数 | 39名 | 
| 実質倍率 | 2.51倍 | 
女子
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約10名 | 
| 志願者数 | 72名 | 
| 受験者数 | 63名 | 
| 合格者数 | 22名 | 
| 実質倍率 | 2.86倍 | 
I選抜(帰国生自己推薦入学試験)
募集概要
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 募集人数 | 男女約20名 | 
| 試験日 | 1月23日(2次選考) | 
| 選考方法 | 1次:書類選考 → 2次:基礎学力試験(数学・国語、各30分)・面接 | 
I選抜の趣旨
帰国生のための自己推薦入学試験です。
海外で得た様々な能力、異文化に対する理解力、適応力、語学力を伸長させることを目的としています。日頃の学業成績と英語力、基礎学力試験および面接の結果を総合的に評価し、優れた帰国生を受け入れるものです。
出願資格(抜粋)
- 本学院を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できること
- 2009年4月2日〜2011年4月1日生まれ
- 通常の課程による9年間の学校教育を修了または修了見込み
- 海外在住期間が帰国生入試と同じ条件を満たす
英語力証明
以下のいずれかが必要(複数提出可)。
- TOEFL iBT(2023年11月〜2025年11月受験)
- TOEIC Listening & Reading Test(2023年11月〜2025年11月受験)
- 実用英語技能検定(英検)
- IELTS(2023年11月〜2025年11月受験、Academic・General両方可)
⚠️ 最低基準は設けていない(いわゆる「足きり」やマイナス評価はしない)
2025年度I選抜入試結果
| 項目 | 数値 | 
|---|---|
| 募集人員 | 約20名 | 
| 志願者数 | 90名 | 
| 1次合格者数 | 45名 | 
| 2次合格者数 | 22名 | 
| 最終倍率 | 4.09倍 | 
早稲田大学本庄高等学院の歴史と沿革
創立の経緯
早稲田大学本庄高等学院は、1982年(昭和57年)に早稲田大学の附属校として開校しました。早稲田大学高等学院(1920年創立、練馬区上石神井)に次ぐ、早稲田大学2つ目の附属高校として、埼玉県本庄市に設置されました。
創立の背景には、首都圏の人口集中緩和と、地方の優秀な生徒にも早稲田大学への道を開くという目的がありました。**「大久保山の緑豊かな環境の中で、自然と共生し、自然の知恵にも学ぶ」**という理念のもと、東京とは異なる教育環境を提供しています。
「附属校」としての早稲田大学本庄高等学院
早稲田大学本庄高等学院は、早稲田大学の附属校です。附属校とは、経営母体が早稲田大学と同一法人で、卒業生は原則として全員が早稲田大学へ進学する学校を指します。
附属校と系属校の違い
| 項目 | 附属校 | 系属校 | 
|---|---|---|
| 経営母体 | 同一法人(早稲田大学) | 別法人 | 
| 学校名 | 早稲田の名を冠する | 早稲田の名を冠する | 
| 大学との関係 | 直属 | 理事等を早大から派遣 | 
| 早大推薦枠 | 原則100% | 学校ごとに異なる | 
| 例 | 早稲田大学本庄高等学院、早稲田大学高等学院 | 早稲田実業、早稲田中高、早稲田佐賀など | 
早稲田大学本庄高等学院が附属校である意義
早稲田大学の附属校として、以下の3つの重要な意義を持っています。
- 早稲田大学建学の精神に基づいた教育:早稲田大学の理念である「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を直接的に継承した教育が可能
- 大学と社会で活躍するために必要な基礎教育の充実:大学受験に縛られることなく、深い学びと豊かな人間性を育むことに専念できる
- 高大一貫教育の実現:個人の関心や特性に合った専門の学問を研究し、深めることが可能
早稲田大学本庄高等学院の早稲田大学への進学率は100%で、卒業生全員が早稲田大学へ進学します。
主な沿革
| 年 | 出来事 | 
|---|---|
| 1882年 | 大隈重信による早稲田大学の前身「東京専門学校」創設 | 
| 1980年 | 早稲田大学評議委員会で本庄高等学院の設置決定 | 
| 1982年 | 早稲田大学本庄高等学院開校、第一回入学式(男子校として) | 
| 1984年 | 第一回訪中修学旅行 | 
| 1985年 | 第一回卒業式 | 
| 1991年 | 創立十周年記念式典 | 
| 2002年 | スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定 | 
| 2007年 | 男女共学となる、創立25周年記念式典 | 
| 2010年 | スーパーサイエンスハイスクール(コアSSH)に指定 | 
| 2012年 | 新校舎・生徒寮竣工 | 
| 2015年 | スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定 | 
| 2018年 | 女子寮竣工「梓寮」と命名 | 
| 2020年 | 体育館竣工 | 
早稲田大学本庄高等学院の立地とアクセス
所在地
- 住所:〒367-0032 埼玉県本庄市栗崎239-3
交通アクセス
新幹線・電車
| 路線 | 最寄駅 | 
|---|---|
| 上越・北陸新幹線 | 本庄早稲田駅南口より徒歩約13分 | 
| JR高崎線 | 本庄駅南口よりスクールバスで約13分 | 
新幹線利用が最も便利です。本庄早稲田駅南口を出るとすぐに早稲田大学本庄キャンパスがあり、池脇の坂道を登り、ドミトリー(寮)の先で野球場テニスコート方向へ右折し坂を下ると、学院校舎に到着します。
スクールバスがJR本庄駅南口から運行されています。タクシー利用の場合は約9分(1,200円程度)、徒歩の場合は約30分です。また、寄居駅北口からもスクールバスで約30分でアクセス可能です。
通学圏データ
公開されているパンフレット情報から、早稲田大学本庄高等学院の生徒は広範囲から通学していることが分かります。
主な通学地域
- 埼玉県:423名(最多)
- 東京都:223名
- 群馬県:54名
- 千葉県:43名
- 神奈川県:26名
- 栃木県:5名
- 生徒寮:202名
- その他、茨城県・新潟県・長野県など
埼玉県内では、さいたま市、熊谷市、本庄市、深谷市、加須市など広範囲から通学しています。東京都内からも多くの生徒が通学しており、練馬区、世田谷区、杉並区、板橋区などから通っています。
新幹線通学も可能で、群馬県や長野県などの遠方からの通学生もいます。また、生徒寮(早苗寮・梓寮)には202名が入寮しており、全校生徒約960名のうち約21%が寮生活を送っています。
キャンパス環境
本庄高等学院は、大久保山の南麓に位置し、緑豊かな自然に囲まれた環境です。東京の高校とは異なる、広大で開放的なキャンパスが特徴です。
2012年に新校舎・生徒寮が竣工、2015年に稲稜ホール(図書室含む)、2020年に新体育館が竣工するなど、最新の教育施設が整った充実した学習環境となっています。
早稲田大学本庄高等学院の校風と教育方針
教育方針
早稲田大学本庄高等学院は、以下の4つの教育方針を掲げています。
- 断片的な知識の集積でない、総合的な理解力、個性的な判断力を涵養する
- 地域とさまざまなレベルでの交流を通じて、人間・社会・自然に対するみずみずしい感性を育成する
- 知識と実行力(気力と体力)との結合を期する
- 「自ら学び、自ら問う」ことを学習姿勢の基本とする
独自の教育課程
2年次からの文理選択
2年次より、将来志望する学部に応じて文系・理系に分かれます。ただし、3年次には全員が数学Ⅲの内容まで履修するなど、文系・理系を問わず幅広い学力の育成を重視しています。
大久保山学(教科横断型学習プログラム)
2年次に履修する「総合的な探究の時間」で、地域の特性を活かし、教科の垣根を超えた教科横断型学習を実践します。8つのコースから1つを選択し、複眼的思考を涵養します。
大久保山学の特徴
- 地域(本庄市・大久保山)の自然・歴史・文化を教材とする
- 教科の枠を超えた総合的な学び
- フィールドワークを重視
- 早稲田大学が標榜する「たくましい知性」と「しなやかな感性」を育む
卒業論文制度
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 字数 | 12,000字程度 | 
| 期間 | 2年次後半〜3年次1月 | 
| 形式 | ゼミ形式(教員1名が約10名の生徒を指導) | 
| 位置づけ | 早稲田大学進学の必要条件、成績は学部決定の重要な要素 | 
卒業論文を通じて学ぶこと
- 問題意識を持つことと解決方法
- 客観的な説得力を持つ文章の書き方
- 著作権など文化的権利への配慮
- 学術論文の書き方
- 達成感
2月には慶應義塾湘南藤沢高等部とのコラボレーションで「卒論報告会」を実施し、優秀な卒業論文をプレゼンテーションします。
卒業論文の題目例
- 「河川研究班の活動:いい川・いい川づくり」
- 「JSEC入選研究」
- 「電気学会U-21学生研究発表会奨励賞受賞研究」
早稲田大学との高大連携
学部説明会
6月〜10月にかけて随時開催。早稲田大学の各学部について理解を深めます。
キャリアデザイン講座
4月〜2月にかけて随時実施。進路や将来について考える機会を提供します。
日本医科大学との連携
2020年に協定を締結し、毎年2名の生徒を日本医科大学学校型選抜に推薦できます。附属校でありながら医学部への道が開かれているのは大きな魅力です。
校風
早稲田大学本庄高等学院は、生徒の自主性を尊重し、自ら考え行動する力を育てる校風です。大学受験がないため、真の学力と豊かな人間性を育むことに専念できます。
大久保山の緑豊かな環境の中、四季の草花や鳥の鳴き声に囲まれながら、自然と共生する感性を育みます。また、地域との交流を通じて、人間・社会・自然に対するみずみずしい感性を育成します。
“早稲田スピリット”を体現する自由で活発な雰囲気の中、生徒たちは切磋琢磨しながら成長しています。
早稲田大学本庄高等学院の進路・進学実績
附属校としての最大の魅力:早稲田大学への確実な道
早稲田大学本庄高等学院は早稲田大学の附属校として、卒業生全員が早稲田大学各学部へ進学できます。これは附属校として最大の魅力です。
附属校としての3つのメリット
- 大学受験に縛られない自由な学び:早稲田大学への進学が保証されているため、受験勉強に追われることなく、探究学習や部活動に全力で取り組める
- 早稲田スピリットの直接的な継承:早稲田大学と同一法人として、「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という早稲田の精神を直接継承
- 充実した高大連携:学部説明会、キャリアデザイン講座など、附属校ならではの大学との密接な連携が実現
早稲田大学への進学
進学の仕組み
- 本人の志望に基づいて決定
- 3年間の成績と卒業論文を参考
- 学部によっては3年次選択科目等の履修条件あり
- 他大学進学の場合は早稲田大学への推薦権を放棄
卒業生全員が早稲田大学のいずれかの学部に進学できるため、附属校ならではの安心感があります。
学部進学状況(2025年春卒業生)
2025年3月卒業生312名の早稲田大学各学部への進学状況は以下の通りです。
| 学部名 | 進学者数 | 
|---|---|
| 政治経済学部 | 73名 | 
| 法学部 | 36名 | 
| 文化構想学部 | 21名 | 
| 文学部 | 15名 | 
| 教育学部 | 3名 | 
| 商学部 | 35名 | 
| 基幹理工学部 | 36名 | 
| 創造理工学部 | 34名 | 
| 先進理工学部 | 22名 | 
| 社会科学部 | 19名 | 
| 人間科学部 | 0名 | 
| スポーツ科学部 | 0名 | 
| 国際教養学部 | 13名 | 
| 早稲田大学合計 | 307名 | 
進学状況の特徴
- 最も多いのは政治経済学部(73名)で、全体の約24%
- 理工3学部合計では92名が進学し、全体の約30%を占める
- 法学部(36名)、商学部(35名)も人気
- 国際教養学部(13名)、文化構想学部(21名)など、多様な学部に進学
他大学への推薦進学
| 大学名 | 進学者数 | 
|---|---|
| 日本医科大学 | 2名 | 
早稲田大学への進学者307名と、日本医科大学への推薦進学者2名を合わせると309名となり、2025年3月卒業生312名のうち約99%が早稲田大学または日本医科大学に進学しています。
早稲田大学本庄高等学院の学校行事・イベント
早稲田大学本庄高等学院には、生徒の自主性を尊重した活気あふれる行事が数多くあります。
主な年間行事
| 月 | 主な行事 | 
|---|---|
| 4月 | 入学式、新入生ガイダンス、卒業論文第1次中間報告、日本医科大学キャンパスツアー、英語能力試験・数学学力テスト、生徒寮入寮・ガイダンス、自転車点検、防災訓練、定期健康診断、キャリアデザイン講座開始 | 
| 5月 | 生徒総会、中間試験、早慶戦応援(東京六大学野球) | 
| 6月 | 保護者会、体育祭、学部説明会 | 
| 7月 | 期末試験 | 
| 9月 | 卒業論文第2次中間報告、キャリアデザインウィーク、英語能力試験・数学学力テスト | 
| 10月 | 修学旅行(3年生)、人権教育講演(1・2年生)、球技大会(1・2年生)、中間試験、校外学習(1年生)、稲稜祭 | 
| 11月 | 生徒会役員選挙、英語能力試験(3年生)、芸術鑑賞教室(1・2年生) | 
| 12月 | 期末試験、マラソン大会、保護者会、卒業論文提出(3年生) | 
| 1月 | 学年末試験(3年生)、推薦学部発表(3年生)、英単語テスト・数学学力テスト(1・2年生) | 
| 2月 | 卒業論文報告会(慶應義塾湘南藤沢高等部とのコラボレーション) | 
| 3月 | 学年末試験(1・2年生)、卒業式 | 
稲稜祭
早稲田大学本庄高等学院の最大のイベントで、生徒たちにとって晴れの舞台です。毎年10月に開催され、クラスやクラブが日々練習や準備を重ねた成果を披露します。
主な企画
- クラス展示・舞台発表
- 部活動による発表(ブラスバンド・演劇・音楽・ダンスなど)
- 研究発表
- 生徒主体で企画・運営
体育祭
6月に開催される体育祭は、稲稜祭と並んで校内で最も盛り上がるイベントです。個人種目と団体種目で熱い競い合いが繰り広げられます。
修学旅行
3年生が10月に実施します。行き先は年度によって異なりますが、充実した学年旅行となっています。
卒業論文報告会
2007年より慶應義塾湘南藤沢高等部とのコラボレーションで実施しており、優秀な卒業論文を選抜し、2年生に対してプレゼンテーションを行います。
早稲田大学本庄高等学院の部活動・課外活動
早稲田大学本庄高等学院は、部活動が非常に盛んです。体育系23部、文化系23部が活発に活動しています。
体育系クラブの主な実績
全国大会・関東大会レベルで活躍するクラブ
陸上競技部
- インターハイ出場(2016・2017・2020・2021・2022・2023・2024年度)
- U18日本陸上競技選手権2位(3000m・2024年度)
- 関東大会出場(2000年度から2019年度、2021年度から2024年度連続)
- 関東高校駅伝出場(2022年度)
- 県学校総体団体総合準優勝(2022・2024年度)
将棋・囲碁部
- 全国高等学校総合文化祭将棋部門団体戦優勝(2017年度)
- 全国高等学校総合文化祭将棋部門女子個人戦優勝(2024年度)
- 全国高等学校総合文化祭将棋部門男子個人戦ベスト32(2024年度)
- 関東地区高文連将棋大会個人戦男女準優勝(2024年度)
- 全国高等学校将棋新人大会出場(2015〜2019年度連続)
硬式テニス部(男子)
- 関東予選大会埼玉県大会シングルス準優勝(2024年度)
- 関東予選大会埼玉県大会団体第3位(2022・2023・2024年度)
- 関東大会団体出場(2022・2023・2024年度)
硬式テニス部(女子)
- 関東大会個人戦出場(2017・2021・2023〜2025年度)
- インターハイ県予選団体戦第3位(2024年度)
- 東日本選手権大会(一般女子の部)ベスト64(2021年度)
ソフトテニス部(男子)
- インターハイ個人戦2ペア出場(2018年度)
- 関東大会個人戦出場(2018・2021・2025年度)
- 県新人大会団体戦3位(2019年度)
ソフトテニス部(女子)
- インターハイ個人戦出場(2017年度)
- 関東大会個人戦出場(2017・2021・2023〜2025年度)
- インターハイ県予選団体戦第3位(2024年度)
自転車部
- 全国高校総体出場(3kmIP・9位、2023年度)
- 全日本ジュニア選手権、全国選抜高校自転車競技大会等出場
硬式野球部
- 春季県大会ベスト8(2025年度)
- 秋季県大会ベスト16(2021・2023・2024年度)
卓球部
- 新人大会県大会女子学校対抗ベスト8、女子ダブルスベスト8(2024年度)
- 関東大会県予選会女子学校対抗ベスト8(2025年度)
その他の実績
- 剣道部:関東県予選男子団体戦ベスト16、インターハイ県予選男子団体ベスト16(2025年度)
- バスケットボール部(女子):ウィンターカップ埼玉県予選会出場(2023年度)
文化系クラブの主な実績
ブラスバンド部
- 埼玉県吹奏楽コンクール:A組地区大会銅賞(2023年度)
- 埼玉県アンサンブルコンテスト:サックス五重奏銀賞、打楽器三重奏銀賞(2023年度)
スーパーサイエンスクラブ
- いい川・いい川づくりワークショップ全国大会優秀賞(2017年度)
- 川の日ワークショップ関東大会優秀賞(2016年度)、特別賞(2018年度)
- 彩の国埼玉環境大賞優秀賞(2016年度)、奨励賞(2018年度)
- JSEC入選(2018・2019・2020年度)
- 電気学会U-21学生研究発表会奨励賞
- 日本物理学会Jr.セッション奨励賞(2020年度)
将棋・囲碁部
- 前述の通り、全国大会優勝など顕著な実績
演劇部
- 活動実績あり
映画部
- 動画甲子園優勝(2017年度)
政治経済部
- 日経STOCKリーグ高校部門入選(2014・2017・2021年度)
- エコノミクス甲子園埼玉大会優勝(2024年度)、準優勝(2018年度)
- 全日本高校模擬国連大会出場(2018〜2022年度)
書道部
- 全国高等学校書道パフォーマンス甲子園本戦出場(第7・16・17・18回)
- 埼玉県書き初め中央展覧会特選5名(第77回)
- 埼玉県硬筆中央展覧会特選賞4名(第63回)
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体育系クラブ一覧(23部)
陸上競技、サッカー、ラグビー、硬式テニス(男女)、ソフトテニス(男女)、硬式野球、バレーボール、バスケットボール(男女)、剣道、卓球、バドミントン、ワンダーフォーゲル、自転車、應援部
文化系クラブ一覧(23部)
文芸、地学、スーパーサイエンスクラブ、美術、グリークラブ、ブラスバンド、E.S.S.、写真、将棋・囲碁、軽音楽、ピアノ、地歴、数学研究会、競技かるた、演劇、映画、書道、政治経済、茶道
早稲田大学本庄高等学院の施設・環境
早稲田大学本庄高等学院は、2012年の新校舎竣工、2015年の稲稜ホール(図書室含む)竣工、2020年の新体育館竣工など、最新の教育施設が整った充実した環境となっています。
校舎・教室施設
95号館(校舎)
地上3階建ての広大な校舎で、大久保山の南麓に立つ開放的な建物です。
- 普通教室(1年〜3年)
- 理科実験室:物理、化学、生物、地学 5室
- メディアルーム
- CALL教室
- 情報処理教室:2室
- ゼミ室:4室
- 教員室、交流ラウンジ、ラウンジ
- 美術室、家庭科調理室
- 生徒会室、教務室、保健室、相談室、事務所
- ワークショップエリア
- 食堂、生協売店
- 文化各部室
97号館(稲稜ホール棟)
2015年竣工
| 施設 | 内容 | 
|---|---|
| 稲稜ホール | 428席を備える立派なホール。学校行事、発表会、集会などに利用 | 
| 図書室 | 蔵書数約13万冊。高校の図書室としてはトップレベルの蔵書数を誇る。大学図書館蔵書の検索用端末も設置され、卒業論文作成などに活用 | 
| 音楽室 | 音楽の授業や音楽系部活動で利用 | 
運動施設
96号館(体育館)
2020年竣工の最新体育館
| 施設 | 内容 | 
|---|---|
| メインアリーナ | 約1,440㎡の広さ。バレーボールコート3面分、バスケットボールコート2面分を展開できる | 
| サブアリーナ | 卓球や剣道などに利用する多目的室 | 
| トレーニングルーム | 各種トレーニング機器を完備 | 
| ミーティングルーム | 部活動のミーティングや講義などに利用 | 
| ランニングコース | 3階部分に整備 | 
| 体育各部室 | 充実した部室スペース | 
グラウンド・コート
- 野球場
- サッカー場
- テニスコート(硬式・軟式)
- その他運動施設
広大な敷地を活かした、充実した運動施設が整っています。
早稲田大学本庄高等学院の生徒寮
遠方からの通学や、より深い学びを求める生徒のために、男子寮「早苗寮」と女子寮「梓寮」の2つの生徒寮を備えています。現在のところ、希望者全員が入寮できているようです。
早苗寮(男子寮)
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 定員 | 136名(全室個室) | 
| 所在地 | JR高崎線本庄駅徒歩3分 | 
| 建物 | 地上6階・地下1階、鉄筋コンクリート造 | 
| 竣工 | 2012年 | 
主な設備
地下1階
- 食堂(大型テレビ、中型テレビ)
- 中庭
- 浴場
1階
- エントランスホール
- ラウンジ(コピー機・自販機)
個室(8.2㎡/4.5畳程度)
- 机・椅子
- ベッド
- クローゼット
- カーテン
- エアコン
- 小型冷蔵庫
- インターネット設備(有線LAN)
共用部
- 浴場:完備。各階にシャワールームもあり
- 洗面・トイレ・洗濯機・乾燥機:共同
梓寮(女子寮)
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 定員 | 120名(全室個室) | 
| 所在地 | 上越・北陸新幹線本庄早稲田駅徒歩1分(早稲田大学本庄キャンパス内) | 
| 建物 | 地上4階、鉄筋コンクリート造 | 
| 竣工 | 2018年(「梓寮」と命名) | 
主な設備
1階
- エントランスホール
- 食堂(大型テレビ)
- ラーニングコモンズ
- 中庭
- 浴場
- コピー機・自販機
個室(早苗寮と同等程度)
- 机・椅子・ベッド・クローゼット・カーテン・エアコン・小型冷蔵庫・インターネット設備
共用部
- 浴場:完備。各階にシャワールームもあり
- 洗面・トイレ・洗濯機・乾燥機:共同
寮費(2025年度)
| 項目 | 早苗寮 | 梓寮 | 
|---|---|---|
| 入寮時 | 入寮費120,000円、保証金50,000円、ベッドパッド代2,000円 | 同左 | 
| 年徴収 | 自治会費3,000円、シーツ交換代1,500円 | 同左 | 
| 月額寮費 | 98,600円 | 100,600円 | 
※月額寮費には個室使用料、共益費、食費などが含まれます 
※日曜・祝日は食事の提供がありません。また、年間19日間程度の休食日があります
寮生活の日課
| 時刻 | 内容 | 
|---|---|
| 6:30 | 起床 | 
| 6:45〜8:15(早苗)・6:55〜8:15(梓) | 朝食 | 
| 18:00〜20:30(早苗)・18:00〜20:15(梓) | 夕食 | 
| 20:00(食事提供あり)・21:00(食事提供なし) | 門限 | 
| 23:00 | 消灯 | 
寮の特徴
- 365日滞在可能(閉寮期間なし)
- 全室個室でプライバシー確保
- 寮長・寮母、夜間スタッフが常駐
- ICキー式セキュリティで安全
- 外泊・帰省は土日祝日に限り可能(平日は原則不可)
- 自転車持ち込み可能
早稲田大学本庄高等学院の学費
2025年度実績
1年次(新入生)
| 項目 | 入学時 | 第2期 | 年額合計 | 
|---|---|---|---|
| 登録料 | 260,000円 | – | 260,000円 | 
| 授業料 | 342,000円 | 342,000円 | 684,000円 | 
| 教育環境整備費 | 114,000円 | 114,000円 | 228,000円 | 
| 実験実習料 | 5,500円 | 5,500円 | 11,000円 | 
| 生徒会費 | 10,000円 | – | 10,000円 | 
| 日本スポーツ振興センター共済掛金 | 1,500円 | – | 1,500円 | 
| 合計 | 733,000円 | 461,500円 | 1,194,500円 | 
2年次
| 項目 | 第1期 | 第2期 | 年額合計 | 
|---|---|---|---|
| 授業料 | 366,000円 | 366,000円 | 732,000円 | 
| 教育環境整備費 | 114,000円 | 114,000円 | 228,000円 | 
| 実験実習料 | 5,500円 | 5,500円 | 11,000円 | 
| 生徒会費 | 10,000円 | – | 10,000円 | 
| 日本スポーツ振興センター共済掛金 | 1,500円 | – | 1,500円 | 
| 合計 | 497,000円 | 485,500円 | 982,500円 | 
3年次
| 項目 | 第1期 | 第2期 | 年額合計 | 
|---|---|---|---|
| 授業料 | 384,000円 | 384,000円 | 768,000円 | 
| 教育環境整備費 | 114,000円 | 114,000円 | 228,000円 | 
| 実験実習料 | 5,500円 | 5,500円 | 11,000円 | 
| 生徒会費 | 10,000円 | – | 10,000円 | 
| 日本スポーツ振興センター共済掛金 | 1,500円 | – | 1,500円 | 
| 合計 | 515,000円 | 503,500円 | 1,018,500円 | 
3年間合計
| 項目 | 金額 | 
|---|---|
| 3年間合計 | 約320万円 | 
その他の費用
- 実験実習料・諸会費は改定される場合があります
- 運動着、教材費
- 宿泊研修等の費用
奨学金制度
早稲田大学本庄高等学院には、充実した奨学金制度があります。
学内奨学金
| 奨学金名 | 対象 | 金額(年額) | 種別 | 
|---|---|---|---|
| 大隈記念奨学金 | 成績優秀者 | 200,000円 | 給付 | 
| 小野梓記念奨学金 | 家計困窮者 | 300,000円 | 給付 | 
| 早大生協給付奨学金 | 家計困窮者 | 300,000円 | 給付 | 
| 早稲田大学校友会給付奨学金 | 家計困窮者 | 300,000円 | 給付 | 
| 早稲田カード奨学金 | 家計困窮者 | 300,000円 | 給付 | 
| 本庄高等学院奨学金 | 家計困窮者 | 200,000円 | 給付 | 
その他の奨学金
- 埼玉県高等学校等奨学金(貸与)
- 各種地方公共団体による奨学金
- 民間団体等の公募の奨学金
早稲田大学本庄高等学院で実現する「自然と共生する充実の高校生活」
附属校ならではの最大の魅力
卒業生全員が早稲田大学各学部へ進学できる推薦枠を確保しています。早稲田大学への進学率100%という附属校ならではの環境により、大学受験に縛られることなく、真の学力と豊かな人間性を育むことができます。
受験勉強にとらわれない充実した学校生活
教育面では、高大一貫教育のもと、「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という早稲田大学の精神を直接継承した教育を行っています。早稲田大学への進学が保証されているため、受験勉強に時間を奪われることなく、以下のような活動に全力で取り組めます。
- 大久保山学:教科横断型学習プログラム。地域の特性を活かし、複眼的思考を涵養
- 卒業論文12,000字必須:2年次後半〜3年次1月までゼミ形式で取り組む。慶應義塾湘南藤沢高等部とのコラボレーションで卒論報告会を実施
- 充実した選択科目:3年次には文系7科目、理系5科目の選択科目を履修
自然と共生する学校生活
大久保山の緑豊かな環境の中、四季の草花や鳥の鳴き声に囲まれながら、自然と共生する感性を育みます。
「キャンパス内を毎日歩いていると、四季の草花や鳥の鳴き声が皆さんを出迎えてくれます。それは首都圏の高校にはない経験です。」(学院長挨拶より)
文武両道の伝統
部活動は非常に盛んで、体育系23部、文化系23部が活動しています。
全国レベルの実績
- 陸上競技部:インターハイ出場(2016・2017・2020〜2024年度)、U18日本陸上競技選手権2位
- 将棋・囲碁部:全国高等学校総合文化祭将棋部門団体優勝、女子個人優勝
- 硬式テニス部:関東大会出場、県大会上位入賞
- スーパーサイエンスクラブ:JSEC入選、電気学会U-21学生研究発表会奨励賞など多数受賞
- 映画部:動画甲子園優勝
- 政治経済部:エコノミクス甲子園埼玉大会優勝
充実した教育環境
キャンパスは2012年に新校舎、2015年に稲稜ホール(図書室蔵書約13万冊)、2020年に新体育館(メインアリーナ約1,440㎡)が竣工し、最新の教育施設が整っています。
特徴的な施設
- 稲稜ホール(428席)
- 図書室(蔵書約13万冊)
- 最新体育館(2020年竣工)
- 情報処理教室2室、CALL教室
- 生徒寮(早苗寮・梓寮)
早稲田スピリットの直接的な継承
1982年創立、早稲田大学と同一法人の附属校として40年以上の歴史を持ち、早稲田大学教旨「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」の精神を直接継承しています。
特徴的な制度
- 日本医科大学との連携(毎年2名推薦)
- スーパーサイエンスハイスクール指定校
- スーパーグローバルハイスクール指定校
- 2007年から男女共学
早稲田大学本庄高等学院は、附属校として早稲田大学への確実な道を提供しながら、大久保山の豊かな自然の中で、進学・部活・探究活動のいずれも高いレベルで実現できます。「自ら学び、自ら問う」の校風のもと、大学受験に縛られることなく、生徒たちが自主的に学び、真の学力と豊かな人間性、自然と共生する感性を育むことができる理想的な環境です。
<参照元>
本ページ内の情報やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各高校の最新データをご確認ください。
・早稲田大学本庄高等学院公式サイト https://www.waseda.jp/school/honjo/




 
     
     
    