この記事では都立豊島高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。
「豊島高校ってどんな雰囲気?」「どんな部活が強いの?」「進学実績は?」といった疑問にもお答えします。都立豊島高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
都立豊島高校の入試倍率と偏差値
入学難易度(偏差値)
- みんなの高校情報:55(東京271位、都立62位)
- 市進教育グループ(80%合格基準):55(都立41位)
- V模擬(60%合格基準):54(東京204位、都立34位)
豊島高校の偏差値は概ね55前後とされており、都内の公立高校の中では中堅〜上位に位置しています。近年の大学合格実績の向上に伴い、学校の評価も高まっていると言えます。
一般的には文系進学校として認識されていますが、理系進学にも対応したカリキュラムを提供しており、バランスの取れた教育を行っています。「一段高い進路希望の実現」を目指す教育方針のもと、生徒の学力向上に力を入れています。
入試倍率推移
年度 | 校長会調査時倍率 | 応募倍率(推薦) | 応募倍率(一般) | 最終応募倍率(一般) | 受検倍率(一般) | 合格倍率(一般) |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年 | 2.19倍 | 4.00倍 | 2.23倍 | 2.12倍 | 1.98倍 | 1.97倍 |
2024年 | 2.37倍 | 4.66倍 | 2.42倍 | 2.27倍 | 2.08倍 | 2.07倍 |
2023年 | 2.05倍 | 3.84倍 | 2.09倍 | 2.09倍 | 1.87倍 | 1.86倍 |
都立豊島高校の入試倍率は都立高校の中でも非常に高い水準にあります。直近3年間のデータを見ると、一般入試の合格倍率は約2倍前後で推移しており、特に推薦入試は4倍前後と極めて競争率が高くなっています。
2025年度入試では一般入試の合格倍率が1.97倍、推薦入試の応募倍率は4.00倍を記録。2024年度は一般入試合格倍率2.07倍、推薦入試応募倍率4.66倍と、ここ数年で最も高い倍率となりました。2023年度は一般入試合格倍率1.86倍、推薦入試応募倍率3.84倍でした。
これらの数値は、豊島高校の教育内容や進学実績、校風に対する高い評価を反映しています。特に新校舎完成後と進学実績向上に伴い人気が高まっており、常に2倍前後の倍率を維持している点は、豊島高校が都立高校の中でも特に注目されている学校であることを示しています。高い倍率は学校の質の高さを示す一方、入学希望者には十分な準備と対策が必要であることを示唆しています。
都立豊島高校の歴史と伝統
豊島高校は1936年(昭和11年)に東京府立第十高等女学校として開校し、2024年で創立88周年を迎える歴史ある伝統校です。1950年(昭和25年)に東京都立豊島高等学校と改称され、現在に至ります。府立第十高女以来の伝統を受け継ぎながらも、時代に合わせて進化を続けています。
長い歴史の中で、豊島高校からは声優の平田広明氏、女優の香川京子氏、俳優の宝田明氏、衆議院議員の松原仁氏、漆芸家で人間国宝の増村紀一郎氏など、各界で活躍する多くの卒業生を輩出しています。
現在は原田能成校長(第23代)のもと、伝統と革新のバランスがとれた教育を実践しています。2020年には新制服を導入し、2021年10月には校舎の全面改築が完了するなど、歴史を重ねながらも常に新しい取り組みに挑戦し続けています。
都立豊島高校の立地と最寄り駅、周辺環境
住所 | 東京都豊島区千早4-9-21 |
---|---|
最寄り駅 | ・東京メトロ有楽町線・副都心線 小竹向原駅4番出口から徒歩8分 ・東京メトロ有楽町線・副都心線 千川駅1番出口から徒歩7分 ・西武池袋線 江古田駅北口(日大芸術学部)から徒歩14分 |
最寄り駅からのアクセス
豊島高校は東京都豊島区千早四丁目に位置しており、以下の駅からアクセスできます。
- 東京メトロ有楽町線・副都心線 小竹向原駅4番出口から徒歩8分
- 東京メトロ有楽町線・副都心線 千川駅1番出口から徒歩7分
- 西武池袋線 江古田駅北口(日大芸術学部)から徒歩14分
周辺環境
豊島高校は豊島区の西北部、千早・千川エリアに位置し、周辺は閑静な住宅地が広がっています。学校の公式資料によれば「青空と緑があふれる住宅地に囲まれ、騒音や汚染・歓楽街のない、絶好の教育環境」とされています。
通学路は整備されており、生徒たちは落ち着いた環境の中で学校生活を送ることができます。静かで安全な環境は、受験勉強や探究活動など、集中して学習に取り組むのに適しています。また、最寄り駅からは徒歩10分以内とアクセスも良好で、豊島区内はもちろん、練馬区や板橋区など近隣地域からも多くの生徒が通学しています。
都立豊島高校の校風と教育方針
校訓
豊島高校の校訓は「至誠」です。これは「この上なく誠実なこと、まごころ」を表しており、初代校長の野間忠雄氏が、生徒に「思いやりの心」や「おもてなしの心」を大切にしてほしいとの思いを込めて制定しました。この校訓は88年の歴史を通じて受け継がれ、現在の教育理念の礎となっています。
教育目標
豊島高校は「一段高い進路希望の実現」と「主体性の育成」を教育目標に掲げています。生徒一人ひとりが自らの可能性を最大限に広げ、高い目標に向かって挑戦する姿勢を育むことを目指しています。
探究学習を通じて主体的・協働的に学ぶ力や思考力・判断力・表現力を高いレベルで身につけさせる教育を展開し、物事の本質を見極めようとする力やよりよい社会を形成する力などの資質・能力の育成に力を入れています。
特色ある教育活動
豊島高校では、以下のような特色ある教育活動を実施しています。
- 大学受験に対応したカリキュラム:1学年で基礎的・基本的な知識を幅広く身につけさせ、2学年で緩やかな文系・理系選択を行いますが、古典と数学Bを必修とするなど、国公立大学入試にも対応できるカリキュラムを構成しています。
- 特進クラスの設置:2学年及び3学年に各1クラス設置し、国公立大学や難関私立大学に挑戦する態度と実力を身につけさせています。
- 習熟度別・少人数指導授業:数学、古典、数学B、論理・表現IIにおいて習熟度別授業を実施。また論理・表現I、家庭基礎においては少人数制授業を導入し、きめ細かな指導を行っています。
- 総合的な探究の時間:1年次「理数探究基礎」、2年次「SDGs社会課題研究」、3年次「自由進路探究」と、3年間を通じて体系的な探究活動を実施しています。
- 外部連携プログラム:土曜日に行われる立教大学や東京理科大学の学生と一緒に勉強できる「スタディ☆ラボ」や「理数サポート塾」で、塾や予備校に通わなくても受験勉強ができる環境を提供しています。
- 国際交流活動:海外学校間交流推進校として中国の北京豊台第二中学校との姉妹校提携を結び、相互訪問を実施。また、オーストラリアスタディツアーも計画しています。
独自の校風
豊島高校は「穏やかで落ち着いた雰囲気の学園」として知られています。代々先輩から受け継がれている気風は「誠実と思いやり」であり、各場面でまじめに取り組む姿勢が豊島生の長所とされています。
校内では「至誠」「協力」「いじめのない教室」「人権の尊重」を重視した教育が行われ、生徒たちは互いを尊重し合う文化の中で学んでいます。また、近年では科学教育にも力を入れており、科学に興味を持つ生徒を応援する様々な取り組みも行われています。
都立豊島高校の進路・進学実績
合格者の推移
豊島高校の大学合格実績は近年着実に向上しています。特に2024年度は飛躍的な伸びを見せました。
年度 | 合格者総数 | 前年比 |
---|---|---|
2023年 | 313名 | – |
2024年 | 491名 | 約57%増加 |
国公立大学合格実績
国公立大学への合格者数は5年間で安定した実績を維持しています。
年度 | 合格者数 |
---|---|
2020年 | 9名 |
2021年 | 17名 |
2022年 | 14名 |
2023年 | 13名 |
2024年 | 15名 |
私立大学合格実績
早慶上理(難関私立大学)
年度 | 合格者数 |
---|---|
2020年 | 7名 |
2021年 | 8名 |
2022年 | 5名 |
2023年 | 3名 |
2024年 | 8名 |
2024年は早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった難関私立大学への合格者が前年から5名増加し、回復傾向が見られます。
GMARCH(準難関私立大学)
年度 | 合格者数 |
---|---|
2020年 | 43名 |
2021年 | 34名 |
2022年 | 48名 |
2023年 | 52名 |
2024年 | 83名 |
2024年のGMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)への合格者数は83名と、過去5年で最高を記録しました。前年比31名増という飛躍的な伸びを示しています。
日東駒専(人気私立大学)
年度 | 合格者数 |
---|---|
2020年 | 100名 |
2021年 | 110名 |
2022年 | 98名 |
2023年 | 122名 |
2024年 | 167名 |
日東駒専(日本、東洋、駒澤、専修)への合格者数も2024年には167名と大幅に増加し、過去5年で最高の実績となりました。
2024年の主な合格大学別人数
大学名 | 合格者数 |
---|---|
東洋大学 | 73名 |
日本大学 | 31名 |
駒澤大学 | 35名 |
専修大学 | 28名 |
法政大学 | 29名 |
明治大学 | 19名 |
指定校推薦入学者数の推移
年度 | 大学数 | 入学者数 |
---|---|---|
2021年 | 22大学 | 33名 |
2022年 | 21大学 | 31名 |
2023年 | 27大学 | 45名 |
2024年 | 20大学 | 32名 |
表的な指定校推薦大学
- 難関・人気大学:学習院大学、立教大学、法政大学、國學院大學、東京理科大学、武蔵大学、東洋大学、日本大学
- 特色ある大学:産業能率大学、芝浦工業大学、千葉工業大学、帝京科学大学、国士舘大学、東京経済大学
- 女子大学:学習院女子大学、共立女子大学、東京家政大学、津田塾大学、東京女子医科大学
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進路指導の特徴と傾向
豊島高校では、生徒の進路実現を支援するため、1年次から3年次まで体系的な進路指導プログラムを実施しています。
3年間の体系的な進路指導プログラム
1年次:自己理解と職業観の育成
- 入門期合宿:高校生活のスタートにあたり、目標設定と学習方法の確立
- スタディーサポート:現在の学力を客観的に把握
- みらい会議:将来の目標について考え、高校生活の計画を立案
- 学びみらいパス:自己の適性や興味を発見し、将来の選択肢を広げる
- 学問分野ガイダンス:様々な学問分野について知り、進路選択の視野を広げる
2年次:進路計画の発展と目標実現への展望
- 進路ガイダンス:具体的な進路選択に向けた情報提供
- 国公立大学ガイダンス:国公立大学の入試制度や対策方法の理解
- 3年次選択科目説明会:受験に向けた科目選択のアドバイス
- 第1志望面談:担任教員との個別面談で進路計画を具体化
- 共通テスト模試:入試本番を想定した実践的な演習
3年次:具体的な進路計画の確定と実現に向けた努力
- 進路探究スタート:最終的な志望校決定に向けた情報収集と分析
- マーク模試・記述模試:志望校合格に向けた実践的な演習
- 指定校推薦説明会:推薦入試に関する詳細な案内と対策
- 特別授業:入試直前の総仕上げと実践力強化
- 大学受験決起集会:受験に向けたモチベーション向上と決意表明
特色ある進学指導
- 各種講習会:GW講習、夏期講習、冬期講習、春期講習を実施し、塾や予備校に頼らなくても、無料で大学入試に対応できる力を育成
- 生徒と保護者の大学訪問会:希望する1・2年生の生徒と保護者を対象に実施し、大学の研究室や実験室を訪問する機会を提供
- 先輩の話を聞く会:大学に合格した先輩から体験談を聞く機会を設け、失敗談も成功談も参考にする
- ケース会議:3学年の担任、授業担当教員、部活動顧問を中心に、3学年生徒全員の志望校と現状の成績を確認し、合格に向けた指導方針を立てる
- 進路探究部:塾や予備校には行かずに難関大学を目指すための部活動(朝7時から活動開始)
都立豊島高校のイベント・学校行事
主な年間行事
豊島高校では、生徒の成長を促す様々な行事が年間を通して行われています。
- 4月:始業式、入学式、写真撮影・部活動紹介、スタディサポート、定期健康診断、修学旅行(3年)、校外学習(1,2年)
- 5月:開校記念日、セーフティ教室、避難訓練、中間考査
- 6月:学びみらいパス、歩こう会、体力テスト、模試(3年)、生徒会選挙
- 7月:学力テスト(1,2年)、模試(3年)、豊島セミナー、終業式
- 8月:夏期講習
- 9月:始業式、避難訓練、文化祭
- 10月:修学旅行(2年)、中間試験、学校説明会
- 11月:学力テスト(1,2年)、模試(3年)、漢字検定(1,2年)、生徒総会、学校説明会
- 12月:期末考査、探求カフェ、探究中間発表会(2年)、豊島セミナー(1,2年)、終業式
- 1月:冬期講習、学校説明会、始業式、課題テスト(1,2年)、英検・漢検(1,2年)、学力テスト(1,2年)
- 2月:共通テスト模試(2年)、数検(1,2年)、入試(学力検査)、セーフティ教室
- 3月:学年末考査、卒業式、学力テスト(1,2年)、探究発表会(1,2年)、クラスマッチ、終業式
特色ある行事
豊島高校には、他校にはない特色ある行事があります。
- 歩こう会:学校の伝統行事として長く続いている校外学習行事。生徒たちが一定のコースを歩き、自然に触れ合いながら交流を深めます。
- 弁論大会:文化祭と合わせて開催される行事で、練馬文化センターで800名の生徒を前に自分の主張を発表します。自己表現力やプレゼンテーション能力を養う貴重な機会となっています。
- 舞台祭:文化祭と合わせて練馬文化センターで開催される行事。演劇部をはじめとする生徒たちが日頃の成果を披露します。
- 豊島祭(文化祭):生徒の創造性が発揮される学校行事。各クラスや部活動が趣向を凝らした出し物や展示を行います。
- 豊島セミナー:各分野の第一線で活躍する方を講師に招き、講演を聴く特別な機会。令和3年度には銚子電気鉄道株式会社・代表取締役社長の竹本勝紀氏を招いた実績があります。
- みらい会議:総合的な探究の時間を使い、学期に一度、担任の先生も含めて「なりたい自分」を宣言する行事。短期・中期・長期的な目標を設定し、実現に向けた計画を立てます。
都立豊島高校の部活動や課外活動
運動部
豊島高校には以下の運動部があり、それぞれが活発に活動しています。令和7年度入試においては、サッカー、柔道、バスケットボールにて文化・スポーツ等特別推薦入試が実施されています。
- サッカー部:高校サッカー選手権大会東京都二次予選進出の実績あり※スポーツ推薦枠あり(男3)
- 軟式野球部:令和元年度夏季選手権大会都ベスト4の実績あり
- 陸上競技部:豊島区民駅伝で女子優勝、男子3位などの成績
- 男子バスケットボール部※スポーツ推薦枠あり(男2)
- 女子バスケットボール部:令和4年度C支部大会準優勝、各種大会で都ベスト32の実績※スポーツ推薦枠あり(女2)
- 男子バレーボール部
- 女子バレーボール部
- バドミントン部:女子ベスト16、男子ベスト32の実績
- 男子硬式テニス部:新人戦4回戦、都立個人戦5回戦、秋季団体戦ベスト16の実績
- 女子硬式テニス部:東京都立高校選手権個人戦ダブルスベスト32の実績
- 卓球部
- 柔道部:東京都第3支部新人大会で男子無段の部-81kg級優勝など優秀な成績※スポーツ推薦枠あり(男女2)
- ダンス部
文化部
豊島高校の文化部も活発に活動し、多くの実績を上げています。
- 吹奏楽部:東京都高等学校吹奏楽コンクールA組金賞・代表(3年連続都大会出場)、B組金賞、東京都高等学校アンサンブルコンテスト金管8重奏・木管8重奏金賞・代表(都大会出場)
- 演劇部:東京都高等学校演劇コンクール中央発表会優秀賞、東京都高等学校文化祭演劇部門優秀賞などの実績
- 美術部:東京都高等学校文化連盟中央展 東京都教育委員会賞受賞・奨励賞受賞の実績
- 茶道部:高等学校文化連盟茶道部門中央大会に参加
- 科学部:日本学生科学賞東京都大会2年連続最優秀賞、TAMAサイエンスフェスティバル最優秀ポスター賞大隅賞受賞などの実績
- 料理研究部
- パソコン部
- 漫画・イラスト部
- 写真部:東京都写真連盟写真展地区大会佳作入賞の実績
- 進路探究部:東京農工大学、弘前大学(医学部)、杏林大学(医学部)などへの合格実績
- 社会科同好会
特色ある活動
豊島高校には、他校にはない特色ある活動もあります。
- 進路探究部:塾や予備校に通わずに難関大学を目指す部活動。朝7時から活動がスタートし、着実な学力向上を図ります。東京農工大学や医学部合格者を輩出しています。
- 科学部の研究活動:日本学生科学賞東京都大会で2年連続最優秀賞を受賞するなど、高い研究レベルを誇っています。
- サイエンスミュージアム探究:都内や近県の科学博物館や恐竜博物館などの施設を見学し、科学的好奇心を刺激する特別プログラム。
- 福島ホープツーリズム:東日本大震災の跡地を宿泊して見学する活動で、社会課題への理解を深めます。
- eスポーツの導入:球技大会で「HADO」というeスポーツを楽しめるよう環境整備を進めています。
都立豊島高校の施設と環境
主な施設
豊島高校は2021年10月に校舎の全面改築が完了し、2023年3月にはグラウンドも完成しました。最新の設備を備えた充実した学習環境が整っています。
- 校舎:令和3年10月に全面改築が完了した新しい校舎
- グラウンド:令和5年3月に完成した新しいグラウンド
- 体育館:スポーツ活動や集会などに利用される多目的施設
- トレーニングルーム:体力強化や部活動の補助トレーニングに利用
- ラーニングコモンズ:グループ学習やディスカッションに適した学習空間
- 視聴覚室:映像資料を活用した授業や講演会に利用
- 柔道場:柔道部の活動拠点
- 図書館:多数の蔵書を有し、調べ学習や読書活動を支援
- 和室:茶道部の活動や日本文化を学ぶ場として利用
- 豊島アベニュー:校内の主要な通路で、明るく開放的な空間
- テニスコート:4面のテニスコートを完備
特色ある施設・環境
豊島高校の特色ある施設や環境として、以下のような点が挙げられます。
- 全面改修された清潔な校舎:2021年に完成した新校舎は、最新の設備を備えた清潔で機能的な学習環境を提供しています。
- 恵まれた立地環境:豊島区の西北部、千早・千川エリアの静かな住宅地に位置し、「青空と緑があふれ、騒音や汚染・歓楽街のない、絶好の教育環境」とされています。
- ラーニングコモンズ:グループ学習やディスカッションがしやすいよう設計された現代的な学習空間で、探究活動や協働学習に活用されています。
- 豊島アベニュー:校内の主要な通路として機能するだけでなく、交流スペースとしても活用される開放的な空間です。
- 新制服:令和2年度入学生より制服デザインを一新し、スクールカラーのえんじ色を取り入れた洗練されたデザインとなっています。男子はブレザーとズボン、女子はブレザーとえんじのチェックスカートまたはズボンを選択できます。
伝統の「至誠」と革新の教育で夢を実現する豊島高校
都立豊島高校は、88年の歴史と伝統を持ちながらも、時代に合わせて進化を続ける進学校です。「至誠」を校訓とし、思いやりの心を大切にする穏やかな校風の中で、「一段高い進路希望の実現」を目指した教育が行われています。
教育面では、特進クラスの設置や習熟度別授業、3年間を通じた体系的な探究活動など、きめ細かな学習指導が特徴です。また、GW講習や夏期講習、冬期講習、春期講習といった充実した受験対策や、立教大学や東京理科大学の学生と勉強できる「スタディ☆ラボ」など、塾や予備校に頼らなくても受験勉強ができる環境が整っています。
2024年の大学合格実績は前年比57%増と大幅に向上し、特にGMARCHへの合格者数は83名(前年比31名増)、日東駒専への合格者数は167名(前年比45名増)と飛躍的な伸びを見せています。3年間の体系的な進路指導プログラムが実を結んでいると言えるでしょう。
部活動も活発で、吹奏楽部や科学部などの文化部が全国・都大会で優秀な成績を収めているほか、女子バスケットボール部や柔道部などの運動部も好成績を挙げています。特に科学教育に力を入れており、サイエンスミュージアム探究など特色ある活動も行われています。
2021年10月に完成した全面改築された新校舎と、静かな住宅地という恵まれた教育環境も魅力の一つです。豊島高校は、伝統を大切にしながらも常に進化を続け、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出す教育を実践しています。

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