バドミントン部が強い都立高校はどこ?都立高校強豪バドミントン部TOP10をご紹介

  • URLをコピーしました!

全国高等学校体育連盟(日本の高校生のスポーツの統括団体)の調査によると、日本の高校生が加入している部活の種目別登録人数TOP10(令和3年度)は以下のようになるようです。

  1. サッカー(160,351人)
  2. バスケットボール(140,217人)
  3. 野球(134,282人) ※高野連データより
  4. バドミントン(125,440人)
  5. バレーボール(106,726人)
  6. 陸上(98,274人)
  7. テニス(75,174人)
  8. 卓球(72,312人)
  9. ソフトテニス(71,942人)
  10. 弓道(65,165人)

プロリーグを持つサッカー、バスケットボール、野球の人気は想像に難くありませんが、意外にもバドミントンが第4位にランクインしています。バドミントンは、サッカー、バスケットボール、野球に次ぐ人気を誇る高校生のスポーツのようです。

この意外な人気を持つバドミントンにおいて、東京都内の公立高校ではどこが強豪校として知られているのでしょうか。本記事では、都立高校におけるバドミントン強豪校について調査した結果をお届けします。

高校生の間で人気上昇中のバドミントン。その競技レベルの高さを誇る都内の公立高校に焦点を当て、バドミントン界で注目を集める学校をピックアップしていきます。

目次

都立高校バドミントン部が参加する各種トーナメント

バドミントンの高校生競技者にとって、試合形式は多岐にわたります。個人で戦うシングルス、2人1組で挑むダブルス、そしてこれらを組み合わせたチーム戦である団体戦があります。

高校バドミントン界で最も権威ある全国大会は以下の4つです。

  • 全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会(個人戦・団体戦)
  • 全国高等学校選抜バドミントン大会(個人戦・団体戦)
  • 全日本ジュニアバドミントン選手権大会(個人戦のみ)
  • 国民スポーツ大会(個人戦のみ)

これらに加え、地域レベルの重要な大会もあります。

  • 関東大会につながる東京都春季高校バドミントン大会(団体戦)
  • 東京都バドミントン冬季(東・西)ブロック大会(団体戦)
  • 東京都国公立高校バドミントン選手権大会(団体戦)

本調査では、学校全体の競技力を正確に評価するため、個人戦の結果ではなく、団体戦の成績に焦点を当てています。これにより、一部の優秀な選手の活躍だけでなく、チーム全体の底力を反映した結果を分析することができます。

調査対象は、2021年から2024年(途中まで)の以下4大会における団体戦の結果です:

  1. 春季高校バドミントン大会 兼 関東大会東京予選
  2. 東京都高校総体 兼 全国高校総体東京予選
  3. 東京都高校新人大会 兼 全国高校選抜大会東京予選
  4. 東京都高校バドミントン冬季東西ブロック大会

各大会の形式や規模が異なるため、公平性を保つために大会ごとに順位に対するポイントを調整しました。例えば:

  • 春季大会:優勝30点、準優勝25点、ベスト4は20点など
  • 総体・新人大会:優勝/準優勝20点、ベスト4は15点など
  • 冬季ブロック大会:1部優勝/準優勝20点、2部優勝/準優勝10点など

これらのポイントシステムを用いて、各学校の成績を数値化し、合計ポイントに基づいて上位5校をランキング化しました。各大会に臨むそれぞれの高校の思惑もあるため(育成の場、勝負の場など)、これが正しいランキングというわけではありませんが、ある程度総合的な学校の競技力を反映したランキングとなっているかと思います。

都立高校強豪バドミントン部 TOP10【男女合同】

順位ポイント高校名市区町村最寄り駅
1位390pt小岩高校江戸川区JR新小岩駅 より
①徒歩20分
②京成バス【②のりば】江戸川スポーツランド行または瑞江駅行 本一色下車 徒歩5分
2位315pt東村山高校東村山市西武新宿線/西武国分寺線・東村山駅東口より徒歩12分
3位310pt城東高校
※紹介記事はこちら
江東区①JR総武線/亀戸駅東口 徒歩6 分
②東武亀戸線/亀戸駅 徒歩12分
③都営地下鉄新宿線/西大島駅 徒歩 8分
4位280pt町田総合高校町田市①JR横浜線 古淵駅より徒歩25分
②JR横浜線 町田駅・小田急線 町田駅よりバス15分
③JR横浜線 淵野辺駅よりバス10分
5位165pt杉並総合高校杉並区①井の頭線「浜田山」駅 徒歩約10分
②京王線「上北沢」駅 徒歩約12分
6位125pt新宿高校
※紹介記事はこちら
新宿区①JR線「新宿」駅:南口・東南口・甲州街道改札 徒歩4分
②東京メトロ副都心線/丸の内/都営新宿線「新宿三丁目」駅 徒歩4分
③都営大江戸線・新宿線「新宿」駅 徒歩7分
④京王線「新宿」駅/小田急線「新宿」駅 徒歩10分
⑤西武新宿線「西武新宿」駅 徒歩11分
7位(同率)90pt雪谷高校大田区東急池上線「御嶽山(おんたけさん)」駅より 徒歩8分
7位(同率)90pt足立新田高校足立区①東京メトロ南北線「王子神谷駅」より徒歩約12分
②JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子駅」よりバス「新田三丁目」下車 徒歩約2分
③JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス「北千住駅」よりバス「新田三丁目」下車 徒歩約2分
9位80pt成瀬高校町田市JR横浜線「成瀬駅」下車
①徒歩10分
②北口バス乗り場①番(神奈中バス)「成瀬高校入口」下車 徒歩1分
10位(同率)65pt豊島高校
※紹介記事はこちら
豊島区①東京メトロ有楽町線・副都心線 「小竹向原駅」4番出口から徒歩8分
②東京メトロ有楽町線・副都心線 「千川駅」1番出口から徒歩7分
③西武池袋線 「江古田駅」北口(日大芸術学部)から徒歩14分
10位(同率)65pt田無高校西東京市①西武新宿線「田無駅」南口下車 徒歩18分
②JR中央線「武蔵境駅」北口より関東バス(境15)「向台町五丁目」行終点下車 徒歩6分

都立高校強豪バドミントン部 TOP10【男子】

  1. 東村山高校(東村山市):225pt
  2. 城東高校(江東区):190pt  ※城東高校の紹介記事はこちら
  3. 小岩高校(江戸川区):185pt
  4. 町田総合高校(町田市):145pt
  5. 成瀬高校(町田市):80pt
  6. 雪谷高校(大田区):65pt
  7. 狛江高校(狛江市):50pt
  8. 田無高校(西東京市):50pt
  9. 戸山高校(新宿区):45pt  ※戸山高校の紹介記事はこちら
  10. 調布南高校(調布市):35pt  ※調布南高校の紹介記事はこちら

都立高校強豪バドミントン部 TOP10【女子】

  1. 小岩高校(江戸川区):195pt
  2. 杉並総合高校(杉並区):155pt
  3. 町田総合高校(町田市):135pt
  4. 城東高校(江東区):120pt  ※城東高校の紹介記事はこちら
  5. 新宿高校(新宿区):95pt  ※新宿高校の紹介記事はこちら
  6. 東村山高校(東村山市):90pt
  7. 足立新田高校(足立区):80pt
  8. 豊島高校(豊島区):50pt  ※豊島高校の紹介記事はこちら
  9. 第五商業高校(国立市):45pt
  10. 南平高校(日野市):25pt  ※南平高校の紹介記事はこちら
    雪谷高校(大田区):25pt
    富士森高校(八王子市):25pt
    国立高校(国立市):25pt  ※国立高校の紹介記事はこちら

都立高校強豪バドミントン部を紹介

高校バドミントンの全国大会である「インターハイ」では、東京都から東西ブロックそれぞれ1校ずつ、計2校が出場権を獲得できます。しかし、都立高校にとって、その切符を手に入れることは極めて困難な挑戦となっています。

その理由は、東京都内に数多くの私立強豪校が存在するからです。例えば、

  • 淑徳巣鴨
  • 実践学園
  • 関東第一
  • 目黒日本大学
  • 藤村女子
  • 東京家政学院

これらの学校は、関東大会や全国大会に常連として名を連ねる強豪校です。彼らの存在が、都立高校の関東大会や全国大会への道を厳しいものにしています。

このような競争の激しい環境の中で、都立高校はどのような成績を残しているのでしょうか。以下に、注目すべき都立高校の直近の成績をまとめました。これらの結果は、厳しい競争の中で都立高校がどれだけの健闘を見せているかを示す重要な指標となります。

【都立No.1】小岩高校(江戸川区) ※スポーツ推薦あり(男3・女3)

小岩高校|男子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト16ベスト16ベスト8ベスト16
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト4(東ブロック)ベスト8(東ブロック)ベスト4(東ブロック)ベスト8(東ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト4(東ブロック)ベスト8(東ブロック)ベスト4(東ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト8(東ブロック_1部)準優勝(東ブロック_1部)ベスト8(東ブロック_1部)ベスト8(東ブロック_1部)

小岩高校|女子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト8ベスト4
※関東大会出場
ベスト16ベスト8
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト4(東ブロック)ベスト4(東ブロック)ベスト8(東ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト4(東ブロック)ベスト8(東ブロック)ベスト8(東ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト8(東ブロック_1部)優勝(東ブロック_1部)ベスト4(東ブロック_1部)ベスト8(東ブロック_1部)

小岩高校のバドミントン部は、「粘勝・明るくまじめ」をモットーに掲げ、関東大会出場と全国大会出場を目標に日々精進しています。この部の特徴は、学年を超えた結びつきと豊かなコミュニケーションにあり、チームワークの良さが競技成績にも表れています。

近年の実績は目覚ましく、特に令和5年度の成績が光ります。春季大会では女子チームが関東大会出場を果たし、男子チームもベスト16と健闘しました。東京都高校総体では、男女ともに団体戦で好成績を収め、個人戦でも複数の選手が上位進出を果たしています。

さらに、東京都バドミントン選手権大会では、男子ダブルスで優勝、準優勝、女子ダブルスでも準優勝と3位に入るなど、チーム全体の高い競技レベルを示しています。

小岩高校バドミントン部の強さは、個人の技術力の高さだけでなく、チーム全体のバランスの良さにあります。男女ともに団体戦で安定した成績を残し、さらに個人戦でも複数の選手が上位進出を果たしていることがその証左です。特に、令和4年度の東京都国公立高等学校バドミントン選手権大会で女子チームが優勝を果たしたことは、都立高校の中でもトップクラスの実力を持つことを示しています。

平成22年以降、関東大会に6回出場しているという実績も、小岩高校バドミントン部の長年にわたる強さを物語っています。令和5年度の女子チームの関東大会出場は、その伝統を受け継ぐ成果と言えるでしょう。

【都立No.2】東村山高校(東村山市)※スポーツ推薦あり(男女4)

東村山高校|男子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト16ベスト4
※関東大会出場
ベスト16ベスト16
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト8(西ブロック)準優勝(西ブロック)ベスト4(西ブロック)ベスト4(西ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)準優勝(西ブロック)ベスト4(西ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会準優勝(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)優勝(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)

東村山高校|女子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト16
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト16(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)

東村山高校のバドミントン部は、都立高校の中でも際立つ強豪チームとして知られています。29名の部員を擁し、男子19名、女子10名という構成で、週5日の精力的な練習を行っています。平日は2時間、休日は3時間の練習時間を確保し、特に土日には6面のコートを使用できる恵まれた環境で活動しています。

この高校の特筆すべき点は、スポーツ推薦制度を実施し、さらに東京都からスポーツサイエンスプロモーションクラブ(SSPC)の指定校に選ばれていることです。これにより、バドミントン専門の指導者派遣を受けるなど、高度な指導体制を整えています。また、選手たちは効率的な練習方法を自ら考案し、チーム全体で取り組むなど、主体性を重視した活動を展開しています。

近年の成績も目覚ましく、令和5年度には関東大会に出場し2回戦まで進出。東京都のインターハイ予選では4位に入賞し、国公立大会では3位を獲得しています。前年度の令和4年度には東京都国公立大会で優勝を果たし、冬季ブロック大会でも優勝、新人戦西ブロックでは2位に入るなど、着実に実績を積み重ねています。

さらに、競技力向上を目指し、群馬県、山梨県、栃木県など他県への遠征も積極的に行っています。これらの遠征に対しては、宿泊費や交通費等のサポートも受けており、選手たちが経験を積む貴重な機会となっています。

東村山高校バドミントン部は、充実した練習環境と専門的な指導体制を基盤に、私立の強豪校に引けを取らない活躍を見せています。都立高校でありながら関東大会出場を果たすなど、その実力は注目に値します。選手主体の取り組みや積極的な遠征参加など、競技力向上に向けた姿勢も評価されており、今後のさらなる飛躍が期待されています。

【都立No.3】城東高校(江東区)

城東高校|男子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)【男子】ベスト8ベスト8(5位)
※順位決定戦にて5位となり関東大会出場
ベスト16
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)【男子】ベスト4(東ブロック)ベスト4(東ブロック)ベスト8(東ブロック)ベスト4(東ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)【男子】ベスト4(東ブロック)ベスト4(東ブロック)ベスト4(東ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会【男子】ベスト16(東ブロック_1部)ベスト4(東ブロック_1部)ベスト4(東ブロック_1部)ベスト8(東ブロック_1部)

城東高校|女子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト8ベスト16ベスト16ベスト32
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト8(東ブロック)ベスト8(東ブロック)ベスト8(東ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト8(東ブロック)ベスト4(東ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト16(東ブロック_1部)ベスト8(東ブロック_1部)ベスト8(東ブロック_1部)

城東高校のバドミントン部は、競技力と人格形成の両面で卓越した成果を挙げている注目すべき部活動です。令和6年度の目標として掲げる「妥協なき文武両道」と「男女での関東大会出場、インターハイ出場」は、この部の高い志を端的に表しています。

部員数は令和5年度現在で70名を数え、1年生18名、2年生32名、3年生20名という充実した構成となっています。この大所帯を支える練習体制も徹底しており、週5日の練習に加え、土日には練習試合や公式戦にも積極的に参加しています。

年間を通じて計画的に大会参加や合宿を行っており、4月の関東大会都予選を皮切りに、夏の全国総体予選、秋の新人戦、冬の関東国公立大会など、一年中切れ目なく競技に励んでいます。特筆すべきは、1月の北関東オープン大会への参加資格が新人戦で東西東京ベスト4に入った高校のみに与えられるという点で、この大会への出場実績は城東高校の実力を如実に示しています。

競技実績も目覚ましく、平成30年には関東大会に出場し2回戦まで進出。その後も着実に力をつけ、令和4年度には男子団体が関東大会で2回戦進出を果たしました。令和5年度には、全国総体都東京予選で男子団体がベスト4、女子団体がベスト8に入賞。さらに新人戦では男子団体が2位、女子団体が3位という優秀な成績を収めています。

特に注目すべきは、令和5年度の東京都国公立大会での男女団体同時優勝という快挙です。これは、都立高校の中でも城東高校バドミントン部が頂点に立つ実力を持っていることを証明しています。

【都立No.4】町田総合高校(町田市)※スポーツ推薦あり(男3・女3)

町田総合高校|男子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト16ベスト16ベスト16ベスト16
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト8(西ブロック_1部)準優勝(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)

町田総合高校|女子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト16ベスト8ベスト8
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト4(西ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト16(西ブロック_1部)ベスト16(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)

町田総合高校バドミントン部は、関東大会出場を目標に日々切磋琢磨しながら練習に取り組んでいます。練習は毎週月・水・金・(土)・日曜日に行われ、現在43名の部員が在籍しています。部員と顧問に加え、全日本シニア大会出場経験のある2名の外部コーチからも指導を受け、充実した練習環境が整っています。

また、東京都から「Sport-Science Promotion Club」に指定されており、栄養指導やバドミントンの専門的なアドバイスを受けることができるため、選手の成長をサポートする体制が万全です。

2022年度には、新人戦ダブルス決勝トーナメントで東京都ベスト8に進出し、2023年度の冬季大会では男子チームが西ブロックで第2位に輝くという快挙を成し遂げました。これにより、インターハイ予選でも決勝トーナメントからの参加が決定しており、さらに大きな目標に向かって挑戦を続けています。

男女共に関東大会出場を目指し、今後もさらに練習環境を活用しながら成長していく予定です。

【都立No.5】杉並総合高校(杉並区)

杉並総合高校|男子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト16(西ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト16(西ブロック_1部)

杉並総合高校|女子バドミントン部実績(2021年~2024年)

2024年2023年2022年2021年
東京都春季高校バドミントン大会(兼 関東大会東京予選)ベスト16ベスト16ベスト16ベスト8
東京都高校総体(兼 インターハイ東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト4(西ブロック)ベスト4(西ブロック)
東京都高校新人大会(兼 全国高校選抜大会東京予選)ベスト16(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)ベスト8(西ブロック)
東京都高校バドミントン冬季ブロック大会ベスト16(西ブロック_1部)ベスト4(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)ベスト8(西ブロック_1部)

杉並総合高校バドミントン部は、バドミントンで高い目標を持ち、上を目指して全力で取り組む生徒たちが集まる部活です。現在、35名の部員が在籍しており、毎週月・火・水・金・土・(日)に活動を行っています。目標として、女子は関東大会出場、男子は西東京ベスト8を掲げており、日々練習に励んでいます。

2023年度は、女子チームが西東京3位、国公立大会3位、さらに関東公立大会・全国公立大会への出場を果たし、商業大会では優勝という素晴らしい成績を収めました。また、男子チームも西東京ベスト16に進出し、商業大会で優勝を果たしました。

バドミントン部は、二人のOGコーチの指導のもと、毎日全力で練習に向き合い、さらなる高みを目指しています。令和5年度には女子チームが目標としていた西東京ベスト4を達成し、国公立で行われる全国大会にも西東京唯一の代表として出場することができました。今年度の最大の目標である関東大会出場を目指して、部員一同、さらなる努力を続けています。

私立強豪校の牙城を崩しにかかる小岩、城東、東村山。高校でバドミントンをするなら都立高校がオススメ

個人戦であるシングルスやダブルスにおいては、都立高校の選手が都大会で優勝や好成績を収め、関東大会に出場することもあります。しかし、学校全体の力が求められる団体戦では、実力者を複数揃える必要があり、私立高校の強固な牙城を崩すのは依然として難しい状況です。

インターハイでは、東西それぞれのブロックから2校が全国大会に進出します。西ブロックでは、男子は10年連続、女子は6年連続で淑徳巣鴨高校が全国大会に出場しており、その圧倒的な実績から「一強」と見られがちです。しかし、2021年と2022年にベスト4に進出した東村山高校が、2023年には強豪私立校を次々と破り、全国大会出場まであと一歩の準優勝を果たしています。

一方、東ブロックでは、関東第一高校や実践学園が例年全国大会に出場していますが、女子では目黒日本大学や東京家政大学などの新興勢力が台頭しています。また、都立高校では、小岩高校が女子インターハイ東京予選でベスト4入りを果たし、3位決定戦で勝利するなど、全国大会出場まであと一歩のところまで迫っています。

このように、私立の強豪校に対抗するため、都立高校もスポーツ推薦制度を導入したり、東京都から「スポーツサイエンスプロモーションクラブ(SSPC)」に指定されることで、栄養指導やバドミントン専門の指導者を派遣してもらうなど、高度な指導体制を整えています。

中学時代にバドミントンで優秀な成績を収めた生徒はもちろん、高校から本格的にバドミントンを始めたい初心者にとっても、都立高校でバドミントンを続けたり、新たにスタートする選択肢はいかがでしょうか。


<データ参照元>
大会の結果は、以下の公式サイトのデータを参照・加工しポイントに換算しています。
・東京都高等学校体育連盟バドミントン専門部公式サイト http://www.tokyo-hsbad.com/
また、バドミントン部の紹介は各高校のホームページを参考にまとめています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

教員免許保有(小学校教諭1種、中学校・高校保健体育)の40代サラリーマン。現在高校生の息子の高校受験時に生来のオタク気質をこじらせ首都圏の私立・都立高校を調べた結果、都立高校のコスパの良さに驚愕。現在小学生の娘の高校受験に備えての備忘録がてら、都立高校の魅力を発信していくために「都立高のトリセツ」を開設。

目次