東京都立石神井高等学校は、1940年(昭和15年)に東京府立第十四中学校として創立された、80年以上の歴史を持つ伝統校です。練馬区関町北に位置し、「スポーツの石神井」として知られる活発な部活動と、年々伸び続ける大学合格実績の両立が大きな特徴です。
2019年に東京都教育委員会より進学指導研究校に指定され、独自の「石神井合格メソッド」を構築。過去7年間で国公立+早慶上理の合格者数は約3倍、GMARCHの合格者数は約4倍以上と、進学実績は大きく飛躍しています。かつて進学面のけん引役を担っていた特進クラスはその役割を終え、現在は全クラスが高い目標を持って学力向上に取り組む体制へと進化しました。
2007年に完成した充実した設備の新校舎で、多くの生徒が勉強・部活・行事のすべてに全力で取り組む高校生活を送っています。ここでは、石神井高校の偏差値や入試倍率などの受験情報から、校風、進学実績、部活動、行事まで、受験生・保護者のみなさんが気になるポイントをまとめて解説します。
都立石神井高校の入試倍率と偏差値
入学難易度(偏差値)
都立石神井高校の偏差値は概ね54~57とされています。都立高校の中では中堅上位に位置し、特に練馬区内では人気の高い学校です。
- みんなの高校情報:57
- 市進教育グループ(80%合格基準):56
- V模擬(60%合格基準):54
同レベル帯の他校との比較|V模擬基準
| 偏差値 | 該当校 |
|---|---|
| 56 | 都立文京、創価、東京電機、日大櫻丘 |
| 55 | 都立井草、都立小平、都立狛江、都立南平、都立目黒、専修大附属、多摩大目黒、明星学園 |
| 54 | 都立石神井、都立神代、都立豊島、郁文館グローバル、十文字、サレジアン国際、目黒日大 |
| 53 | 都立江戸川、都立墨田川、都立調布南、都立東大和南、多摩川学園、日大豊山 |
| 52 | 都立小平南、都立広尾、都立深川、都立雪谷、実践学園、杉並学院、武蔵野大学 |
石神井高校は、V模擬基準で練馬区の井草高校と1ポイント差、多摩エリアの南平や小平と同レベル帯に位置しています。都立の中堅上位校として、「入試対策をきちんとやれば手が届く、でも油断はできない」ラインです。
併願検討される私立高校
石神井高校と近い偏差値帯で併願を検討される私立高校には、コース制を採用している学校も多くあります。コースによって偏差値が大きく変わるので、志望コースごとの難易度をチェックしましょう。
※V模擬(60%合格基準)の学校全体のレンジ表記。
- 日本大学鶴ヶ丘:55〜61(特進/総進のコース制)
- 専修大学附属:55(単一コース)
- 日本大学櫻丘:56〜60(コース制)
- 東京電機大学高:56〜57
- 八王子学園八王子:54〜64(コース制で幅広い)
- 杉並学院:52〜56(コース制)
- 武蔵野大学高:52〜58(コース制)
いずれも上位コースは石神井高校より難しく、標準コースは同程度かやや入りやすいという構成の学校が多いため、併願先として検討する際はどのコースで受験するかを必ず確認してください。
入試倍率推移
石神井高校の入試倍率は以下のように推移しています。
| 年度 | 校長会 調査時倍率 | 応募倍率 (推薦) | 応募倍率 (一般) | 最終応募倍率 (一般) | 受検倍率 (一般) | 合格倍率 (一般) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 | 1.57倍 | 2.69倍 | 1.66倍 | 1.65倍 | 1.52倍 | 1.50倍 |
| 2025年 | 1.88倍 | 3.43倍 | 1.87倍 | 1.85倍 | 1.68倍 | 1.65倍 |
| 2024年 | 1.83倍 | 3.27倍 | 1.74倍 | 1.70倍 | 1.51倍 | 1.49倍 |
| 2023年 | 1.99倍 | 3.52倍 | 1.98倍 | 1.92倍 | 1.78倍 | 1.76倍 |
2026年度入試の特徴
2026年度の石神井高校は、直近4年間でもっとも落ち着いた倍率となりました。校長会調査時倍率は1.57倍で、前年の1.88倍から大きく低下。一般入試の合格倍率も1.50倍と、2024年度(1.49倍)とほぼ同水準に戻っています。
注目したいポイントは2つあります。
1つ目は推薦入試の倍率が2.69倍と、前年(3.43倍)から大幅に下がったこと。とはいえ約3人に1人しか受からない水準ですから、推薦で合格するには内申点の積み上げと面接・作文の対策が引き続き欠かせません。
2つ目は、一般入試の受検倍率1.52倍に対し、合格倍率が1.50倍とほぼ差がないこと。出願した生徒のほとんどが当日しっかり受検しており、「記念受験」的な層が少ないことがうかがえます。つまりライバルはほぼ全員本気——倍率が低めに見えても、受検者のレベルが下がっているわけではない点に注意が必要です。
4年間の倍率推移から見えること
4年間を通して見ると、一般入試の合格倍率は1.49〜1.76倍のレンジで推移しています。2023年度が最も高く、2024年度に落ち着き、2025年度に再上昇、2026年度にまた落ち着くという隔年的な変動パターンが読み取れます。推薦入試も同様に、2023年度の3.52倍をピークに2026年度は2.69倍まで下がりました。
ただし、どの年度でも「3人に1人は不合格」になる水準であることには変わりません。石神井高校の安定した人気は、部活動の充実と進学実績の伸びが支えているものであり、2027年度入試でも同程度の倍率が予想されます。
都立石神井高校の立地と最寄り駅、周辺環境
| 住所 | 東京都練馬区関町北四丁目32-48 |
|---|---|
| 最寄り駅 | 西武新宿線「武蔵関」駅下車 北口より徒歩7分 |
最寄り駅からのアクセス
石神井高校は東京都練馬区関町北四丁目32-48に位置しています。主なアクセス方法は以下の通りです。
- 西武新宿線「武蔵関」駅下車 北口より徒歩7分
- JR「荻窪」駅北口より関東バス「武蔵関駅(荻32)」行き、バス停「武蔵関駅」下車 徒歩7分
- JR「三鷹」駅北口より関東バス「武蔵関駅(鷹02)」行き、バス停「武蔵関駅」下車 徒歩7分
- 西武池袋線「大泉学園」駅南口より西武バス「吉祥寺駅(吉61/吉61-1)」行き、バス停「関町北四丁目」下車 徒歩6分
- JR「吉祥寺」駅北口より西武バス「都民農園セコニック前(吉61)」行きまたは「新座栄(吉61-1)」行き、バス停「関町北四丁目」下車 徒歩6分
周辺環境
石神井高校は練馬区の北西部に位置し、緑豊かな環境に恵まれています。周辺は落ち着いた住宅街が広がり、学習環境としては非常に良好です。また、同校の敷地内からは富士山を望むことができる日もあり、校歌にも「あふぎみる富士の高嶺よ」と歌われています。
同窓会が管理運営する長野県北アルプス・白馬にある黒菱山荘は、夏・冬の自然探究活動の拠点となっており、都心からはやや離れていますが、自然と触れ合う機会も豊富な環境となっています。
都立石神井高校の校風|「文武二道」を体現する卒業生たちの声
勉強も部活も行事も——全力で取り組む空気
石神井高校の校風を一言で表すなら、「勉強も部活も行事も、全部に全力」。校訓には「Aim High(高く目指せ)」「Work Together(共に働け)」「Challenge Globally(世界に挑め)」の3つが掲げられていますが、この精神は教室の中だけでなく、グラウンドや体育館、行事の準備期間にも浸透しています。
卒業生の声を聞くと、この空気がよく伝わってきます。
明治大学政治経済学部に進学した吉田一穂さん(サッカー部)は、高校生活をこう振り返っています。
一番頑張ったと自負しているのは、勉強と部活の両立というところです。どちらか一つでも疎かにしてはいけない。両立を成し遂げたことで、充実した学校生活がおくれたと思っています。
中央大学文学部に進学した山崎春歌さん(女子ハンドボール部)も、似た言葉を残しています。
石神井高校のスローガンである文武二道の両立を目指し、勉強にも力を入れることができました。受験勉強に臨むことのできる環境であったことが第1志望合格の要因だったと考えています。
「勉強か部活か」の二者択一ではなく、どちらにも真剣に向き合う文化が当たり前のものとして根づいているのが、石神井高校の大きな魅力です。
友人と先生が支える受験期
石神井高校のもうひとつの特徴は、受験期に周囲と支え合う雰囲気が強いこと。早稲田大学商学部に進学した津屋美晴さんは、こう語っています。
勉強にも部活動にも学校行事にも全力で取り組む仲間の存在が、辛い受験勉強の中での私の原動力でした。どんな時でも親身になって相談にのってくれた先生方にもとても感謝しています。
早稲田大学文化構想学部に進学した大石くるみさんも、3年生で体育祭や文化祭に参加したことが逆に受験の糧になったと振り返ります。
3年生の時も体育祭、文化祭に参加し、そこで絆を深めた友人達と助け合うことで受験を乗り越えられました。
「チーム石神井」という言葉は、こうした生徒同士・先生との結びつきから自然に生まれたもの。校長も「文武ともに楽しく充実した高校生活を送ろう」「入れる大学より入りたい大学に進もう」というメッセージを発信しており、3年間を通じて生徒の主体性を尊重する教育方針が貫かれています。
生活面のルール
石神井高校は制服着用が基本です。女子はブレザーにえんじ色のリボンと紺色のスカート、男子はブレザーにえんじ色のネクタイとスラックス。夏季は学校指定のポロシャツも着用可能です。なお、男女共用のスラックスとスカートが採用されており、性別にかかわらず選択できるようになっています。
髪を染めたり脱色したりすることは禁止で、学校全体として生活規律を重んじる方向で運営されています。
都立石神井高校の特色ある教育活動
石神井合格メソッドと進学指導体制
石神井高校の進学指導の中核を担うのが「石神井合格メソッド」です。東京都教育委員会指定の進学指導研究校として蓄積した研究成果に基づき、難関大学への現役合格を目指す独自の指導法が構築されています。
具体的には、年間18回の土曜授業による週32時間の学習体制、夏期講習・補習による学力フォロー、そして模試分析会による生徒一人ひとりの弱点把握と対策が柱です。東京科学大学に進学した後藤歩来さんは「受験勉強において習慣が大事だと考え、部活動や行事で忙しくとも勉強しない日がないように心がけた」と語っており、日常的な学習習慣を定着させる環境が整っていることがうかがえます。
なお、2011年に設置された特進クラスは、近年の学校全体のレベルアップを受けてその役割を終えています。現在は全クラスが同じ水準の進学指導を受けられる体制となっており、「どのクラスに入っても高い目標を持って頑張れる」環境が実現しています。
国際交流の広がり
石神井高校では近年、国際交流プログラムが急速に拡充されています。台湾との姉妹校交流は毎年実施されるようになり、2026年1月には台湾・屏東への訪問研修が行われました。さらに海外派遣研修の成果報告会(2026年2月)も実施されるなど、国内だけでなくグローバルな視野を育てる機会が増えています。
校訓の「Challenge Globally(世界に挑め)」が、実際のプログラムとして形になりつつあるのは、石神井高校の近年の大きな変化のひとつです。
都立石神井高校の進路・進学実績(2025年度)
合格者の推移
都立石神井高校の大学群別合格者数の推移(2020年度〜2023年度)は以下の通りです。
| 大学群 | 2020年度 (2021年3月卒) | 2021年度 (2022年3月卒) | 2022年度 (2023年3月卒) | 2023年度 (2024年3月卒) | 2024年度 (2025年3月卒) |
|---|---|---|---|---|---|
| 国公立大学 | 7人 | 5人 | 13人 | 6人 | 16人以上※ |
| 早慶上理 | 13人 | 16人 | 15人 | 10人 | 14人 |
| GMARCH | 74人 | 107人 | 93人 | 124人 | 131人 |
| 成成獨國武明学 | 70人 | 127人 | 98人 | 99人 | (不明) |
| 日東駒専 | 131人 | 192人 | 214人 | 241人 | (不明) |
| 四理工+東農大 | 55人 | 40人 | 48人 | 43人 | (不明) |
※学校ホームページに記載の合格大学データをカウントすると、国公立大学(大学校含む)には最低16人は合格しているようですが、正確な数値データは掲載されていません。
進学実績の伸び
石神井高校の進学実績はここ数年、はっきりとした右肩上がりの軌道を描いています。東京都教育委員会の「だから都立高」サイトでも、過去7年間で国公立+早慶上理の合格者数は約3倍、GMARCHの合格者数は約4倍以上と紹介されており、中堅上位校のなかでも際立った伸びを見せています。
特に2024年度(2025年3月卒)は、国公立大学に16名以上(東京科学大学、東京学芸大学3名、東京農工大学など)、GMARCHに131名と過去最多を更新しました。なかでも法政大学54名、明治大学27名が合格者数の多い大学となっています。
主な合格実績(2024年度 | 2025年3月卒)
- 国公立大学:東京科学大学1人、東京学芸大学3人、東京農工大学1人、東京海洋大学1人、群馬大学、高崎経済大学、新潟大学、大阪教育大学、高知大学、防衛大学校、防衛医科大学校、国立看護大学校 ほか
- 早慶上理:早稲田大学6人、慶應義塾大学2人、上智大学1人、東京理科大学5人
- GMARCH:学習院大学12人、明治大学27人、青山学院大学9人、立教大学14人、中央大学15人、法政大学54人
進路指導の特徴
石神井高校では3年間を通じた体系的な進路指導プログラムを実施しています。1年生で自己理解と基礎力の養成、2年生で文理選択と志望学部の決定、3年生で集中的な受験準備という段階を踏みます。
東京農工大学に進学した山崎充剛さんの言葉が、石神井高校の進路指導の特徴をよく表しています。
自分が進みたい進路に進めたのは、1年の頃からの積み重ねがあったからだと思います。部活も忙しいけどテスト前の1週間は部活がないので、その期間は一生懸命やって、あとは授業も真面目に聞いていたら、受験の時に基礎がある程度ついていたので上手くいきました。
「1年生からコツコツやっていれば、3年生になったとき基礎がある」——派手なスローガンではなく、日々の授業と定期テストを大切にする地道な積み重ねこそが、石神井合格メソッドの本質といえます。
※2025年度(2026年3月卒)の大学合格実績は、学校公表後に別記事で詳しくお伝えする予定です。

都立石神井高校のイベント・学校行事
体育祭|石神井最大の伝統行事
石神井高校の体育祭は、同校の代名詞ともいえる学校行事です。三団対抗で行われ、全校生徒・全教職員が一丸となって創り上げます。1974年と1980年にはNHKでテレビ放映されたほどの規模と迫力を誇り、令和7年度(2025年)は「第78回」を迎えました。
6月初旬に行われるため、入学間もない1年生にとっては「チーム石神井」の一員になる最初の大きな体験。団ごとに競技だけでなくマスコット制作やマスゲーム、応援団のパフォーマンスまで手がけ、学年を超えた結束が生まれます。
文化祭
9月に開催される文化祭では、部活動や各クラスによる展示・発表が行われます。ファッション部によるファッションショーや軽音楽部のライブ、美術部の作品展示などが毎年人気を集めています。受験生にとっても、在校生の雰囲気を直接感じられる貴重な機会なので、石神井高校を志望している中学生のみなさんはぜひ足を運んでみてください。
修学旅行|沖縄で4日間
2年生の修学旅行は沖縄で4日間の行程です。79期生(2026年2月実施)も沖縄を訪問しており、平和学習や自然体験を通じて、教室では得られない学びを深めています。
校外学習
新年度が始まった直後、4月に各学年が校外学習を実施しています。2026年は4月28日に、1年生は浅草、2年生は鎌倉、3年生はディズーニーランドを訪れています。入学直後に校外学習を実施し、クラスの親睦を深めます。
黒菱山荘での自然探究
同窓会が管理運営する長野県北アルプス・白馬の黒菱山荘を拠点に、夏・冬の希望者による自然探究が行われています。山小屋での共同生活や自然観察など、他校ではなかなか体験できない特色ある行事です。
国際交流プログラム
台湾の姉妹校との交流が毎年行われているほか、台湾・屏東への訪問研修(2026年1月)や海外派遣研修の成果報告会(2026年2月)など、国際交流の機会が年々充実しています。
年間行事カレンダー
| 月 | 行事 |
|---|---|
| 4月 | 入学式、対面式、クラブオリエンテーション、校外学習 |
| 5月 | 生徒総会、中間考査 |
| 6月 | 体育祭、生徒会選挙、体力テスト |
| 7月 | 期末考査、夏期講習前期、部活動合宿 |
| 8月 | 夏期講習後期、部活動合宿、海外探究 |
| 9月 | 文化祭 |
| 10月 | 中間考査 |
| 11月 | 開校記念日 |
| 12月 | 期末考査、球技大会、東京体験スクール、芸術鑑賞教室 |
| 1月 | 共通テスト、台湾訪問研修 |
| 2月 | 修学旅行(2年生)、海外派遣研修成果報告会 |
| 3月 | 学年末考査、台湾姉妹校交流、卒業式 |
都立石神井高校の部活動|「スポーツの石神井」に加え、文化部も全国へ
石神井高校の部活動は全校生徒の90%が加入しており、「スポーツの石神井」の名に恥じない活発な活動が行われています。令和8年度入試では、サッカー、男子バスケットボール、女子バスケットボール、ラグビー、女子バレーボール、柔道にて文化・スポーツ等特別推薦入試を実施しています。
近年の注目は、運動部だけでなく文化部からも全国レベルの実績が生まれていること。「スポーツの石神井」から「文武の石神井」へと、活躍の幅が着実に広がっています。
運動部の実績
石神井高校の運動部で特に注目すべき最新の実績を紹介します。
| 部活 | 主な実績 |
|---|---|
| 陸上競技部 | R7男子400m 広島インターハイ出場。都大会12種目出場、都選抜・1年生大会14種目出場 |
| サッカー部 | R02・R04年度全国選手権予選ベスト16。T3リーグブロック1位を経てT2リーグに昇格 |
| 男子バスケットボール部 | H29年度関東大会出場、H25・H26年度全国大会東京都予選ベスト16 |
| 女子バスケットボール部 | R6年度 東京都U18ブロックリーグ T3-Division GroupC優勝、新人大会ベスト56シード獲得 |
| ラグビー部 | R4年度全国大会東京第1地区予選ベスト8、R5年度関東大会東京都予選ベスト16 |
| 男子硬式テニス部 | R5年度総体予選(団体)ベスト32 |
| 柔道部 | 東京都第3支部予選会女子個人の部優勝、関東大会予選会女子78kg超第3位 |
2025年夏、陸上競技部の執行琉斐さんが男子400mで関東大会南関東6位に入賞し、広島インターハイに出場しました。全国大会では予選66人中29位のタイムで自己ベストを更新。さらに東京都代表の旗手としてインターハイ総合開会式にも参加しており、石神井高校の名を全国に知らしめる快挙となりました。
サッカー部は都立高校のなかでもトップクラスの実力を持ち、私立強豪やクラブチームひしめくT3リーグで鎬を削っています。果たしています。男子バスケットボール部も都立の強豪として安定した実績を残しており、文化・スポーツ等特別推薦を活用して入学する生徒も少なくありません。



その他の運動部
野球部(都立屈指の広さのグラウンド環境で活動)、バドミントン部(関東大会予選団体男子ベスト32)、女子バレーボール部、男女ハンドボール部、女子ソフトボール部、水泳部、剣道部、ダンス部(外部イベントにも多数招待)なども、それぞれの目標に向けて日々活動しています。
文化部の実績|美術部が全国総文祭へ
文化部では、美術部の快挙が2025年度の大きなニュースです。東京都高等学校文化祭 美術・工芸部門「第36回中央展」で、展示作品1,119点の中から2年生の小澤昇平さんの作品「瞬きの中に」が東京都教育委員会賞を受賞。これにより、第50回全国高等学校総合文化祭(秋田大会)への出展が決定しました。
美術部はこれまでも高文連主催中央展で3年連続奨励賞、読書感想画で最優秀賞・全国大会出展という実績を残していましたが、東京都教育委員会賞からの全国総文祭出展はさらに大きなステップ。「スポーツだけの学校」ではなく、文化面でも全国レベルの成果を出せる学校であることを示しています。
その他の文化部
軽音楽部(10超のバンドが活動、年間3回以上のライブ)、ファッション部(文化祭でのファッションショー)、吹奏楽部(学校行事・定演・コンクール・外部演奏会)、演劇部、茶道部、写真部、生物部、漫画研究部、物理化学部、英語部のほか、デジタルクリエイト同好会(ゲーム開発)、ジャズ同好会、福祉同好会、料理同好会の4つの同好会が活動しています。
都立石神井高校の施設と環境
石神井高校は2007年に新校舎が完成し、充実した施設・設備を備えています。
主な施設
校舎(普通教室・特別教室)、体育館、剣道場、柔道場、グラウンド、人工芝の多目的コート、テニスコート、プール、図書室、調理室、美術室、作法室、CALL教室、自習室、2階自習室、トレーニングルームが備わっています。
特色ある施設
黒菱ホール(視聴覚ホール) は講演会やイベントに使用される多目的ホールで、設備が充実しています。人工芝の多目的コートは全天候型で、ハンドボール部をはじめ複数の部活動が活用。自習室は放課後午後5時まで利用可能で、自主学習の習慣づくりを支えています。
また、同窓会が管理する長野県・白馬の黒菱山荘は、夏冬の自然探究活動の拠点。校内・校外の両面で、学びの場が豊富に用意されています。
進学力と部活力の両方が伸び続ける石神井高校
都立石神井高校は、80年以上にわたる「スポーツの石神井」の伝統を受け継ぎながら、進学実績でも着実な成長を見せている学校です。
過去7年間で国公立+早慶上理の合格者数は約3倍、GMARCHは約4倍以上という進学実績の伸びは、特進クラスに頼った一部の成果ではなく、全クラスに行き渡る「石神井合格メソッド」の成果です。東京科学大学や早稲田大学に合格した卒業生たちが口を揃えて語るのは、「1年生からの積み重ね」と「仲間の存在」。日々の授業を大切にし、部活や行事で培った絆を受験のエネルギーに変えていく——それが石神井高校のスタイルです。
部活動の面でも、陸上競技部のインターハイ出場、サッカー部のTリーグでの活躍、美術部の全国総文祭出展と、運動部・文化部を問わず全国レベルの実績が生まれています。台湾姉妹校との交流や海外派遣研修など国際交流も本格化しており、「石神井でできること」の幅は年々広がっています。
矢作祐大さん(明治大学文学部進学)の言葉が、この学校の本質をよく表しています。
私は部活も勉強も行事も楽しみたい気持ちで石神井高校を選びました。3年間を振り返ってそのどれもが欠けることのない高校生活でした。
「全部やりたい」を本気で叶えられる場所——それが、都立石神井高校です。


<参照元>
ページ内の大学合格実績などのデータや各種情報は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・石神井高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/shakujii-h/

