都立上水高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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都立上水高校は、東京都武蔵村山市にある全日制普通科単位制の都立高校です。2004年に開校した比較的新しい学校でありながら、「創造」「自律」「信頼」を教育目標に掲げ、生徒一人ひとりの個性と可能性を伸ばす教育で注目を集めています。

国際理解教育推進校として英語教育に力を入れており、独自の学校設定科目「表現」では演劇や映像制作など12種類の多彩な科目から選択できます。単位制の特色を活かした柔軟なカリキュラムにより、生徒の進路希望に応じた学習が可能です。

本記事では、都立上水高校の偏差値や入試倍率、進学実績、部活動、校風などについて詳しく解説します。中学生の皆さんと保護者の方々の学校選びの参考にしていただければと思います。

目次

都立上水高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

  • みんなの高校情報:57
  • 市進教育グループ(80%合格基準):53
  • V模擬(60%合格基準):50

都立上水高校の入学難易度は、偏差値でみると予備校や情報サイトにより差があるものの、「みんなの高校情報」では偏差値57、「市進教育グループ」では偏差値53(80%合格基準)、「V模擬」では偏差値50(60%合格基準)となっています。

偏差値50~57程度で、都立高校の中では中堅レベルに位置しています。単位制の特色により、入学後は習熟度別授業や豊富な選択科目を通じて、個々の学力や進路希望に応じた学習ができるため、入学時の学力以上の進学実績を残す生徒も多くいます。

入試倍率

過去3年間の入試倍率は以下の通りです。

スクロールできます
年度校長会調査時推薦応募一般応募一般最終応募受検合格
2025年1.22倍2.92倍1.35倍1.32倍1.29倍1.27倍
2024年1.25倍2.85倍1.42倍1.40倍1.37倍1.35倍
2023年1.31倍2.83倍1.31倍1.31倍1.29倍1.28倍

推薦入試の倍率は2.8~2.9倍程度と比較的高く、国際理解教育や表現力育成といった学校の特色に関心を持つ生徒からの人気の高さを示しています。推薦入試では、学校の教育方針への理解と将来への明確な目的意識が重視されるため、面接や作文での表現力が重要になります。

一方、一般入試の最終的な合格倍率は1.27倍~1.35倍で推移しており、都立高校の中では比較的受験しやすい水準といえます。この倍率は極端に高くも低くもなく、適切な学力準備をした受験生にとっては合格可能性の高い学校です。

3年間の推移を見ると、倍率は安定しており、急激な人気の変動はありません。これは学校の教育内容や進学実績が安定して評価されていることを示しています。単位制高校として多様な進路に対応できることや、国際理解教育などの特色ある教育活動が、安定した人気を支えていると考えられます。

都立上水高校の歴史と伝統

都立上水高校は、2004年4月1日に開校した比較的新しい学校です。東京都立武蔵村山東高等学校と東京都立砂川高等学校の統合により設立され、武蔵村山東高等学校の校舎を活用して新設校としてスタートしました。

校名の「上水」は、学校の南側を流れる玉川上水にちなんで名付けられました。開校当初から普通科単位制高校として、従来の学年制とは異なる新しい教育システムを導入し、生徒一人ひとりの個性と進路希望に応じた教育を実践してきました。

2025年現在で開校21年目を迎え、これまでに約5,000名の卒業生を社会に送り出しています。短い歴史ながらも、着実に教育実績を積み重ね、地域に根ざした進学校として確固たる地位を築いています。

都立上水高校の立地と最寄り駅、周辺環境

住所東京都武蔵村山市大南4-62-1
アクセス・西武拝島線「玉川上水駅」から徒歩10分
・多摩都市モノレール「玉川上水駅」から徒歩10分
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