都立石神井高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立石神井高等学校は、1940年(昭和15年)創立の東京府立第十四中学校を前身とする伝統校です。練馬区関町北に位置し、「文武二道」を校風として掲げ、学力向上と人間力向上の両立を目指しています。「スポーツの石神井」と称されるほどスポーツが盛んな一方、近年は進学指導研究校として大学受験指導を強化。特に準難関・中堅私立大学への合格実績が年々向上しており、2007年に完成した充実した施設の新校舎で、多くの生徒が文武両道の高校生活を送っています。

目次

都立石神井高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

都立石神井高校の偏差値は概ね54~57とされています。都立高校の中では中堅上位に位置し、特に練馬区内では人気の高い学校となっています。

  • みんなの高校情報:57(東京208位、都立48位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):56(都立37位)
  • V模擬(60%合格基準):54(東京207位、都立34位)

近年進学実績が伸びてきていることにより、進学校としての評価も高まっています。2019年からは東京都教育委員会より進学指導研究校に指定され、進学指導面での評価も高まっています。

入試倍率推移

石神井高校の入試倍率は以下のように推移しています。

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.88倍3.43倍1.87倍1.85倍1.68倍1.65倍
2024年1.83倍3.27倍1.74倍1.70倍1.51倍1.49倍
2023年1.99倍3.52倍1.98倍1.98倍1.78倍1.76倍
  • 安定した人気: 直近3年間、1.5〜2.0倍程度の一般入試倍率を維持しており、都立高校としては安定した人気を保っています。
  • 推薦入試の高倍率: 推薦入試は一般入試よりも明らかに倍率が高く、3.2〜3.5倍台で推移しています。これは推薦枠の人数が限られている一方で、部活動実績や内申点の高い生徒からの人気が高いことを示しています。
  • 年度による変動: 2023年が最も倍率が高く、2024年は若干低下し、2025年には再び上昇傾向にあります。この変動は中学生人口の変化や、他校との競合状況などが影響していると考えられます。
  • 高い合格率: 受検倍率と合格倍率の差が小さいことから、実際に受検した生徒の中からの合格率は比較的高いことがわかります。例えば2025年度は受検倍率1.68倍に対し合格倍率は1.65倍と、わずかな差しかありません。

「文武二道」の校風や充実した施設、進学実績の向上により、石神井高校は練馬区内で安定した人気を誇る高校となっています。特に推薦入試の高倍率は、部活動にも力を入れている学校の特色を反映していると言えるでしょう。

都立石神井高校の歴史と伝統

石神井高校は、昭和15年(1940年)に東京府立第十四中学校として設置され、昭和16年(1941年)に東京府立石神井中学校と改称されました。昭和18年(1943年)に東京都制施行により都立となり、昭和23年(1948年)の学制改革で東京都立石神井新制高等学校となり、昭和25年(1950年)に現在の東京都立石神井高等学校と改称されました。

80年以上の歴史を持つ同校は、長らく「スポーツの石神井」として知られ、特に体育祭は同校の最大行事として校外からも多くの見学者が訪れる伝統行事です。1974年と1980年にはNHKでテレビ放映されるほどの規模と内容を誇り、「体育祭を経験して、初めての石神井生となる」と言われるほど、同校の生徒文化を形成する重要な行事となっています。

2010年(平成22年)より重点支援校に指定され、大学受験指導の強化などの校内改革がおこなわれました。2011年(平成23年)度より国公立大・難関私大を目指した特進クラスが設置され、2019年(平成31年)には東京都教育委員会より進学指導研究校に指定されるなど、近年は進学面でも力を入れています。

都立石神井高校の立地と最寄り駅、周辺環境

住所東京都練馬区関町北四丁目32-48
最寄り駅西武新宿線「武蔵関」駅下車 北口より徒歩7分
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