東京都立深川高校は江東区に位置する伝統ある進学校で、2024年に創立100周年を迎えました。「自主・合理・積極・協調」の校訓のもと、2025年度には早慶上理への合格者20名をはじめ、多くの卒業生が希望進路を実現しています。「Global Education Network 20」指定校としての国際教育や、強豪女子剣道部など文武両道の教育も特色です。通学に便利な立地と充実した教育環境について、詳しくご紹介します。
都立深川高校の入試倍率と偏差値
入学難易度(偏差値)
- みんなの高校情報:58(東京181位、都立40位)
- 市進教育グループ(80%合格基準):54(都立43位)
- V模擬(60%合格基準):52(東京250位、都立41位)
都立深川高校は、都内でも人気の高い進学校として知られています。偏差値は52~58と言われています。
入試情報と特別推薦
項目 | 詳細 |
---|---|
学科・コース | 普通科/外国語コース |
偏差値目安 | 普通科・外国語コースともに52前後(V模擬) |
カリキュラム特性 | 令和4年度より特進クラスを廃止 全クラスで国公立・難関私立大学進学対応 |
特別推薦枠 | 女子剣道部:普通科3名・外国語コース1名 サッカー部男子:普通科3名・外国語コース1名 |
学校説明会 | 年に複数回実施 |
入試倍率
普通科
年度 | 校長会調査時倍率 | 応募倍率(推薦) | 応募倍率(一般) | 最終応募倍率(一般) | 受検倍率(一般) | 合格倍率(一般) |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年 | 1.75倍 | 3.07倍 | 1.82倍 | 1.81倍 | 1.69倍 | 1.61倍 |
2024年 | 1.69倍 | 3.28倍 | 1.74倍 | 1.72倍 | 1.58倍 | 1.51倍 |
2023年 | 1.85倍 | 4.04倍 | 2.04倍 | 2.04倍 | 1.82倍 | 1.72倍 |
都立深川高校普通科の入試倍率は、都立高校平均より高い水準ですが、男女合同定員化や私立高校の授業料の実質無償化の影響もあり、過去3年間で緩やかな低下傾向にあります。最新の2025年度入試では、推薦入試の応募倍率が3.07倍、一般入試の最終応募倍率は1.81倍、合格倍率は1.61倍となっています。
2023年度は推薦入試で4.04倍、一般入試で2.04倍と比較的高い倍率でしたが、2024年、2025年と徐々に競争率が緩和されています。
外国語コース
年度 | 校長会調査時倍率 | 応募倍率(推薦) | 応募倍率(一般) | 最終応募倍率(一般) | 受検倍率(一般) | 合格倍率(一般) |
---|---|---|---|---|---|---|
2025年 | 0.98倍 | 1.88倍 | 1.68倍 | 1.70倍 | 1.46倍 | 1.44倍 |
2024年 | 1.40倍 | 2.71倍 | 2.02倍 | 2.04倍 | 1.91倍 | 1.88倍 |
2023年 | 1.89倍 | 2.46倍 | 1.89倍 | 1.89倍 | 1.70倍 | 1.67倍 |
外国語コースも同様に倍率が低下傾向にあります。2025年度は校長会調査時倍率が0.98倍と1.0を下回り、推薦入試の応募倍率は1.88倍、一般入試の最終応募倍率は1.70倍、合格倍率は1.44倍となっています。2024年度の推薦入試では2.71倍、一般入試の最終応募倍率は2.04倍だったことと比較すると、競争率はかなり緩和されたと言えます。
全体として、都立深川高校は依然として人気校ではあるものの、近年は入試の競争率が緩和傾向にあることがデータから読み取れます。
都立深川高校の歴史と伝統
東京都立深川高等学校は、大正13(1924)年に第一東京市立高等女学校として創立され、2024年に創立100周年を迎えた歴史と伝統のある全日制普通科の高等学校です。
昭和5(1930)年に現在の場所に校舎が完成し、昭和25(1950)年に現在の校名「東京都立深川高等学校」へと改称されました。昭和24(1949)年には男女共学制度が実施され、当時は男子入学者7名からのスタートでした。
以降、昭和61(1986)年には海外帰国生徒学級を設置、平成4(1992)年には外国語コースを設置するなど、時代のニーズに合わせた教育改革を進めてきました。平成27(2015)年には東京グローバル10指定校に指定され、平成30(2018)年にはスポーツ特別強化校に指定されるなど、文武両道の精神を体現する学校として発展してきました。
令和4(2022)年からは「Global Education Network 20」に指定され、グローバル人材育成に力を入れています。
年 | 主な出来事 |
---|---|
大正13(1924)年 | 第一東京市立高等女学校として創立 |
昭和5(1930)年 | 現在の場所に校舎完成 |
昭和25(1950)年 | 東京都立深川高等学校と改称 |
昭和61(1986)年 | 海外帰国生徒学級設置 |
平成4(1992)年 | 外国語コース設置 |
平成27(2015)年 | 東京グローバル10指定校に指定 |
平成30(2018)年 | スポーツ特別強化校に指定 |
令和4(2022)年 | Global Education Network 20に指定 |
都立深川高校の立地と最寄り駅、周辺環境
住所 | 東京都江東区東陽5-32-19 |
---|---|
最寄り駅 | ・東京メトロ東西線「東陽町駅」1番出口から徒歩2分 |
最寄り駅からのアクセス
- 東京メトロ東西線「東陽町駅」1番出口から徒歩2分
- JR「錦糸町駅」南口より都バス【東22】「江東区役所前」下車徒歩1分
その他、主要駅からのバスアクセスも充実しています。
- 錦糸町(JR総武線・JR横須賀線・東京メトロ半蔵門線)より都営バス15分
- 住吉(都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線)より都営バス10分
- 門前仲町(都営地下鉄大江戸線・東京メトロ東西線)より都営バス15分
周辺環境
江東区東陽地区に位置し、江東区役所にも近く、周辺には公共施設が充実しています。東京メトロ東陽町駅から徒歩2分という立地の良さから、通学の利便性が非常に高いのが特徴です。周辺地域は落ち着いた住宅街で、学習環境としても恵まれています。
都立深川高校の校風と教育方針
校訓
学校の基本方針を表す言葉として「自主・合理・積極・協調」という校訓を掲げています。
教育目標
- 自主的であること 青年は何よりも自己に与えられた使命を自覚し、自らの良心と知性に基づいて自主的に判断し、行動することを重視しています。
- 合理的であること 真理と学問を愛し、自然と社会を科学的・合理的に考察する態度を養い、日本の文化をより高く前進させることを目指しています。
- 積極的であること 正しいことを敢然と実行し、継続的に努力する積極的な意欲を高めることを大切にしています。
- 協調的であること 広く人類を愛し、社会と人間に対する深い理解と、おおらかな愛情を根底に持ち、他の人格と意見を尊重する寛容の精神と協調性を育みます。
特色ある教育活動
- グローバル教育の推進・Global Education Network 20(GE-NET20)指定校としてのグローバル人材育成
・オンライン英会話(2学年全生徒)
・海外語学研修(オーストラリア)
・JETの先生2名を含め、経験豊富な英語ネイティブ講師5名体制での英語指導 - 外国語コースでの特色ある教育・英語コミュニケーション力の強化
・実践的な英語力の養成
・英語合宿などの特別プログラム - 学習指導の充実・2022年度から特進クラスを廃止し、全普通クラスでも国公立大学や難関私立大学を目指せる体制に
・理系・文系双方の進路に対応したカリキュラム
・講習や補習の充実
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独自の校風
「文武両道」の精神のもと、学校の勉強に加え、部活動、学校行事、生徒会活動など全てのことに安易に妥協せず、自分の限界に挑み続ける生徒を育てることを重視しています。
校長先生の言葉にもあるように、「深高は自ら人生を切り拓く人を育てます」という理念のもと、真面目で穏やかな生徒が集い、知力体力と自らの個性を伸ばせる環境が整っています。何事にも精一杯挑戦していこうという雰囲気、校風が深川高校の伝統であり、誇りとなっています。
都立深川高校の進路・進学実績
合格者の推移
過去4年間の大学群別合格者数推移は以下の通りです。
大学群別合格者数推移(2022年~2025年)
大学群 | 年度 | 現役 | 既卒 | 合計 |
---|---|---|---|---|
国公立大学 | 2022年 | 4人 | 1人 | 5人 |
2023年 | 6人 | 1人 | 7人 | |
2024年 | 12人 | 1人 | 13人 | |
2025年 | 4人 | 2人 | 6人 | |
早慶上理 | 2022年 | 15人 | 0人 | 15人 |
(難関私立大学) | 2023年 | 8人 | 3人 | 11人 |
2024年 | 15人 | 0人 | 15人 | |
2025年 | 18人 | 2人 | 20人 | |
GMARCH | 2022年 | 144人 | 1人 | 145人 |
(準難関私立大学) | 2023年 | 89人 | 12人 | 101人 |
2024年 | 133人 | 8人 | 141人 | |
2025年 | 89人 | 18人 | 107人 | |
成成明学國武 | 2022年 | 135人 | 4人 | 139人 |
(人気中堅私立大学) | 2023年 | 106人 | 2人 | 108人 |
2024年 | 141人 | 3人 | 144人 | |
2025年 | 83人 | 2人 | 85人 | |
日東駒専 | 2022年 | 227人 | 7人 | 234人 |
(人気私立大学) | 2023年 | 207人 | 0人 | 207人 |
2024年 | 244人 | 7人 | 251人 | |
2025年 | 151人 | 2人 | 153人 |
2025年度(令和7年3月卒)の主な合格実績
2025年度 大学別合格者数
大学群 | 大学名 | 現役 | 既卒 | 合計 |
---|---|---|---|---|
国公立大学 | 東京都立大 | 1人 | 1人 | 2人 |
東京外国語大 | 2人 | 0人 | 2人 | |
埼玉大 | 1人 | 0人 | 1人 | |
防衛大学校 | 0人 | 1人 | 1人 | |
早慶上理 | 早稲田大 | 6人 | 2人 | 8人 |
(難関私立大学) | 慶應大 | 3人 | 0人 | 3人 |
上智大 | 2人 | 0人 | 2人 | |
東京理科大 | 7人 | 0人 | 7人 | |
GMARCH | 法政大 | 30人 | 6人 | 36人 |
(準難関私立大学) | 立教大 | 20人 | 3人 | 23人 |
明治大 | 12人 | 4人 | 16人 | |
学習院大 | 13人 | 0人 | 13人 | |
中央大 | 5人 | 5人 | 10人 | |
青山学院大 | 9人 | 0人 | 9人 | |
成成明学國武 | 明治学院大 | 18人 | 0人 | 18人 |
(人気中堅私立大学) | 國學院大 | 18人 | 0人 | 18人 |
成城大 | 15人 | 2人 | 17人 | |
獨協大 | 13人 | 0人 | 13人 | |
武蔵大 | 12人 | 0人 | 12人 | |
成蹊大 | 7人 | 0人 | 7人 | |
日東駒専 | 東洋大 | 62人 | 0人 | 62人 |
(人気私立大学) | 日本大 | 50人 | 1人 | 51人 |
駒澤大 | 20人 | 0人 | 20人 | |
専修大 | 19人 | 1人 | 20人 |
進路指導の特徴
3年間の段階的な指導体制
- 1年次:学習の基礎を固め、基本的な学習習慣と将来の目標設定
- 2年次:基礎力充実と応用力の獲得、進路の具体化
- 3年次:実践力の向上と進路実現のための実行力強化
充実した進路指導プログラム
- アクティブラーニング型授業と受験対応授業の両立
- 豊富な講習プログラム(夏期講習、土曜講習、模擬試験など)
- 英検・GTEC受験対策
- 公務員対策講座や看護・医療系模試
- 個別面談による丁寧な指導
- 「Team Fukagawa」による全教員でのサポート体制
- 大学生チューターによる学習支援

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都立深川高校のイベント・学校行事
主な年間行事
月 | 主な行事 |
---|---|
4月 | 入学式/対面式/新入生歓迎会/進路別説明会(3年) |
5月 | 開校記念日/校外学習/生徒総会 |
6月 | 体育祭/進路ガイダンス(3年) |
7月 | 1学期期末考査/進路講演会(3年)/実力テスト/夏期講習/部活動合宿 |
8月 | 夏期講習/部活動合宿/海外語学研修 |
9月 | 深高祭(文化祭)/先輩講話(2年)/進路講演会(1年) |
10月 | 2学期中間考査/授業公開/実力テスト |
11月 | 生徒総会/英語合宿(1年)/修学旅行(2年) |
12月 | 2学期末考査/芸術鑑賞教室(2年)/大学模擬講義(2年) |
1月 | 大学入学共通テスト |
2月 | 英語合宿(2年)/進路講演会(2年) |
3月 | 卒業式/球技大会/合唱大会/進路別説明会(1年) |
特色ある行事
英語合宿 1年生と2年生が別々に実施する英語合宿は、英語漬けで3日間を過ごす特別プログラムです。英語によるコミュニケーションを集中的に行い、実践的な英語力を養成します。
海外語学研修 令和5年度は約2週間、29名の生徒がオーストラリア・ニューサウスウェールズ州で語学研修や交流イベントに参加しました。ホームステイをしながら英語を学び、異文化体験をする貴重な機会となっています。
深高祭(文化祭) 9月に行われる深高祭では、各クラスや部活動が趣向を凝らした企画を展示・発表します。生徒の創造性と協調性が発揮される一大イベントです。
合唱大会 3月に行われる合唱大会では、クラス単位で合唱を競い合います。2023年には合唱部がTBSテレビ「音楽の日」に2年連続で出演するなど、歌声の質の高さも特徴です。
都立深川高校の部活動や課外活動
運動部
主な運動部と活動実績
部活動名 | 週活動日 | 部員数(2024) | 主な実績・活動内容 |
---|---|---|---|
女子剣道部 | 5日 | 13人 | ・11年連続関東大会出場 ・2022年度関東大会3位 ・2023年度東京都高等学校秋季剣道大会優勝 ・全国高等学校剣道選抜大会出場 |
サッカー部 | 5日 | 73人 | ・2022年度全国高校総体東京都予選BEST20 ・文化・スポーツ特別推薦(男子:普通科3名、外国語コース1名) |
卓球部 | 5日 | 22人 | ・2023年度高等学校総合体育大会男子団体 東京都BEST32 |
バドミントン部 | 4日 | 85人 | ・各種高体連主催の大会に出場 |
男子バスケットボール部 | 4日 | 21人 | ・2023年度東京都高体連新人戦3回戦進出 |
女子バスケットボール部 | 4日 | 9人 | ・2023年度東京都高等学校総合体育大会予選2回戦進出 |
男子バレーボール部 | 5日 | 27人 | ・2021年度新人大会東京都BEST32 |
女子バレーボール部 | 4日 | 11人 | ・2023年度江戸川区近隣大会準優勝 |
硬式テニス部 | 5日 | 43人 | ・2023年度インターハイ予選2回戦進出 |
硬式野球部 | 5日 | 11人 | ・2023年度全国高等学校野球選手権記念大会東東京大会3回戦進出 |
陸上競技部 | 5日 | 20人 | ・2023年度陸上競技対校選手権大会都大会進出 |
水泳部 | 5日 | 27人 | ・2022年度インターハイ女子200m個人メドレー出場 |
テコンドー部 | 3日 | 45人 | ・2023年度ヨンソンテコンドー千葉オープン大会参加 |
ダンス部 | 4日 | 48人 | ・2023年度全国高等学校ダンス部選手権東京都大会参加 |
文化部
主な文化部と活動実績
部活動名 | 週活動日 | 部員数 | 主な実績・活動内容 |
---|---|---|---|
美術部 | 3日 | 12人 | ・2023年度全国高等学校総合文化祭出場 |
書道部 | 2日 | 33人 | ・2023年度全国高等学校総合文化祭出場 |
吹奏楽部 | 5日 | 48人 | ・2023年度東京都高等学校吹奏楽コンクール銀賞 |
合唱部 | 3日 | 5人 | ・2022・2023年度TBSテレビ「音楽の日」出演 |
FESS部 (英語) | 2日 | 29人 | ・2023年度青少年英語スピーチコンテスト準優勝 |
中国研究部 | 2日 | 11人 | ・2023年度中国語・日本語通訳コンテスト同時通訳の部最優秀賞 |
演劇部 | 3日 | 17人 | ・2023年度城東地区冬季合同発表会優秀賞 |
放送部 | 4日 | 5人 | ・昼休みの校内放送 |
科学部 | 2日 | 3人 | ・深高祭で体験実験、演示実験を実施 |
ガーデニング部 | 1日 | 6人 | ・昇降口付近の花壇の手入れ、温室の管理 |
MAC部 (イラスト) | 1日 | 5人 | ・深高祭で部誌を配布 |
文芸部 | 不定期 | 8人 | ・深高祭で部誌の作成・展示 |
茶道部 | 2日 | 8人 | ・2023年度上野国立博物館九条館にてお点前 |
家庭科部 | 2日 | 71人 | ・深高祭での菓子製作・販売 |
パソコン部 | 3日 | 5人 | ・深高祭で食品販売チケット作製 |
写真部 | 1日 | 29人 | ・2023年度東京都高等学校文化祭中央大会入選 |
国際協力ボランティア部 | 不定期 | 18人 | ・2022・2023年度全国高校生ボランティアアワード出場 |
特色ある活動
Sport-Science Promotion Club(SSPC) 女子剣道部がSSPC指定部活動として東京都からの経済的バックアップを受け、全国各地への遠征や高度な技術指導を通じて全国トップレベルを目指しています。
国際交流活動
- 香港の麗澤中学との交流
- 英語スピーチコンテストや中国語・日本語通訳コンテストへの積極的な参加
- オンライン国際交流
英検実績
2023年度の実績では、英検準2級226名、2級19名、準1級1名の合格者を輩出するなど、外国語教育の成果が表れています。
都立深川高校の施設と環境
主な施設
- 一般教室
- 特別教室(理科室、音楽室、美術室など)
- 体育館
- グラウンド
- プール
- 柔道場
- 剣道場
- 図書館
- 職員室前自習スペース
特色ある施設・環境
第1CALL教室 外国語学習のための専用教室を備え、語学学習の環境が充実しています。オンライン英会話や語学教材を活用した授業が行われます。
和室 茶道部の活動をはじめ、日本の伝統文化を学ぶための和室があります。香港の高校生との交流時には茶道体験の場としても活用されています。
自習スペース 職員室前には自習スペースが設けられており、放課後や空き時間に自主学習に取り組む生徒の姿が見られます。
「文武両道」を具現化する進学校としての都立深川高校
東京都立深川高校は、100年の歴史に裏打ちされた伝統と革新のバランスが取れた進学校です。「自主・合理・積極・協調」の校訓のもと、生徒一人ひとりの進路実現を支える教育プログラムが充実しています。2025年度の大学合格実績では、早慶上理に20名、GMARCHに107名と着実に成果を上げており、国公立大学への進学実績も安定しています。
グローバル教育にも力を入れ、オンライン英会話や海外語学研修など国際感覚を育む取り組みが特色です。同時に、関東大会で好成績を残す女子剣道部をはじめとする部活動も活発で、2023年度の部活動加入率は73%と高く、部活動と勉強の両立を実践しています。
東京メトロ東西線「東陽町駅」から徒歩2分という利便性の高い立地も魅力の一つです。文武両道を大切にしながら、グローバルな視点と確かな学力を身につけ、自ら人生を切り拓く力を育む教育が、深川高校の最大の強みと言えるでしょう。

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