バレーボール部が強い都立高校はどこ？都立高校強豪バレーボール部TOP10を男女別にご紹介

東京都の高校バレーボール界において、インターハイや春高バレーで全国優勝を狙える下北沢成徳や駿台学園をはじめとする私立強豪校の圧倒的な強さが際立つ中、都立高校のバレーボール部も着実に力をつけています。

2021年から2024年の関東大会予選、インターハイ予選、春高バレー予選、新人大会などの主要大会の成績を分析すると、男子では足立新田、上野、深沢の3校が、女子では駒場、高島、府中の3校が特に充実した実績を残しています。スポーツ推薦制度を活用して有望な選手を集め、充実した練習環境を整備するなど各校が独自の強化策を展開し、限られた環境の中で競技力向上に取り組んでいます。

都立高校のバレーボール部が参加する各種トーナメント

東京都内の高校バレーボール部が参加する大会は多岐にわたりますが、全国につながる大会ですと、主に以下の大会が挙げられます。

• 全国高等学校総合体育大会 東京大会（インターハイ）
• 全日本バレーボール高校選手権大会 東京大会（春高バレー）
• 国民スポーツ大会（関東ブロックから上位チームが参加）

これらに加え、地域レベルの大会もあります。

• 関東大会
• 新人戦
• 夏季大会（女子のみ）

これらの中から、学校全体の競技力を正確に評価するため、下記の大会の成績を調査しました。調査対象は、2021年から2024年（2025年1月時点）の以下5大会（男子は4大会）における結果です。

1. 関東大会 東京予選（東京から12校が関東大会に出場）
2. 全国高校総体 東京予選（東京から2校がインターハイに出場）
3. 全日本バレーボール高校選手権大会 東京大会（東京から3校が春高バレーに出場）
4. 新人大会
5. 夏季大会（女子のみ）

各大会の形式や規模がおおよそ一致している1.～4.の大会と競技レベルが少し落ちる夏季大会（女子のみ）において、順位に対するポイントを制定しました。

＜1.～4.の大会＞

• 優勝、準優勝：30点、ベスト4：20点
• ベスト8：15点、ベスト16：10点、ベスト32・36：5点、ベスト64（おおよそ）：2点

＜夏季大会（女子のみ）＞

• ブロック優勝：5点、ブロック準優勝：2点

都立高校の運動部において、バドミントンでは小岩や町田総合、城東高校が、バスケットボールでは駒場や東大和南、城東高校が男女ともに強豪校として知られています。一方、バレーボールでは男女両方で上位に位置する学校が見られないことから、男女別のランキングを作成しました。

都立高校のバレーボール部は、大会を競技力向上のための「育成の場」として位置づける学校もあれば、結果を重視する「勝負の場」として捉える学校もあり、その方針は様々です。しかし、過去3年余りの主要大会における成績を総合的にポイント化したこのランキングは、各校の現在の競技レベルを客観的に示す指標として、有意義なものとなっています。

都立高校強豪バレーボール部 TOP10【男子】

順位	高校名	市区町村	ポイント	備考
1位	足立新田高校	足立区	160pt	スポーツ推薦あり
2位	上野高校	台東区	127pt	スポーツ推薦あり 進学指導推進校
3位	深沢高校	世田谷区	97pt	スポーツ推薦あり
4位	東大和高校	東大和市	41pt
5位	文京高校	豊島区	28pt
6位	小金井北高校	小金井市	24pt	進学指導推進校
7位	武蔵野北高校	武蔵野市	21pt	進学指導推進校
8位	小岩高校	江戸川区	17pt
9位	王子総合高校	北区	16pt
10位	豊島高校	豊島区	15pt

東京都のバレーボール界では、インターハイや春高バレーで優勝を争うレベルの全国屈指の強豪として知られる駿台学園を筆頭に私立高校が圧倒的な強さを誇っています。駒大高、日本学園、早稲田実業、東洋、東亜学園、安田学園、東海大菅生など、有力私立校が都大会の上位を独占する状況が続いています。東京都からはインターハイで2校、春高バレーで3校が全国大会に出場できますが、優秀な選手が私立高校に集中する中、都立高校が全国大会に出場するのは極めて困難な状況となっています。

そのような厳しい環境の中でも、都立高校は着実に力をつけており、特に足立新田高校、上野高校、深沢高校が都立の強豪校として頭角を現しています。足立新田高校は都立高校の最高峰として、関東大会予選でベスト12入りや夏季都立高校大会2連覇など、目覚ましい成績を収めています。上野高校も直近3年連続を含む通算10回の関東大会出場を果たし、令和6年の都立高大会では優勝を達成するなど、着実に実績を積み重ねています。

また、深沢高校は春高予選ベスト16、新人戦ベスト12と安定した成績を維持しながら、ビーチバレーボールでも関東大会に出場するなど、多彩な活躍を見せています。私立強豪校が圧倒する東京の高校バレーボール界において、これらの都立高校は限られた環境の中で工夫を重ね、着実に競技力を向上させています。都大会でベスト8に入ることですら大きな挑戦となる中、日々の努力を積み重ねながら、より高いレベルを目指して奮闘を続けています。

都立高校強豪バレーボール部 TOP10【女子】

順位	高校名	市区町村	ポイント	備考
1位	駒場高校	目黒区	170pt	保健体育科あり 進学指導特別推進校
2位	高島高校	板橋区	135pt	スポーツ推薦あり
3位	府中高校	府中市	135pt	スポーツ推薦あり
4位	向丘高校	文京区	84pt	スポーツ推薦あり
5位	東大和高校	東大和市	72pt	スポーツ推薦あり
6位	千早高校	豊島区	72pt	スポーツ推薦あり
7位	文京高校	豊島区	69pt	スポーツ推薦あり
8位	江戸川高校	江戸川区	67pt	スポーツ推薦あり 進学指導推進校
9位	府中東高校	府中市	32pt	スポーツ推薦あり
10位	城東高校	江東区	30pt	スポーツ推薦あり 進学指導推進校

東京都の女子バレーボール界では、全国屈指の強豪として名高い下北沢成徳を筆頭に、私立高校が圧倒的な強さを誇っています。八王子実践、共栄学園、文京学院女子は全国大会でベスト4やベスト8を狙える実力を持ち、さらに駿台学園、藤村女子、修徳、淑徳SC、実践学園なども都内の上位を占めています。東京都からはインターハイで2校、春高バレーで3校が全国大会に出場できますが、有望な選手が私立高校に集中する中、都立高校が全国大会に出場するのは極めて困難な状況となっています。

そのような厳しい環境の中でも、都立高校の女子バレーボール部は着実に力をつけており、特に駒場高校、高島高校、府中高校が目覚ましい活躍を見せています。駒場高校は令和4年の関東大会で都立高校として40年以上ぶりとなるベスト8進出を果たし、第5位という輝かしい成績を収めました。また、充実した施設環境と手厚いサポート体制を活かし、文武両道の実践でも成果を上げています。

高島高校は特別推薦制度を実施して部の強化を図り、関東大会に6回の出場を果たすとともに、2017年には関東大会予選において、都立高校として昭和50年代以来となる東京都ベスト4入りという快挙を達成しています。また、府中高校も令和6年度に悲願の関東大会出場を果たし、8年連続で東京都ベスト16以上をキープするなど、安定した強さを示しています。

このように、私立強豪校が圧倒する東京の高校バレーボール界において、都立高校の女子チームは限られた環境の中で工夫を重ね、着実に競技力を向上させています。特別推薦制度の活用や充実した練習環境の整備など、それぞれの学校が独自の強化策を展開しながら、より高いレベルを目指して日々奮闘を続けています。

都立高校強豪男子バレーボール部 TOP3を詳しく紹介

【No.1】足立新田高校（足立区）　※スポーツ推薦枠あり

	2024年度	2023年度	2022年度	2021年度
関東大会 東京予選	ベスト16	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト16	ベスト12 ※関東大会出場
インターハイ 東京予選	ベスト8	ベスト16	ベスト8	ベスト16
全日本高校選手権 東京予選	ベスト16	ベスト32	ベスト16	ベスト8
新人大会	ベスト36 ※1月下旬に決勝大会	ベスト16	ベスト16	ベスト36 ※決勝大会中止

足立新田高校男子バレーボール部は、非常に活発で実績のある部活動です。活動は平日に基礎・応用練習、チーム練習、トレーニングを行い、土日は練習または練習試合を実施しています。

近年の実績を見ると、特に令和5年度は関東大会予選でベスト12に入り、関東大会への出場を果たしました。また、夏季都立高校大会では2年連続で優勝を達成しています。令和3年度には関東大会で2回戦まで進出し、これは部の歴史において9回目の出場となる快挙でした。

部の目標として東京都ベスト8・関東大会出場を掲げており、経験の有無に関わらず、規律性、やる気、向上心を持った生徒を求めています。特に「本気でバレーをやりたい」という強い意志を持った生徒の入部を歓迎しています。

インターハイや春高予選でもベスト16やベスト8など、安定した成績を収めており、競技力の高さと部員たちの真摯な取り組みが伺えます。

【No.2】上野高校（台東区）　※スポーツ推薦枠あり

	2024年度	2023年度	2022年度	2021年度
関東大会 東京予選	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト8 ※関東大会出場	ベスト12 ※関東大会出場	ー
インターハイ 東京予選	ベスト16	ベスト16	ベスト32	ベスト32
全日本高校選手権 東京予選	ベスト16	ベスト16	ベスト32	ベスト32
新人大会	ベスト36 ※1月下旬に決勝大会	ベスト16	ベスト16	ベスト36 ※決勝大会中止

上野高校男子バレーボール部は、週5日の活動を基本とし、日曜日には遠征や練習試合を行う活気ある部活動です。関東大会出場を主要な目標に掲げながら、技術面の向上だけでなく、挨拶や清掃活動を通じた「人間力」の育成にも力を入れています。

近年の実績は特に顕著で、令和6年、5年、4年、2年、平成30年、29年と関東大会に出場を重ね、直近では3年連続、通算10回目の出場を果たしています。直近の活躍として、令和6年1月から2月にかけて行われた都立高大会では、27名の部員が一丸となって戦い、見事優勝を達成。大会では最優秀選手賞、優秀選手賞をそれぞれ1名が受賞するなど、個人としてもチームとしても高い評価を受けています。

部活動では中学生向けの練習会も開催するなど、次世代の育成にも積極的に取り組んでいます。技術向上と人格形成の両面で成長を目指す、熱意あふれる部活動として活動を続けています。

【No.3】深沢高校（世田谷区）　※スポーツ推薦枠あり

	2024年度	2023年度	2022年度	2021年度
関東大会 東京予選	ー	ベスト16	ベスト32	ベスト16
インターハイ 東京予選	ー	ベスト16	ベスト32	ベスト32
全日本高校選手権 東京予選	ベスト32	ベスト16	ベスト16	ベスト32
新人大会	ー	ベスト36	ベスト16	ベスト36 ※決勝大会中止

深沢高校の男子バレーボール部は、都立高校の中では上位に位置し、特に都内の公立高校では有数の強豪校として知られています。

活動は月・水・木・金・土の週5日を基本とし、現在22名の部員（R4年時点）が熱心に練習に励んでいます。部員の獲得にも積極的で、文化スポーツ推薦を3名実施しているほか、随時部活動体験も受け付けています。

競技実績としては、春高予選でベスト16、新人戦でベスト12と、安定した成績を残しています。また、ビーチバレーボールにも挑戦しており、令和5年8月には関東大会に東京代表として5名が出場しました。入賞には至りませんでしたが、立川市の立飛ビーチで行われた大会では、関東各地の強豪校と互角の戦いを展開しました。

特筆すべきは、保護者の方々の熱心な支援体制も整っており、大会では朝から夕方まで熱い応援が続くなど、チームを支える環境も充実しています。都立高校バレーボール界では、前述の2校に次ぐ実力を持つチームとして認識されており、さらなる高みを目指して日々練習に取り組んでいます。

都立高校強豪女子バレーボール部 TOP3を詳しく紹介

【No.1】駒場高校（目黒区）　※保健体育科でバレーボールを専門種目とする生徒募集

	2024年度	2023年度	2022年度	2021年度
関東大会 東京予選	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト8 ※関東大会出場	ベスト12 ※関東大会出場
インターハイ 東京予選	ベスト16	ベスト16	ベスト8	ベスト8
全日本高校選手権 東京予選	ベスト16	ベスト16	ベスト16	ベスト8
夏季予選	（不参加）	（不参加）	（不参加）	（不参加）
新人大会	ベスト32 ※1月下旬に決勝大会	ベスト16	ベスト16	ベスト32 ※決勝大会中止

都立駒場高校女子バレーボール部は、「今に生きる」をモットーに、東京都ベスト4を目指して日々練習に励む伝統ある強豪チームです。

活動は月、水、木、金、土、日の週6日で、平日は15:30から18:00まで、土日は半日または1日を通して練習や練習試合を行っています。充実した施設環境として、2面のバレーコートを設置できる第1アリーナと第2アリーナ、トレーニングルームを備え、時には公式戦の会場としても使用されています。

近年の実績は特筆すべきもので、令和4年の関東大会では都立高校として40年以上ぶりとなるベスト8進出を果たし、第5位という輝かしい成績を収めました。また、令和3年のインターハイ予選では東京都第5位、令和2年度には国体の東京都選抜選手を24年ぶりに輩出するなど、着実に成果を上げています。

現在の部員数は38名（普通科15名、保健体育科23名　※令和4年時点）で、顧問3名に加え、コーチと理学療法士のサポート体制も整っています。年間を通じて和田杯、関東大会、インターハイ予選、全国体育学科コース大会など、数多くの大会に参加しています。

特筆すべきは文武両道の実践で、卒業生は東京都立大、北海道大などの国公立大学から、早稲田大学、明治大学、立教大学といった私立大学まで、幅広い進路実績を持っています。中には大学でも競技を続け、関東一部リーグで活躍する選手も輩出しています。

【No.2】高島高校（板橋区）　※スポーツ推薦枠あり

	2024年度	2023年度	2022年度	2021年度
関東大会 東京予選	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト16	ベスト16
インターハイ 東京予選	ベスト32	ベスト16	ベスト16	ベスト16
全日本高校選手権 東京予選	ー	ベスト16	ベスト16	ベスト16
夏季予選	ブロック優勝	（不参加）	（不参加）	（不参加）
新人大会	ベスト32 ※1月下旬に決勝大会	ベスト16	ベスト16	ベスト32 ※決勝大会中止

高島高校女子バレーボール部は、特別推薦制度を実施しており、部の強化を図っています。また競技力の向上と共に「気づき行動できる人間」「感謝・尊敬の心」を育むことを重視し、人間的成長を大切にしている部活動です。

活動は、月・水・金の放課後練習に加え、火・木の朝には自主練習を行い、土日には試合や練習試合をこなすという充実したスケジュールで運営されています。令和6年度は関東大会2日目進出、都立校大会4連覇、都ベスト8という具体的な目標を掲げています。

実績面では、令和6年2月4日現在、関東大会に6回出場を果たし、東京都大会ではベスト4（1回）、ベスト8（11回）、ベスト16（37回）という安定した成績を残しています。特筆すべきは都立高大会での4度の優勝、そして都立高校として昭和50年代以来という東京都ベスト4入りの快挙を達成していることです。

【No.3】府中高校（府中市）　※スポーツ推薦枠あり

	2024年度	2023年度	2022年度	2021年度
関東大会 東京予選	ベスト12 ※関東大会出場	ベスト16	ベスト32	ベスト32
インターハイ 東京予選	ベスト16	ベスト16	ベスト32	ベスト16
全日本高校選手権 東京予選	ベスト16	ベスト16	ー	ベスト16
夏季予選	（不参加）	（不参加）	ブロック優勝	（不参加）
新人大会	ベスト32 ※1月下旬に決勝大会	ベスト16	ベスト16	ベスト32 ※決勝大会中止

都立府中高校女子バレーボール部は、都立高校バレーボール界の最前線で活躍する強豪チームです。

令和6年度、長年の目標であった関東大会出場を果たし、チームにとって大きな飛躍の年となりました。特筆すべきは、私立強豪校が上位を占める中で、都立高校として確かな実績を築いていることです。

過去の実績を振り返ると、平成29年度から現在まで8年連続で東京都ベスト16以上をキープし、安定した強さを示しています。特に令和4年度には公立高校大会で優勝、令和5年度は準優勝を果たすなど、都立高校の中では抜きんでた成績を残しています。また、夏季大会でもAブロック優勝を複数回達成するなど、着実に力をつけています。

令和5年度は春季関東予選、インターハイ予選、全日本高校選手権大会、新人選手権大会の全ての主要大会でベスト16入りを果たし、チームの底力を示しました。現在は次の目標として東京都ベスト8進出を掲げ、さらなる高みを目指しています。

チームではスポーツ特別推薦制度を実施しており、都立高校でバレーボールに打ち込みたい生徒への門戸を開いています。見学や体験も随時受け付けており、「楽しいバレーボール」をモットーに、さらなる高みを目指して活動を続けています。

都立高校バレー部、私立勢の壁に挑む｜ 独自の強化策で着実な進化

東京都の高校バレーボール界は、男女ともに私立強豪校の存在感が圧倒的です。男子では駿台学園を筆頭に、駒大高、日本学園、早稲田実業などが、女子では下北沢成徳を筆頭に、八王子実践、共栄学園、文京学院女子などが都大会の上位を独占。東京都からはインターハイで2校、春高バレーで3校が全国大会に出場できますが、有望な選手が私立高校に集中する中で、都立高校が全国の舞台に立つのは極めて困難な状況が続いています。

しかし、そのような厳しい環境にあっても、都立高校は独自の工夫で着実に競技力を向上させています。男子では足立新田高校が関東大会出場を果たし、上野高校は都立高大会で優勝を達成。女子では駒場高校が40年以上ぶりの関東大会ベスト8という快挙を成し遂げ、高島高校は都ベスト4入りを果たすなど、着実な成長を見せています。また、女子の府中高校は令和6年度に悲願の関東大会出場を果たし、8年連続で都ベスト16以上をキープするなど、安定した強さを示しています。

全国大会出場という高い壁に挑戦し続ける都立高校バレーボール部。各校は文武両道や人間力の育成も重視しながら、特別推薦制度の活用や充実した練習環境の整備など、それぞれの特色を活かした強化策を展開しています。男子の上野高校では「人間力」の育成に力を入れ、女子の駒場高校では充実した施設環境と手厚いサポート体制を整備。高島高校では「気づき行動できる人間」「感謝・尊敬の心」を育むことを重視するなど、競技力向上と人間的成長の両立を目指しています。

バレーボールに打ち込みたい中学生にとって、都立高校も魅力的な選択肢となっています。スポーツ推薦制度を活用しながら強化を図る学校も多く、充実した練習環境も整備。また、都立ならではの学費の安さに加え、文武両道で将来の進路も幅広く、駒場高校の卒業生が国公立大学や早慶など有名私立大学に進学し、大学でも競技を続けている例もあります。私立強豪校が上位を占める中でも、限られた環境で工夫を重ねながら着実に力をつけ、より高みを目指して日々奮闘を続ける都立高校のバレーボール部。本気でバレーボールと向き合いたい生徒たちの挑戦を、各校は熱心にサポートしています。

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＜データ参照元＞
大会の結果は、以下の公式サイトのデータを参照・加工しポイントに換算しています。
・東京都高等学校体育連盟バレーボール男子部　http://www.hstmv.jp/
・東京都高体連バレーボール女子部　https://tokyo-volley.net/
また、バレーボール部の紹介は各高校のホームページを参考にまとめています。