東京の高校男子バドミントン部強豪ランキング|都立・私立TOP20校を成績から徹底比較!

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バドミントンに真剣に取り組みたい中学生にとって、高校選びは将来を左右する重要な決断です。「強い学校はどこなのか」「自分のレベルに合った環境はあるのか」「部活と勉強を両立できる学校は?」そんな疑問を持つ中学生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、2022年から2025年(7月時点)までの東京都内主要3大会(春季大会、総体、新人大会)の団体戦成績を独自にスコア化し、客観的なデータに基づいた「実力校ランキング」を作成しました。個人の才能に左右される個人戦ではなく、学校全体の指導力や環境を反映する団体戦に注目することで、真の教育力を持つ学校を浮き彫りにしています。

1位の淑徳巣鴨高校から20位の駒澤大学高校まで、このランキングには進学校から専門校まで、私立から都立まで、実に多様な学校が名を連ねています。それぞれの学校が独自の教育方針でバドミントン指導に取り組み、生徒たちの成長を支えている姿が見えてきます。

バドミントンを通じて充実した高校生活を送りたい中学生、そして最適な環境でお子さんを成長させたい保護者の皆様にとって、きっと参考になる情報をお届けします。

目次

東京の高校男子バドミントン部が参加する各種トーナメント

高校のバドミントン部では、様々な形式の試合があります。1人で戦う「シングルス」、2人でペアを組む「ダブルス」、そしてこれらを組み合わせてチーム全体で勝敗を決める「団体戦」です。

高校バドミントン界で最も権威のある全国大会は以下の4つです。

全国大会(高校生の憧れの舞台)

  • 全国高等学校総合体育大会バドミントン競技大会(通称:インターハイ)
  • 全国高等学校選抜バドミントン大会(通称:選抜大会)
  • 全日本ジュニアバドミントン選手権大会
  • 国民スポーツ大会

これらに加えて、東京都内では地域レベルの重要な大会も開催されています。

東京都内の主要大会

  • 関東大会につながる東京都春季高校バドミントン大会
  • 東京都バドミントン冬季ブロック大会(東・西に分かれて実施)
  • 東京都国公立高校バドミントン選手権大会

今回のランキング作成では、個人戦ではなく団体戦の結果を重視しました。個人戦の場合、上手な選手が1人いるだけで良い成績が残せてしまいますが、団体戦ならば、チーム全体の力が必要になります。つまり、学校全体のバドミントン部としての実力をより正確に測ることができるのです。

ランキング作成にあたり、2022年から2025年(途中まで)の以下3つの大会における団体戦の結果を調査しました。

  1. 春季高校バドミントン大会(関東大会の東京予選を兼ねる)
  2. 東京都高校総体(インターハイの東京予選を兼ねる)
  3. 東京都高校新人大会(全国選抜大会の東京予選を兼ねる)

各大会の規模や重要度が違うため、公平に比較できるよう、大会ごとにポイントを調整しています。

  • 春季大会:優勝30点、準優勝25点、ベスト4は20点
  • 総体・新人大会:優勝25点、準優勝20点、ベスト4は15点

このようにポイントを計算して、各学校の実力を数値化し、ランキングを作成しました。

このランキングは、各学校の継続的な競技力を示しています。ただし、学校によって「新人を育てることを重視する年」や「勝負にこだわる年」などの方針の違いもあるため、あくまで参考の一つとして考えてください。

学校の成績を数値化し、合計ポイントに基づいて上位5校をランキング化しました。各大会に臨むそれぞれの高校の思惑もあるため(育成の場、勝負の場など)、これが正しいランキングというわけではありませんが、ある程度総合的な学校の競技力を反映したランキングとなっているかと思います。

【2025年度版】東京の高校男子バドミントン部強豪ランキングTOP20

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順位ポイント高校名市区町村補足
1位290pt淑徳巣鴨高校豊島区私立仏教系進学校。豊島区の伝統校で文武両道を重視、バドミントンでは都内屈指の強豪
2位265pt実践学園高校中野区私立進学校。中野区にある文武両道の名門校で、大学進学実績も良好
3位190pt関東第一高校江戸川区私立スポーツ強豪校。野球で全国的に有名だがバドミントンでも都内上位の実力
4位175pt目黒日本大学高校目黒区日大の準附属校。目黒区という好立地で、日大系列として安定した教育環境
5位(同率)170pt都・城東高校江東区江東区の都立校。公立校として健闘し、地域密着型の部活動が特色
5位(同率)170pt明治大学付属中野高校中野区明大附属校の名門進学校。大学進学が保証された環境でスポーツにも注力
7位155pt明治学院東村山高校東村山市明学大附属校。多摩地区のキリスト教系私立校として特色ある教育
8位(同率)140pt都・小岩高校江戸川区江戸川区の都立校。地域に根ざした部活動で着実に実力を積み上げ
8位(同率)140pt明星高校府中市府中市のカトリック系私立校。宗教教育と部活動の両立が特徴
10位130pt都・東村山高校東村山市多摩地区の都立校。自然豊かな環境で部活動が盛ん
11位125pt錦城高校小平市小平市の私立進学校。文武両道で難関大学への進学実績も高い
12位110pt東海大学付属高輪台高校港区東海大附属校。港区の都心立地で組織的なスポーツ教育を実践
13位(同率)90pt芝浦工業大学附属高校江東区芝浦工大附属校。江東区にある理系に強い進学校として文武両道
13位(同率)90pt共栄学園高校葛飾区葛飾区の私立校。地域に密着した教育でスポーツ活動も活発
15位85pt都・町田総合高校町田市町田市の総合学科都立校。多様な学科でスポーツにも力を入れる
16位65pt都・成瀬高校町田市町田市の都立校。多摩地区の公立校として部活動が活発
17位40pt国士舘高校世田谷区国士舘大附属校。世田谷区のスポーツ系伝統校として知られる
18位35pt都・立川高校立川市多摩地区屈指の進学校。学業重視ながらスポーツでも一定の成果
19位(同率)30pt都・田無高校西東京市西東京市の都立校。地域の中堅校として部活動にも取り組む
19位(同率)30pt都・南平高校日野市日野市の都立校。多摩地区の公立校として地域密着型の活動
19位(同率)30pt大成高校三鷹市三鷹市の私立校。地域に根ざした教育でスポーツ活動も展開
19位(同率)30pt駒澤大学高校世田谷区駒大附属校。世田谷区の仏教系私立校として文武両道を重視

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私立校優位も都立校が健闘する競技特性

このランキングを分析すると、東京都の高校男子バドミントン界の興味深い構造が見えてきます。全20校中、私立校14校(70%)、都立校8校(40%)と私立校が優位を占めていますが、5位タイの都・城東高校をはじめ、都立校も一定の存在感を示しています。

仏教系・附属校の躍進が目立つ

特筆すべきは1位の淑徳巣鴨高校(290pt)の圧倒的な強さです。仏教系の私立進学校として、規律ある環境がバドミントンの技術向上に活かされていることがうかがえます。また、明治大学付属中野高校(5位タイ)、目黒日本大学高校(4位)、東海大学付属高輪台高校(12位)など、大学附属校の安定した指導体制も上位進出の要因となっています。

地域分布は23区内と多摩地区のバランス良い構成

地域的には豊島区・中野区・江戸川区など23区内の学校が上位を占める一方で、東村山市、府中市、小平市、町田市など多摩地区からも多数がランクインしています。これは吹奏楽部で見られた八王子エリア集中とは異なり、バドミントンでは都内各地に実力校が分散している特徴を示しています。

進学校とスポーツ校の共存

興味深いのは進学校とスポーツ校の両方が上位に食い込んでいることです。錦城高校(11位)、都・立川高校(18位)などの進学校が、実践学園高校(2位)、関東第一高校(3位)、国士舘高校(17位)などのスポーツ系強豪校と肩を並べています。これはバドミントンが学力とスポーツ能力の両立が可能な競技であることを物語っています。

多様な教育方針が競技力向上に寄与

このランキングには仏教系(淑徳巣鴨、駒澤大学)、キリスト教系(明治学院東村山、明星)、附属校、進学校、総合学科校など、様々な教育方針の学校が含まれています。それぞれが独自のアプローチでバドミントン指導に取り組み、多様性に富んだ競技環境を形成していることが、東京都全体のレベル向上につながっていると考えられます。

東京都の高校男子バドミントン界は、私立・公立、進学校・スポーツ校、23区・多摩地区という多様な要素が調和した、非常に競争レベルの高い環境にあることがこのランキングから読み取れます。

東京都の高校男子強豪バドミントン部TOP5を成績付きで紹介

1位:290pt|淑徳巣鴨高校 男子バドミントン部 大会別成績表(2022-2025年)

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年度関東大会東京予選
(春季大会)
全国高校総体東京予選
(インターハイ予選)
全日本高校選抜東京大会
(新人大会)
2025年🏆 優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
2024年🏆 優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
🏆 優勝
全国選抜大会出場
2023年🏆 優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
🏆 優勝
全国選抜大会出場
2022年🥈 準優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
🏆 優勝
全国選抜大会出場

圧倒的王者の実力と伝統

淑徳巣鴨高校は4年連続で関東大会・インターハイ・全国選抜大会すべてに出場する都内屈指の強豪校です。2022年から2024年まで3年連続で全国選抜大会に出場し、特に2023年・2024年は全国選抜大会で優勝を果たすなど、全国レベルでも頂点に立つ実力を誇ります。

強化部として文武両道を実践

「バドミントンも一生懸命、勉強も一生懸命」を指導方針とし、関東大会女子50年連続出場、男子30年連続出場という驚異的な記録を持ちます。男子部はA(選抜)・B(一般)チームに分けた効率的な練習体制で、短時間でも全員がコートを使えるよう工夫されています。卒業生は早稲田大学、立教大学、東京理科大学など難関大学への進学実績も豊富です。

2位:265pt|実践学園高校 男子バドミントン部 大会別成績表(2022-2025年)

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年度関東大会東京予選
(春季大会)
全国高校総体東京予選
(インターハイ予選)
全日本高校選抜東京大会
(新人大会)
2025年🥈 準優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
2024年🥈 準優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
🏆 優勝
全国選抜大会出場
2023年🥉 ベスト4
関東大会出場
🥈 準優勝🏆 優勝
全国選抜大会出場
2022年🏆 優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
🥈 準優勝

安定した全国レベルの実力

2022年から2025年まで4年連続で関東大会に出場し、2024年・2025年は関東大会で準優勝、インターハイにも出場するなど安定した強さを見せています。中野区にある私立進学校として、文武両道を実践する模範的な学校です。

全国私学大会でも活躍

全国私学大会に23回出場し8位入賞の実績もあり、私立校としてのプライドと実力を兼ね備えています。インターハイでは団体4回ベスト32、ダブルス9位の成績を残すなど、個人・団体ともに全国で戦える力を持っています。

3位:190pt|関東第一高校 男子バドミントン部 大会別成績表(2022-2025年)

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年度関東大会東京予選
(春季大会)
全国高校総体東京予選
(インターハイ予選)
全日本高校選抜東京大会
(新人大会)
2025年ベスト16🥉 ベスト4
2024年ベスト8(5位)
関東大会出場
ベスト8ベスト8
2023年🥈 準優勝
関東大会出場
🏆 優勝
インターハイ出場
🥉 ベスト4
2022年🥉 ベスト4
関東大会出場
🥈 準優勝🏆 優勝
全国選抜大会出場

野球だけじゃない総合スポーツ校

2023年にインターハイ団体戦予選で優勝、2022年には全国選抜大会に出場するなど、野球で有名な同校がバドミントンでも都内トップクラスの実力を発揮しています。2024年には関東大会出場、インターハイ個人ダブルス出場を決めるなど、着実に力をつけています。

地域貢献活動も積極的

江戸川区と協力して松島コミュニティ会館でバドミントン講座を開催するなど、地域の子どもたちへの指導にも力を入れています。年長児から小学6年生を対象とした講座は、地域密着型の活動として注目されています。

4位:175pt|目黒日本大学高校 男子バドミントン部 大会別成績表(2022-2025年)

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年度関東大会東京予選
(春季大会)
全国高校総体東京予選
(インターハイ予選)
全日本高校選抜東京大会
(新人大会)
2025年🥉 ベスト4
関東大会出場
🥈 準優勝
2024年🥉 ベスト4
関東大会出場
🥈 準優勝🥈 準優勝
2023年ベスト8(5位)
関東大会出場
🥉 ベスト4🥉 ベスト4
2022年ベスト16ベスト7ベスト8

日出高校の伝統を継承する新興勢力

2022年から2025年まで4年連続で関東大会に出場し、2023年・2024年は全国選抜大会ベスト4という好成績を残しています。日出高校バドミントン部の伝統を引き継ぎ、目黒日大として新たな歴史を築いています。

高校日本一を目指す本格的指導体制

「徹底」をチームスローガンに「感謝」「挨拶」「努力」を重視し、高校Aチーム、Bチーム、中学チームの3つに分けた専門的な指導を行っています。Aチームは基本毎日練習という本格的な環境で「戦う集団」として全国制覇を目指しています。

5位(同率):170pt|都立城東高校 男子バドミントン部 大会別成績表(2022-2025年)

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年度関東大会東京予選
(春季大会)
全国高校総体東京予選
(インターハイ予選)
全日本高校選抜東京大会
(新人大会)
2025年🥉 ベスト4
関東大会出場
ベスト7
2024年ベスト8🥉 ベスト4🥉 ベスト4
2023年ベスト8🥉 ベスト4🥈 準優勝
2022年ベスト8(5位)
関東大会出場
🥉 ベスト4🥉 ベスト4

都立校の星として関東大会常連

2022年、2024年、2025年と関東大会に出場し、特に2024年は関東大会でベスト16まで進出するなど、都立校として異例の好成績を残しています。東京都国公立大会では男子2連覇を達成し、全国国公立研修大会でも5位入賞を果たしています。

妥協なき文武両道を実践

総勢79名という大所帯ながら「妥協なき文武両道」を掲げ、バドミントン競技を通じた人格形成を重視しています。江東区という立地を活かし、外部施設での練習やトレーニングも取り入れた多角的な指導を行っています。

5位(同率):170pt|明治大学付属中野高校 男子バドミントン部 大会別成績表(2022-2025年)

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年度関東大会東京予選
(春季大会)
全国高校総体東京予選
(インターハイ予選)
全日本高校選抜東京大会
(新人大会)
2025年🥉ベスト4
関東大会出場
🥈 準優勝
2024年ベスト8ベスト7🥉ベスト4
2023年ベスト8🥉ベスト4🥉ベスト4
2022年🥉ベスト4
関東大会出場
🥉ベスト4ベスト8

明大附属校の安定した強さ

2022年、2024年、2025年と関東大会に出場し、特に2022年、2024年は関東大会ベスト4まで進出するなど、明治大学附属校としての教育力をバドミントンでも発揮しています。中高一貫6年間での指導体制が強さの秘訣です。

厳しい練習で培う絆と実力

「世界最速競技」「ボクシングの次にスタミナを使うスポーツ」と位置づけ、年3回の合宿(春3泊4日、夏5泊6日、冬2泊3日)では朝6時から夜21時まで徹底的に練習します。この厳しい環境が部員同士の強い絆を生み、6学年が共に活動する温かい部活動文化を築いています。

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東京の強豪高校男子バドミントン部ランキング7位~10位

7位:明治学院東村山高校(155pt)

東村山市にある明治学院大学附属のキリスト教系私立校です。「運動クラブ推薦入試」の対象クラブとして、バドミントンで活躍できる人材を積極的に募集しています。2025年のインターハイ予選では西東京4位という好成績を残し、関東大会予選では東京都8位まで進出しました。月・火・水・木・土の週5日活動で、土曜日は外練から体育館へと効率的な練習を行っています。男女合同の夏合宿も実施し、まとまりの良いクラブ雰囲気の中で関東大会出場を目指して練習に励んでいます。

8位(同率):都立小岩高校(140pt)

江戸川区の都立校として、男女関東大会出場・インターハイ出場を目標に活動しています。平成22年度より令和7年度まで関東大会8回出場、令和6年度には全国大会1回出場という都立校としては異例の実績を誇ります。2025年の関東大会東京予選では5位となり関東大会出場を決め、インターハイ予選でも2022年、2024年、2025年とベスト4に進出するなど安定した強さを見せています。関東公立高等学校バドミントン大会では男子5位、女子4位という好成績を残し、公立校の中でもトップクラスの実力を持っています。

8位(同率):明星高校(140pt)

府中市にあるカトリック系私立校で、インターハイ出場1回(個人ダブルス)、関東大会出場10回(団体)の実績を持ちます。顧問3人がすべてバドミントン経験者で、さらにOBやプロコーチの指導も受けて「再び関東へ」を目標に頑張っています。ジュニア出身の選手もいますが、男女とも第一ダブルスには中学校始めの選手が入るなど、生徒の力量に合わせたきめ細かい指導で大きく成長できる部活動です。2015年より毎年西東京決勝大会・都決勝トーナメントに連続出場中で、2023年新人戦では男子西東京3位という好成績を残しています。

10位:都立東村山高校(130pt)

東村山市にある都立校で、スポーツ推薦実施校として関東大会出場を目指しています。部員数46名(男子32名、女子14名)の大所帯で、短時間で効率の良い練習を選手みんなで考えて取り組んでいます。2025年は関東大会に出場したOB2名が部活動指導員となり、充実した指導体制が整いました。土日の体育館練習では毎週6面を使用でき、選手の成長を最大限伸ばす環境があります。令和5年度には関東大会予選東京都4位で関東大会出場を果たし、令和4年度には東京都国公立大会で優勝するなど、都立校として素晴らしい実績を残しています。

東京の強豪高校男子バドミントン部ランキング11位~20位

11位:錦城高校(125pt)

小平市にある私立進学校で、男女で関東大会出場を目指して日々練習しています。「勉強と部活を両立して、何事にも本気で取り組む姿勢を大切にしている」厳しい部活ですが、最後までやり遂げることで人間的成長を図っています。2023年には男子団体が全国私立高等学校選抜バドミントン大会に出場し、過去には全日本Jr男子シングルス優勝、東京都高校総体男子シングルス準優勝などの輝かしい実績があります。夏と春に南佐久で合宿を実施し、10年連続男女団体東京都ベスト8という安定した強さを誇ります。

12位:東海大学付属高輪台高校(110pt)

港区にある東海大学の附属校で、「目配り・気配り・チームワーク/文武両道/関東大会出場」を目標に活動しています。2023年にはインターハイで男子シングルス東東京第2位となり北海道インターハイ出場を果たしました。主に本校アリーナ・港区スポーツセンターで練習し、部員の半分が初心者ながら毎年各大会で結果を残しています。男女・学年・卒業生など部全体で非常に仲が良く、明るい雰囲気のチームとして知られています。学園オリンピックでは男女団体で優勝するなど、東海大学グループ内でも高い実力を発揮しています。

13位(同率):芝浦工業大学附属高校(90pt)

江東区にある芝浦工業大学の附属校で、理系に強い進学校として文武両道を実践しています。中学14名、高校20名で活動し、週5日の練習体制を敷いています。2022年度インターハイ東京都予選では男子がブロック1位(122校中7校の決勝トーナメント出場)という好成績を残し、個人でも男子ダブルスでブロックベスト4に進出しました。週3日の放課後練習、1日の朝練習(自由参加)、日曜日の公式戦や練習試合という効率的な活動スケジュールで、理系の勉強と部活動の両立を図っています。

13位(同率):共栄学園高校(90pt)

葛飾区にある私立校で、「明るく、楽しく、真剣に」をモットーに部員同士で切磋琢磨しています。ほとんどが経験者ですが初心者もおり、関東大会出場を目指して男女共に活動しています。2025年の東京都高等学校総合体育大会では東東京ベスト8、東京都春季高校バドミントン大会では関東大会予選でベスト16という成績を残しました。新人戦Ⅰ部(団体)都ベスト16(男子)、冬季ブロック大会(団体)ベスト8(男子)など、着実に実力をつけています。全体での合宿はありませんが、山梨遠征なども行い多彩な活動を展開しています。

15位:都立町田総合高校(85pt)

町田市にある総合学科の都立校で、「町総から関東へ!」を合言葉に男女とも関東大会出場を目標に切磋琢磨しています。部員数36名で月・水・金・(土)・日に活動し、平日週3回、土日の多くで体育館全面(6面)を使用できる恵まれた練習環境があります。主顧問は選手として近畿大会上位進出、副顧問は高体連バドミントン専門部所属でコーチライセンス2を取得、さらに全日本シニア出場の外部コーチ2名など、技術指導可能な指導者が5名という充実した指導体制を誇ります。「一人の人間として自立し自律できる」人間育成を重視した指導方針で、社会に羽ばたく人材の育成を目指しています。

16位:都立成瀬高校(65pt)

町田市にある都立校で、部員数53名という大所帯で活動しています。「バドミントンを真剣に考えること・応援されるチームになること」を目標に、部員数が多い中でも工夫して練習に取り組んでいます。2024年度は男子が東京都春季高校バドミントン兼関東大会東京都予選会でベスト8に進出し、2023年度には男子新人戦西ブロック準優勝、国公立大会3位という好成績を残しました。活動日は月・水・木・土・(日)で、体育館・トレーニングルーム・外コートを活用した多角的な練習を行い、公式戦で男女ともに上位大会進出を目指して活動しています。

17位:国士舘高校(40pt)

世田谷区にある国士舘大学の附属校で、「目指せ!関東大会出場!」を合言葉に活動しています。教室・体育館の冷暖房完備、人工芝グラウンドなど充実した施設環境を誇ります。2025年1月の東京都高等学校バドミントン冬季大会西東京大会では男子団体ベスト16(128校中)という成績を残しました。「中学時代に勝てなかった相手にも勝てるようになる」指導方針で、大会結果を出しているのは中学時代特に成績を残していない選手ばかりという成長重視の部活動です。

18位:都立立川高校(35pt)

立川市にある多摩地区屈指の進学校で、76期11人・77期12人の計23人プラス78期十数人で活動しています。西ブロックベスト4を年間目標に掲げ、火・水・土・日(体育館練習)、金(柴崎体育館)で練習しています。学業重視の進学校でありながら、バドミントンでも一定の成果を上げており、文武両道を実践する模範的な都立校として活動しています。

19位(同率):都立田無高校(30pt)

西東京市にある都立校で、部員数29名で活動しています。年間目標を「東京都ベスト16以上(都大会進出)」に設定し、秋の新人戦団体西ブロック優勝、関東大会進出を目指しています。また、東京都国公立大会優勝し「都立No.1」を目指すという高い志を持っています。毎週月・火・水・木・土曜日に活動し、7月には合宿も実施するなど、着実に力をつけている都立校です。

19位(同率):都立南平高校(30pt)

日野市にある都立校で、西東京ベスト8以上進出を目指してバドミントンに青春を捧げています。月・木は体育館、金は剣道場および外練習、休日は体育館での練習・練習試合・公式戦・オープン大会など多彩な活動を展開しています。2025年のインターハイ予選団体では男子が西東京予選ベスト8まで進出し、南平高校史上初の国公立大会ベスト4を達成するなど着実に成長している学校です。

19位(同率):大成高校(30pt)

三鷹市にある私立校で、初心者から経験者まで幅広い層の部員が日々一丸となって練習しています。礼儀・挨拶とともに各人の自主性を重んじ、公式戦では一試合一試合を大切にして1つでも多く勝ち進むことを目標としています。月・火・木・金曜日に体育館練習、水・土曜日には筋力トレーニング・ランニング中心の練習を行い、2025年1月の冬季大会では男子がベスト4に進出するなど着実に力をつけています。

19位(同率):駒澤大学高校(30pt)

世田谷区にある駒澤大学の附属校で、「1試合でも多く勝つ」「1点でも多く取る」ことを目標に日々練習しています。部員数40名で校内体育館のほか近隣の大きな体育館も使用し、より効率よく練習できる環境を整えています。男女ともに「関東大会出場・東京都ベスト8(西東京ベスト4)」を目標とし、AチームとBチームに分けて活動しています。夏期は長野県、春期は山梨県での合宿を実施し、実業団経験者などの外部指導員を招いてより質の高い練習を行っています。

多様性と競争が生み出す東京バドミントン界の豊かな選択肢

3年間のデータ分析から見えてきたのは、東京都高校男子バドミントン界の健全な発展と多様性です。

淑徳巣鴨高校が示す継続的な強さ

290ポイントで1位に立つ淑徳巣鴨高校の圧倒的な実力は、3年間という期間での安定した成績の積み重ねによるものです。関東大会・インターハイ・全国選抜大会すべてに継続出場し、全国でも頂点を極める実力は、仏教系私立校ならではの規律ある指導と「文武両道」の教育方針が結実した結果といえるでしょう。

私立校の充実した環境と都立校の健闘

全20校中、私立校14校(70%)、都立校6校(30%)という構成は、それぞれの特色を物語っています。私立校は附属校を中心とした組織的な指導体制と充実した設備で安定した実力を発揮する一方、5位タイの都立城東高校や10位の都立東村山高校などは、都立高校だとしても限られた環境の中でも工夫を凝らした指導で私立校に劣らない成果を上げています。

地域バランスの良い分布

八王子・町田エリア、中野・豊島エリア、江戸川・葛飾エリアなど、都内各地に実力校が分散していることも注目すべきポイントです。住んでいる地域に関係なく、通学可能な範囲で質の高いバドミントン教育を受けられる選択肢があることは、東京都の大きな魅力です。

進路選択の新たな視点

今回のランキングは、中学生の皆さんにとって進路選択の新たな視点を提供します。偏差値や大学進学実績だけでなく、「部活動を通じてどのような成長ができるか」という観点からも学校を評価することで、より充実した高校生活を送ることができるはずです。

継続的な成長を支える指導体制

上位にランクインした学校に共通しているのは、3年間という期間を通じて安定した成績を残していることです。これは一時的な好成績ではなく、継続的な指導力と学校全体のサポート体制があることを意味しています。

東京都には、バドミントンに情熱を注ぐ中学生の皆さんを温かく迎え入れ、3年間で大きく成長させてくれる素晴らしい高校がたくさんあります。このランキングが、皆さんの輝かしい高校生活への第一歩となることを心から願っています。データが示す客観的な実力と、皆さん自身が感じる学校の雰囲気の両方を大切にして、最高の3年間を過ごせる学校を見つけてください。

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<データ参照元>
大会の結果は、以下の公式サイトのデータを参照・加工しポイントに換算しています。
・東京都高等学校体育連盟バドミントン専門部公式サイト http://www.tokyo-hsbad.com/
また、バドミントン部の紹介は各高校のホームページを参考にまとめています。

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