都立小山台高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立小山台高等学校は、1922年に創立された100年以上の歴史を誇る名門校です。「敬愛・自主・力行」の教育目標を掲げ、理工系をはじめとする進学校として知られ、近年では「進学指導特別推進校」に指定されるなど、国公立大学や難関私立大学への進学実績を着実に伸ばしています。文武両道を重視し、学業、部活動、行事の全てに全力で取り組む生徒たちが集い、豊かな教育環境の中で成長を続けています。

この記事では、小山台高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「小山台高校ってどんな雰囲気?」「通学しやすい?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立昭和高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立小山台高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

都立小山台高校の入試は、東京都立高校の共通問題が全科目で使用され、一般入試と推薦入試の両方が行われています。近年では、難関大学への進学実績が向上していることもあり、都内でも特に人気の高い都立高校となっています。

  • みんなの高校情報:68(東京35位、都立9位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):64(都立11位)
  • V模擬(60%合格基準):62(東京48位、都立10位)

東京都には進学指導重点校が7校(日比谷、西、国立、戸山、青山、立川、八王子東)があり、次いで小山台高校が属する進学指導特別推進校7校があります。各メディアの偏差値を確認しても、小山台高校は進学指導特別推進校でトップクラスの難易度を誇る高校と言えます。

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は昨年度は推薦入試が1月26日(土)と1月27日(日)、一般入試が2月21日(金)になります。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトを確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

尚、小山台高校は進学指導重点校に次ぐ進学指導特別推進校に指定されていますが、独自作成問題は活用せず、5教科すべて共通問題となります。

入試倍率推移

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.17倍2.67倍1.42倍1.46倍1.36倍1.34倍
2024年1.10倍2.56倍1.26倍1.35倍1.25倍1.23倍
2023年1.36倍3.52倍1.51倍1.51倍1.42倍1.40倍

入試倍率の特徴と傾向

小山台高校の入試倍率は、2023年から2024年にかけて全体的に低下した後、2025年には再び上昇に転じています。2023年と2024年を比較すると、校長会調査時倍率は1.36倍から1.10倍へ、推薦倍率は3.52倍から2.56倍へ、一般応募倍率は1.51倍から1.26倍へと大きく低下しました。

しかし、2025年には全ての区分で倍率が回復傾向を示しています。校長会調査時倍率は1.10倍から1.17倍へ、推薦倍率は2.56倍から2.67倍へ、一般応募倍率は1.26倍から1.42倍へと上昇しています。

特に注目すべきは一般応募倍率の回復で、2024年の1.26倍から2025年には1.42倍へと約13%上昇しています。これは受験生の間で小山台高校への関心が復活していることを示唆しています。推薦入試は3年間を通して最も競争率が高い入試区分となっており、2025年の2.67倍という数値は、同校の特色ある教育プログラムや進路指導に対する評価が高いことを示しています。

合格倍率も2024年の1.23倍から2025年には1.34倍へと約9%上昇しており、全体的な競争率の高まりが見られます。最終応募倍率と受検倍率の差は比較的小さく、出願後に受検を取りやめる受験生の割合が低いことがわかります。これは小山台高校を第一志望、もしくは現実的な第一志望として受験する生徒が多いことを示唆しています。

都立小山台高校の歴史と伝統

東京都立小山台高等学校は、1922年(大正11年)に東京府立第八中学校として創立され、100年以上の歴史を持つ伝統ある高校です。「敬愛・自主・力行」を教育目標に掲げ、知育だけでなく精神と身体のバランスが取れた全人格教育を目指してきました。創立当初から理工系教育に力を入れており、戦前・戦後を通じて東京工業大学への進学者数が全国トップクラスを誇りました。また、東京大学への合格者数も全国のトップ10にランクインする年があり、その進学実績から理工系に強い学校として広く知られていました。

1950年には東京都立小山台高等学校と改称し、男女共学が開始されました。しかし、1970年代の学園紛争や学校群制度導入による影響で進学実績が低迷。1980年代以降のグループ合同選抜制度下では、難関大学への進学者数が減少しました。しかし、2004年に都の重点支援校に指定され、進学指導の体制を改革。2007年には「進学指導特別推進校」に指定されることで、再び進学実績が向上しています。現在では、理工系に加えて幅広い学問分野に強みを持ち、バランスの取れた進学実績を誇る学校として知られています。

都立小山台高校の立地と最寄り駅、周辺環境

都立小山台高校は、東京都品川区小山三丁目に位置し、「日本一駅から近い学校」と言われるほど、駅からのアクセスが良いです。小山台の生徒いわく、「多少の雨なら傘いらず。駆け足です。」とのことです。最寄り駅は東急目黒線の武蔵小山駅で、駅から徒歩わずか数分の距離にあり、生徒にとって非常に通学しやすい立地です。

住所東京都品川区小山3丁目3−32
最寄り駅①都営三田線・東京メトロ南北線「武蔵小山」駅 直通
②東急目黒線「武蔵小山駅」徒歩0分
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