八王子東高校の2025年度大学合格実績は、難関私立大学から国公立大学まで幅広く、質・量ともに充実した結果となりました。全合格者数の約38%をGMARCHが占め、早慶上理医などの最難関私立大学も16%と高い比率を示しています。国公立大学も関東国公立を中心に13%を占め、文系・理系を問わず高いレベルでの進学実績を誇っています。
一人あたり平均2.7校の合格を勝ち取るという戦略的な受験対策も成功し、生徒たちには複数の選択肢が用意されています。私立大学全体で66.9%を占める一方、東大・京大を含む難関国公立大学への合格者も着実に輩出。「多様な進路選択」と「高い合格実績」を両立させた総合力は、八王子東高校ならではの強みです。
過去6年間の推移を見ても、難関度の高い大学への合格実績が年々向上しており、教育の質と進路指導の充実ぶりが数字に表れています。GMARCHを筆頭に、早慶上理、関東国公立大学、旧帝大と、どの大学群においても安定した合格実績を持つ八王子東高校は、多様な進路希望に応える進学校としての地位を確立しています。
【2025年度】都立八王子東高校の最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)合格者分析
【2025年度】最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)合格者数と現役合格者前年比
大学名 | 現役 | (前年比) | 浪人 | 合計 |
---|---|---|---|---|
東京大学 | 1人 | (+1人) | 0人 | 1人 |
京都大学 | 1人 | (+1人) | 0人 | 1人 |
一橋大学 | 3人 | (▲3人) | 1人 | 4人 |
東京科学大学 (旧東京工業大学) | 3人 | (▲4人) | 3人 | 6人 |
国公立大学医学部 | 2人 | (▲1人) | 0人 | 2人 |
合計(医学部重複除く) | 10人 | (▲6人) | 4人 | 14人 |
【2025年度】最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)合格者の大学別分析
東京大学
前年からの変化があり、今年は現役で1名の合格者が誕生しました(前年比+1名)。日本最高峰の大学への合格実績が復活しています。
京都大学
東大と同様に、前年から1名増えて現役合格者が出ました(前年比+1名)。関西の最難関大学への合格実績も出ています。
一橋大学
現役で3名、浪人から1名の合計4名が合格しました。ただし、現役合格者数は前年比▲3名と減少しています。社会科学系最難関大学への進学は継続していますが、前年より厳しい結果となりました。
東京科学大学(旧:東京工業大学)
理系の最難関である東京科学大学には現役3名、浪人3名の合計6名が合格しました。しかし、現役合格者数は前年比▲4名と最も大きく減少しています。理系分野での難度が上がっている可能性があります。
国公立大学医学部
医師を目指す方にとって最難関の国公立医学部には2名の現役合格者がいます(前年比▲1名)。医学部合格は非常に難度が高い中、複数名の合格者を維持しています。
全体的な傾向・特徴
- 東大・京大の改善:最難関の東大・京大については前年より改善し、それぞれ1名ずつ現役合格者を出しています。
- 一橋・東京科学大の減少:一橋大学(▲3名)や東京科学大学(▲4名)では現役合格者が前年より減少しており、合格の難度が上がっている可能性があります。
- 幅広い分野での合格:文系、理系、医学系とバランスよく最難関大学へ進学しており、様々な進路希望に対応できる環境です。
- 全体的な現役合格者数の減少:最難関国公立大学全体では現役合格者数が前年比▲6名となっており、全体として厳しい状況があります。
- 浪人からの合格:浪人から4名の合格者がおり、特に東京科学大学では浪人生の合格者(3名)が目立ちます。
八王子東高校は最難関大学への合格実績を持つ学校ですが、2025年度は東大・京大での改善がある一方、一橋大学や東京科学大学では前年より厳しい結果となりました。全体としては最難関国公立大学へ14名が進学する実績があります。
都立八王子東高校の最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)の現役合格者数推移|2020年~2025年


経年データから見る特徴
過去6年間の推移: 八王子東高校の最難関国公立大学(東京一科医)への合格実績は、年度によって変動があります。2020年と2021年は15名(4.9%、4.8%)、2022年に9名(2.9%)と落ち込んだ後、2023年と2024年に16名(5.2%)と回復しましたが、2025年は10名(3.2%)と再び減少しています。
大学別の特徴
- 東京大学: 合格者数は1~3名の間で推移しており、2024年に0名となりましたが、2025年は1名(0.3%)と回復しました。
- 京都大学: 合格者が出ない年もありますが、2023年に2名、2025年は1名と、関西の最難関大学への合格実績も維持しています。
- 一橋大学: 2020年の5名(1.6%)から2023~2024年には6名(1.9%)まで増加しましたが、2025年は3名(1.0%)と減少しています。
- 東京科学大学(旧東京工業大学): 2021年と2024年にそれぞれ7名(2.2%、2.3%)と好調でしたが、2025年は3名(1.0%)と減少しています。
- 国公立医学部: 1~4名の間で推移しており、2025年は2名(0.6%)の合格者がいます。
全体傾向
- 波のある推移:過去6年間を見ると、合格実績に波があり、2022年と2025年に低下する傾向が見られます。
- 東大・京大の復活:2024年に東大・京大合格者がゼロだった状況から、2025年は両校とも現役合格者を出しています。
- 理系・文系共に減少:2025年度は一橋(文系)と東京科学大(理系)の両方で合格者が減少し、幅広い分野で厳しい状況となっています。
総合的には、2025年度は厳しい結果となりましたが、最難関の東大・京大に合格者を輩出している点は八王子東高校の高い学力水準を示しています。今後の回復に期待したいところです。
【2025年度】都立八王子東高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKY合格者数分析
【2025年度】旧帝大(東大・京大除く)合格者数と現役合格者前年比
大学名 | 現役 | (前年比) | 浪人 | 現浪合計 |
---|---|---|---|---|
北海道大学 | 7人 | (+3人) | 2人 | 9人 |
東北大学 | 3人 | (+2人) | 0人 | 3人 |
名古屋大学 | 2人 | (+2人) | 0人 | 2人 |
大阪大学 | 1人 | (▲3人) | 1人 | 2人 |
九州大学 | 1人 | (▲1人) | 0人 | 1人 |
合計 | 14人 | (+3人) | 3人 | 17人 |
【2025年度】TOCKY(筑波・お茶・千葉・神戸・横国)合格者数と現役合格者前年比
大学名 | 現役 | (前年比) | 浪人 | 現浪合計 |
---|---|---|---|---|
筑波大学(T) | 4人 | (+2人) | 0人 | 4人 |
お茶の水女子大学(O) | 0人 | (▲3人) | 0人 | 0人 |
千葉大学(C) | 2人 | (+2人) | 1人 | 3人 |
神戸大学(K) | 0人 | ー | 1人 | 1人 |
横浜国立大学(Y) | 8人 | (+6人) | 0人 | 8人 |
合計 | 14人 | (▲3人) | 2人 | 16人 |
【2025年度】難関国公立(旧帝大・TOCKY)合格者の大学別分析
旧帝大(東大・京大除く)
旧帝大全体
現役合格者14名(前年比+3名)、浪人合格者3名で合計17名の合格実績があります。前年より増加しており、素晴らしい結果となっています。
大学別の状況
- 九州大学: 現役1名(前年比▲1名)の合格があります。九州地方の最高学府への合格者も輩出しています。
- 北海道大学: 現役7名(前年比+3名)、浪人2名の計9名が合格しており、最も多くの合格者を出しています。北海道の最難関大学への強さが際立っています。
- 東北大学: 現役3名(前年比+2名)の合格があり、前年より増加しています。東北地方の最難関大学への合格実績も高水準です。
- 名古屋大学: 現役2名(前年比+2名)の合格があり、前年から増加しています。中部地方の難関大学にも合格者を輩出しています。
- 大阪大学: 現役1名(前年比▲3名)、浪人1名の計2名が合格しています。前年から減少したものの、関西の最難関大学への合格実績を維持しています。
TOCKY(筑波・お茶・千葉・神戸・横国)
TOCKY全体
現役合格者14名(前年比▲3名)、浪人合格者2名で合計16名の合格実績があります。前年から若干減少したものの、優秀な実績を維持しています。
大学別の状況
- 横浜国立大学(Y): 現役8名(前年比+6名)と大幅に増加し、最も優秀な結果となっています。
- 筑波大学(T): 現役4名(前年比+2名)の合格実績があり、前年より増加しています。首都圏の有力国立大学への合格が好調です。
- お茶の水女子大学(O): 現役0名(前年比▲3名)と苦戦しています。例年合格者がいる中での厳しい結果となりました。
- 千葉大学(C): 現役2名(前年比+2名)、浪人1名の合計3名が合格しています。前年の不振から回復しています。
- 神戸大学(K): 現役合格者はなく、浪人から1名の合格でした。関西圏の難関国立への合格実績です。
全体的な傾向と特徴
- 地方国立大学の躍進:北海道大学(+3名)、横浜国立大学(+6名)など、地方の有力国立大学への合格者が増加しています。
- 全国的な広がり:北海道から九州まで、全国の有力国立大学に広く合格者を輩出しており、八王子東高校の教育の幅広さを示しています。
- TOCKY・旧帝大共に現役合格者14名:両グループとも現役合格者14名と、難関国立大学への現役合格実績が安定しています。
- 前年比での増減:TOCKY全体では減少(▲3名)、旧帝大全体では増加(+3名)と、異なる傾向が見られます。
- 合計33名の優秀な実績:TOCKY(16名)と旧帝大(17名)を合わせると、合計33名の合格者を輩出しています。東大・京大を含めた最難関国公立大学への合格者を多数輩出する高い実績です。
八王子東高校は2025年度、TOCKY・旧帝大といった難関国立大学への合格実績も充実しており、特に旧帝大の好調さと横浜国立大学への合格者増加が目立っています。全国各地の主要国立大学への進学実績は非常に優秀であると言えます。
都立八王子東高校の難関国公立大学(旧帝大+TOCKY)の現役合格者数推移|2020年~2025年



全体的な推移の特徴
旧帝大+TOCKY全体の傾向: 過去6年間の推移を見ると、現役合格者の比率は2021年と2025年に8.9%と最高を記録しています。2024年の低迷期(18名・5.8%)から2025年は28名・8.9%と大幅に回復しており、過去最高水準に戻っています。
合格者数の変動:
- 2020年:19名(6.1%)
- 2021年:28名(8.9%)
- 2022年:20名(6.5%)
- 2023年:24名(7.7%)
- 2024年:18名(5.8%)
- 2025年:28名(8.9%)
旧帝大(東大・京大除く)の経年推移
全体傾向: 旧帝大全体では、2020年の5名(1.6%)から徐々に増加傾向にあり、2025年は過去最高の14名(4.5%)を記録しています。特に2024年の11名(3.6%)からさらに増加しており、素晴らしい成果です。
大学別の特徴的な推移
- 北海道大学: 最も顕著な伸びを見せており、2023年の0名から2025年は7名(2.2%)と過去最高を記録しています。
- 東北大学: 1~3名の間で推移しており、2025年は3名(1.0%)と安定した実績です。
- 名古屋大学: 合格者が出ない年もありますが、2023年に3名(1.0%)のピークがあり、2025年は2名(0.6%)となっています。
- 大阪大学: 2024年に4名(1.3%)のピークを迎えた後、2025年は1名(0.3%)と減少しています。
- 九州大学: 0~2名の間で推移しており、2025年は1名(0.3%)の合格者がいます。
TOCKY(筑波・お茶・千葉・神戸・横国)の経年推移
全体傾向: TOCKY全体では、2021年と2023年に17名(5.4%、5.5%)のピークがあり、2024年に急落(7名・2.3%)した後、2025年は14名(4.5%)と回復しています。
大学別の特徴的な推移
- 筑波大学: 最多で9名(2023年・2.9%)の時期もあり、2025年は4名(1.3%)と平均的な水準に戻っています。
- お茶の水女子大学: 2024年に3名(1.0%)のピークを迎えた後、2025年は0名と苦戦しています。
- 千葉大学: 1~3名の間で推移しており、2022年の3名(1.0%)が最多で、2025年は2名(0.6%)と回復しています。
- 横浜国立大学: 2021年に12名(3.8%)の最高記録があり、2024年の2名(0.6%)から2025年は8名(2.6%)と大幅に回復しています。
2025年度の特筆すべき点
- 過去最高水準への回復:旧帝大+TOCKY全体で28名(8.9%)と、2021年と並ぶ過去最高水準に回復しています。
- 旧帝大の躍進:旧帝大合格者が14名(4.5%)と過去最高を記録し、特に北海道大学への7名合格は特筆すべき成果です。
- 横浜国立大学の回復:2024年の2名から2025年は8名へと大幅に増加し、TOCKY大学の中でも際立った回復を見せています。
- バランスの取れた合格実績:北は北海道大学から南は九州大学まで、全国各地の難関国立大学に広く合格者を出しており、多様な進路選択が可能な環境を示しています。
- 低迷期からの回復力:2024年の低迷期(18名・5.8%)から一年で28名(8.9%)へと回復する強さを示しており、八王子東高校の教育力の高さが伺えます。
八王子東高校は、2025年度において旧帝大+TOCKY大学への合格実績が大幅に回復し、特に旧帝大大学への合格者が過去最高を記録するなど、素晴らしい成果を上げています。全国の主要国立大学への幅広い合格実績は、同校の高い教育水準を示す結果となっています。
【2025年度】都立八王子東高校の関東主要国公立大学合格者分析
【2025年度】関東主要国公立大学合格者数と現役合格者前年比
大学名 | 現役 | (前年比) | 浪人 | 現浪合計 |
---|---|---|---|---|
茨城大学 | 0人 | – | 0人 | 0人 |
宇都宮大学 | 0人 | – | 0人 | 0人 |
群馬大学 | 0人 | – | 0人 | 0人 |
埼玉大学 | 3人 | (+1人) | 1人 | 4人 |
東京科学大学 (旧東京医科歯科大学) | 1人 | (+1人) | 0人 | 1人 |
東京藝術大学 | 0人 | (▲1人) | 0人 | 0人 |
電気通信大学 | 7人 | (+6人) | 1人 | 8人 |
東京外国語大学 | 9人 | (▲3人) | 1人 | 10人 |
東京学芸大学 | 8人 | (▲3人) | 0人 | 8人 |
東京農工大学 | 8人 | (▲1人) | 4人 | 12人 |
東京海洋大学 | 1人 | (+1人) | 0人 | 1人 |
東京都立大学 | 27人 | (+5人) | 0人 | 27人 |
横浜市立大学 | 3人 | (+3人) | 1人 | 4人 |
関東主要国公立大学_合計 | 67人 | (+10人) | 8人 | 75人 |
大学別の状況
関東主要国公立大学全体: 現役合格者67名(前年比+10名)、浪人合格者8名、合計75名と非常に充実した実績となっています。前年から大幅に増加しており、関東圏の国公立大学への合格実績が顕著に向上しています。
主な大学の合格状況:
- 東京都立大学: 現役27名(前年比+5名)と圧倒的な合格者数を誇り、八王子東高校の主要進学先として確固たる地位を示しています。
- 東京外国語大学: 現役9名(前年比▲3名)と若干減少したものの、難関外国語大学として高い合格者数を維持しています。
- 東京学芸大学・東京農工大学: それぞれ現役8名の合格者を出しており、文系(学芸大)・理系(農工大)ともに安定した合格実績です。農工大は浪人合格者も4名と多く、合計12名の進学実績があります。
- 電気通信大学: 現役7名(前年比+6名)と大幅に増加し、理系の国立大学への強さを見せています。
- 埼玉大学・横浜市立大学: それぞれ現役3名の合格者を出しており、埼玉大学は前年比+1名、横浜市立大学は前年比+3名と増加しています。
- 特殊専門分野大学: 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)と東京海洋大学にもそれぞれ1名(前年比+1名)の合格者を出しており、専門性の高い分野への進学実績もあります。
全体的な特徴
- 都心部の主要大学への強さ: 東京都立大学、東京外国語大学、東京学芸大学など、都心部の主要国公立大学への合格者が特に多く、地の利を活かした進学実績を示しています。
- 幅広い分野での合格実績: 文系(東京外国語大学、東京学芸大学)、理系(東京農工大学、電気通信大学)、医療系(東京科学大学)と多岐にわたる分野で合格者を出しています。
- 前年からの大幅増加: 全体で前年比+10名の増加となっており、特に東京都立大学(+5名)と電気通信大学(+6名)での増加が目立ちます。
- 浪人合格者の傾向: 全8名の浪人合格者のうち、東京農工大学が4名と半数を占めており、難関理系での浪人合格が特徴的です。
- 合格者なしの大学: 茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、東京芸術大学への合格者はいませんが、これはより難関・専門性の高い大学を志望する傾向があるためと考えられます。
八王子東高校は2025年度、関東の主要国公立大学への合格実績も非常に充実しており、特に東京都立大学への多数の合格者と電気通信大学への合格者増加が顕著です。都心の有力国公立大学への現役合格者を多数輩出する実績は、同校の教育の質の高さを示しています。
都立八王子東高校の関東主要国公立大学の現役合格者数推移|2020年~2025年


全体的な傾向
関東主要国公立大学全体: 関東主要国公立大学への現役合格者数と合格率は、2020年の40名(12.9%)から2025年には67名(21.4%)へと右肩上がりで増加しています。特に2022年に一度54名(17.6%)のピークを迎えた後、2023年に若干減少したものの、2024年から再び増加傾向となり、2025年に近年最高を記録しています。
国公立大学全体: 国公立大学全体(医学部を除く)の現役合格者数も、2020年の92名(29.8%)から2025年には122名(39.0%)へと大幅に増加しており、卒業生の約4割が国公立大学に現役合格するという素晴らしい実績を示しています。
大学別の推移と特徴
1. 東京都立大学
- 最も多くの合格者を輩出している大学で、2020年の16名(5.2%)から2025年には27名(8.6%)へと大幅に増加
- 特に2022年以降は毎年増加傾向にあり、八王子東高校の最大の進学先としての地位を確立
- 2025年には卒業生の約12人に1人が都立大に合格する高い実績
2. 東京外国語大学
- 2020年の2名(0.6%)から徐々に増加し、2024年に12名(3.9%)のピークを迎えた後、2025年は9名(2.9%)
- 難関外国語大学への合格実績が年々向上し、言語系を志望する生徒の進路先として定着
3. 東京学芸大学・東京農工大学
- 両大学とも安定した合格実績があり、2025年はともに8名(2.6%)
- 教育系(学芸大)・農学・工学系(農工大)といった専門分野への進学実績が充実
4. 電気通信大学
- 2024年に1名(0.3%)まで減少した後、2025年は7名(2.2%)と大幅に回復
- 情報・通信工学系の理系難関大学への合格実績が回復傾向
5.その他の高い大学
- 東京科学大学(旧東京医科歯科大学)が2022年(2名・0.7%)と2025年(1名・0.3%)に合格者を出すなど、医療系専門大学への進学実績もある
- 横浜市立大学が2025年に初めて3名(1.0%)の合格者を輩出
- 東京海洋大学も2025年に初めて1名(0.3%)の合格者を出すなど、進学先の多様化が進んでいる
2025年度の特筆すべき点
- 過去最高の合格実績: 関東主要国公立大学への現役合格者67名(21.4%)は過去6年間で最高の実績であり、前年比でも10名増と大幅な増加を示しています。
- 東京都立大学の躍進: 27名(8.6%)と近年最高の合格者数を記録し、八王子東高校の「都立大学進学の名門校」としての地位を確固たるものにしています。
- 電気通信大学の回復: 前年の1名から7名へと大幅に回復し、理系国立大学への合格実績も向上しています。
- 新たな進学先の開拓: 横浜市立大学や東京海洋大学など、これまであまり合格実績のなかった大学への合格者も出ており、進学先の多様化が進んでいます。
- 国公立大学全体の高水準: 国公立大学全体で122名(39.0%)という高い合格実績は、八王子東高校の国公立大学受験における総合的な強さを示しています。
経年変化から見る八王子東高校の特徴
- 着実な成長: 関東主要国公立大学への合格率は、2020年の12.9%から2025年の21.4%へと、5年間で約1.7倍に増加しており、着実な成長を遂げています。
- 幅広い大学への合格実績: 文系(外国語大、学芸大)、理系(農工大、電通大)と幅広い分野の大学に合格者を出しており、多様な進路希望に対応できる教育力を持っています。
- 地の利を活かした進学実績: 関東圏の主要国公立大学への高い合格実績は、地の利を活かした受験対策や進路指導の充実を示しています。
八王子東高校は、関東主要国公立大学への合格実績において一貫した成長を続けており、特に2025年度は過去最高の実績を達成しています。東京都立大学を筆頭に、多様な国公立大学への合格者を輩出する総合力は、同校の高い教育水準を示す素晴らしい成果です。
都立八王子東高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比|2020年~2025年


全体的な傾向分析
国公立大学全体: 国公立大学(その他を除く)への現役合格率は、2020年の29.8%から2025年には39.0%へと着実に上昇しています。特に近年は安定して3割を超える生徒が国公立大学に現役合格する実績を維持しており、国公立大学への高い進学実績を示しています。
大学群別の推移と特徴
1. 関東国公立大学
- 最も顕著な成長を見せている群で、2020年の40名(12.9%)から2025年には67名(21.4%)へと大幅に増加
- 2020年から2025年まで一貫して上昇傾向にあり、特に直近3年間は高い水準で推移
- 八王子東高校の主力進学先として確固たる地位を確立
2. 旧帝大(医除く)
- 2020年の5名(1.6%)から2025年には14名(4.5%)へと約3倍に増加
- 特に2025年は前年からさらに増加し、過去6年間で最高の合格者数・比率を達成
- 難関国立大学への合格実績が年々向上している
3. TOCKY(医除く)
- 14~17名(4.5%~5.5%)の間で安定的に推移していたが、2024年に一時的に7名(2.3%)まで減少
- 2025年は14名(4.5%)と回復し、平均的な水準に戻っている
- 中堅難関国立大学群への合格実績を安定的に維持
4. 東京一科医
- 2023年と2024年に16名(5.2%)のピークを迎えた後、2025年は10名(3.2%)に減少
- 最難関大学群への合格者数は年によって変動があるが、常に一定数の合格者を輩出
- 東大・京大などトップ校への合格も継続的に実現
5. 地方国公立(医除く)
- 2024年に28名(9.1%)のピークを記録した後、2025年は17名(5.4%)に減少
- 年度による変動が大きいが、全国各地の国公立大学への進学実績がある
2025年度の特徴
- 関東国公立大学の躍進: 67名(21.4%)と過去最高の合格者数・比率を達成し、関東圏の国公立大学への強さが際立っています。
- 旧帝大グループの成長: 14名(4.5%)と過去最高の合格実績を記録し、難関国立大学への対応力が向上しています。
- TOCKYの回復: 前年の低迷から回復し、14名(4.5%)と平均的な水準に戻っています。
- 東京一科医の減少: 前年の16名から10名へと減少していますが、最難関大学群への合格実績は維持しています。
- 地方国公立の減少: 前年の28名から17名へと減少していますが、全国各地の国公立大学への合格実績は続いています。
全体的な傾向
八王子東高校の国公立大学合格実績は、過去6年間で着実に向上し、特に関東国公立大学と旧帝大学への合格者数が増加しています。2025年度は、一部の大学群で減少が見られるものの、全体として国公立大学への現役合格率は39.0%と高い水準を維持しており、特に旧帝大グループでの最高実績達成など、素晴らしい成果を上げています。
関東圏の国公立大学を中心に、難関大学への現役合格者を安定して輩出する教育力は、八王子東高校の大きな強みとなっています。
【2025年度】都立八王子東高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)合格者分析
【2025年度】最難関私立大学合格者数と現役合格者前年比
大学名 | 現役 | (前年比) | 浪人 | 現浪合計 |
---|---|---|---|---|
早稲田大学 | 37人 | ー | 3人 | 40人 |
慶應義塾大学 | 33人 | (+11人) | 8人 | 41人 |
上智大学 | 34人 | (+5人) | 2人 | 36人 |
東京理科大学 | 48人 | (+12人) | 16人 | 64人 |
私立大学医学部 | 2人 | (+1人) | 4人 | 6人 |
合計(医学部重複除く) | 154人 | (+29人) | 33人 | 187人 |
八王子東高校の2025年度最難関私立大学合格実績
大学別の合格状況
最難関私立大学全体: 現役合格者154名(前年比+29名)、浪人合格者33名、合計187名と非常に充実した実績を示しています。前年から大幅に増加しており、私立大学受験においても素晴らしい成果を上げています。
大学別の状況:
- 東京理科大学: 現役48名(前年比+12名)、浪人16名の合計64名と最多の合格者を出しています。理系難関私大への強さが際立っており、前年から大きく増加しています。
- 早稲田大学: 現役37名、浪人3名の合計40名の合格実績があります。最難関私大の一つである早稲田への多数の合格者を輩出しています。
- 上智大学: 現役34名(前年比+5名)、浪人2名の合計36名が合格しており、前年より増加しています。国際色豊かな難関私大への合格実績も充実しています。
- 慶應大学: 現役33名(前年比+11名)、浪人8名の合計41名と多くの合格者を出しており、前年から大幅に増加しています。私学の最高峰である慶應への合格者数の多さは特筆すべき成果です。
- 私立大学医学部: 現役2名(前年比+1名)、浪人4名の合計6名が合格しており、難関中の難関である私立医学部への合格実績もあります。
全体的な特徴
- 総合的な私立大学受験の強さ: 早慶上理という最難関私立大学に154名もの現役合格者を出しており、私立大学受験における総合的な強さを示しています。
- 前年からの大幅増加: 前年比+29名という大幅な増加は、私立大学受験への対応力が一層向上していることを示しています。特に慶應大学(+11名)と東京理科大学(+12名)での増加が顕著です。
- 文理バランスの良さ: 文系(早稲田、慶應、上智)、理系(東京理科大)ともに多数の合格者を出しており、文理両方の分野で高い実績を示しています。
- 私立医学部への進学実績: 難関中の難関である私立医学部にも合格者を出しており、医学部進学希望者にも対応できる教育力を持っています。
- 浪人合格者の傾向: 浪人合格者は特に東京理科大学(16名)と慶應義塾大学(8名)に多く、これらの大学は難度が高いため浪人して合格を勝ち取る生徒も少なくありません。
八王子東高校は2025年度、最難関私立大学への合格実績においても大きな成果を上げており、特に前年からの大幅な増加が目立ちます。国公立大学だけでなく私立大学受験においても高い実績を持つ総合力は、同校の教育の質の高さを示しています。早慶上理という最難関私立大学に多数の合格者を輩出する実績は、生徒の進路選択の幅広さを支える重要な強みと言えるでしょう。
都立八王子東高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)の現役合格者数推移|2020年~2025年


全体的な推移の特徴
早慶上理医全体の傾向: 2020年の56名(10.3%)から2025年には154名(15.6%)へと約3倍に増加しており、最難関私立大学への合格実績が大幅に向上しています。2021年に111名(17.6%)の高いピークを記録した後、2022年に一時的に減少したものの、2023年以降は再び増加傾向にあり、特に2025年は過去2番目に高い比率となっています。
私立大学全体の拡大: 私立大学延べ合格者数も2020年の543人から2025年には990人へと大幅に増加しており、私立大学受験における八王子東高校の総合的な強さが向上しています。
大学別の推移と特徴
1. 早稲田大学
- 2020年の14名(2.6%)から2025年には37名(3.7%)へと大幅に増加
- 2021年に40名(6.3%)の最高記録を達成した後、やや減少したものの、近年は安定して35名前後を維持
- 私立最難関大学への合格実績として非常に優秀な水準
2. 慶應義塾大学
- 2020年の10名(1.8%)から2025年には33名(3.3%)へと3倍以上に増加
- 2024年の22名(2.8%)から2025年は33名(3.3%)と直近で大幅に増加
- 私学の最高峰への合格者数増加は八王子東高校の教育力の高さを示している
3. 上智大学
- 最も安定した成長を見せており、2020年の7名(1.3%)から2025年には34名(3.4%)へと約5倍に増加
- 2024年の29名(3.7%)から2025年は34名(3.4%)とさらに増加
- グローバル教育で高い評価を受ける上智大学への多数の合格者は国際性も備えた教育の成果
4. 東京理科大学
- 2020年の23名(4.2%)から2025年には48名(4.8%)へと倍増
- 2023年に48名(6.5%)のピークを記録した後、2024年に36名(4.6%)と減少したが、2025年は再び48名(4.8%)に回復
- 理系私立大学への強さが際立っており、最も多くの合格者を出している大学
5. 私立大学医学部
- 少数ながらも継続的に合格者を輩出しており、2025年は2名(0.2%)
- 2023年に6名(0.8%)のピークを記録
- 難関中の難関である私立医学部への合格実績も持つ総合力
2025年度の特筆すべき点
- 過去最多の合格者数: 154名という合格者数は過去6年間で最多であり、特に前年比+29名と大幅に増加しています。
- 全大学での好調: 早稲田、慶應、上智、理科大の全てで前年比増加または維持という素晴らしい結果となっています。
- 慶應大学の躍進: 慶應大学が前年比+11名と大幅増となり、33名という高い合格者数を達成しています。
- 東京理科大学の回復: 前年36名から48名へと回復し、理系私立大学への強さを再確認させる結果となっています。
- 私立大学全体の拡大: 私立大学延べ合格者数が990人と過去最多を記録し、私立大学受験における総合力が一層高まっています。
経年変化から見る八王子東高校の特徴
- 着実な成長: 一時的な変動はあるものの、2020年から2025年にかけて私立難関大学合格実績は着実に成長しています。
- バランスの取れた文理合格実績: 早慶上智(文系中心)と理科大(理系中心)のバランスが取れており、文理両方の教育が充実していることを示しています。
- 選択肢の広さ: 国公立大学だけでなく私立難関大学への合格実績も豊富で、生徒の希望や適性に応じた多様な進路選択が可能な教育環境が整っています。
八王子東高校は、早慶上理医という最難関私立大学への合格実績において素晴らしい成長を遂げており、特に2025年度は過去6年で最多の合格者数を記録しています。国公立大学と私立大学の両方で高い進学実績を持つ総合力は、同校の教育の質の高さを示す証といえるでしょう。
【2025年度】都立八王子東高校の難関私立大学(GMARCH)合格者分析
【2025年度】難関私立大学(GMARCH)合格者数と現役合格者前年比
大学名 | 現役 | (前年比) | 浪人 | 現浪合計 |
---|---|---|---|---|
学習院大学 | 17人 | (+3人) | 0人 | 17人 |
明治大学 | 92人 | (+13人) | 15人 | 107人 |
青山学院大学 | 55人 | (+11人) | 1人 | 56人 |
立教大学 | 34人 | (+3人) | 3人 | 37人 |
中央大学 | 89人 | (▲12人) | 13人 | 102人 |
法政大学 | 77人 | (+8人) | 12人 | 89人 |
合計 | 364人 | (+26人) | 44人 | 408人 |
大学別の合格状況
GMARCH全体: 現役合格者364名(前年比+26名)、浪人合格者44名、合計408名と非常に充実した実績を示しています。前年から大幅に増加しており、難関私立大学への合格実績が一層向上しています。
大学別の状況
- 明治大学: 現役92名(前年比+13名)、浪人15名の合計107名と最多の合格者を出しています。前年から大きく増加しており、GMARCHの中でもトップクラスの大学への強さが際立っています。
- 中央大学: 現役89名(前年比▲12名)、浪人13名の合計102名が合格しています。現役合格者は前年より減少したものの、依然として高い合格者数を維持しています。
- 法政大学: 現役77名(前年比+8名)、浪人12名の合計89名の合格実績があり、前年より増加しています。都心の有力私大への合格者を多数輩出しています。
- 青山学院大学: 現役55名(前年比+11名)、浪人1名の合計56名が合格しており、前年から大幅に増加しています。国際色豊かな教育で知られる青学への合格者増加は注目に値します。
- 立教大学: 現役34名(前年比+3名)、浪人3名の合計37名の合格者を出しており、前年より増加しています。文系私立大学の中でも高い評価を受ける立教への合格実績も充実しています。
- 学習院大学: 現役17名(前年比+3名)の合格があり、前年より増加しています。伝統ある学習院大学への合格実績も安定しています。
全体的な特徴
- 前年からの増加傾向: 中央大学を除くすべての大学で前年比増加となっており、GMARCH全体でも+26名と大幅な増加を示しています。特に明治大学(+13名)と青山学院大学(+11名)での増加が顕著です。
- 合格者数の多さ: GMARCH全体で408名という多数の合格者を出しており、難関私立大学受験における八王子東高校の総合力の高さが伺えます。
- バランスの良さ: 特に明治・中央・法政の上位校で多くの合格者を出しており、GMARCHの中でもランク上位の大学に強い傾向があります。
- 浪人合格者の傾向: 明治大学(15名)、中央大学(13名)、法政大学(12名)と、GMARCHの中でも特に人気の高い大学に浪人合格者が多い傾向があります。
- 早慶上理との併願: 早慶上理と併願する形でGMARCHへの合格も多数確保しており、受験戦略の幅広さも八王子東高校の強みです。
八王子東高校は2025年度、GMARCH各大学への合格実績も非常に充実しており、特に明治大学と青山学院大学での大幅増加が目立ちます。早慶上理のような最難関私立大学だけでなく、GMARCHといった難関私立大学にも多数の合格者を輩出する総合力は、同校の進路指導の充実ぶりを示しています。
都立八王子東高校の難関私立大学(GMARCH)の現役合格者数推移|2020年~2025年


全体的な推移の特徴
GMARCH全体の傾向: 過去6年間でGMARCH合格者数は大きく成長しており、2020年の176名(32.4%)から2025年には364名(36.8%)へと約2倍に増加しています。特に2021年に268名(42.5%)と大きく伸び、その後も着実に合格者数を増やしています。2025年は合格者数としては過去最高であるものの、私大全体の合格者数も大幅に増加したため、比率としては前年より低下しています。
私立大学全体の拡大: 私立大学延べ合格者数が2020年の543人から2025年には990人へと大幅に増加しており、八王子東高校の私立大学受験における総合力が年々強化されています。
大学別の推移と特徴
1. 明治大学
- 2020年の42名(7.7%)から2025年には92名(9.3%)へと倍増以上
- 2023年に89名(12.0%)のピークを迎えた後、2024年にやや減少したものの、2025年に過去最高の92名を達成
- GMARCH内でも最多の合格者数を誇り、八王子東高校の明治大学への強さが際立っています
2. 中央大学
- 2020年の50名(9.2%)から変動しながらも2025年には89名(9.0%)と増加
- 2024年に101名(12.8%)の最高記録を達成した後、2025年はやや減少
- 法学部を中心に人気の高い中央大学への合格実績も充実しています
3. 法政大学
- 2020年の47名(8.7%)から2025年には77名(7.8%)へと着実に増加
- 年ごとに安定した増加傾向を示しており、継続的な合格実績がある大学です
4. 青山学院大学:
- 2020年の19名(3.5%)から2025年には55名(5.6%)へと約3倍に増加
- 特に2023年に49名(6.6%)と大きく伸び、その後も高い水準を維持
- 国際教育やグローバル志向の強い青学への合格者増加は注目すべき成果です
5. 立教大学
- 2020年の16名(2.9%)から2025年には34名(3.4%)へと倍増
- 2021年と2023年に約5%とピークを記録し、その後やや減少したものの、合格者数としては増加傾向
- 文学や社会学など文系分野に強い立教大学への合格実績も向上しています
6. 学習院大学
- 2020年のわずか2名(0.4%)から2025年には17名(1.7%)へと大幅増加
- 特に2021年以降は安定して10名前後の合格者を輩出し、2025年に過去最高を記録
- 伝統ある学習院大学への合格者も着実に増加しています
2025年度の特筆すべき点
- 過去最多の合格者数: 364名という合格者数は過去6年間で最多であり、前年比+26名と大幅に増加しています。
- 明治大学の躍進: 92名という過去最高の合格者数を記録し、GMARCHの中でも特に明治大学への強さが顕著です。
- 中央大学の安定感: 前年の101名からやや減少したものの、89名と高い合格者数を維持しています。
- 青山学院大学の伸び: 前年比+11名と大幅に増加し、55名という高い合格実績を達成しています。
- 全大学での増加傾向: 中央大学を除く全てのGMARCH大学で前年比増加となっており、難関私立大学対策が充実していることを示しています。
経年変化から見る八王子東高校の特徴
- 持続的な成長: GMARCH合格者数は6年間で176名から364名へと倍増以上の成長を遂げており、着実な進歩を示しています。
- 明治・中央・法政への強さ: GMARCHの中でも特に上位校とされる明治や、同じ多摩地方にもキャンパスを構える中央、法政への合格者が多く、質の高い合格実績を持っています。
- 私立大学全体の受験力向上: GMARCH合格者だけでなく、私立大学全体の合格者数も大幅に増加しており、様々なレベルの私立大学に対応できる総合力が向上しています。
八王子東高校は、GMARCH各大学への合格実績においても素晴らしい成長を遂げており、特に2025年度は過去最多の合格者数を記録しています。早慶上理からGMARCHまで幅広い難関私立大学に多数の合格者を輩出する実績は、同校の教育の質の高さと進路指導の充実ぶりを示す優れた成果です。
都立八王子東高校現役生の私立大学延べ合格数に占める私立大学群別合格人数比|2020年~2025年


全体的な傾向と特徴
私立大学合格総数の大幅増加: 私立大学延べ合格者数は2020年の543人から2025年には990人へと約1.8倍に増加しています。一人あたりの合格数も1.8校から2.7校へと向上しており、多くの選択肢を持つ受験戦略が成功していることを示しています。
大学群別構成比の変化
- 上位校の比率向上:早慶上理医の難関上位校の比率が2020年の約10%から2025年には約18%へと大幅に増加しており、難度の高い大学への合格実績が顕著に向上しています。
- 中堅大学の安定した比率:GMARCHは2020年の32.4%から2021年に42.5%まで上昇した後、2025年は36.8%と安定した高い比率を維持しています。
- その他私立大学の比率減少:「その他」の私立大学の比率が2020年の33.5%から2025年には14.3%へと大幅に減少しており、より難度の高い大学への合格シフトが進んでいます。
大学群別の推移と特徴
1. 早慶田・慶應義塾
- 2020年の24名(4.4%)から2025年には70名(7.1%)へと約3倍に増加
- 2021年に61名(9.7%)と一度急増した後、2022-2023年にやや減少し、2024年から再び増加傾向
- 最難関私立大学群への合格者数の増加は八王子東高校の教育水準の高さを示しています
2. 上智・東京理科
- 最も安定した成長を示しており、2020年の30名(5.5%)から2025年には82名(8.3%)へと約2.7倍に増加
- 2023年以降は65名以上の高い水準を継続的に維持
- 特に理系難関私大への合格実績の向上が顕著です
3. GMARCH
- 依然として最大の合格者数を誇り、2020年の176名(32.4%)から2025年には364名(36.8%)へと倍増以上
- 2021年以降は安定して高い比率(約40%前後)を維持
- 中堅難関私大への合格実績が充実しており、八王子東高校の私大受験における中核を形成しています
4. 成成明学國武
- 2020年の28名(5.2%)から変動があり、2024年に65名(8.2%)のピークを記録した後、2025年は46名(4.6%)に減少
- 準難関私大への合格実績も一定数確保されています
5. 日東駒専
- 2020年の57名(10.5%)から変動しながらも2025年には76名(7.7%)と増加
- 比率としては低下傾向にありますが、合格者数自体は増加しており、受験の安全策としての役割を果たしています
2025年度の特筆すべき点
- 最難関私大の増加: 早慶上理医の合格者数が154名(15.6%)と過去6年間で最多を記録し、難関私立大学への合格実績が一層向上しています。
- 一人あたりの合格数増加: 一人あたり2.7校の合格を獲得しており、複数の選択肢を持つ受験戦略が成功しています。
- 上位校シフトの進行: 早慶上理を中心とした上位校の比率が高まり、「その他」の私立大学の比率が減少していることから、より難度の高い大学への合格シフトが進んでいます。
- GMARCH合格者の増加: GMARCH合格者が364名と過去最多を記録し、中堅難関私大への進学実績も充実しています。
経年変化から見る八王子東高校の進化
- 受験戦略の高度化: 年々上位校の比率が高まり、より選択肢の多い合格実績を獲得できるようになっています。
- 文理両方での成長: 早慶(主に文系)と上智・理科大(文理混合)の両方で合格者数が増加しており、文理両方の分野で高い教育水準を達成しています。
- 安全策と挑戦のバランス: GMARCHや日東駒専などの中堅・準難関大学への合格も維持しながら、難関大学への挑戦を増やす戦略が見て取れます。
八王子東高校は、過去6年間で私立大学合格実績における質と量の両面で顕著な向上を遂げており、特に最難関私大への合格比率の上昇が目立ちます。一人ひとりの生徒がより多くの、そしてより難度の高い大学への合格を果たせるよう、効果的な教育と進路指導が行われていることが伺える結果となっています。
難関突破の実力校!早慶上理・GMARCHから国公立まで輝く八王子東の合格力

2025年度合格実績の総括
八王子東高校の2025年度合格実績を総合的に見ると、私立・国公立大学ともにバランスのとれた多様な進学実績を示しています。延べ合格者数に占める大学群の割合から、以下の特徴が明らかになりました。
最大の特徴はGMARCHの高い比率: 全体の38%をGMARCHが占めており、難関私立大学への進学実績が最も充実しています。明治大学、中央大学、法政大学を中心に多くの合格者を輩出しており、八王子東高校の中核的な進学先となっています。
最難関私立大学への強さ: 早慶医(7%)と上智理科(9%)を合わせると16%を占めており、最難関私立大学への合格実績も優れています。これは八王子東高校の教育水準の高さを示す重要な指標です。
国公立大学の多様な合格実績: 関東国公立(7%)を中心に、東京一科医、旧帝大、TOCKY、地方国公立を合わせると13%を占めています。特に関東国公立大学と旧帝大への合格者が多く、国公立大学進学希望者にも対応できる教育力を持っています。
私立大学中心の進学実績: 全体としては私立大学が約66.9%を占めており、八王子東高校は私立大学進学が主流となっています。特に難関~最難関私立大学(早慶上理医、GMARCH)への合格者が多く、高い教育水準を維持しています。
幅広い選択肢の確保: 日東駒専(8%)、四工大(5%)、成成明学國武(5%)なども一定の割合を占めており、様々なレベルの大学に合格実績があることで、生徒の適性や希望に応じた幅広い進路選択が可能になっています。
八王子東高校は2025年度、国公立大学から最難関私立大学、難関私立大学、中堅私立大学まで幅広い大学群に合格者を輩出しており、文理両方の分野で高い教育力を示しています。特にGMARCHを中心とした難関私立大学への強さが際立っており、同時に早慶上理などの最難関私立大学や関東国公立、旧帝大などへの合格実績も充実している点が特徴です。
一人あたりの合格数も2.7校と高く、複数の選択肢を持つ受験戦略が成功していることが伺えます。過去6年間の推移を見ても、難関度の高い大学への合格実績が着実に向上しており、八王子東高校の教育の質と進路指導が年々充実していることを示しています。
<参照元>
ページ内の大学合格実績は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・八王子東高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/hachiojihigashi-h/


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