【2025年】都立板橋高校の進路・大学進学実績（国公立・私立）

都立板橋高校は、生徒一人ひとりの個性に応じた進路実現を目指し、3年間の系統的なキャリア教育を実践している都立高校です。2025年3月卒業生の大学進学率は56%となり、短期大学3%を合わせると59%の生徒が高等教育機関に進学しています。専門学校31%、就職6%と多様な進路選択に対応した丁寧な指導が特徴的で、過去5年間で大学進学率が31%から56%へと大幅に向上している成長著しい学校です。

都立板橋高校の進路状況｜2025年3月卒

進路結果

2025年3月に卒業した262名の生徒たちの進路は、多様な選択肢に広がっています。

進路分類	人数	割合
大学	147名	56%
短期大学	7名	3%
専門学校等	80名	31%
就職	15名	6%
その他・未定	13名	5%
合計	262名	100%

大学進学者が全体の56%を占め、短期大学を合わせると59%の生徒が4年制大学・短大に進学しています。専門学校への進学者も31%と高い割合を示しており、就職6%と合わせて多様な進路選択が行われていることがわかります。

進路状況の推移（2021年～2025年）

過去5年間の進路状況の推移を見ると、着実な向上が確認できます。

年度	大学進学率	短大進学率	専門学校進学率	就職率	その他
2025年3月（R6）	56%	3%	31%	6%	5%
2024年3月（R5）	52%	2%	35%	6%	5%
2023年3月（R4）	51%	2%	33%	5%	9%
2022年3月（R3）	46%	6%	35%	6%	8%
2021年3月（R2）	31%	6%	47%	6%	10%

大学進学率は過去5年間で31%から56%へと25ポイントの大幅な上昇を見せており、同校の進路指導の充実ぶりが顕著に表れています。一方で専門学校進学率は47%から31%へと減少していますが、これは生徒の志向が専門学校から大学へとシフトしていることを示しており、高等教育への意識の高まりがうかがえます。就職率は6%前後で安定しており、多様な進路選択が維持されています。

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都立板橋高校の主な合格大学・専門学校別人数｜2025年3月卒

以下は2025年3月卒業生の大学合格実績（延べ合格者数）です。実際の進学状況とは異なりますが、生徒たちの学習成果と進路選択の幅を示す重要な指標となります。

国公立大学

2025年3月卒業生では、国公立大学への合格者はありませんでした。

早慶上理ICU（最難関私立大学）

早慶上理ICUへの合格者は1名でした。

大学名	合格者数
東京理科大学	1名
合計	1名

東京理科大学への合格を実現し、最難関私立大学への道筋をつけています。

GMARCH（難関私立大学）

2025年3月卒業生では、GMARCHへの合格者はありませんでした。

成成明学獨國武（準難関私立大学）

2025年3月卒業生では、成成明学獨國武への合格者はありませんでした。

日東駒専（人気中堅私立大学）

日東駒専への合格者数は23名で、同校の進学実績の重要な柱となっています。

大学名	合格者数
日本大学	5名
東洋大学	12名
駒澤大学	2名
専修大学	4名
合計	23名

東洋大学への合格者が12名と最も多く、日本大学5名、専修大学4名、駒澤大学2名と続いています。

四工大＋東農大（理系大学）

四工大＋東農大への合格者は1名でした。

大学名	合格者数
工学院大学	1名
合計	1名

文東立松産玉武（準中堅私立大学①）

文東立松産玉武への合格者は20名となっています。

大学名	合格者数
文教大学	1名
東京経済大学	1名
立正大学	16名
二松学舎大学	1名
産業能率大学	0名
玉川大学	0名
武蔵野大学	1名
合計	20名

立正大学への合格者が16名と圧倒的に多く、同校の進学実績において大きな割合を占めています。

大東亜帝国（準中堅私立大学②）

大東亜帝国への合格者は28名で、最も多い大学群となっています。

大学名	合格者数
大東文化大学	11名
東海大学	0名
亜細亜大学	7名
帝京大学	4名
國士舘大学	6名
合計	28名

大東文化大学への合格者が11名と最も多く、亜細亜大学7名、國士舘大学6名、帝京大学4名と続いています。

女子大

女子大学への合格者は11名でした。

大学名	合格者数
跡見学園女子大学	2名
大妻女子大学	2名
実践女子大学	1名
昭和女子大学	2名
白百合女子大学	1名
十文字学園女子大学	1名
清泉女子大学	1名
女子栄養大学	1名
合計	11名

跡見学園女子大学、大妻女子大学、昭和女子大学がそれぞれ2名ずつと多くなっています。

芸術・スポーツ大

芸術・スポーツ系大学への合格者は12名でした。

大学名	合格者数
京都芸術大学	1名
洗足学園音楽大学	1名
日本体育大学	6名
日本女子体育大学	1名
日本ウェルネススポーツ大学	2名
合計	11名

日本体育大学への合格者が6名と最も多く、体育・スポーツ系への関心の高さがうかがえます。

短大・専門学校

短期大学：7名（3%） 専門学校等：80名（31%）

専門学校の分野別内訳は以下の通りです。

• 医療・看護専門課程：14名（4.6%）
• 理美容・調理専門課程：15名（4.9%）
• 文化・教養専門課程：14名（4.6%）
• 工業専門課程：13名（4.3%）
• 商業実務専門課程：12名（3.9%）
• 教育・社会福祉専門課程：7名（2.3%）
• 農業専門課程：5名（1.6%）
• 服飾・家政専門課程：2名（0.7%）

医療・看護、理美容・調理、文化・教養の各分野への進学者が多く、多様な専門分野への関心が見られます。これらの数値は2025年3月卒業生の実際の進学状況を反映しています。

就職

2025年3月卒業生の就職者は15名で、公務員2名、民間企業13名となっています。

公務員

• 和光市職員
• 自衛隊

主な民間就職先（過去3年間）

• 日本郵便株式会社（2名）
• ENEOSウィング
• 旭館総本店
• 株式会社BMSG
• 株式会社オオゼキ
• 株式会社ケイ・マックス
• 翼設備　他

過去3年間の就職状況は以下の通りです。

年度	公務員	民間企業	合計
2025年3月	2名	13名	15名
2024年3月	2名	15名	17名
2023年3月	3名	9名	12名

地方公務員から大手企業まで幅広い就職先があり、生徒の希望に応じた就職指導が行われています。

都立板橋高校の現役生の大学群別合格者数の推移｜2023年～2025年

過去3年間の主要大学群への合格実績（延べ合格者数）の推移を詳しく見ていきます。これらは生徒たちの学習成果を示すデータであり、実際の進学者数とは異なります。

主要大学群への合格者数推移

大学群	2025年3月	2024年3月	2023年3月
国公立大学	0名	0名	0名
早慶	0名	0名	0名
上智・理科	1名	0名	0名
GMARCH	0名	0名	0名
成成明学獨國武	0名	2名	2名
日東駒専	23名	18名	19名
文東立松産玉武	20名	5名	7名
大東亜帝国	28名	30名	30名
四工大＋東農大	1名	2名	3名
女子大	11名	9名	8名
芸術・スポーツ大	11名	9名	6名
その他大学	120名	99名	103名

推移の特徴と分析

上位私立大学群の動向

• 東京理科大学：2025年に初めて1名の合格者を輩出し、最難関私立大学への道筋をつけました。
• 成成明学獨國武：2024年・2023年は2名ずつでしたが、2025年は0名となりました。

中堅私立大学群の安定した実績

• 日東駒専：19 名→18名→23名と着実に増加しており、2025年は過去3年で最多となりました。
• 文東立松産玉武：7名→5名→20名と大幅な増加を見せており、特に立正大学への合格者増加が顕著です。
• 大東亜帝国：30名→30名→28名と安定した高水準を維持しています。

専門・特色系大学群の動向

• 女子大：8名→9名→11名と着実に増加しています。
• 芸術・スポーツ大：6名→9名→11名とほぼ倍増しており、特色ある進路への関心の高まりが見られます。
• 四工大＋東農大：3名→2名→1名と減少傾向にあります。

短大・専門学校・就職の推移

年度	短大	専門学校	公務員	民間企業
2025年3月	7名	80名	2名	13名
2024年3月	5名	93名	2名	15名
2023年3月	4名	87名	3名	9名

短期大学への進学者は少数ながら安定しており、専門学校は生徒の重要な進路選択肢として位置づけられています。就職では公務員が安定して2～3名、民間企業は9～15名と年度により変動があります。

全体的な傾向

板橋高校は過去5年間で大学進学率が31%から56%へと劇的に向上しており、これは都立高校の中でも特筆すべき成果といえます。同時に専門学校47%から31%への変化は、生徒の志向の変化と学校の進路指導の成果を物語っています。

就職率は安定して6%前後を維持しており、多様な進路選択に対応した教育環境が整っていることがわかります。

都立板橋高校の3年間の教育・進路指導プログラム

板橋高校では、生徒一人ひとりの個性に応じた進路実現のために、3年間の系統的なキャリア教育、ガイダンス、講習会、個人指導を学校全体で支援しています。

3年間の段階的指導方針

1学年：基礎固めと自己理解

• 基礎学力を補強し定着させる
• 自己の適性を理解する
• 職業観・社会性を育成する
• 進学について学ぶ

2学年：具体的な進路選択

• 目標に向けて学力を向上させる
• 進路選択を具体化させる
• 上級学校・職業を探究する
• 進路希望別に実際に体験する

3学年：進路実現への最終段階

• 具体的な進路計画を立案する
• 受験に向けて学力をさらに伸ばす
• 進路希望先に訪問する
• 受験方法を決定し準備する

学年別詳細プログラム

1学年の主な取り組み

• 4月：進路オリエンテーション、進路希望調査、スタディーサポート
• 5月：進路適性検査振り返り
• 6月：英語検定、2者面談、社会的職業的自立支援教育プログラム
• 7月：ベネッセ総合学力テスト、進路の手引きガイダンス、オープンキャンパス事前指導
• 8月：オープンキャンパス参加、保育の仕事体験
• 9月：スタディーサポート、ライフプランニング授業、英語検定
• 10月：選択科目説明会、社会人アドバイザー交流会

2学年の主な取り組み

• 4月：進路オリエンテーション、進路適性検査、スタディーサポート
• 5月：進路適性検査振り返り
• 6月：英語検定、2者面談、スタディサポート活用研修会、分野別進路学習
• 7月：ベネッセ総合学力テスト、オープンキャンパス事前指導、夏季集中型学力向上講習
• 8月：オープンキャンパス参加、保育の仕事体験
• 10月：学生図鑑のオープンキャンパス、選択科目説明会

3学年の主な取り組み

• 4月：進路ガイダンス、スタディーサポート、看護系ガイダンス
• 5月：指定校推薦ガイダンス、就職個人面談
• 6月：分野別進路学習、探究とSDGsプログラム、進路の手引きガイダンス
• 7月：大学入学共通テストガイダンス、指定校推薦ガイダンス、求人票公開
• 8月：面接練習・小論文指導、企業見学、就職試験対策指導
• 9月：大学入学共通テストガイダンス、就職採用選考開始、総合型選抜指導

特色ある支援制度

社会的職業的自立支援教育プログラム

• チームコンセンサスワークショップ
• ライフプランニング授業
• 社会人アドバイザー交流会
• 探究とSDGsを実社会から学ぶプログラム

充実した講習制度

• 土曜講習（1・2年生対象）
• 公務員対策講習
• 夏季集中型学力向上講習
• 面接練習・小論文指導

資格取得支援

• 漢字検定（学校実施）
• 英語検定（学校申込）
• 看護系模試（学校申込）

体験的学習

• オープンキャンパス参加指導
• 保育の仕事体験
• 企業見学（就職希望者）
• 保育園実習

5年間で大学進学率25ポイント向上！多様な進路を支える板橋高校

都立板橋高校は、大学進学率が過去5年間で31%から56%へと25ポイントもの大幅な向上を遂げている成長著しい学校です。短期大学3%、専門学校31%、就職6%と、生徒一人ひとりの多様な進路選択に対応しながらも、高等教育への意識向上を着実に実現しています。

3年間の系統的なキャリア教育、社会的職業的自立支援教育プログラム、充実した講習制度により、生徒の将来への準備を多角的にサポートしています。日東駒専23名、大東亜帝国28名といった合格実績に加え、東京理科大学合格の実現など、難関大学への挑戦も後押しする、生徒の可能性を最大限に引き出す教育環境が整った学校といえるでしょう。

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＜参照元＞
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。

・板橋高校公式サイト　https://www.metro.ed.jp/itabashi-h/