都立西高校の進路・大学合格実績(国公立・私立)

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東京都立西高等学校は、武蔵野台地のベッドタウン化を背景に、戦前から進学実績を伸ばし、1950〜1960年代の都立高校全盛期には、東京大学合格者数で全国上位に名を連ねました。しかし、1967年の学校群制度導入や補習科の廃止により進学実績が低迷。その後も都立高校全体が私立との競争で改革が遅れた中、西高は健闘を続けました。

2001年に日比谷・戸山・八王子東とともに進学指導重点校に指定され、翌年から自校作成問題の導入や学区撤廃などの改革が行われ、東京大学合格者数で再び上位を維持しています。また、博物館や史跡見学などの教養講座も豊富であり、さらに、帰国子女も多く、ハーバード大学やMITでの体験授業も実施しています。

浪人してでも最難関国立大学(東京一工医)へ、という風潮があった西高校。コロナ禍を経て今はどうなっているのでしょうか。都立高校御三家と呼ばれ全国有数の進学校と言える西高校の2024年度の大学合格実績を調査しました。

<都立西高校を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください>

目次

【2024年度】都立西高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)合格者数

大学名現役浪人合計
東京大学61117
京都大学10919
一橋大学9413
東京工業大学426
国公立大学医学部6814
合計(医学部重複除く)353368

西高校の2024年度の最難関国公立大学(東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・国公立大学医学部医学科)の合格者数は、合計68名(現役35名、浪人33名)となりました。

大学別の内訳をみると、

  • 東京大学への合格者数は17名(現役6名、浪人11名)となっています。これは、受験情報サイト「インターエデュ」の調査によれば、都立国立高校と並び全国36位に位置しています。東京大学は多くの私立・都立進学校が目指す国内最難関校であり、西高もその一翼を担っています。
    参考:インターエデュ「東大・京大・難関大学合格者ランキング_東京大学」
  • 京都大学への合格者数は19名(現役10名、浪人9名)で、これは西高の大きな特徴です。関東圏の他の進学校では一橋大学や東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学などが目指される中、西高では京都大学を目指す生徒が多いことが際立っています。西高の合格者数は、東京一工の中でも京都大学が最も多いという独自の傾向を示しています。
  • 一橋大学への合格者数は13名(現役9名、浪人4名)で、東京大学や京都大学に次ぐ文系最高峰の大学として、例年2桁の合格者を輩出しており、人気の高い進学先となっています。
  • 東京工業大学は6名(現役4名、浪人2名)。東大・京大・医学部を除く理系最高峰が東京工業大学と言われていますが、例年5人前後の合格を出しており、理系分野にも力を入れていることがわかります。
  • 国公立大学医学部の合格者は14名(現役6名、浪人8名)となっています。現役・浪人合わせた合格者数14人は、「インターエデュ」によると全国70位と優秀な実績を収めています。
    参考:インターエデュ「東大・京大・難関大学合格者ランキング_国公立医学部医学科」

東京大学・京都大学の医学部には現役合格はでていませんので医学部の重複はなく、合計では、最難関国公立大学には、現役35名・浪人33名の合計68名が合格しています。

西高校の最難関大学合格への現役合格者は35人ですから、最難関大学に合格した68人の内、48.5%は浪人生ということになります。同じ指標で見ると、国立が37.7%、日比谷は27.9%、戸山は25.8%ですから、西高校の学生は浪人してでも入りたい大学を目指す風潮が他校よりも強いのかもしれません。西高の生徒が目標とする大学に強いこだわりを持ち、粘り強く挑戦する姿勢を示しているといえるでしょう。

都立西高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

西高校_最難関国公立大学(東京一工+医学部)の現役合格者数_5カ年推移グラフ

このグラフは、東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・国公立医学部への現役合格者数の推移をグラフに示しており、2020年から2024年までの5年間推移のデータになります。

  • 2020年は、合計38名が現役で最難関国公立大学へ合格しました。東京大学と京都大学の合格者が中心で、その他の大学もまんべんなく合格者を出しています。
  • 2021年は最難関国公立の現役合格者が合計47名に増加。特に京都大学と一橋大学の合格者が増加しています。
  • 2022年は、合計54名で直近5年間で最も多い現役合格者数を記録しました。多くの大学で合格者が増えましたが、特に京都大学が大幅に増えています。
  • 2023年は合計44名に減少しました。東京大学と京都大学の現役合格者が大きく減少しましたが、一橋大学は逆に増加しています。
  • 2024年は合計35名と、5年間で最も少ない合格者数となっています。京都大学の現役合格者は増加しましたが、東京大学が昨年よりさらに減少しています。

都立御三家と言われる日比谷、西、国立は例年2桁の現役東大合格者を出してきていたのですが、西高校は直近5年間で見ると、2022年をピークに現役東大合格者は減少傾向です。

他方、京都大学・一橋大学の現役合格は例年10人前後、東京工業大学の現役合格者例年5人程度と大きな変化はないため、東京大学の合格者数の減少が西高校の最難関大学全体の合格者数の減少の要因と言えそうです。

都立西高校現役生の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の大学別合格者数・1学年に占める人数比

西高校の1学年の人数は例年おおよそ320人前後です。西高生は浪人してでも最難関を目指す学生が多い傾向があると言われていますが、卒業する学生の内、東京大学や京都大学のような最難関国公立大学に現役で合格する人数の割合は以下の通りです。

都立西高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の現役合格者推移

東京都立西高等学校の2024年度における最難関大学への現役合格者の人数比を見てみると、例年と比べるとやや厳しい現実もあります。

  • 2024年度は現役合格者は6名で、1学年に占める人数比は1.9%に留まっています。これは、同じ都立御三家筆頭の日比谷高校が同年に16.4%の現役合格者を出していることと比較すると、物足りない数字です。過去の推移を振り返ると、2020年から2022年までは西高も現役で10人以上の合格者を出していたものの、2022年以降は2年連続で二桁には届いていません。
  • 一方、西高の特徴として際立っているのが京都大学への強い進学実績です。毎年、現役で10人前後の合格者を輩出しており、2024年度も10人が現役で合格しました。これは、1学年に対して3.2%の割合で、非常に高い実績です。また、受験情報サイト「インターエデュ」による京大合格者ランキングでは、現役合格者10人は全国で17位、東京都内では開成高校に次ぐ2位という素晴らしい成績を収めています。この点において、西高は都立高校の中でもトップクラスの実績を誇っていることが確認できます。
    参考:インターエデュ「東大・京大・難関大学合格者ランキング_京都大学」
  • 一橋大学への2024年度の現役合格者数は9人、現役合格者の人数比率は2.9%となっています。ここ数年は15人前後(4~5%)の合格者数を出していましたので、2024年はやや合格者数が少ないようです。それでも依然として文系の最難関校として多くの生徒が進学を目指していることが伺えます。
  • 東京工業大学現役合格者は4人、1学年に占める現役合格者の人数比は1.9%となりました。直近5年間は3人~8人とさほど大きく増減することなく一定数の現役合格実績を出しています。
  • 国公立医学部の現役合格者は例年5人前後、1学年に占める現役合格者の人数比率は1~2%で推移しており、直近5年間で大きな増減はありません。2024年は6人(1.9%)となりました。

西高校の卒業生の最難関国公立大学への1学年に占める現役合格者の人数比は、直近5年間では2022年の17.2%がピークで、その後2年連続で減少しています。とはいえ、例年1学年の内40人前後(10%以上)は最難関国公立大学に現役合格し、京都大学の現役合格者数・現役合格率は都立高校の中で最上位となっています。西高は、都立御三家の一角として引き続き堅実な成果を上げ続けていると言えるでしょう。

【2024年度】都立西高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKY合格者数

旧帝大(旧帝国大学)合格者数

大学名現役浪人合計
北海道大学8412
東北大学8614
名古屋大学202
大阪大学314
九州大学022
合計211334

TOCKY合格者数

大学名現役浪人合計
筑波大学527
お茶の水女子大学415
千葉大学235
横浜国立大学729
神戸大学000
合計18826

東京都立西高等学校の2024年度における難関国公立大学(東京大学・京都大学を除く旧帝大および新たな難関国立大学群「TOCKY」)の合格者数は、合計で60名(現役39名、浪人21名)となりました。現役合格者数は、最難関国公立大学(東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・国公立大学医学部)の現役合格者数35名とほぼ同程度、浪人合格者数は21名で、最難関国公立大学の浪人合格者数33名に比べてやや少なめです。このことから、西高の生徒は、浪人してまで挑戦する場合、最難関国公立大学を目指す傾向が強いことが示唆されます。

合格者数が最も多かったのは東北大学で、14名(現役8名、浪人6名)が合格しました。次いで北海道大学が12名(現役8名、浪人4名)の合格者を輩出しており、現役合格者数でも東北大学と北海道大学がトップを占めています。この2校が特に人気であることが伺えます。

また、「TOCKY」大学群(筑波大学・お茶の水女子大学・千葉大学・神戸大学・横浜国立大学)では、横浜国立大学が西高の生徒からの支持を集め、現役合格者数が多い結果となっています。

全体的に見ると、旧帝大の現役合格者数は21名、浪人合格者は13名で、TOCKY大学群の現役合格者は18名、浪人合格者は8名となっています。この数字から、旧帝大とTOCKYは、西高においてほぼ同等の規模で合格者を出していることがわかります。

西高と同じく都立御三家に属する日比谷高校と比較すると、志望校の傾向に違いが見られます。日比谷高校では、最難関大学を目指す層と、それ以外の難関国公立大学を志望する層が明確に分かれている傾向がありますが、西高では、東京一工医(東京大学・一橋大学・東京工業大学・国公立大学医学部)、旧帝大、そしてTOCKYの現役合格者数に大きな差が見られず、志望大学に大きな偏りが少ないという特徴があります。このことは、西高の生徒が進学先において多様な選択肢を持ち、幅広い難関大学を目指していることを示しています。

西高は、最難関国公立大学だけでなく、旧帝大やTOCKY大学群にも多くの合格者を出しており、生徒の進学先が分散していることが特色です。各大学にバランスよく進学者を送り出しており、志望大学に対する柔軟な対応力があることが、西高の特徴の一つといえるでしょう。

都立西高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKYの現役合格者数_5カ年推移

都立西高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKYの現役合格者数_5カ年推移

このグラフは、東京都立西高等学校における旧帝大およびTOCKY大学群(筑波大学・お茶の水女子大学・千葉大学・神戸大学・横浜国立大学)の現役合格者数の推移(2020年~2024年)になります。

  • 2020年卒: 合計50名と、直近5年間で最も多くの合格者を出しています。特に北海道大学や東北大学、横浜国立大学への合格者が多いことが特徴です。
  • 2021年卒: 合計43名と前年よりやや減少しました。東北大学や北海道大学、横浜国立大学が引き続き多く、その他のTOCKY大学群にも一定数の合格者が出ています。
  • 2022年卒: 合計37名とさらに減少。筑波大学で多くの合格者が出たものの、北海道大学と横浜国立大学の合格者数が減少していることが目立ちます。
  • 2023年卒: 合計36名と前年比でわずかに減少。前年多かった筑波大学が減少、千葉大学は増加と目立ちますが、満遍なく各大学に合格が出ている状況です。
  • 2024年卒: 合計39名とやや回復しました。東北大学が再び多くの合格者を出しており、北海道大学や筑波大学、横浜国立大学も堅調な合格者数を維持しています。

直近5年間においては、2020年の旧帝大+TOCKYの現役合格者数の50人を除くと、旧帝大・TOCKYともに現役合格者数は20人前後、合計40人前後と大きくは変わっていません。またこれらの難関大学の医学部に例年2~3人現役合格しています。全体の合格者数は、2020年をピークに減少傾向にあります。

大学別にみると特に北海道大学と東北大学への合格者数が毎年多く、これらの旧帝大への進学が安定した傾向として見られます。TOCKY大学群の中では、筑波大学、横浜国立大学、千葉大学への合格者が比較的多く、安定した実績を示しています。

都立西高校の旧帝大+TOCKYの現役合格者数・1学年に占める現役合格者人数比

都立西高校の旧帝大+TOCKYの現役合格者数・1学年に占める現役合格者人数比

都立西高等学校における旧帝大への現役合格者数は、直近5年間で安定した実績を見せています。具体的には、現役合格者数は13人~27人の間で推移しており、1学年に占める割合は4.2%から8.5%となっています。2023年は現役合格者が13人とやや少ない数字でしたが、それ以外の年度ではおおむね20人前後の現役合格者数を維持しており、安定的な傾向が見られます。2024年は21人(6.7%)が旧帝大に現役合格しており、昨年よりも盛り返し、例年並みの数字となりました。

旧帝大の中でも、北海道大学東北大学への進学が特に目立っており、北海道大学には毎年10人前後の現役合格者が出ています。また、東北大学には5~10人の現役合格者が安定しており、この2校が西高生にとって人気の高い進学先となっています。それに加え、大阪大学九州大学にも毎年3~6人の現役合格者が出ており、西高生は進学先として地理的な制約にこだわらず、全国に幅広く目を向けた志望校選びを行っていることが伺えます。

また、西高生の進学先として注目されるのが、新たな難関国立大学群として知られるTOCKY大学群(筑波大学・お茶の水女子大学・千葉大学・神戸大学・横浜国立大学)です。TOCKYへの現役合格者数も旧帝大と同様に安定しており、直近5年間では毎年20人前後の現役合格者を出しています。1学年に占める割合は約5%~7%推移しており、2024年は18人(5.7%)と、例年並みの結果となりました。

TOCKY大学群の中では、特に神戸大学以外の大学では毎年複数名の現役合格者が出ており、場合によっては2桁の合格者数を出すこともあります。特定の大学に偏ることなく、筑波大学やお茶の水女子大学、千葉大学、横浜国立大学といった大学にバランスよく合格者が分散しているのが特徴です。

総じて、西高校の卒業生は旧帝大やTOCKYといった難関国公立大学への現役合格者が毎年40人前後を維持しており、1学年に占める現役合格者の割合は安定しています。2020年のみその割合が15%超える高い数字となりましたが、それ以外の年ではおおむね11%~13%の範囲内で推移しています。

西高は旧帝大やTOCKYといった難関大学への進学実績を堅実に維持しており、地理的な偏りなく幅広い志望校選択が行われていることが確認できます。

【2024年度】都立西高校の関東主要国公立大学合格者数

関東主要国公立大学合格者数

大学名現役浪人合計
茨城大学000
宇都宮大学000
群馬大学011
埼玉大学101
東京藝術大学022
電気通信大学415
東京医科歯科大学000
東京外国語大学718
東京学芸大学314
東京農工大学10313
東京海洋大学000
東京都立大学549
横浜市立大学000
関東主要国公立大学_合計301343

都立西高等学校の2024年度における関東主要国公立大学の合格者数は、合計で43名(現役30名、浪人13名)となりました。この結果は、同じ都立御三家である日比谷高校の関東主要国公立大学への現役合格者数が17名であったのに対し、西高が30名と、明らかに西高の方が多くの生徒をこのレイヤーの関東圏の国公立大学に送り出している点が特徴的です。

大学別に見ると、最も合格者数が多かったのは東京農工大学で、合計13名(現役10名、浪人3名)が合格しています。現役合格者数でも東京農工大学がトップで、10名が合格しています。次いで、東京外国語大学に8名(現役7名、浪人1名)が合格しており、これも西高の進学先として一定の人気を保っていることがわかります。

また、他の難関国公立大学との合格者数の比較を行うと、2024年度の東京一工への現役合格者は29名、旧帝大(東京大学・京都大学除く)への現役合格者は21名、TOCKY大学群への現役合格者は18名でした。これに対して、関東主要国公立大学への現役合格者は30名となっており、各大学群にバランスよく合格者を出している点が際立っています。西高の生徒は、入学難易度や自身の志望に応じて、最難関国公立大学から関東圏の主要国公立大学まで幅広い選択肢を持ち、バランスの取れた進路を選んでいることが確認できます。

ただし、西高の進学傾向は他の学校、特に日比谷高校と比較すると若干の違いも見られます。たとえば、東京医科歯科大学や横浜市立大学といった医学部志望者が多い大学に対して、2024年度は現役合格者が出ていない点が特徴です。一方で、東京農工大学東京都立大学といった工学や農学分野に強い大学への合格者が多いことも西高の進学傾向を示しています。このように、日比谷高校とは異なる進学の嗜好が伺え、西高の生徒が自分の興味や将来のキャリアに基づいて志望校を選んでいることが窺えます。

また、東京都立大学埼玉大学群馬大学など、関東圏の他の国公立大学にも一定数の合格者を出しており、西高の生徒が関東圏内で多様な進路を選択していることも見て取れます。

総じて、西高の2024年度における関東主要国公立大学への合格実績は、例年と同様に堅調な数字を維持しており、日比谷高校とは異なる進学先の選択傾向が見られる点が興味深いです。生徒たちは、自分の志向や将来のキャリアを考慮しながら、多様な国公立大学への進学を目指していることが、今回の結果からも明らかです。

都立西高校の関東主要国公立大学の現役合格者数_5カ年推移

都立西高校の関東主要国公立大学の現役合格者数_5カ年推移グラフ

このグラフは、都立西高等学校における関東主要国公立大学の合格者数の推移(2020年~2024年)を示しています。合格者数は年ごとに変動があり、2020年から減少傾向にありましたが、2024年度には再び増加傾向にあります。

  • 2020年度: 合計25名。東京農工大学や東京外国語大学の合格者が特に目立ち、全体的に堅調な合格者数を記録しています。
  • 2021年度: 合計21名。東京農工大学の減少が影響し前年よりやや減少していますが、東京外国語大学、東京都立大学などの主要大学への合格者は一定数確保しています。
  • 2022年度: 合計18名。さらに減少し、この5年間で最も少ない合格者数となっています。東京農工大学はやや増加しましたが、東京外国語大学への合格者数が低調です。
  • 2023年度: 合計20名。前年より若干の回復が見られますが、依然として2020年度の水準には届いていません。東京都立大学、東京外国語大学の現役合格者数は例年通り、東京学芸大学の合格者数が多かったようです。
  • 2024年度: 合計30名と大幅に増加し、この5年間で最も多い合格者数を記録しました。東京農工大学が10名と最も多く、東京外国語大学や東京都立大学などが続きます。

全体の合格者数は、2020年から2022年にかけて減少傾向にありましたが、2024年度には大きく回復し、30名の合格者を出しました。

特に東京農工大学は、2024年度に最も多くの合格者を輩出しており、現役合格者が多いことが特徴です。東京都立大学や東京外国語大学も一定数の合格者を安定して出しており、他の関東主要国公立大学にバランスよく合格者が分布しています。一方、前述しましたが、最難関大学の現役合格者数は減少しています。浪人覚悟で最難関にチャレンジする層と現役で合格できる関東主要国公立大学を選択する層が存在するのかもしれません。

都立西高校現役生の関東主要国公立大学別合格者数・1学年に占める人数比

西高校_関東主要国公立大学の現役合格者数・合格者人数比の推移

都立西高等学校における東京一工、旧帝大、TOCKYを除く関東主要国公立大学への現役合格者数は、直近5年間で安定した実績を示しています。具体的には、18人~30人の現役合格者を輩出しており、1学年に占める現役合格者の割合は5.7%~9.5%の範囲で推移しています。特に、2022年はやや少ない18人でしたが、直近2年で増加傾向にあり、2024年には30人(9.5%)と、過去5年間で最も高い数字を記録しました。

このカテゴリーの大学の中で注目すべきは、東京外国語大学や東京都立大学です。外国語大学の最高峰と言われる東京外国語大学には、毎年5~10人の現役合格者を出しており、語学に強い西高生の志望先として安定した人気を誇っています。また、東京都の公立大学である東京都立大学には、例年5人前後の現役合格者が進学しています。

さらに、農学部の名門であり、獣医学部も併設している東京農工大学には、多い年で2桁の現役合格者が出ており、西高生の人気進学先の一つです。特に、2024年度はこの東京農工大学に現役10人が合格しており、その重要性が際立っています。また、東京学芸大学には、毎年数人の現役合格者が進学しており、教育に特化した学部を持つこの大学も一定の支持を集めています。

一方、東京医科歯科大学や横浜市立大学など、医学部志望者が多い大学には、西高からの現役合格者はあまり多くありません。

また、その他の地方国公立大学(医学部を除く)への現役合格者数は、直近5年間で6人~10人の範囲で推移しており、1学年に占める割合は1.9%から3.2%です。大きな増減はなく、安定して地方の国公立大学にも合格者を送り出しています。この中には、地元での進学を希望する生徒や、特定の専門分野を学びたい生徒が含まれ、西高の進学先の多様性が反映されています。

総じて、西高は関東圏の主要国公立大学を中心に幅広い進学先を確保しており、その実績は安定しています。特に2024年度は、過去5年間で最も高い現役合格者数を記録しており、西高生が自分の志望する分野に基づいて多様な進学先を選択していることがうかがえます。

都立西高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比

都立西高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比【表】
都立西高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比【グラフ】

都立西高等学校の卒業生に占める国公立大学の現役合格者人数比率は、直近5年間でおおむね35%前後を維持しています。現役合格者の内訳を詳しく見ると、東京一工医の最難関大学で約10%、旧帝大+TOCKYで11~12%、そして関東主要国公立大学で6~10%程度となっており、難易度の高い大学に安定して合格者を送り出しています。この数字は、西高の生徒たちが非常に高い学力を持ちながらも、自由な校風の中で自分の志向に合った進学先を選んでいることを示しています。

西高の特色として挙げられるのは、その進学先の多様性です。都立御三家としてよく比較される日比谷高校と比べると、西高はよりバラエティに富んだ合格実績を持っています。日比谷高校では、上位層の生徒が最難関の東京一工医を目指し、その中でも特に東京大学への現役合格を強く意識する傾向があります。一方で、西高では、最難関大学を目指す中でも東京大学ではなく京都大学を志望する生徒が多く、実際に現役合格者数も東京大学を上回っています。この点で、日比谷高校と西高の進学先に対する姿勢には違いが見られ、西高の生徒が志望大学を選ぶ際に、より自分のポリシーやこだわりを反映していることが伺えます。

2024年の最難関大学への合格状況を見ると、現役合格者35名、浪人合格者33名と、現役と浪人の数がほぼ同じです。これに対し、日比谷高校は現役5に対して浪人2という比率で、現役合格を目指す生徒が圧倒的に多いのが特徴です。西高のこのデータからは、最難関を目指す層に関しては、浪人してでも志望大学に進学したいという強い意志を持つ生徒が多いことが読み取れます。

一方、旧帝大や関東主要国公立大学への合格者数も安定しており、西高の生徒たちは「最難関・東大に行かなければならない」という固定観念にとらわれず、自らの信念をもって受験先を選んでいることがうかがえます。この点で、西高の校訓である「自主自立」が生徒たちの進路選択に反映されていることが明らかです。

総じて、都立西高等学校は、最難関大学に挑戦できる学力を持つ生徒が集まる一方で、彼らが自らの信念や志向を大切にし、ポリシーを反映させた進学先を選ぶという自由な風土が根付いた学校です。この「自主自立」を重んじる校風が、西高生の進路選択に表れている点は、他の御三家進学校とは異なる特色として顕著な部分となります。

自主自立の校風が私立大学の合格実績にも影響を与えているのでしょうか。2024年度の私立大学の合格者数の推移の調査結果もまとめました。

【2024年度】都立西高校の難関私立大学(早慶上理+医学部)合格者数

大学名現役浪人合計
早稲田大学7163134
慶應大学364379
上智大学392261
東京理科大学5170121
私立大学医学部61622
合計(医学部重複除く)203214417

2024年度の西高校の最難関私立大学(早稲田大学・慶應大学・上智大学・東京理科大学・私立大学医学部医学科)の延べ合格者数は、合計417名(現役203名、浪人214名)となりました。

日比谷高校と比較すると、現役合格者は半分以下、浪人合格者はやや多いという結果となっています。複数年浪人を避けるため、押さえもしくは志願先変更で私立最難関を受験し合格となる浪人生が多いのでしょうか。

大学別の内訳をみると、

  • 早稲田大学への合格者数は134名(現役71名、浪人63名)であり、受験情報サイト「インターエデュ」の調査によると高校別の東京大学合格者ランキングで全国13位(公立では4位)となっています。公立で西より多い実績を出しているのは日比谷(東京)、横浜翠嵐(神奈川)、県立浦和(埼玉)という各都県No.1の高校のみですので、この3校に次ぐ実績は素晴らしいものです。
    参考情報:インターエデュ「東大・京大・難関大学合格者ランキング_早稲田大学」
  • 慶應大学の合格者数は79名(現役36名、浪人43名)。インターエデュの調査によると高校別の慶應大学合格者ランキングで全国20位となっています。現役生の合格が多いというよりは、浪人生の合格が多く現浪合計で上位にきています。
    参考情報:インターエデュ「東大・京大・難関大学合格者ランキング_慶應大学」
  • 上智大学は61名(現役39名、浪人22名)。文系最高峰の難易度と呼ばれていますが、現浪合わせて61名の合格を出しています。インターエデュの調査によると高校別の上智大学合格者ランキングでは、日比谷に次いで都立新宿高校と並び全国12位(都立2位)となっています。
    参考情報:インターエデュ「東大・京大・難関合格者ランキング_上智大学」
  • 東京理科大学の合格者は121名(現役51名、浪人70名)。理系最難関(医学部除く)と言われる東京理科大学に現浪合わせて100人超えの合格者を出しています。こちらもインターエデュ調査によると東京理科大学合格者ランキングで全国14位(都立2位)になります。
    参考情報:インターエデュ「東大・京大・難関合格者ランキング_東京理科大学」
  • 私立大学医学部の合格者は22名(現役6名、浪人16名)となっています。私大医学部合格が2桁を超えているのは、都立高校では日比谷高校、西高校、戸山高校の3校だけになります。

慶應大学の医学部への合格者はいませんでしたので、医学部の重複はなく、最難関私立大学には、現役203名・浪人214名の合計417名が合格しています。私立大学の現役生の延べ合格者数が548人ですから、西高校で私立大学に合格した4割弱(約37%)の現役生が私立最難関大学に合格しています。

2024年度は現役生の10%強が最難関国公立大学(東京一工医)に合格していましたし、浪人生も現役生とほぼ同数の30人強が最難関に合格しています。他の都立進学校よりも、「浪人してでも最難関国公立」という学生が多く、浪人時には私立最難関を押さえとして受験し、合格実績をたたき出しているのでしょう。

都立西高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

都立西高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

直近5年間においては、コロナ禍に突入した2020年から2022年までは右肩上がりで現役合格者数は増加してきていましたが、2023年、2024年とやや減少傾向です。東京一工医といった最難関国公立の現役合格者数も私立最難関同様に減少傾向にあり、また浪人の合格者数が増加しているわけでもないようです。

これといった要因が推測できないため、逓減傾向にあることはやや心配ではあります。しかし、現役で私立最難関に200人を超える合格者を輩出しているのは、186校ある都立高校のうち、日比谷・西・戸山の3校だけになりますので、誇るべき実績であると言えるでしょう。

都立西高校の現役生の延べ合格者に占める最難関私立大学(早慶上理+医学部)の合格者の割合

西高校の1学年の人数は例年おおよそ320人前後です。1学年の現役生がどれくらいの私立大学現役合格を獲得しているのか、また延べ合格者数に対する各大学合格者数の割合を調査しました。

2024年の西高校現役生の私立大学の延べ合格者数は548人。卒業生が315人ですから、1人あたり約1.7の私立大学(学部)に合格しています。進学指導重点校7校のうち、2校を下回っているのは西高校と国立高校のみになります。

浪人合格者数の多い2校でもありますから、この2校は現役生のときには最難関国公立を目指すため私立最難関は受験せず、浪人時に押さえもしくは志望変更で最難関私立を受験する傾向にあるのではないでしょうか。

都立西高校の1学年の延べ合格者に占める最難関私立大学(早慶上理+医学部)の合格者の割合【表】
  • 早稲田大学への2024年の現役合格者数は71人、延べ合格者数に占める合格率は、13.0%となりました。直近3年間は16~17%でしたので、やや減少した結果となりました。
  • 慶應義塾大学への2024年の現役合格者数は36人。ここ3年ほど50人を超えてきていましたので、早稲田大学の合格者数と同傾向でやや少なくなりました。延べ合格者に占める合格率は6.6%となりました。
  • 上智大学の2024年度の延べ合格者に占める合格率は7.1%。前年度よりは10名プラスの39人の現役合格者を出しました。例年、早稲田・慶應・東京理科の3大学より人数も比率も少なかったのですが、2024年は慶應大学より多くの合格者を出しています。
  • 東京理科大学の合格者数は50名を超え、延べ合格者に占める合格率は9.3%と直近5年間とほぼ同じ現役合格者数となりました。早稲田・慶應の減少傾向とは異なり、例年安定した実績を残しています。
  • 私立医学部の現役合格者数は6人。延べ合格者に占める合格率は1.1%となりました。浪人合格者が多いため、現役合格者は例年10人前後(1~2%)となっています。

西高校の現役生の延べ合格者に占める最難関私立大学合格率は、2020年から2023年にかけて順調に実績を伸ばし2023年には現役合格者の半数の50%を超えていました。しかし、2024年は37%と直近5年で最も少なくなっています。

2025年度から共通テストが大きく変わります。よって、2024年は現役難関国公立合格のために時間を費やした結果として難関私立まで手が回らなかったのか、難関私立を受験する層が減っているのか、西高校の2024年卒固有の問題なのか…さまざま要因は考えられそうですが、2025年の結果を見てクリアにしていきたいところです。

【2024年度】都立西高校のGMARCH合格者数

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)合格者数

大学名現役浪人合計
学習院大学6713
明治大学9175166
青山学院大学101020
立教大学242549
中央大学383876
法政大学312556
合計200180380

最難関私立大学(早慶上理医)に次ぐ難関大学として、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)の現役合格者数を調査しました。

西高校の2024年度のGMARCHの合格者数は、合計380名(現役200名、浪人180名)となりました。日比谷高校は早慶上理>GMARCHでしたが、西高校は早慶上理≒GMARCHとなっており、傾向は異なるようです。

また浪人合格者数が180人と同レベル帯の高校に比べ、浪人生の合格が多い結果となりました(日比谷は75人、国立は126人、戸山は44人)。現役生の内は最難関国公立へチャレンジ、浪人となったら複数年浪人を避けるため保険としてGMARCHの合格も確保しに行く、といった傾向にあるようです。

ちなみに最も合格者数が多いのは明治大学の166人(現役91人、浪人75人)、次いで中央大学の76人(現役38人、浪人38人)となりました。また最も現役合格者数が多いのは明治大学の91人となりました。

都立西高校のGMARCHの現役合格者数推移_5カ年推移

都立西高校のGMARCHの現役合格者数推移_5カ年推移【グラフ】

直近5年間においては、2023年度を除けばこの4年間はGMARCH現役合格者が200人前後と安定した合格人数を出しています。2023年は国公立も含め全体的に合格者数が伸びなかった年であり、GMARCHも同様の傾向で少なくなっています。

2024年は昨年に比べ、最難関の東京一工医と早慶上理医の現役合格者数が少なくなり、関東主要国公立とGMARCHの現役合格者が増加しました。浪人してでも最難関、と考えている層は相変わらずいるものの、現役合格するために難易度を下げて受験し、着実に合格を勝ち取っていく現役層が増えているのかもしれません。

都立西高校の現役生の延べ合格者に占める難関私立大学(GMARCH)の合格者の割合

都立西高校の1学年の延べ合格者に占める難関私立大学(GMARCH)の合格者の割合【表】

都立西高校の2024年卒業生の私立大学への延べ現役合格者数に占めるGMARCH合格者の割合が36.5%と、約3分の1を占めていることが明らかになりました。この数字は、直近5年間においても安定しており、例年35%前後を維持しています。この実績は、西高校の教育の質の高さと、生徒たちの学力レベルの安定性を如実に示しています。

GMARCHの中での内訳を見ると、興味深い傾向が浮かび上がってきます。最も顕著なのは明治大学への合格実績で、例年15%前後と、GMARCH合格者の中で最大のシェアを占めています。具体的には、2020年に62人(14%)だった合格者数が、2024年には91人(16.6%)にまで増加しており、人数・比率ともに着実な成長を遂げています。この傾向は、明治大学の人気の高まりや、西高校と明治大学との親和性の強さを示唆しているかもしれません。

一方で、他のGMARCH各校への合格実績にも注目すべき特徴が見られます。立教、中央、法政大学はそれぞれ5%前後の合格率を維持しており、これらの大学が西高校生にとって安定した進学先となっていることがわかります。青山学院大学については、2021年に25人(4.3%)だった合格者数が、2024年には10人(1.8%)に減少しており、やや減少傾向にあるようです。この変化の背景には、生徒の志望傾向の変化や、大学側の入試政策の変更などが影響している可能性があります。

総じて、この5年間の推移を見ると、西高校のGMARCH合格実績は安定しており、特に明治大学への合格者増加が顕著です。この実績は、西高校の教育プログラムの効果性と、生徒たちの学力の高さを裏付けるものと言えるでしょう。今後も、この傾向が続くのか、あるいは新たな変化が見られるのか、注目されるところです。

都立西高校の現役生の延べ合格者に占める私立大学群別合格人数比の推移

都立西高校の現役生の延べ合格者に占める私立大学群別合格人数比の推移グラフ

都立西高校の現役生の私立大学の現役延べ合格者数に対し、私立最難関の早慶上理医の合格者が37.0%、次いでGMARCHが36.5%ですので、西高校の私立大学現役合格者の内、実に73.5%以上(4分の3弱)がGMARCH以上の大学に合格しています。

日比谷を除けば、難関私立の現役合格者数も都立高校トップクラスの水準を誇っていますし、他の進学指導重点校に比べて浪人生の合格者数が多いのは、現役時に最難関を目指す層が多いことの裏返しと言えるでしょう。

都立高校の中で最も京都大学の合格者数が多かったり、浪人合格者が多いなど、自由な校風を体現するかのような進学実績です。裏を返せば、自身の将来ややりたいことにこだわりをもって進路を考えることを奨励するような校風なのではないでしょうか。

最難関・難関を目指す層は厚いものの大学名やブランドにとらわれない受験をしている西高校

都立西高等学校の進学実績は、その高い学力水準と独特の校風を反映した特徴的な傾向を示しています。2024年度の数字を見ると、私立大学の現役延べ合格者548人のうち、約37%にあたる203名が最難関私立大学(早慶上理医)に合格しています。さらに、浪人生を含めると417名が最難関私立大学(早慶上理医)に合格しており、西高生の学力の高さを如実に示しています。

国公立大学への進学実績も目覚ましく、直近5年間で卒業生の約35%が現役で国公立大学に合格しています。その内訳は、最難関の東京一工医で約10%、旧帝大とTOCKYで11~12%、関東主要国公立大学で6~10%と、難関大学に幅広く合格者を送り出しています。

西高の特筆すべき特徴は、その進学先の多様性にあります。特に、最難関大学を目指す生徒の中で京都大学志望者が多く、東京大学の現役合格者数を上回っている点は注目に値します。これは、同じ都立御三家である日比谷高校と比較すると際立つ特徴で、西高生が自身のポリシーや志向を大切にしながら進路を選択していることを示唆しています。

また、2024年の最難関大学への合格状況を見ると、現役合格者35名、浪人合格者33名とほぼ同数であり、「浪人してでも志望校に」という強い意志を持つ生徒が多いことがわかります。この点も、現役合格を重視する日比谷高校とは対照的です。

西高の生徒たちは「最難関・東大に行かなければならない」という固定観念にとらわれず、自らの信念に基づいて受験先を選んでいます。これは、西高の校訓である「自主自立」の精神が、生徒たちの進路選択に深く根付いていることを示しています。

総じて、都立西高等学校は最難関大学に挑戦できる高い学力を持つ生徒が集まりつつも、彼らが自らの志向やポリシーを尊重して進学先を選ぶという自由な校風が特徴的です。この「自主自立」を重んじる姿勢が、西高生の多様な進路選択に表れており、他の御三家進学校とは異なる独自の特色として際立っています。


<参照元>
ページ内の大学合格実績は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。

・西高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/nishi-h/

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この記事を書いた人

教員免許保有(小学校教諭1種、中学校・高校保健体育)の40代サラリーマン。現在高校生の息子の高校受験時に生来のオタク気質をこじらせ首都圏の私立・都立高校を調べた結果、都立高校のコスパの良さに驚愕。現在小学生の娘の高校受験に備えての備忘録がてら、都立高校の魅力を発信していくために「都立高のトリセツ」を開設。

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