都立立川高校の進路・大学合格実績(国公立・私立)

  • URLをコピーしました!

東京都立立川高等学校は、1901年に多摩地域の中等教育への要望を受けて設立された伝統ある都立高校です。創立以来、「質実剛健」「自主自律」の校風を大切にしてきました。戦前から多くの市町村長を輩出し、「市町村長養成学校」とも称され、1960年代には東大合格者を多く輩出し、進学校としての地位を確立しています。

2024年度、東京都の進学指導重点校の中で、国公立大学の現役合格者数が日比谷高校に次いで2番手となったのが立川高校です。

立川高校は、文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受け、理系教育に注力した学校運営を行っています。特に、2022年度から設置された「創造理数科」により、理系分野に強い学校としての地位をさらに確固たるものにしています。また国公立大学だけではなく、近年私立大学の合格実績も着々と伸ばしてきており、都立御三家と称される国立高校と並び、多摩地区有数の進学校としての存在感を示しています。

最難関国公立大学や私立難関大学への合格者数を再び増加させつつある立川高校の2024年度の大学合格実績をまとめました。

目次

【2024年度】都立立川高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)合格者数

大学名現役浪人合計
東京大学101
京都大学303
一橋大学819
東京工業大学415
国公立大学医学部325
合計(医学部重複除く)19423

東京都立立川高等学校(立高)の2024年度における最難関国公立大学、具体的には東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、そして国公立大学の医学部医学科への合格者数は、合計23名(現役19名、浪人4名)という結果でした。

大学別の内訳をみると、

  • 東京大学への合格者は1名(現役1名、浪人0名)でした。東京大学の合格者数は、新型コロナウイルス感染拡大の影響があった2020年を除くと、過去10年間は毎年複数名の合格者が出ています。しかし、2024年度は例年に比べて少なく、1名のみとなりました。
  • 京都大学への合格者数は5名(現役3名、浪人2名)となっています。直近5年のデータを振り返ると、立川高校は毎年3~5名程度の京都大学合格者を出しており、東京大学よりも京都大学の合格者が多い傾向が見られます。これは、関西の名門大学への挑戦を志す学生が一定数存在していることを示していると考えられます。
  • 一橋大学には9名(現役8名、浪人1名)が合格しました。立川高校から一橋大学までは約3kmと非常に近く、JR立川駅から一橋大学最寄りのJR国立駅までの距離が短いこともあり、学生にとっては一橋大学が生活圏に含まれています。この地理的要因が、一橋大学を志望する受験生の多さや合格者数に影響していると見られます。
  • 東京工業大学への合格者は5名(現役4名、浪人1名)でした。立川高校は2018年に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、理系教育に力を入れていることから、東京工業大学という理系トップ大学への合格者も安定して輩出しています。毎年5名以上の合格者を出しており、2024年度も例外ではありません。
  • 国公立大学医学部の合格者は5名(現役3名、浪人2名)となっています。例年複数人の合格が出ていますから、2024年も例年とほぼ変わらない結果となっています。

東京大学・京都大学の医学部には現役合格は出ていませんので、医学部の重複はなく、合計では、最難関国公立大学には、現役19名・浪人4名の合計23名が合格となっています。

浪人生の割合は全体の17.4%に当たり、この割合は他の都立高校と比較すると低めです。青山高校(29.0%)、戸山高校(25.8%)、八王子東高校(20.0%)と比較しても、立川高校の生徒は浪人してまで最難関大学を目指すよりも、現役で合格可能な大学を選ぶ傾向が強いことが示唆されています。

また、東京都内の最難関大学合格者実績で見ると、日比谷高校が群を抜いており(140名以上)、その次に続くのが西高校、国立高校、戸山高校(いずれも60名程度)。その下に青山高校、立川高校、八王子東高校が位置し、それぞれ20~30名程度の合格者を出しています。このことから、立川高校は都内で3番手グループに属していると言えるでしょう。

立川高校は2022年に都立高校として初めて「創造理数科」を設置し、理系分野に特化した教育を行っています。この新設された学科の初の卒業生が2025年に大学入試を迎えるため、今後さらに理系大学、特に東京工業大学や医学部への合格実績がどのように変化するかが注目されます。創造理数科から最難関大学への合格者がどの程度出るか、非常に期待されるところです。

都立立川高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

都立立川高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

上記のグラフは、2020年から2024年にかけての東京都立立川高等学校における最難関国公立大学(東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、国公立大学医学部)の合格者数の推移を示しています。

2020年は12名、2021年は14名、2022年は17名、2023年は21名と年々増加していましたが、2024年には19名とやや減少しています。

大学別に見ると、一橋大学の合格者数が一貫して多く、特に2023年度は突出しています。東京工業大学と国公立大学医学部への合格者数も安定しており、2020年以降、毎年一定数の合格者を輩出しています。京都大学も毎年数名の合格者を出しており、東京大学への合格者数はやや少ないものの、一定の結果を維持しています。

全体として、立川高校は年を追うごとに最難関国公立大学への合格実績を伸ばしてきています。

都立立川高校現役生の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の大学別合格者数・1学年に占める人数比

都立高校の1学年の人数は例年おおよそ320人前後です。立川高校は普通科のほかに創造理数科がありますが、普通科と創造理数科合わせて320人程度となっています。この320人の内、どのくらいの学生が最難関大学に現役で合格していくのか調査しました。

都立立川高校の最難関国公立大学(東京一工+医学部)の現役合格者数推移

都立立川高等学校の2024年度における最難関国公立大学への現役合格者数とその割合についてまとめると、まず東京大学への現役合格者は1名で、1学年に占める割合は0.3%でした。立川高校と同じレベル帯の進学校である青山高校と同様に、例年数名の合格者が出ていますが、2024年度は1名にとどまりました。

次に、京都大学への現役合格者は3名で、1学年に占める割合は1.0%となっています。立川高校では、京都大学への合格者は例年2~3名程度が安定しており、2024年度もその範囲内での結果となりました。

また、一橋大学への現役合格者は8名で、1学年に占める割合は2.6%に達しています。立川高校から一橋大学までの距離が非常に近いことも影響し、例年10人弱の現役合格者を輩出しています。近年も安定して多くの学生がこの地域の代表的な大学である一橋大学を志望し、合格しています。

東京工業大学への現役合格者は4名で、1学年に占める割合は1.3%となりました。立川高校は理系教育にも力を入れており、2018年には文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されています。これに伴い、東京工業大学のような理系大学への合格者数も増加しており、例年5名前後の現役合格者を出しています。2022年に新設された創造理数科の初の卒業生が2025年に大学入試を迎えることから、今後この学科からの東京工業大学合格者数がどのように推移するかが注目されています。

国公立大学の医学部医学科への現役合格者は3名で、1学年に占める割合は1.0%です。立川高校では毎年複数名の学生が医学部に現役合格しており、2024年度もその流れを引き継ぐ形となりました。医療系志望の学生に対しても、しっかりと現役合格を支える体制が整っていることがうかがえます。

【2024年度】都立立川高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKY合格者数

最難関国公立大学(東京一工医)に次いで、難関大学として旧帝大(東大・京大除く)と最近新たな大学群として呼ばれているTOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横浜国立)をピックアップし、合格者数をまとめました。

旧帝大(旧帝国大学)合格者数

大学名現役浪人合計
北海道大学426
東北大学606
名古屋大学101
大阪大学112
九州大学000
合計12315

TOCKY合格者数

大学名現役浪人合計
筑波大学448
お茶の水女子大学404
千葉大学404
横浜国立大学246
神戸大学112
合計15924

都立立川高等学校の2024年度における難関国公立大学(東京大学、京都大学を除く旧帝大およびTOCKY:筑波大学、お茶の水女子大学、千葉大学、神戸大学、横浜国立大学)の合格者数は、合計で39名(現役27名、浪人12名)となりました。

同じレベル帯の進学校としてよく比較される青山高校では、合計61名(現役49名、浪人12名)が合格しており、青山高校が立川高校をやや上回る結果となっています。

しかし、合格者数の内訳を見てみると、青山高校は千葉大学や横浜国立大学への合格者が多く、対して立川高校はTOCKYではないですが、例年東京学芸大学、東京農工大学、東京都立大学への合格者が多い傾向にあります。これは、青山高校が都心に位置し、立川高校が多摩地域にあるという地理的な要因が大きく影響していると考えられます。

特に、立川高校では筑波大学への合格者が最も多く、合計で8名(現役4名、浪人4名)が合格しました。次に多かったのは横浜国立大学で、合計6名(現役2名、浪人4名)です。また、現役合格者数が最も多かったのは東北大学の6名、次いで千葉大学、お茶の水女子大学、筑波大学の3校で、それぞれ4名ずつ現役合格者を輩出しています。

旧帝大への合格者数は現役12名、浪人3名、TOCKYへの合格者は現役15名、浪人9名となっています。こうしたデータを見ても、立川高校は旧帝大やTOCKYといった難関大学に対して、一定数の合格者を安定して輩出していることがわかります。

青山高校と比べると合格者数では少し水をあけられた形となっていますが、立川高校は都心から離れた多摩地域に位置するため、東京の西側にある青山高校の学生が志望しやすい千葉大学や横浜国立大学といった関東の難関国公立大学よりも、東京学芸大学や東京農工大学、東京都立大学のような多摩地域から通いやすい大学を志望する生徒が多いという背景があります。これは、両校の学生が通学圏内の大学を優先して受験する傾向があることを示唆しています。

都立立川高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKYの現役合格者数_5カ年推移

都立立川高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKYの現役合格者数_5カ年推移

このグラフは、2020年から2024年にかけての都立立川高等学校における旧帝大+TOCKY(旧帝大と筑波大学、お茶の水女子大学、千葉大学、神戸大学、横浜国立大学)の合格者数の推移を示しています。

  • 2020年度は合計22名、2021年度は23名、2022年度にピークの38名となり、2023年度は33名、そして2024年度には27名となっています。
  • 2022年度には特に北海道大学や横浜国立大学への合格者が増え、合格者数が大きく伸びましたが、2024年度はやや減少しています。
  • 大学別では、北海道大学、東北大学、筑波大学が安定して多くの合格者を輩出しており、千葉大学や横浜国立大学の合格者数も一定の水準を保っています。
  • 全体的には旧帝大+TOCKYへの合格者数は堅調ですが、年によって若干の増減が見られます。

立川高校は特に理系や多摩地域の国公立大学に強い進学実績を誇り、旧帝大やTOCKYといった難関大学への合格者を毎年輩出しています。

都立立川高校の旧帝大+TOCKYの現役合格者数・1学年に占める現役合格者人数比

旧帝大+TOCKYの現役合格者数・合格者人数比

都立立川高校の旧帝大+TOCKYの現役合格者数推移

都立立川高等学校の2024年度における旧帝大への現役合格者数は12名(1学年に占める割合3.9%)となりました。直近5年間で見ると、旧帝大への現役合格者数は9名から19名の間を推移しており、割合にすると2.9%~6.1%となっています。特に2022年、2023年は北海道大学への現役合格者数がそれぞれ9名と多く、全体の合格者数を押し上げる形となっていましたが、2024年度はやや落ち着き、合計12名となりました。

旧帝大の中でも、北海道大学と東北大学への合格者数が目立ちます。ここ3年間、北海道大学には毎年10名前後、東北大学には5~6名の現役合格者を出しています。一方で、名古屋大学や九州大学には合格者が出ない年もあるのに対して、大阪大学には安定して毎年1~3名の合格者を輩出しています。これらの数字からも、立川高校の学生たちは主に東日本に位置する旧帝大を中心に受験していることがうかがえます。

一方、TOCKY(東京工業大学、一橋大学、筑波大学、千葉大学、横浜国立大学)への現役合格者数は、2022年に横浜国立大学に9名が合格した影響で、同年は特に合格者数が増加しましたが、通常は合計15名前後(約5%)で安定しています。特に、千葉大学には毎年3~8名、筑波大学には5名前後、横浜国立大学には2~4名の現役合格者を輩出しており、これらの大学に対しても立川高校は安定した実績を示しています。

旧帝大およびTOCKYへの現役合格者数を合わせると、立川高校では毎年30名前後の学生がこれらの難関国公立大学に合格しています。この合格者数は年々少しずつ増加傾向にあり、特に立川高校が2018年にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、理系教育に注力していることも、理系大学への合格者数増加に貢献していると考えられます。

さらに、2022年には都立高校として初めて「創造理数科」を設置しており、初の卒業生が2025年に大学入試を迎えることになります。この新たな学科からの卒業生が加わることで、今後さらに旧帝大やTOCKYへの合格者数が増加し、立川高校の進学実績がさらに向上することが期待されます。

【2024年度】都立立川高校の関東主要国公立大学合格者数

関東主要国公立大学合格者数

大学名現役浪人合計
茨城大学000
宇都宮大学000
群馬大学112
埼玉大学000
東京藝術大学000
電気通信大学134
東京医科歯科大学202
東京外国語大学909
東京学芸大学13114
東京農工大学12113
東京海洋大学325
東京都立大学22527
横浜市立大学101
関東主要国公立大学_合計641377

都立立川高等学校の2024年度における関東主要国公立大学の合格者数は、合計77名(現役64名、浪人13名)に達しました。この数字は、同じ都立の青山高校(34名)や八王子東高校(68名)、また国公立大学への合格者数が多い国分寺高校(63名)を上回り、都立高校の中でも最も多い部類に入ると考えられます。

大学別の合格者数を詳しく見ると、最も多くの合格者を出したのは、立川高校と同じ多摩地域にある東京都立大学で、合計27名(現役22名、浪人5名)が合格しています。次いで、東京学芸大学の合格者数が14名(現役13名、浪人1名)と続きます。現役合格者数に絞っても、東京都立大学が22名で最も多くの合格者を輩出しています。

立川高校の進学実績をさらに深掘りすると、最難関国公立大学(東京大学、一橋大学、東京工業大学、国公立大学の医学部)への現役合格者数は19名、旧帝大(東大・京大を除く)への現役合格者数は12名、TOCKY(筑波大学、千葉大学、横浜国立大学)への現役合格者数は15名となっています。一方、関東主要国公立大学への現役合格者数は64名と、これが立川高校の進学実績において最も大きなボリュームゾーンを形成していることがわかります。

また、関東主要国公立大学を狙う学生が、滑り止めとしてMARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)を受験する傾向が強いと推測されます。立川高校は私立大学の合格者数も増加していることから、国公立大学を第一志望にしつつも、MARCHを併願する学生が多いと考えられます。

<立川高校について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ>

この合格実績は、立川高校の地理的条件にも影響されています。立川高校は多摩地区に位置しているため、東京都心にある青山高校とは異なり、横浜国立大学や千葉大学への合格者数が多いわけではありません。代わりに、八王子東高校や国分寺高校と同様に、地元に近い東京農工大学や東京学芸大学、東京都立大学などの多摩地域に位置する国公立大学に対して、多くの合格者を輩出している点が特徴的です。

このように、立川高校は多摩地域の国公立大学への合格者を多数輩出しており、特に東京都立大学や東京学芸大学などの地元に根差した大学への進学実績が際立っています。これにより、立川高校は地域の国公立大学に強い高校としての地位を確立しており、今後もこの傾向が続くことが予想されます。

都立立川高校の関東主要国公立大学の現役合格者数_5カ年推移

都立立川高校の関東主要国公立大学の現役合格者数_5カ年推移

上記グラフは、2020年から2024年にかけての都立立川高等学校における関東主要国公立大学の合格者数の推移を示しています。

  • 2020年度は44名、2021年度には67名と大幅に増加し、2022年度は66名、2023年度は65名とやや減少傾向にありますが、2024年度もほぼ同じ水準で64名の合格者を輩出しています。
  • 各年度において、東京都立大学が最も多くの合格者を出しており、安定した人気と実績を示しています。東京学芸大学や東京農工大学の合格者も毎年一定数輩出しており、立川高校の学生が多摩地域の国公立大学を志望する傾向がうかがえます。
  • 特に、2021年度は大きな伸びを見せ、東京農工大学や東京外国語大学などの他の国公立大学への合格者も増えましたが、2022年以降はやや減少しています。

全体的に、関東主要国公立大学への合格者数は安定しており、立川高校の学生が多摩地域や関東の国公立大学を強く志望していることがわかります。

都立立川高校現役生の関東主要国公立大学別合格者数・1学年に占める人数比

都立立川高校の関東主要国公立大学の現役合格者数推移

都立立川高等学校における東京大学、一橋大学、東京工業大学、旧帝大、TOCKYを除く関東の主要国公立大学への現役合格者数は、直近5年間で毎年60名前後に達しており、1学年に占める割合としては約20%となっています。

特に、東京外国語大学、東京学芸大学、東京農工大学、東京都立大学への現役合格者数が多く、毎年一定数の合格者を輩出しています。例年、東京外国語大学には5~10名の現役合格者が出ており、東京学芸大学および東京農工大学には10~15名、東京都立大学には20~25名程度が現役で合格しています。

また、関東主要国公立大学以外の地方国公立大学(医学部を除く)への現役合格者数も安定しており、直近5年間で毎年約20名弱、割合にして5~7%程度を維持しています。これらのデータからも、立川高校の学生は幅広い国公立大学への進学を志望しており、関東を中心に多数の現役合格者を輩出していることがわかります。

このような進学実績から、立川高校は理系・文系問わず多彩な進学先を確保しており、関東地方を中心に、学生たちがさまざまな国公立大学に進学する傾向が強いことが見て取れます。

都立立川高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比

都立立川高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比【表】
都立立川高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比

立川高校は、毎年約310人の卒業生を送り出す中で、国公立大学への現役合格実績において注目すべき傾向を示しています。2020年のコロナ禍以降、卒業生の4割以上が国公立大学に現役合格するという高い実績を維持しています。

特筆すべきは、大学群別の合格実績の安定性と成長傾向です。TOCKY(筑波・お茶の水女子・千葉・神戸・横浜国立大)への合格者は例年15人前後(4~5%)を維持し、関東主要国公立大学には60人強(20~21%)が安定して合格しています。

さらに注目すべきは、最難関大学群への合格者数の増加傾向です。東京一工医(東京・京都・一橋・東工・国公立医学部)への合格者数は、2021年の14人(4.5%)から2023年には21人(6.7%)へと大幅に増加しました。同様に、旧帝大(東京大学、京都大学を除く旧帝国大学)への合格者も、2021年の9人(2.9%)から2023年には19人(6.1%)へと顕著な伸びを示しています。

2024年度入試では、これらの最難関大学群への合格者数がやや減少したものの、全体的な傾向としては右肩上がりの成長を続けています。この実績は、立川高校の教育プログラムの効果性と、生徒の学力向上を明確に示すものと言えるでしょう。

一方で、国公立大学以外の進路を選択する生徒の存在も、立川高校の多様性と柔軟性を示しています。私立大学専願や海外留学を志望する生徒も一定数おり、これは生徒一人一人の適性と志望に合わせた進路指導が行われている証左と言えます。

以下にて、私立大学の合格者数の推移の調査結果もまとめました。

【2024年度】都立立川高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)合格者数

国公立大学の場合、原則として1人の受験生が合格できるのは1校のみです。国公立大学は前期・後期日程などでの受験は可能ですが、最終的には1校しか合格することができません。

しかし、私立大学はこの制限がないため、1人の受験生が複数の大学や学部に合格することが可能です。このため、私立大学の合格実績を表す際には「延べ合格者数」という形式で発表されることが一般的です。延べ合格者数とは、1人が複数の大学や学部に合格した場合、それぞれを合算して計算した数値です。

2024年度の立川高校の私立大学の延べ合格者数は現役791人、浪人生234人の合計1025人となりました。まずは最難関である早慶上理の合格実績をみていきましょう。

大学名現役浪人合計
早稲田大学481462
慶應大学18624
上智大学36945
東京理科大学381452
私立大学医学部101
合計(医学部重複除く)14143184

2024年度の東京都立立川高校における最難関私立大学(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、私立医学部)への合格者数は、現役141名、浪人43名の合計184名に達しました。現役生の合格者数を私立大学全体の延べ合格者数791名に対する割合で見ると、私立大学に現役合格した立川高生のうち約17.8%、つまり約5人に1人が早慶上理医に合格したことになります。この比率は昨年度の18.2%とほぼ同様ですが、合格者数としては前年の122名から約20名増加しており、立川高校の進学実績はさらに向上しています。

大学別の内訳を詳しく見ると、早稲田大学への合格者数は62名(現役48名、浪人14名)でした。現役合格者は前年の53名にはやや届かないものの、直近5年間では2番目に多い合格実績となっており、安定した進学成果を維持しています。慶應義塾大学への合格者数は24名(現役18名、浪人6名)で、こちらは前年の現役14名から4名増加しています。

上智大学への合格者数は45名(現役36名、浪人9名)となり、進学指導重点校の中では日比谷高校、国立高校、西高校に次ぐ4番手に位置しています。特に上智大学への合格者数は大幅に増加しており、立川高校の私立難関大学進学における強さを証明しています。また、東京理科大学への合格者数は52名(現役38名、浪人14名)で、現役38名は日比谷高校、戸山高校、西高校に次ぐ4番目に多い結果となりました。理系進学においても、立川高校の生徒が高い成果を上げていることがうかがえます。

これまで立川高校は国公立大学への合格実績で際立っており、進学指導重点校の中でもトップクラスの実績を誇っていましたが、私立難関大学の合格に関しては、日比谷高校や西高校、国立高校などと比べてやや遅れをとる傾向が見られていました。

しかし、2024年度には立川高校が前年対比で私立大学の合格者数を増加させ、特に上智大学と東京理科大学で大きく実績を伸ばしています。私立大学の合格者実績が減少傾向にある国立高校や西高校、青山とは対照的に、立川高校の私立大学合格者数は増加しており、立川高校の私立難関大学への強さが明確になっています。

一方で、私立大学の医学部に関しては、合格者数が現役1名(浪人0名)という結果でした。私立医学部への合格者数は例年通り少数にとどまっており、大きな増減は見られません。しかし、全体的に見ると立川高校は2024年度に最難関私立大学(早慶上理医)への合格者数を大幅に増加させ、直近5年間で最も多い結果を残しています。特に上智大学や東京理科大学での合格者数の伸びが顕著となっています。

立川高校はこれまで理系に強い学校運営を続けており、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定や創造理数科設置など理系に特化したカリキュラムの充実により、理系志望の生徒からの支持が厚い学校です。2024年度の結果を見ても、その理系教育の強さが反映され、東京理科大学などの理系大学での合格者数が増加している点からも、立川高校の教育方針が私立大学進学にも大きな成果を上げていることがわかります。

都立立川高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

都立立川高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)の現役合格者数_5カ年推移

このグラフは、2020年から2024年にかけての青山高校における早慶上理医(早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、私立大学医学部)の合格者数推移を示しています。

2024年度は、合計141名が合格し、ここ5年間で最も多い結果となっています。2020年度は102名の合格者数から始まり、2021年度には109名に増加。2022年度には一時的に97名まで減少しましたが、2023年度には122名へと再び増加し、2024年度にはさらに伸びて141名となりました。

大学別に見ると、早稲田大学への合格者数が例年安定して多く、2024年度には特に増加傾向が見られます。慶應義塾大学や上智大学、東京理科大学への合格者も堅実に推移していますが、2024年度は特に上智大学と東京理科大学の合格者が大きく増加しています。

この結果から、立川高校は私立難関大学への進学において、安定した実績を持ち続けており、2024年度にかけてその勢いをさらに増していることが分かります。特に、2024年度は全体的に私立最難関校への合格者数が増加しており、同校の進学指導が確かな成果を上げていることが示されています。

都立立川高校の現役生の延べ合格者に占める最難関私立大学(早慶上理+医学部)の合格者の割合

東京都立立川高校には普通科と創造理数科の2つの学科があり、1学年の生徒数は合計で320人前後となります。他の進学指導重点校と比べても、1学年の規模はほぼ同じです。創造理数科の初めての卒業生が大学受験を迎えるのは2025年ですので、創造理数科の導入による効果が大学進学実績に反映されるのはこれからです。しかし、2024年度の現役生の私立大学合格状況を見ると、すでに立川高校全体の私立大学進学実績は顕著な成果をあげています。

2024年度に立川高校の現役生が獲得した私立大学の延べ合格者数は791人にのぼりました。卒業生は304人ですので、1人あたり約2.6の私立大学(学部)に合格している計算になります。この数値は、他の進学指導重点校と比較しても高めです。青山高校と同じく1人あたり約2.6の合格数を記録していますが、日比谷高校や戸山高校は2.2~2.3、西高校や国立高校は1.6~1.7という結果ですので、立川高校の現役生は私立大学の受験で非常に多くの合格を勝ち取っていることがわかります。

これには、理系に強い進学校というだけでなく、文系や私立大学への受験指導も手厚く行われていることが背景にあると考えられます。この結果からも、立川高校が国公立大学に強いというだけでなく、私立大学への進学実績においても、他の都立進学校に負けないレベルの実績を積み重ねていることがわかります。今後も、創造理数科の効果が加わることで、さらなる進学実績の向上が期待されます。

都立立川高校の現役生の延べ合格者に占める最難関私立大学(早慶上理+医学部)の合格者の割合

2024年度における都立立川高校の早稲田大学への現役合格者数は48名で、私立大学の延べ合格者数に対する割合は6.1%となりました。これは例年の4~8%という範囲内であり、立川高校が専願または難関国公立大学の併願先として、安定した合格実績を積み重ねていることが伺えます。

次に慶應義塾大学への現役合格者数は18名となり、例年15名前後の合格者を出していることを踏まえると、2024年も例年通りの結果と言えます。私立大学の延べ合格者に占める割合は2.3%で、慶應義塾大学への進学実績もまた、立川高校の安定した成果の一部となっています。

上智大学の現役合格者数は36名で、延べ合格者数に占める割合は4.6%でした。特筆すべきは、直近5年間の中で2024年が上智大学への現役合格者数が最も多い年となった点です。これにより、上智大学も立川高校にとって重要な進学先の一つとして存在感を増しています。

また、東京理科大学への現役合格者数は38名、私立大学延べ合格者数に対する割合は4.8%で、こちらも例年と同様の実績を維持しています。東京理科大学は立川高校にとって、理系志望者に安定した合格を提供する主要な大学となっており、毎年一定の人数が合格しています。

一方で、私立医学部への現役合格者数は1名で、全体の合格者に占める割合は0.1%でした。これは例年同様、立川高校の医学部志望者が主に国公立大学を目指す傾向が強く、私立の医学部への進学がそれほど多くないことを示しています。

全体として、2024年度における立川高校の現役生のうち、最難関私立大学(早慶上理医)への合格者数は141名で、延べ合格者数に対する割合は17.8%となりました。この比率は、2022年度に一時的に数値が低下した年を除けば、過去5年間のほぼ安定した実績を維持しています。2024年度の合格者数141名は、過去5年間で最も多い数値となり、立川高校が引き続き私立大学進学においても優れた成果を上げていることが確認できます。特に、上智大学と東京理科大学での合格者数の増加が顕著であり、立川高校の私立大学進学実績の多様性と質の高さが浮き彫りになっています。

【2024年度】都立立川高校のGMARCH合格者数

GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)合格者数

大学名現役浪人合計
学習院大学12517
明治大学10632138
青山学院大学32335
立教大学58967
中央大学791897
法政大学8226108
合計36993462

2024年度における東京都立立川高校のGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)への合格者数は、合計462名(現役369名、浪人93名)に達しました。この合格者数は、最難関私立大学群である早慶上理医の合格者数(合計184名、現役141名)と比較すると、現役・浪人の合計で約2.5倍、現役合格者数に限っても約2.6倍という差となっています。この結果から、GMARCHが立川高校の私立大学進学における中心的な進学先となっていることが見てとれます。

立川高校の私立大学への延べ合格者数全体におけるGMARCHの割合は50%弱を占めており、同校の私立大学進学実績において最も大きなウエイトを占める大学群であることが伺えます。昨今、大学入試制度の多様化や附属校からの進学枠の拡大に伴い、GMARCH各大学における一般入試の枠は縮小傾向にあり、結果として入学難易度が上昇しています。それにもかかわらず、立川高校は高い合格実績を維持しており、同校の進学指導の質の高さを証明しています。

大学別に見てみると、最も多くの合格者を輩出したのは明治大学で、合計138名(現役106名、浪人32名)となりました。続いて法政大学が108名(現役82名、浪人26名)であり、これらの大学が立川高校における主要な進学先となっています。現役合格者数でも、明治大学が106名で最も多く、同校の現役生にとって人気の高い大学であることが示されています。

さらに注目すべきは、GMARCHへの現役合格者数369名という実績です。この数値は進学指導重点校の中ではトップであり、その他都立高校を含めても新宿高校、三田高校に次ぐ3番目の合格者数となっています。これにより、立川高校が私立大学進学の柱としてGMARCHに強い実績を持っていることが明白となっています。

国公立大学進学実績と共に、早慶上理医の合格者数も引き続き安定した高水準を維持しつつ、GMARCHへの合格者数が多いというのは、幅広い層の生徒が私立大学進学を目指し、その多くが高い成果を上げている証拠です。立川高校の教育体制や進学指導の成果が反映されたこの結果は、同校が都内屈指の進学校であり、今後もさらなる合格実績の向上が期待される要素が多いことを示しています。

都立立川高校のGMARCHの現役合格者数推移_5カ年推移

都立立川高校のGMARCHの現役合格者数推移_5カ年推移

このグラフは、2020年から2024年にかけての東京都立立川高校におけるGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)への現役合格者数の推移を示しています。

2024年度のGMARCHへの現役合格者数は、前年と比較して大幅に増加し、369名に達しました。これは、過去5年間で最も多い合格者数となっており、立川高校が私立大学への進学においても非常に高い実績を維持していることがわかります。

大学別に見ると、例年最も合格者数が多いのは明治大学で、続いて法政大学、中央大学がそれぞれの合格者数を牽引しています。これらの大学は、特に立川高校の生徒にとって人気が高く、進学先として選ばれることが多いようです。

都立立川高校の現役生の延べ合格者に占める難関私立大学(GMARCH)の合格者の割合

都立立川高校の現役生の延べ合格者に占める難関私立大学(GMARCH)の合格者の割合

この表は、2020年から2024年にかけての東京都立立川高校のGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)への現役合格者数とその割合の推移を示しています。

2024年度のGMARCHへの現役合格者数は、369名となり、延べ私立大学合格者数(791名)に対する割合は46.6%となりました。これは、過去5年間で最も高い割合を示しており、立川高校がGMARCHへの進学に強みを持っていることを示しています。特に明治大学(106名)や法政大学(82名)、中央大学(57名)が多くの合格者を出しており、これらの大学が立川高校の生徒にとって主要な進学先となっていることがわかります。

大学別の合格者数を見てみると、明治大学への合格者が最も多く、2024年度には106名(現役合格者)で、全体の13.4%を占めています。次いで法政大学の82名(10.4%)、中央大学の57名(7.2%)となっています。また、2024年度は青山学院大学への合格者数が42名(5.3%)となり、前年よりも増加しています。

一方で、2024年度は学習院大学への合格者が12名と少なく、GMARCH内でも大学ごとに人気の差が見られます。また、2020年からの推移を見ると、立川高校は着実にGMARCHへの合格者数を増やし、私立大学進学において安定した実績を上げています。

このように、立川高校はGMARCHを中心とした私立大学進学で非常に高い成果を上げており、私立大学の延べ合格者数に対するGMARCH合格者の割合は年々上昇しています。2024年度はそのピークとなり、私立大学合格の約半数をGMARCHが占めています。これは立川高校の生徒が、GMARCHをはじめとする難関私立大学に対して強い挑戦心を持っており、進路指導体制がその成果を後押ししていることを示していると言えるでしょう。

都立立川高校の現役生の延べ合格者に占める私立大学群別合格人数比の推移

都立立川高校の現役生の延べ合格者に占める私立大学群別合格人数比の推移

立川高校の2024年度における私立大学の現役延べ合格者数に対し、最難関私立大学である早慶上理医の合格者は全体の17.8%、GMARCHの合格者は46.6%を占めています。

2024年度は特に、早慶上理医やGMARCHといった最難関・難関私立大学への現役合格者数が前年に比べて増加しており、私立大学全体の延べ合格者数に占めるGMARCH以上の合格者の割合は64.4%と、直近5年間で最も高い数値を記録しています。合格者数の増加からも、立川高校の生徒たちが複数の大学を受験し、現役合格の可能性を高めつつ、私立の難関大学も具体的な進路の選択肢として捉えている様子がうかがえます。これは、浪人して最難関国公立大学を目指すだけでなく、私立大学への進学も視野に入れて、多様な進路を確保する生徒が増えていることを示しています。

このように、立川高校は2024年度においても私立大学への進学実績で非常に高い成果を上げています。最難関・難関私立大学への高い合格率を維持しつつ、私立大学全体でもGMARCH以上の大学への進学実績が確実に増加しています。これにより、立川高校は私立大学進学における強固な実績をさらに確かなものにしており、国公立大学と私立大学の両方でのバランスの取れた進路指導が、結果として生徒の多様な進学選択肢を広げていることが明らかです。

多摩地方の私立・国公立難関大学に現役合格していく立川高校。創造理数科設置でこれからのさらなる伸びに期待

都立立川高等学校では、卒業生に占める国公立大学の現役合格者人数比が直近3年連続で40%を超えており、2024年度には43.4%に達しました。この数値は、都立高校の中で日比谷高校の47%に次ぐ2番手という高水準です。2024年度の内訳を見ると、最難関国公立大学である東京大学、一橋大学、東京工業大学、国公立大学医学部への現役合格者数は6.3%、旧帝大+TOCKY(筑波大学、千葉大学、横浜国立大学など)では8.9%を占めています。また、関東主要国公立大学への現役合格者数は21.1%地方の国公立大学(医学部を除く)では7.6%となっており、幅広い国公立大学への進学が見られます。

立川高校は文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校であり、さらに2022年には創造理数科を設置するなど、理系に特化した教育の強化が進んでいます。そのため、理系大学への合格者が多いと思われがちですが、私立大学の文系にも非常に強い進学実績を誇っています。2024年度には、私立文系のトップ校である早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学に102名が現役合格し、GMARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)にも369名の現役合格者を輩出しています。

多摩地域に位置する立川高校は、生活圏内に一橋大学や中央大学・法政大学の多摩キャンパスなど、難関国公立大学や有名私立大学が存在するため、こうした近隣の最難関・難関大学を志望する生徒が多い傾向にあります。これにより、学生たちの進学先に対する目線が高く設定されていると考えられますが、立川高校はその期待に応える形で毎年着実に国公立・私立の最難関・難関大学への合格実績を積み上げてきています。

さらに、創造理数科の初の卒業生が受験を迎える2025年以降、立川高校の進学実績がどのように変化し、特に理系大学への合格者数がどう伸びていくのか、今後の動向が非常に注目されます。理系に強い教育環境を持ちながら、文系でも高い実績を誇る立川高校のさらなる進化に期待が高まっています。


<参照元>
ページ内の大学合格実績は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。

・立川高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/tachikawa-h/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

教員免許保有(小学校教諭1種、中学校・高校保健体育)の40代サラリーマン。現在高校生の息子の高校受験時に生来のオタク気質をこじらせ首都圏の私立・都立高校を調べた結果、都立高校のコスパの良さに驚愕。現在小学生の娘の高校受験に備えての備忘録がてら、都立高校の魅力を発信していくために「都立高のトリセツ」を開設。

目次