【2025年度】都立小山台高校の進路・大学合格実績(国公立・私立)

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小山台高校は、1924年に東京都立第八中学校として現在の校地に設立されました。1943年に校名が東京都立第八中学校に改められ、戦後の学制改革を経て、1950年に小山台高等学校という現在の名称になりました。

1950年代から60年代にかけて、小山台高校は輝かしい時代を迎えます。東京工業大学への合格者数で全国1位を記録し、理工系に強い高校として名を馳せました。さらに、東京大学合格者数でも全国トップ10に入るなど、進学実績で目覚ましい成果を上げました。しかし、1970年代に入ると状況が一変します。進学実績が低迷し始め、かつての栄光が薄れていきました。この停滞期は2000年代初頭まで続きました。

転機が訪れたのは2004年でした。重点支援校として指定され、学校改革が本格的に始動しました。その努力が実を結び、2007年には「進学指導特別推進校」に選ばれるまでに至りました。現在も進学指導に力を入れており、かつての名声を取り戻すべく着実に歩みを進めています。

現在は、進学指導重点校の7校に次ぐレベルと言われている共通問題トップの小山台高校。2025年度の大学合格実績についてみていきましょう。

目次

【2025年度】都立小山台高校の最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)合格者分析

【2025年度】最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)合格者数と現役合格者前年比

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大学名現役(前年比)浪人合計
東京大学1人(+1人)0人1人
京都大学1人(+1人)0人1人
一橋大学3人(▲1人)0人3人
東京科学大学
(旧東京工業大学)
1人3人4人
国公立大学医学部0人(▲1人)1人1人
合計(医学部重複除く)6人4人10

東京科学大学(2024年に旧東京工業大学と旧東京医科歯科大学が統合)の合格実績については、高校によって旧大学ごとに分けて掲載しているケースと、まとめて記載しているケースがあります
当サイトでは、各高校の表記方針にできる限り合わせ、旧東京工業大学分は「東京一科」、旧東京医科歯科大学分は「関東主要国公立大学」にて記載しています。

【2025年度】最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)合格者の大学別分析

  • 東京大学:1名合格
    2025年度は現役生1名が東京大学に合格となっています。前年度と比較して1名の増加となっています。全て現役合格という結果でした。
  • 京都大学:1名合格
    京都大学にも現役生1名が合格しています。こちらも前年度から1名の増加で、現役での合格となっています。
  • 一橋大学:3名合格
    一橋大学には3名が合格しました。前年度と比較すると1名の減少となりましたが、全員が現役での合格となっています。商学、経済学、法学、社会学の各分野で定評のある一橋大学への安定した合格者数を維持されています。
  • 東京科学大学(旧東京工業大学):4名合格
    東京科学大学には合計4名が合格しています。内訳は現役生1名、浪人生3名となっています。理工系分野で国内トップクラスの同大学への合格者数は、小山台高校の理系教育の充実ぶりを示していると言えるでしょう。
  • 東京一科全体での合格者数:9名
    東京一科全体では合計9名の合格者を輩出しています。現役生6名、浪人生3名という内訳になっています。

これらの結果は、小山台高校の生徒さんたちの日頃の学習への取り組みと、先生方の指導の成果が表れたものと考えられます。

都立小山台高校の最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)の現役合格者数推移|2020年~2025年

最難関国公立大学(東京一科+国公立医学部)各大学の推移

  • 東京大学
    東京大学への合格者は年度によってばらつきがあります。2021年度に1名の合格者がいた後、2022年~2024年度は合格者がいない年が続きましたが、2025年度に再び1名しています。最難関大学への挑戦が継続されていることがうかがえます。
  • 京都大学
    京都大学の合格者数は年によって変動が見られます。2023年度には3名と比較的多くの合格者を輩出しています。2021年度と2025年度にそれぞれ1名ずつ合格しており、関西の最難関大学への進学実績も安定して維持されています。
  • 一橋大学
    一橋大学は小山台高校からの合格者が最も安定している東京一科の大学です。2020年度の1名から始まり、2022年度と2023年度、2024年度にはそれぞれ2名、4名、4名と増加傾向を示していました。2025年度は3名となっています。文系最難関大学として人気が高く、継続的に合格者を輩出しています。
  • 東京科学大学(旧東京工業大学)
    最も変動が大きい大学の一つです。2022年度には8名という非常に多くの合格者を記録され、これが全体の合格者数押し上げに大きく貢献しました。しかし、その後は1名程度で推移しています。理工系志望の生徒さんにとって重要な選択肢となっています。
  • 国公立医学部
    国公立医学部への合格者は2024年度に1名記録しましたが、他の年度では合格者がいない状況です。医学部受験は非常に難易度が高いため、このような結果となっています。

全体傾向

東京一科全体の合格者数は、2020年度の2名(0.6%)から始まり、2021年度7名(2.2%)、2022年度10名(3.2%)と順調に増加しました。2022年度がピークとなり、その後2023年度8名(2.5%)、2024年度と2025年度はともに6名(1.9%)となっています。

卒業生数が310人台で安定している中で、合格率は2022年度の3.2%をピークに、近年は約2%前後で推移しています。これは都立高校としては良好な実績と言えるでしょう。

年度による変動はありますが、継続的に最難関国立大学への合格者を輩出しており、小山台高校の進学指導体制が着実に成果を上げていることがうかがえます。

【2025年度】都立小山台高校の旧帝大(東大・京大除く)+TOCKY合格者数分析

【2025年度】旧帝大(東大・京大除く)合格者数と現役合格者前年比

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大学名現役(前年比)浪人合計
北海道大学3人(+1人)3人6
東北大学3人(+1人)1人4人
名古屋大学0人0人0
大阪大学1人(+1人)0人1人
九州大学0人(▲1人)1人1人
合計7人(+2人)5人12

【2025年度】TOCKY合格者数と現役合格者前年比

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大学名現役(前年比)浪人合計
筑波大学(T)4人(▲4人)0人4人
お茶の水女子大学(O)2人1人3人
千葉大学(C)5人(▲8人)3人8人
神戸大学(K)0人1人1人
横浜国立大学(Y)8人(+1人)0人8人
合計19人(▲11人)5人24人

【2025年度】難関国公立(旧帝大・TOCKY)合格者の大学別分析

旧帝大(東大・京大除く)の大学別の合格状況

  • 北海道大学:6名合格
    2025年度は現役生3名、浪人生3名の合計6名が合格しています。前年度から1名の増加となっており、旧帝大の中では最も多くの合格者を輩出しています。現役・浪人生ともにバランスよく合格されているのが特徴です。
  • 東北大学:4名合格
    現役生3名、浪人生1名の合計4名が合格しました。こちらも前年度から1名増加しており、東日本の旧帝大として安定した人気を保っています。現役合格率の高さが印象的です。
  • 名古屋大学:0名
    2025年度は合格者がいませんでした。地理的な要因もあり、関東圏の高校からは志願者数が限られる傾向があります。
  • 大阪大学:1名合格
    現役生1名が合格しました。前年度から1名の増加となっています。関西圏の旧帝大として、文理ともに高い評価を受けている大学です。
  • 九州大学:1名合格
    浪人生1名が合格となっています。前年度から1名の減少となっています。九州地方の最高峰として位置づけられる大学です。

全体傾向(旧帝大)

旧帝大全体では12名の合格者となり、前年度から2名の増加となりました。現役生7名、浪人生5名という内訳で、現役合格率が高いことが特徴的です。北海道大学と東北大学で全体の8割以上を占めており、地理的にアクセスしやすい大学への志向が見られます。

TOCKYの大学別の合格状況

  • 筑波大学:4名合格
    現役生4名が合格しました。前年度から4名の減少となっていますが、全員が現役での合格を果たしています。つくばエクスプレスでアクセスしやすく、理系分野で特に評価の高い大学です。
  • お茶の水女子大学:3名合格
    現役生2名、浪人生1名の合計3名が合格しました。前年度と同数を維持しています。女子大として伝統があり、文系・理系ともに優秀な教育環境を提供している大学です。
  • 千葉大学:8名合格
    現役生5名、浪人生3名の合計8名が合格しました。前年度から8名の減少となっていますが、依然としてTOCKYの中では最も多くの合格者を輩出しています。総合大学として幅広い分野で学習できることが魅力です。
  • 神戸大学:1名合格
    浪人生1名が合格しました。関西圏の国立大学として、経済・経営分野などで高い評価を得ている大学です。
  • 横浜国立大学:8名合格
    現役生8名が合格しました。前年度から1名の増加となっており、全員が現役での合格という素晴らしい結果です。神奈川県にあり、地理的にも通いやすい立地が人気の要因の一つと考えられます。

全体傾向(TOCKY)

TOCKY全体では24名の合格者となり、前年度から11名の減少となりました。現役生19名、浪人生5名という内訳で、現役合格率の高さが目立ちます。千葉大学と横浜国立大学で全体の3分の2を占めており、首都圏近郊の国立大学への志向が強く表れています。前年度から減少はしているものの、質の高い国立大学群として安定した合格実績を維持しています。

都立小山台高校の難関国公立大学(旧帝大+TOCKY)の現役合格者数推移|2020年~2025年

旧帝大各大学の推移

  • 北海道大学
    2020・2021年度は2名ずつでしたが、2022年度に4名と増加し、その後2~3名で推移しています。旧帝大の中では比較的安定した合格者数を維持しています。
  • 東北大学
    2021年度に3名と最も多くなった後、1~3名で推移しています。2025年度は3名と回復傾向を見せています。
  • 名古屋大学
    2021年度に3名の合格者がいましたが、それ以外の年度は合格者がいない状況が続いています。地理的要因が大きく影響していると考えられます。
  • 大阪大学・九州大学
    両大学とも年度によって0~3名程度で推移しており、継続的な合格者確保は難しい状況です。

TOCKY各大学の推移

  • 筑波大学
    2020年度の9名から始まり、2021年度7名、2022年度は2名まで減少しました。2023年度に4名、2024年度に8名と回復しましたが、2025年度は再び4名となっています。年度による変動が大きく、理系志望者数の変化が影響していると考えられます。
  • お茶の水女子大学
    2020年度1名の後、2021・2022年度は合格者がいませんでしたが、2023年度から再び合格者が出て、2024・2025年度は2名ずつと安定しています。女子大という特性もあり、志願者数自体が限られている状況です。
  • 千葉大学
    TOCKY群の中では最も変動が激しい大学です。2020年度9名から2021年度15名へ大幅増加し、2022年度13名を維持しました。しかし2023年度は6名まで減少、2024年度に13名で回復したものの、2025年度は5名と再び減少しています。
  • 横浜国立大学
    比較的安定した推移を見せています。2020年度7名から始まり、5~8名の範囲で推移し、2025年度は8名となっています。地理的な利便性から継続的に人気を保っている状況です。
  • 神戸大学
    2021・2022年度にそれぞれ1名ずつ合格者がいましたが、それ以外の年度は合格者がいない状況です。関西圏の大学であり、関東圏からの志願者は限定的です。

全体傾向

  • TOCKY群の推移
    2020年度26名(8.2%)から2021年度28名(8.9%)へ増加し、2022年度22名(7.0%)、2023年度19名(6.0%)と減少しました。2024年度は30名(9.5%)と大幅に回復しましたが、2025年度は19名(6.1%)と再び減少しています。
  • 旧帝大群の推移
    2020年度3名(0.9%)から2021・2022年度は10名(3.2%)まで増加し、その後減少傾向にありましたが、2025年度は7名(2.3%)と持ち直しています。
  • 合計の推移
    全体では2021年度の38名(12.1%)がピークとなり、その後2023年度の23名(7.3%)まで減少しました。2024年度に35名(11.1%)と回復しましたが、2025年度は26名(8.3%)となっています。

6年間を通して見ると、合格者数は23名~38名、合格率は7.3%~12.1%の範囲で変動しており、年度による波があるものの、継続的に質の高い国立大学への合格者を輩出している状況です。特に首都圏近郊の大学(千葉大学、横浜国立大学、筑波大学)への合格者が多く、地理的アクセスの良さが進路選択に影響していることがうかがえます。

東京一科医・旧帝・TOCKYといった難関国公立に加え、早慶・MARCHにも多数の合格者を出している学校では、教科バランスと記述対策に力を入れている傾向があります。

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【2025年度】都立小山台高校の関東主要国公立大学合格者分析

【2025年度】関東主要国公立大学合格者数と現役合格者前年比

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大学名現役(前年比)浪人合計
茨城大学3人(+3人)0人3人
宇都宮大学0人0人0人
群馬大学0人0人0人
埼玉大学4人0人4人
東京藝術大学0人(▲1人)0人0人
電気通信大学6人(+4人)0人6人
東京科学大学
(旧東京医科歯科大学)
0人0人0人
東京外国語大学1人(▲1人)1人2人
東京学芸大学6人(▲3人)1人7人
東京農工大学3人3人6人
東京海洋大学2人(▲2人)0人2人
東京都立大学8人(+2人)0人8人
横浜市立大学0人0人0人
関東主要国公立大学_合計33人(+2人)5人38人

東京科学大学(2024年に旧東京工業大学と旧東京医科歯科大学が統合)の合格実績については、高校によって旧大学ごとに分けて掲載しているケースと、まとめて記載しているケースがあります
当サイトでは、各高校の表記方針にできる限り合わせ、旧東京工業大学分は「東京一科」、旧東京医科歯科大学分は「関東主要国公立大学」にて記載しています。

関東主要国公立大合格者の大学別分析

  • 茨城大学:3名合格
    現役生3名が合格しました。前年度から3名の増加となっており、全員が現役での合格を果たしています。理工学部や教育学部などで評価が高く、地理的にもアクセスしやすい立地にあります。
  • 埼玉大学:4名合格
    現役生4名が合格しました。前年度と同数を維持しており、全員が現役での合格という良好な結果です。教育学部や経済学部で定評があり、都心部からのアクセスも良好です。
  • 電気通信大学:6名合格
    現役生6名が合格しました。前年度から4名の大幅な増加となっており、全員が現役での合格という素晴らしい結果です。情報系・電子系の分野で高い評価を受けており、理系志望者から人気を集めています。
  • 東京外国語大学:2名合格
    現役生1名、浪人生1名の合計2名が合格しました。前年度から1名の減少となっています。外国語教育で国内トップクラスの評価を受けており、国際関係分野を志望する生徒から人気があります。
  • 東京学芸大学:7名合格
    現役生6名、浪人生1名の合計7名が合格しました。前年度から3名の減少となっていますが、依然として多くの合格者を輩出しています。教育分野での伝統と実績があり、教員志望者にとって重要な選択肢となっています。
  • 東京農工大学:6名合格
    現役生3名、浪人生3名の合計6名が合格しました。前年度と同数を維持しています。農学部と工学部の2学部構成で、実践的な教育に定評があります。
  • 東京海洋大学:2名合格
    現役生2名が合格しました。前年度から2名の減少となっています。海洋・水産分野で国内唯一の国立大学として、特色ある教育を行っています。
  • 東京都立大学:8名合格
    現役生8名が合格しました。前年度から2名の増加となっており、全員が現役での合格という優秀な結果です。都立の総合大学として幅広い分野で学習でき、立地の良さも魅力の一つです。

全体傾向(関東主要国公立)

関東主要国公立大学全体では38名の合格者となり、前年度から2名の増加となりました。現役生33名、浪人生5名という内訳で、現役合格率が約87%と非常に高い水準を示しています。

特に電気通信大学(6名)、東京学芸大学(7名)、東京都立大学(8名)が多くの合格者を輩出しており、これらの3大学で全体の約55%を占めています。これらの大学は理系・文系・教育系とそれぞれ異なる特色を持ちながら、小山台高校の生徒にとって魅力的な選択肢となっていることがうかがえます。

地理的には都内および近郊の大学への合格者が多く、通学の利便性も進路選択の重要な要素となっていると考えられます。全体として、多様な分野にわたって質の高い国公立大学への合格実績を維持している状況です。

都立小山台高校の関東主要国公立大学の現役合格者数推移|2020年~2025年

全体傾向の推移

関東主要国公立大学の合格者数は、2020年度35名(11.0%)から始まり、2021年度36名(11.5%)とわずかに増加しました。2022年度には47名(15.0%)と大幅に増加してピークを迎えましたが、その後2023年度40名(12.7%)、2024年度31名(9.8%)と減少し、2025年度は33名(10.6%)と若干回復しています。

6年間を通して見ると、合格者数は31名~47名、合格率は9.8%~15.0%の範囲で推移しており、2022年度を頂点とした山型の傾向を示しています。

各大学の推移

  • 東京学芸大学
    最も安定した合格者数を維持している大学です。2020年度11名から2022年度13名まで増加し、その後2023年度10名、2024年度9名、2025年度6名と減少傾向にありますが、常に一定数の合格者を輩出しています。教育系志望者の安定した進路先となっています。
  • 東京都立大学
    2020年度5名から2022・2023年度には7名、9名と増加し、2024年度6名を経て2025年度8名となっています。比較的安定した推移を見せており、都立大学としての人気の高さがうかがえます。
  • 電気通信大学
    大きな変動を見せている大学の一つです。2020年度は合格者がいませんでしたが、2021年度1名、2022年度1名、2023年度5名と徐々に増加し、2024年度2名を経て2025年度6名と大幅に増加しました。理系分野への関心の高まりが反映されていると考えられます。
  • 東京農工大学
    2020年度4名から2022年度6名まで増加した後、2023年度4名、2024年度3名、2025年度3名と安定しています。理系・農系分野での継続的な需要があることを示しています。
  • 埼玉大学
    2020年度3名から2021年度5名、2022年度6名と増加し、2023・2024年度は4名ずつで推移した後、2025年度も4名を維持しています。地理的アクセスの良さから安定した人気を保っています。
  • 東京外国語大学
    2020年度2名から2021年度6名と大幅に増加し、2022年度5名、2023年度4名、2024年度2名、2025年度1名と徐々に減少しています。国際系への関心の変化が影響している可能性があります。
  • 茨城大学
    2020年度1名から始まり、2021・2022年度も1名ずつでしたが、2024年度は合格者がおらず、2025年度に3名と増加しました。年度による変動が大きい傾向があります。
  • 東京海洋大学
    2021年度1名、2022年度3名、2023年度1名、2024年度4名、2025年度2名と不安定な推移を見せています。特殊な分野であるため、年度による志願者数の変動が影響していると考えられます。
  • その他の大学
    宇都宮大学、群馬大学、東京藝術大学、東京科学大学(旧東京医科歯科大学)、横浜市立大学などは、年度によって合格者がいない場合が多く、志願者数や入試難易度などの要因が影響していると考えられます。

特徴的な変化

2022年度の大幅な増加は、コロナ禍の影響による安全志向や、国公立大学への志向の高まりが要因として考えられます。その後の減少傾向は、私立大学への志向回帰や、より難易度の高い大学への挑戦意欲の表れかもしれません。

2025年度の微増は、電気通信大学の大幅増加が主な要因となっており、理系分野、特に情報・通信分野への関心の高まりが反映されていると分析できます。

都立小山台高校の現役生に占める国公立大学群別合格人数比|2020年~2025年

全体的な傾向

現役生の国公立大学合格者数は、2020年度87名(27.4%)から始まり、2021年度105名(33.4%)、2022年度112名(35.8%)と増加してピークを迎えました。その後2023年度92名(29.1%)、2024年度81名(25.6%)と減少し、2025年度は82名(26.4%)と微増しています。

6年間を通して見ると、国公立大学合格率は25.6%~35.8%の範囲で推移しており、2022年度を頂点とした山型の傾向を示しています。

各大学群の推移

  • 東京一科医(東大・京大・一橋大・科学大・国公立医学部)
    2020年度2名(0.6%)から始まり、2021年度7名(2.2%)、2022年度10名(3.2%)と大幅に増加しました。その後2023年度8名(2.5%)、2024年度6名(1.9%)を経て、2025年度は6名(1.9%)を維持しています。最難関大学群として、年度によって変動はあるものの、継続的に合格者を輩出している状況です。
  • 旧帝大(医学部除く)
    2020年度3名(0.9%)から2021・2022年度は10名(3.2%)まで大幅に増加しました。その後2023年度4名(1.3%)、2024年度5名(1.6%)と減少しましたが、2025年度は7名(2.3%)と回復しています。年度による変動が大きい傾向があります。
  • TOCKY(医学部除く)
    2020年度26名(8.2%)から2021年度28名(8.9%)へ増加した後、2022年度22名(7.0%)、2023年度19名(6.0%)と減少しました。2024年度は30名(9.5%)と大幅に回復しましたが、2025年度は再び19名(6.1%)に減少しています。比較的安定した合格者数を維持している群です。
  • 関東国公立(医学部除く)
    最も合格者数が多い群です。2020年度35名(11.0%)から2022年度47名(15.0%)まで増加してピークを迎えました。その後2023年度40名(12.7%)、2024年度31名(9.8%)と減少し、2025年度は33名(10.6%)と微増しています。全体の約4割を占める重要な進路先となっています。
  • 地方国公立(医学部除く)
    2020年度21名(6.6%)から2021年度24名(7.6%)、2022年度23名(7.3%)と推移した後、2023年度21名(6.6%)まで安定していました。しかし2024年度は9名(2.8%)と大幅に減少し、2025年度は17名(5.5%)と回復しています。地理的要因や志向の変化が影響していると考えられます。

特徴的な変化

国公立大学全体の合格率は、2022年度をピークとして減少傾向にありますが、2025年度にわずかな回復を見せています。関東圏の大学(関東国公立+TOCKY)が全体の約6割を占めており、地理的な利便性を重視する傾向が継続しています。

最難関大学群(東京一科医・旧帝大)への合格者は、2022年度の20名から2025年度の13名へと減少していますが、依然として一定数の合格者を維持しており、小山台高校の学力水準の高さを示しています。

その他(私立大学等)の比率は、2022年度の64.2%から2025年度の73.6%へと増加しており、多様な進路選択が行われていることがうかがえます。

【2025年度】都立小山台高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)合格者分析

【2025年度】最難関私立大学合格者数と現役合格者前年比

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大学名現役(前年比)浪人合計
早稲田大学33人(▲12人)11人44人
慶應義塾大学28人(+3人)12人40人
上智大学19人(▲3人)5人24人
東京理科大学41人(+6人)16人57人
私立大学医学部0人4人4人
合計(医学部重複除く)121人(▲6人)48人169人

私立最難関大合格者の大学別分析

  • 早稲田大学:44名合格
    現役生33名、浪人生11名の合計44名が合格しました。前年度から12名の減少となっています。最も多くの合格者を輩出している私立大学ですが、前年度と比較すると現役合格者数が大幅に減少しており、難易度の上昇や志願者動向の変化が影響している可能性があります。
  • 慶應義塾大学:40名合格
    現役生28名、浪人生12名の合計40名が合格しました。前年度から3名の増加となっており、早慶の中では安定した合格実績を維持しています。現役・浪人ともにバランスよく合格者を輩出している状況です。
  • 上智大学:24名合格
    現役生19名、浪人生5名の合計24名が合格しました。前年度から3名の減少となっています。国際系や外国語系に強みを持つ大学として、継続的に一定数の合格者を確保しています。
  • 東京理科大学:57名合格
    現役生41名、浪人生16名の合計57名が合格しました。前年度から6名の増加となっており、早慶上理の中では最も多くの合格者数となっています。理系分野での評価の高さと、小山台高校の理系志望者の多さが反映されていると考えられます。現役合格者数の増加が特に顕著です。
  • 私立大学医学部:4名合格
    浪人生4名が合格しました。現役での合格者はいませんでした。医学部の高い難易度を反映した結果となっています。

全体傾向(早慶上理)

早慶上理全体では169名の合格者となり、前年度から6名の減少となりました。現役生121名、浪人生48名という内訳で、現役合格率は約72%となっています。

大学別の合格者数順位は、東京理科大学(57名)、早稲田大学(44名)、慶應義塾大学(40名)、上智大学(24名)となっており、理系志向の強さが表れています。

前年度比較では、東京理科大学と慶應義塾大学が増加した一方で、早稲田大学と上智大学が減少しており、大学による明暗が分かれる結果となりました。特に早稲田大学の12名減少は大きな変化であり、入試制度の変更や競争激化などの要因が考えられます。

都立小山台高校の最難関私立大学(早慶上理+医学部)の現役合格者数推移|2020年~2025年

全体傾向の推移(早慶上理)

早慶上理医の合格者数は、2020年度77名(8.6%)から始まり、2021年度115名(11.6%)と大幅に増加しました。2022年度132名(14.4%)、2023年度133名(13.1%)でピークを迎えた後、2024年度127名(13.2%)、2025年度121名(11.6%)と減少傾向にあります。

6年間を通して見ると、合格者数は77名~133名、合格率は8.6%~14.4%の範囲で推移しており、2022~2023年度を頂点とした山型の傾向を示しています。

各大学の推移(早慶上理)

  • 早稲田大学
    最も変動が大きい大学です。2020年度29名(3.2%)から2021年度41名(4.1%)へ増加し、2022年度には60名(6.6%)と大幅に増加してピークを迎えました。その後2023・2024年度は45名(4.4%、4.7%)で推移し、2025年度は33名(3.2%)と大幅に減少しています。2022年度の異常な増加と、その後の急激な減少が特徴的です。
  • 慶應義塾大学
    比較的安定した推移を見せています。2020年度15名(1.7%)から2021年度は12名(1.2%)と一時減少しましたが、その後徐々に増加し、2023年度27名(2.7%)以降は25~28名で安定しています。2025年度は28名(2.7%)となっており、4大学の中では最も安定した成長を示しています。
  • 上智大学
    2020年度16名(1.8%)から2023年度35名(3.4%)まで着実に増加しましたが、2024年度22名(2.3%)、2025年度19名(1.8%)と減少傾向にあります。2022~2023年度がピークで、その後は減少が続いています。
  • 東京理科大学
    最も大きな成長を見せている大学です。2020年度16名(1.8%)から2021年度38名(3.8%)と急増した後、2022年度24名(2.6%)、2023年度25名(2.5%)と一時減少しましたが、2024年度35名(3.6%)、2025年度41名(3.9%)と再び増加し、2025年度には4大学中最多の合格者数となっています。
  • 私立大学医学部(慶應除く)
    合格者数は非常に少なく、2020年度1名、2023年度1名のみで、他の年度は合格者がいない状況です。医学部の高い難易度を反映した結果となっています。

特徴的な変化

  • 2022年度の異常値
    早稲田大学の60名という数値が特に際立っており、この年度に何らかの特殊な要因(入試制度変更、コロナ禍の影響など)があった可能性があります。
  • 理系志向の強まり
    東京理科大学の継続的な増加は、小山台高校における理系志向の強まりを示しています。2025年度には早稲田大学を上回って最多の合格者数となっています。
  • 慶應義塾大学の安定性
    他の3大学が大きな変動を見せる中で、慶應義塾大学は最も安定した推移を示しており、継続的な人気を保っています。
  • 私立大学全体の動向
    私立大学延べ合格者数は899名(2020年度)から1046名(2025年度)へと増加しており、私立大学への志願が活発化していることがうかがえます。

6年間の推移を通して見ると、私立大学延べ合格者数に対して、早慶上理医への合格率は平均約12%を維持しており、小山台高校の高い学力水準を示しています。特に理系分野での強さが顕著に表れており、東京理科大学の躍進が印象的です。

早慶やMARCHといった難関私大の合格者が多い学校では、共通テスト対策と記述力の強化を早期から意識した学習が特徴です。

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【2025年度】都立小山台高校の難関私立大学(GMARCH)合格者分析

【2025年度】難関私立大学(GMARCH)合格者数と現役合格者前年比

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大学名現役(前年比)浪人合計
学習院大学23人(▲6人)13人36人
明治大学94人(+1人)29人123人
青山学院大学40人(▲6人)5人45人
立教大学42人(▲11人)4人46人
中央大学57人(+18人)13人70人
法政大学56人(+2人)26人82人
合計312人(▲2人)90402人

私立難関大合格者の大学別分析

  • 学習院大学:36名合格
    現役生23名、浪人生13名の合計36名が合格しました。前年度から6名の減少となっています。GMARCHの中では最も合格者数が少ない大学ですが、皇室ゆかりの伝統ある大学として一定の人気を保っています。現役・浪人の比率はバランスが取れています。
  • 明治大学:123名合格
    現役生94名、浪人生29名の合計123名が合格しました。前年度から1名の増加となっており、GMARCHの中では最も多くの合格者を輩出しています。現役合格率が約76%と高く、小山台高校生にとって人気の高い進路先となっています。商学部や政治経済学部などで高い評価を受けています。
  • 青山学院大学:45名合格
    現役生40名、浪人生5名の合計45名が合格しました。前年度から6名の減少となっています。現役合格率が約89%と非常に高く、青山キャンパスの立地の良さや国際性で人気を集めている大学です。
  • 立教大学:46名合格
    現役生42名、浪人生4名の合計46名が合格しました。前年度から11名の減少となっています。現役合格率が約91%と極めて高く、池袋・新座キャンパスでリベラルアーツ教育に定評がある大学です。
  • 中央大学:70名合格
    現役生57名、浪人生13名の合計70名が合格しました。前年度から18名の大幅な増加となっており、GMARCHの中では最も大きな伸びを示しています。法学部の評価が特に高く、新キャンパス+多摩キャンパスでの充実した教育環境が評価されています。
  • 法政大学:82名合格
    現役生56名、浪人生26名の合計82名が合格しました。前年度から2名の増加となっています。GMARCHの中では中央大学に次いで多くの合格者を輩出しており、浪人生の比率が他大学と比較して高いのが特徴です。

全体傾向

GMARCH全体では402名の合格者となり、前年度から2名の減少とほぼ横ばいとなりました。現役生312名、浪人生90名という内訳で、現役合格率は約78%となっています。

大学別の合格者数順位は、明治大学(123名)、法政大学(82名)、中央大学(70名)、立教大学(46名)、青山学院大学(45名)、学習院大学(36名)となっています。前年度比較では、中央大学(+18名)、法政大学(+2名)、明治大学(+1名)が増加した一方で、立教大学(-11名)、青山学院大学・学習院大学(各-6名)が減少しており、大学による明暗が分かれる結果となりました。

GMARCHへの合格者が402名ということは、卒業生311名に対して約129%の合格率となっており、多くの生徒が複数の大学に合格していることを示しています。これは小山台高校の高い学力水準と、生徒たちの積極的な受験戦略を表していると考えられます。

都立小山台高校の難関私立大学(GMARCH)の現役合格者数推移|2020年~2025年

全体傾向の推移(GMARCH)

GMARCH全体の合格者数は、2020年度232名(25.8%)から始まり、2021年度254名(25.6%)とわずかに増加しました。その後2022年度308名(33.6%)、2023年度344名(33.8%)と大幅に増加してピークを迎え、2024年度314名(32.7%)、2025年度312名(29.8%)と減少傾向にあります。

6年間を通して見ると、合格者数は232名~344名、合格率は25.6%~33.8%の範囲で推移しており、2022~2023年度を頂点とした山型の傾向を示しています。

各大学の推移(GMARCH)

  • 明治大学
    GMARCH内で最も多くの合格者を輩出し続けている大学です。2020年度70名(7.8%)から徐々に増加し、2023年度110名(10.8%)でピークを迎えました。その後2024年度93名(9.7%)、2025年度94名(9.0%)と微増しており、常に90名以上の合格者を維持しています。
  • 法政大学
    大きな変動を見せている大学です。2020年度43名(4.8%)から2022年度52名(5.7%)まで増加した後、2023年度に82名(8.1%)と急増しました。その後2024年度54名(5.6%)、2025年度56名(5.4%)と安定しています。2023年度の急増が特徴的です。
  • 中央大学
    波のある推移を示しています。2020年度48名(5.3%)から2021年度44名(4.4%)に減少した後、2022年度60名(6.6%)まで増加しました。2023年度47名(4.6%)、2024年度39名(4.1%)と減少しましたが、2025年度は57名(5.4%)と大幅に回復しています。
  • 立教大学
    比較的安定した推移を示している大学です。2020年度43名(4.8%)から2024年度53名(5.5%)まで徐々に増加しましたが、2025年度は42名(4.0%)と減少しています。40~50名台で安定した人気を保っています。
  • 青山学院大学
    2022年度に51名(5.6%)と大幅に増加した年がありましたが、その他の年度は16名~46名で推移しています。2025年度は40名(3.8%)となっており、ブランド力はあるものの年度による変動が見られます。
  • 学習院大学
    GMARCH内では最も合格者数が少ない大学ですが、近年増加傾向にあります。2020年度12名(1.3%)から2024年度29名(3.0%)まで増加し、2025年度は23名(2.2%)となっています。規模は小さいながらも着実に合格者数を伸ばしています。

特徴的な変化

  • 2022~2023年度のピーク
    この期間にGMARCH全体で大幅な合格者増加が見られました。これはコロナ禍による私立大学志向の高まりや、安全志向の表れと考えられます。特に明治大学は2023年度に110名という最高記録を達成しています。
  • 私立大学全体の動向
    私立大学延べ合格者数は2020年度899名から2025年度1046名へと約16%増加しており、私立大学への志願が活発化していることがうかがえます。
  • 大学間の序列変化
    明治大学が一貫してトップを維持している一方で、法政大学が2023年度に大幅増加し、中央大学が2025年度に復調するなど、年度によって各大学の人気に変動が見られます。
  • 現役合格率の高さ
    6年間を通して見ると、GMARCH全体で約30%の合格率を維持しており、小山台高校の高い学力水準を示しています。多くの生徒が複数のGMARCH大学に合格していることも、この数値から読み取れます。

都立小山台高校現役生の私立大学延べ合格数に占める私立大学群別合格人数比|2020年~2025年

全体的な傾向

私立大学延べ合格者数は2020年度899名から2025年度1046名へと約16%増加しており、一人当たりの私立大学合格数も2.84校から3.36校へと増加しています。これは私立大学への積極的な受験戦略と、合格実績の向上を示しています。

各大学群の推移と構成比

  • GMARCH(約30-35%を占める最大勢力)
    2020年度232名(25.8%)から2022・2023年度には308名(33.6%)、344名(33.8%)まで増加し、その後2025年度312名(29.8%)となっています。私立大学合格者の約3分の1を占める最大の大学群として安定した地位を保っています。
  • 日東駒専(約15-20%の安定勢力)
    2020年度185名(20.6%)から2021年度141名(14.2%)へ一時減少しましたが、2023年度167名(16.4%)まで回復し、2025年度154名(14.7%)となっています。中堅私立大学群として一定の役割を果たしています。
  • 早稲田・慶應(約5-8%の最難関層)
    2020年度44名(4.9%)から2022年度77名(8.4%)まで増加してピークを迎えた後、2025年度61名(5.8%)となっています。最難関私立大学として継続的に合格者を輩出しています。
  • 上智・東京理科(約5-6%の安定層)
    2020年度32名(3.6%)から2025年度60名(5.7%)へと着実に増加しており、最も安定した成長を示している大学群です。
  • 成成明学武(約6-10%の中堅上位層)
    2020年度67名(7.5%)から2023年度106名(10.4%)まで増加し、2025年度92名(8.8%)となっています。GMARCHに次ぐ中堅上位私立大学群として重要な位置を占めています。
  • 四工大+東農(約7-9%の理系特化層) 2020年度58名(6.5%)から2021年度131名(13.2%)と急増した後、2025年度96名(9.2%)となっています。理系志向の高まりを反映した推移を示しています。
  • 私立医学部(1%未満の特殊層)
    各年度0-1名程度で推移しており、医学部の高い難易度を反映しています。

構成比の変化の特徴

  • 上位層の安定
    早慶、上智理科、GMARCHを合わせた上位私立大学群は、全体の約40-50%を占めており、小山台高校の高い学力水準を示しています。
  • 中堅層の充実
    成成明学武、四工大+東農、日東駒専を合わせた中堅層が約30-35%を占めており、幅広い学力層に対応した進路実現ができています。
  • 理系志向の反映
    四工大+東農と東京理科大学の増加は、小山台高校における理系志向の強まりを示しています。
  • 多様性の確保
    「その他」の大学群も20-30%程度を占めており、多様な進路選択が行われていることがうかがえます。

6年間を通して見ると、私立大学への進学実績は量・質ともに向上しており、特に上位~中堅上位の大学群への合格者数が増加しています。これは小山台高校の教育水準の高さと、生徒たちの積極的な進路選択を表していると考えられます。

都立小山台高校の多様な大学合格実績に見る「バランスと挑戦」が垣間見える指導方針

総合的な進路実績の特徴

2025年度の小山台高校の進路実績を総合的に見ると、現役合格者の延べ合格大学数に占めるGMARCH以上の難関大学群の比率が約45.7%に達しており、極めて高い学力水準を示しています。

国公立大学については、現役生82名(26.4%)が合格を果たし、その内訳は東京一科医6名、旧帝大7名、TOCKY19名、関東国公立33名、地方国公立17名となっています。特に関東圏の国公立大学への合格者が多く、地理的な利便性を重視した合理的な進路選択が行われていることがうかがえます。

私立大学では、延べ合格者数1046名(一人当たり3.36校)という豊富な合格実績を誇り、早慶上理医121名、GMARCH312名という最難関・難関私立大学群で433名の合格者を輩出しています。特に東京理科大学41名、明治大学94名という数字は、理系志向の強さと私立大学での安定した合格力を示しています。

小山台高校の強みと特色

  • 高い現役合格率
    国公立大学、私立大学ともに現役合格率が高く、計画的な学習指導と進路指導の成果が表れています。特にGMARCHでは現役合格率約78%、関東国公立大学では約87%という優秀な数値を記録しています。
  • 理系分野での躍進
    東京理科大学、電気通信大学、四工大+東農などの理系大学群での合格者増加は、時代のニーズに対応した理系教育の充実を示しています。
  • バランスの取れた進路実現
    最難関大学から中堅大学まで幅広い層で合格者を輩出しており、生徒一人ひとりの適性と希望に応じた進路実現ができています。円グラフが示すように、GMARCH28%を中心としながらも、成成明学武8%、四工大+東農8%、日東駒専14%と多層にわたる合格実績を持っています。
  • 地理的優位性の活用
    関東圏の大学への集中的な合格実績は、都立高校としての立地的優位性を最大限に活用した結果といえます。通学の利便性と教育の質を両立させた合理的な進路選択が行われています。

小山台高校は、約46%の生徒がGMARCH以上の難関大学に合格するという優秀な実績を維持しながら、残る54%の生徒についても適切な進路実現を支援している点で、都立高校として非常にバランスの取れた教育成果を上げていると評価できます。今後も変化する大学入試環境に対応しながら、生徒の多様な進路希望に応える教育を継続していくことが期待されます。

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<参照元>
ページ内の大学合格実績は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。

・小山台高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/koyamadai-h/

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