都立江北高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都足立区西綾瀬に位置する都立江北高校は、1938年(昭和13年)に創立された歴史ある伝統校です。「文武両道 質実剛健」を校是に掲げ、「地域に誇れる進学校」を目指して日々教育活動に取り組んでいます。東京都教育委員会から「進学指導推進校」「英語教育研究推進校」の指定を受け、地域に根差した高い教育力で国公立大学や難関私立大学への合格者を多数輩出しています。新校舎完成による充実した学習環境と、特別進学クラスの設置や様々な学習支援体制により、生徒一人ひとりの進路実現をサポートしています。

この記事では、偏差値・倍率などの受験情報をはじめ、校風や部活動、行事の特色まで、江北高校の魅力をわかりやすく紹介します。受験を検討している方はぜひご覧ください。

目次

都立江北高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

江北高校の偏差値は以下の通りです。

  • みんなの高校情報:55
  • 市進教育グループ(80%合格基準):52
  • V模擬(60%合格基準):50

これらの数値から、江北高校は偏差値55前後の中堅レベルの進学校であると言えます。東京都内の都立高校としては標準的な難易度で、地域の生徒から安定した人気を集めています。

入試情報と特別推薦

江北高校の入試は、推薦入試と一般入試の2つの方法で実施されています。

推薦入試

  • 国公立大学・難関私立大学への進学希望が明確であり、高い志を持った生徒を求めています
  • 評定平均値の基準はありますが、面接等で生徒の意欲や人間性も重視されます
  • 学校説明会などで最新の推薦基準を確認することが重要です

一般入試

  • 学力検査(5教科)と内申点で合否が決まります
  • 都立高校の一般的な入試システムに準じています

特に推薦入試においては、「難関大学への現役合格を目指して努力を惜しまない生徒」を求めていることが明記されています。

入試倍率

過去3年間の入試倍率は以下の通りです:

スクロールできます
年度校長会調査時推薦応募一般応募一般最終応募受検合格
2025年1.73倍2.88倍1.67倍1.65倍1.59倍1.57倍
2024年1.44倍2.56倍1.52倍1.53倍1.43倍1.42倍
2023年1.85倍3.81倍1.98倍1.98倍1.84倍1.82倍

推薦入試の倍率は2.5〜3.8倍と比較的高く、特に2023年度は3.81倍と競争率が高くなっています。一般入試の倍率は1.5〜2.0倍程度で推移しており、2025年度入試では前年より若干上昇し、1.65倍となっています。

全体として安定した人気を維持しており、特に推薦入試での競争率が高いことから、学習意欲の高い生徒が多く志願していることがうかがえます。

都立江北高校の歴史と伝統

江北高校は1938年(昭和13年)1月22日、東京府立第十一中学校として東京市赤坂区青山北町に設置されました。1940年に現在の足立区西綾瀬の地に移転し、1941年に東京府立江北中学校と改称されました。「江北」という校名は、東京下町を貫く隅田川や荒川などの川(「江」は中国語で大きな川を意味する)の北にある学校ということに由来しています。

1943年には最寄駅である常磐線綾瀬駅が江北中学校の関係者の熱心な陳情によって開業。戦時下にあっても他校で廃止された英語授業を継続し、戦後はたび重なる火災により創立当時の木造校舎の大半を失いながらも、一日も授業をやめることなく教育が続けられました。

1950年1月28日に東京都立江北高等学校と改称され、同年4月1日から実質的な男女共学が始まりました。1950年代から60年代にかけては第五学区で上野に次ぐ位置にあり、連年数十名を早慶・国立大学へ輩出する進学校として名を馳せていました。

2006年に都の重点支援校に指定され、2010年からは進学指導推進校としての役割を担っています。2018年12月には新校舎が竣工し、2020年8月には新グラウンドも完成。85年以上の歴史と伝統を持ちながら、最新の教育環境を整えた学校へと進化を続けています。

都立江北高校の立地と最寄り駅、周辺環境

最寄り駅からのアクセス

江北高校は東京都足立区西綾瀬に位置し、3路線からアクセス可能な便利な立地にあります。

住所東京都足立区西綾瀬4-14-30
最寄り駅・つくばエクスプレス 青井駅から徒歩7分
・東京メトロ千代田線 綾瀬駅から徒歩10分
・東武スカイツリーライン 五反野駅から徒歩12分
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