東京都立小平南高校は、1983年（昭和58年）に創立された都立高校で、「あいさつのあふれる、思いやりのある学校」を理念に掲げています。校章にはけやきといちょうが描かれ、武蔵野の自然と「努力・自律・英知」という教育目標を象徴しています。授業と学校行事のバランスを重視し、進学実績も年々向上している注目の高校です。
この記事では、偏差値・倍率などの受験情報をはじめ、校風や部活動、行事の特色まで、小平南高校の魅力をわかりやすく紹介します。受験を検討している方はぜひご覧ください。
目次
都立小平南高校の入試倍率と偏差値
入学難易度（偏差値）
- みんなの高校情報：58
- 市進教育グループ（80%合格基準）：55
- V模擬（60%合格基準）：52
都立小平南高校の入学難易度は、偏差値でみると予備校や情報サイトにより差があるものの、「みんなの高校情報」では偏差値58、「市進教育グループ」では偏差値55（80%合格基準）、「V模擬」では偏差値52（60%合格基準）となっています。これらの数値から、小平南高校は都立高校の中では中堅〜やや上位に位置する高校であると言えます。
入試倍率
過去3年間の入試倍率は以下の通りです。
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| 年度 | 校長会調査時 | 推薦応募 | 一般応募 | 一般最終応募 | 受検 | 合格 |
|---|
| 2025年 | 1.23倍 | 2.18倍 | 1.31倍 | 1.30倍 | 1.23倍 | 1.20倍 |
| 2024年 | 1.55倍 | 3.25倍 | 1.66倍 | 1.64倍 | 1.53倍 | 1.52倍 |
| 2023年 | 1.52倍 | 2.27倍 | 1.52倍 | 1.52倍 | 1.47倍 | 1.46倍 |
入試倍率の推移を見ると、2025年度入試は全体的に倍率が下がっており、校長会調査時1.23倍、推薦応募2.18倍、一般応募1.31倍、最終的な合格倍率は1.20倍となっています。これは2024年度の1.52倍、2023年度の1.46倍と比較して明らかに低下しており、比較的受験しやすい状況となっていました。
入試動向としては、男女合同定員化や私立高校の授業料実質無料化の影響を受けてか、2025年度は全体的に倍率が低下しており、受験生にとってはチャンスが広がっていると考えられます。ただし、入学後の学習についていくためには、一定水準以上の学力を身につけておくことが望ましいでしょう。特に小平南高校はGMARCHなどの難関私大への合格者数が大幅に増加していることから、入学後の学習環境や進路指導の充実度は高いと考えられます。
都立小平南高校の歴史と伝統
小平南高校は小平・国分寺両市の尽力により昭和58年（1983年）に創立され、令和4年（2022年）に創立40周年を迎えました。校章には敷地内に生息していたけやきといちょうが描かれており、けやきの三枚の葉は「努力・自律・英知」の教育目標と「小平南」の「小」を古文字で表現しています。いちょうは東京都の木であり、三枚の葉は「自覚・洞察・創造」の三つの目標を表しています。創立以来の伝統行事「健脚大会」は最長50kmを歩く独自の行事として今も続いています。
都立小平南高校の立地と最寄り駅、周辺環境
| 住所 | 東京都小平市上水本町６－２１－１ |
| アクセス | ・JR中央線《国分寺》駅 徒歩18分
・西武国分寺線《恋ヶ窪》駅 徒歩15分
・西武多摩湖線《一橋学園》駅 徒歩20分 |
