都立小平高校(普通科・外国語コース)の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都小平市仲町に所在する都立小平高等学校(通称:こだ高)は、昭和38年(1963年)の開校から60年以上の歴史を持つ伝統校です。普通科と外国語コースを設置し、国際理解教育に力を入れながら、学習と部活動を高いレベルで両立させる教育環境が特徴です。

「Independence(自主)」「Sincerity(誠実)」「Intelligence(英知)」を校訓に掲げ、グローバルな視野を持つ人材育成に取り組んでいます。近年は国公立大学や難関私立大学への合格者を安定して輩出し、特にGMARCHなどの準難関私立大学への合格実績が向上しています。

この記事では小平高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「小平高校ってどんな雰囲気?」「外国語に強い?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立小平高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立小平高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

  • みんなの高校情報:59(東京157位、都立34位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):57(都立32位)
  • V模擬(60%合格基準):55(東京177位、都立30位)

小平高校の入学難易度(偏差値)は上記サイトによると普通科、外国語コースともに55~59になります。GMARCHや早慶上理への合格実績から、都立高校の中では比較的難易度が高い部類に入っています。進学実績や国際教育の特色から、多摩地区の中堅~上位校に位置づけられています。

入試倍率推移

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年・普通:1.38倍
・外国語:0.74倍
・普通:2.10倍
・外国語:1.54倍
・普通:1.39倍
・外国語:1.14倍
・普通:1.41倍
・外国語:1.23倍
・普通:1.31倍
・外国語:1.13倍
・普通:1.28倍
・外国語:1.09倍
2024年・普通:1.46倍
・外国語:1.18倍
・普通:2.00倍
・外国語:2.54倍
・普通:1.38倍
・外国語:1.98倍
・普通:1.40倍
・外国語:1.84倍
・普通:1.28倍
・外国語:1.70倍
・普通:1.26倍
・外国語:1.67倍
2023年・普通:1.26倍
・外国語:1.41倍
・普通:1.63倍
・外国語:1.25倍
・普通:1.26倍
・外国語:1.41倍
・普通:1.26倍
・外国語:1.41倍
・普通:1.25倍
・外国語:1.41倍
・普通:1.22倍
・外国語:1.36倍

普通科の倍率推移

普通科は3年間で緩やかな上昇傾向にあり、特に推薦入試の人気が高まっています。

  • 一般入試応募倍率:1.26倍(2023年)→1.38倍(2024年)→1.39倍(2025年)
  • 推薦入試応募倍率:1.63倍(2023年)→2.00倍(2024年)→2.10倍(2025年)
  • 最終合格倍率:1.22倍(2023年)→1.26倍(2024年)→1.28倍(2025年)

外国語コースの倍率推移

外国語コースは年度によって変動が大きく、2024年にピークを迎えた後、2025年は大きく減少しています。

  • 一般入試応募倍率:1.41倍(2023年)→1.98倍(2024年)→1.14倍(2025年)
  • 推薦入試応募倍率:1.25倍(2023年)→2.54倍(2024年)→1.54倍(2025年)
  • 最終合格倍率:1.36倍(2023年)→1.67倍(2024年)→1.09倍(2025年)

倍率トレンドの特徴

  1. 普通科の安定した人気:普通科は3年間を通じて安定した人気を保ち、特に推薦入試において競争率が年々上昇しています。2025年の推薦入試応募倍率は2.10倍と、過去3年で最も高くなっています。
  2. 外国語コースの変動:外国語コースは2024年に著しく倍率が上昇し、特に推薦入試では2.54倍という高い競争率を記録しました。しかし2025年には全ての指標で倍率が下降し、一般入試合格倍率は1.09倍まで低下しています。
  3. 男女合同定員化の影響:2024年からの男女合同定員化が導入されたことにより、受験動向に変化が生じた可能性があります。特に2024年の外国語コースの倍率上昇はこの制度変更と関連している可能性があります。
  4. 私立高校授業料無償化の影響:2024年に東京都が発表した私立高校授業料の実質無償化政策は、2025年入試の倍率に影響を与えた可能性があります。特に外国語コースの倍率低下には、この政策により私立高校への進学を選択する受験生が増えた影響が考えられます。

全体として、小平高校は安定した人気を維持しつつも、教育政策の変更や社会環境の変化による影響を受けていることがデータから読み取れます。普通科の着実な人気の高まりと、外国語コースの需要変動が対照的な傾向を示しています。

都立小平高校の歴史と伝統

東京都立小平高等学校は、多摩地区の発展とともに誕生した高校です。昭和37年(1962年)11月に校名が決定され、翌年の昭和38年4月8日に第一回入学式が挙行されました。第1回生として男子163名、女子163名が入学し、小平高校の歴史がスタートしました。

開校当初は学校群制度が実施されており、東京都立久留米高等学校とともに76群を組んでいました。その後、施設の拡充が進み、昭和43年に体育館、昭和45年にはプールが完成しました。平成5年(1993年)には時代の変化に対応するため、普通科に外国語コース2クラスを設置。国際理解教育に力を入れる現在の学校の特色が形作られるきっかけとなりました。

平成8年(1996年)6月には現在の特徴でもある吹き抜けのある明るい新校舎が落成。以降も改革を続け、平成17年度と平成24年度には東京都教育委員会より重点支援校の指定を受け、国際理解教育やグローバル人材の育成に一層力を入れています。

創立50周年を迎えた平成24年(2012年)12月には記念式典が挙行され、現在は「Global Education Network20」「海外学校間交流推進校」の指定校として国際理解教育を推進。さらに令和6年度(2024年度)からは「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校となり、情報・数学教育やICTを活用した文理横断的・探究的な学びの強化にも取り組んでいます。

都立小平高校の立地と最寄り駅、周辺環境

最寄り駅からのアクセス

都立小平高校は東京都小平市仲町112に位置し、複数の路線からアクセス可能な好立地にあります。最寄駅からのアクセス方法は以下の通りです。

住所東京都小平市仲町112
最寄り駅・西武新宿線 小平駅 徒歩10分
・西武多摩湖線 青梅街道駅 徒歩10分
・JR武蔵野線 新小平駅 徒歩20分
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