都立日野高校は、多摩地区に位置する自然豊かな環境の中で、「チーム日野」を合言葉に、生徒一人ひとりの進路実現をサポートしている学校です。令和5年8月に完成した新校舎で最新の教育環境を整備し、文部科学省からDXハイスクールの指定も受けています。
約6割の生徒が4年制大学に進学し、豊富な指定校推薦枠を活用してGMARCHレベルの大学への進学も実現しています。部活動との両立を重視した「文武両道」の校風の中で、多くの生徒が希望する進路を手に入れています。
「チーム日野」として教職員が一丸となって進路指導に取り組み、3年間の段階的なキャリア教育プログラムを通じて、生徒の夢の実現を全力でサポートしています。
都立日野高校の進路状況|2025年度の進路比率
2025年3月卒業生(57期生)の進路状況は以下の通りです。
進路先 | 割合 | 特徴 |
---|---|---|
四年制大学 | 68% | 約7割の生徒が大学進学を実現 |
専門学校 | 21% | 看護医療・保育・理美容など資格取得重視 |
短期大学 | 2% | 少数ながら着実な進学実績 |
民間就職 | 2% | 就職希望者もしっかりサポート |
公務員 | 1% | 警視庁・市役所・国家一般職などに合格 |
進学準備その他 | 6% | 浪人して翌年の大学受験に挑戦 |
特徴
- 大学進学率68%(前年度73%)で、多くの生徒が高等教育への道を歩んでいます
- 専門学校への進学も充実しており、資格取得を目指す生徒の進路も確保
- 公務員志望者には警視庁や行政系の合格実績があります
都立日野高校の主な合格大学別人数|2025年(令和7年3月卒)
国公立大学(1名)
都立日野高校では毎年少数ですが、国公立大学への合格者を輩出しています。
2025年3月卒業生の実績
- 合計:1名
- 東京都立大学:1名
過去4年間では1〜2名程度が国公立大学に合格しており、地方国公立大学への挑戦も続いています。
早慶上理(最難関私立大学)(1名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:1名
- 東京理科大学:1名
最難関私立大学への合格は限定的ですが、毎年数名が挑戦し続けています。
GMARCH(難関私立大学)(8名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:8名(前年比▲3名)
大学別内訳
- 学習院大学:5名(前年比+2名)
- 明治大学:0名(前年比±0名)
- 青山学院大学:0名(前年比▲1名)
- 立教大学:0名(前年比▲1名)
- 中央大学:3名(前年比+1名)
- 法政大学:0名(前年比▲4名)
学習院大学と中央大学への合格が中心となっており、GMARCHレベルへの挑戦も継続しています。
成成明学獨國武(準難関私立大学)(10名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:10名(前年比▲2名)
大学別内訳
- 成蹊大学:5名(前年比+2名)
- 成城大学:0名(前年比▲5名)
- 明治学院大学:0名(前年比±0名)
- 國學院大学:4名(前年比+3名)
- 武蔵大学:1名(前年比▲2名)
成蹊大学と國學院大学への合格者が多く、この大学群への進学実績は安定しています。
日東駒専(人気中堅私立大学)(49名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:49名(前年比+9名)
大学別内訳
- 日本大学:19名(前年比+3名)
- 東洋大学:10名(前年比+4名)
- 駒澤大学:4名(前年比±0名)
- 専修大学:16名(前年比+2名)
日野高校の大学進学者の中で多くの合格者を出している大学群です。特に日本大学と専修大学への合格者が多いのが特徴です。
四工大+東農大(理系大学)(12名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:12名(前年比▲3名)
大学別内訳
- 芝浦工業大学:1名(前年比▲1名)
- 工学院大学:9名(前年比+1名)
- 東京電機大学:2名(前年比+2名)
- 東京都市大学:0名(前年比▲1名)
- 東京農業大学:0名(前年比▲4名)
理系志望の生徒の進学先として、工学院大学への合格者が特に多くなっています。
文東立松産玉武(準中堅私立大学①)(48名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:48名(前年比+4名)
主な大学別内訳
- 文教大学:0名(前年比±0名)
- 東京経済大学:22名(前年比+2名)
- 立正大学:4名(前年比±0名)
- 二松学舎大学:1名(前年比+1名)
- 産業能率大学:4名(前年比+2名)
- 玉川大学:7名(前年比▲4名)
- 武蔵野大学:10名(前年比+3名)
東京経済大学への合格者が特に多く、この大学群の中では人気が高いことがわかります。
大東亜帝国(準中堅私立大学②)(76名)
2025年3月卒業生の実績
- 合計:76名(前年比+4名)
大学別内訳
- 大東文化大学:1名(前年比▲6名)
- 東海大学:5名(前年比±0名)
- 亜細亜大学:28名(前年比+16名)
- 帝京大学:31名(前年比▲6名)
- 国士舘大学:11名(前年比±0名)
帝京大学と亜細亜大学への合格者が多く、この大学群も日野高校生の主要な進学先となっています。
都立日野高校の大学合格者数の推移|2022年~2025年
※2024年卒生は例年より1クラス分生徒が少ない年度です。
全体の合格者数推移
年度 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 |
---|---|---|---|---|
大学合計 | 390名 | 391名 | 528名 | 454名 |
国公立合計 | 1名 | 0名 | 2名 | 1名 |
私立合計 | 389名 | 391名 | 526名 | 453名 |
ポイント
- 2023年に528名とピークを迎えた後、2024年・2025年は390名台で推移
- 2024年は1クラス分生徒数が少なかったため、実質的には安定した合格実績
- 私立大学の合格者数が圧倒的多数を占める
都立日野高校の現役生の大学群別合格者数の推移|2022年~2025年
4年間の合格者数推移一覧表
大学群 | 2025年 | 2024年 | 2023年 | 2022年 | 4年間増減 | 傾向 |
---|---|---|---|---|---|---|
国公立大学 | 1名 | 0名 | 2名 | 1名 | ±0名 | 微増 |
早慶上理 | 1名 | 2名 | 2名 | 1名 | ±0名 | 安定 |
GMARCH | 8名 | 11名 | 43名 | 22名 | -14名 | 減少 |
成成明学獨國武 | 10名 | 12名 | 12名 | 12名 | -2名 | 安定 |
日東駒専 | 49名 | 40名 | 64名 | 68名 | -19名 | 減少 |
四工大+東農大 | 12名 | 15名 | 5名 | 10名 | +2名 | 回復 |
文東立松産玉武 | 48名 | 44名 | 43名 | 26名 | +22名 | 増加 |
大東亜帝国 | 76名 | 72名 | 77名 | 78名 | -2名 | 安定 |
傾向別分析
安定型(成成明学獨國武・大東亜帝国)
成成明学獨國武は10〜12名、大東亜帝国は70名台後半で安定推移しており、日野高校生の主要な進学先として定着しています。
増加型(文東立松産玉武)
文東立松産玉武は26名から48名へと大幅増加(+22名)しており、新たな進学選択肢として注目されています。特に東京経済大学への進学が増加傾向です。
減少型(GMARCH・日東駒専)
GMARCHは2023年の43名をピークに8名まで減少、日東駒専も68名から49名へと減少傾向にあります。これは受験の厳格化や競争激化の影響と考えられます。
回復型(四工大+東農大)
理系大学群は2023年の落ち込みから回復し、工学院大学を中心に安定した進学実績を維持しています。
都立日野高校の3年間の教育・進路指導プログラム
都立日野高校では、3年間を通じて段階的にキャリア教育と進路指導を実施しています。
1年次:「進路の理解」
テーマ:自己の適性と進路を考える基礎づくり
主な取り組み
- 実力テスト・大学訪問による現状把握
- 保護者向け進路講演会の実施
- 個人面談による進路相談
- 進路ガイダンス(職業理解)
- 科目選択説明会での履修計画
育成する力
- 学習意欲:授業に参加する姿勢の確立
- 教科横断的思考力:他教科との関連を理解する力
- 豊かな人間性:芸術を理解し、自己を表現する力
- 自己実現に向けた自信:自信を結びつく力の獲得
2年次:「進路希望の具体化」
テーマ:職業や学問の理解を深める
主な取り組み
- 個人面談による具体的進路相談
- 保護者向け進路講演会(受験対策)
- 夏期講習・実力テストによる学力向上
- オープンキャンパス参加推奨
- 科目選択指導(3年次に向けて)
- 進路講演会・進路ガイダンス
育成する力
- 積極的参加:授業に積極的に参加し、理解を深める
- 教科横断的思考:何らかの解決策を考える力
- 芸術理解:創造することができる力
- 一定の自信:ある程度の自信を持つ力
3年次:「希望進路の実現」
テーマ:志望進路を実現する
主な取り組み
- 個人面談(進路決定に向けた集中指導)
- 夏期講習・専門講習の充実
- 三者面談による最終進路決定
- 模擬面接指導
- 受験アンケート・報告による情報蓄積
- 大学入学共通テスト自己採点指導
育成する力
- 主体的参加:授業に結果的に参加し課題を表現する
- 教科横断的思考:深く考え完成させることができる
- 芸術創造:深く理解し関連することができる
- 十分な自信:十分以上の力を持つ力
学習支援体制
習熟度別授業の実施
- 1年次:英語コミュニケーション
- 2年次:数学II
- 2クラスを3グループに分けたきめ細やかな指導
DXを活用した授業
- 文部科学省DXハイスクール指定校
- 一人1台端末の効果的活用
- 最新機材を使った探究的学び
「チーム日野」での進路サポート
- 教職員一丸となった進路指導
- 豊富な指定校推薦枠の活用
- 個別面談による細やかな進路相談
新校舎での充実した学習環境
- 令和5年8月完成の新校舎
- 最新設備による快適な学習環境
- 令和7年度夏から新グラウンド・テニスコート使用開始
新校舎×「チーム日野」×進学率68%!確実に夢を叶える理想の学び舎
都立日野高校は、自然豊かな多摩地区の環境の中で「きみの挑戦が、未来を拓く!」を合言葉に、生徒一人ひとりの進路実現を全力でサポートしている学校です。
- 確かな進路実績: 大学進学率68%を維持し、日東駒専49名、大東亜帝国76名、文東立松産玉武48名など、幅広い大学群への合格実績を誇っています。特に文東立松産玉武への合格者数が4年間で22名増加するなど、新しい進学の可能性も広がっています。
- 充実した教育環境: 2025年8月完成の新校舎と最新のDX環境により、時代に対応した教育を実践。習熟度別授業や3年間の段階的なキャリア教育プログラムで、生徒の学力向上と進路実現をサポートしています。
- 文武両道の実現 :「チーム日野」として教職員が一丸となって進路指導に取り組み、部活動との両立も重視。豊富な指定校推薦枠を活用し、GMARCHレベルの大学への進学も実現しています。
おすすめする受験生像
- 自然豊かな環境で落ち着いて学習したい生徒
- 大学進学を希望し、着実に学力を向上させたい生徒
- 部活動と勉強の両立を図りたい生徒
- 新しい校舎と最新の教育環境で学びたい生徒
都立日野高校は、確実な大学進学を実現したい中学生にとって、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。「チーム日野」の温かいサポートの中で、自分の可能性を最大限に伸ばすことができる学校です。
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<参照元>
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・日野高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/hino-h/



