都立府中高校は府中市にある都立高校で、「生徒一人一人の進路づくりを、3年間を通してサポート」することを基本方針として、多様な進路希望に対応したきめ細かな指導を行っています。同校では4年制大学への志願者が年々増加し80%以上を占め、中堅大学から難関大学の合格者数がここ数年で大きく増加しています。
入学時から進路指導を開始し、模試等を活用した多角的な分析により多様化する入試に対応しています。また、面談中心の個別指導を重視し、一般選抜はもちろん、総合型選抜や学校推薦型選抜(指定校・公募)の面接、小論文指導など多様な選抜方法に対応した指導を展開しています。
本記事では、2025年度(令和7年3月卒業生)の最新の大学合格実績と過去4年間の推移を詳しく分析し、中学生の皆さんと保護者の方々の進路選択に役立つ情報をお届けします。
都立府中高校の進路状況|2020年~2025年
過去6年間の進路決定状況の推移を見ると、大学進学率が安定して高い水準を維持しています。
年度 | 大学進学率 | 短期大学 | 専門学校 | 就職 | 進学準備・他 |
---|---|---|---|---|---|
R7年 | 80.7% | 約2% | 約12% | 約2% | 約3% |
R6年 | 84.4% | 約2% | 約10% | 約2% | 約2% |
R5年 | 75.7% | 約3% | 約15% | 約3% | 約3% |
R4年 | 76.8% | 約3% | 約12% | 約4% | 約3% |
R3年 | 72.6% | 約4% | 約15% | 約4% | 約4% |
R2年 | 80.6% | 約4% | 約12% | 約2% | 約2% |
都立府中高校の大学進学率は80%前後で安定しており、都立高校の中でも高い水準を維持しています。この安定した進学実績は、同校の継続的な進路指導の成果を示しています。短期大学や専門学校への進学者も一定数おり、多様な進路選択に対応していることがわかります。
都立府中高校の主な合格大学別人数|2025年度(令和7年3月卒)
国公立大学
2025年度は7名が国公立大学に合格しています。
大学名 | 合格者数 |
---|---|
川崎市立看護大学 | 1名 |
芸術文化観光専門職大学 | 1名 |
信州大学 | 1名 |
電気通信大学 | 1名 |
東京都立大学 | 2名 |
miracosta community(海外) | 1名 |
合計 | 7名 |
国公立大学への合格者7名は前年度と同数を維持しており、東京都立大学2名を筆頭に、工学系の電気通信大学、地方国立の信州大学、専門職大学への合格など、多様な分野での実績を示しています。特に東京都立大学への2名合格は、同校の教育水準の高さを示す重要な成果といえるでしょう。
川崎市立看護大学への合格は、医療・看護分野への関心の高まりを反映しており、信州大学への合格は地方国立大学への進学選択肢の広がりを示しています。電気通信大学への合格は、理工系分野での教育効果が表れた結果と考えられます。
早慶上理ICU(最難関私立大学)
2025年度は早慶上理ICUへの合格者はいませんでした。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
早稲田大学 | 0名 | ±0名 |
慶應義塾大学 | 0名 | ±0名 |
上智大学 | 0名 | ±0名 |
東京理科大学 | 0名 | -1名 |
国際基督教大学 | 0名 | ±0名 |
合計 | 0名 | -1名 |
最難関私立大学群への合格者は2025年度はいませんでしたが、これは前年度の1名から減少した結果です。しかし、GMARCH28名という実績を考慮すると、今後より多くの生徒が最難関私立大学への挑戦を続けることで、合格者数の増加も期待できるでしょう。
同校の生徒層と学力分布を反映した結果ともいえますが、継続的な教育改革により、この分野での実績向上が課題となっています。指定校推薦枠に東京理科大学が含まれていることから、推薦入試を通じた合格者増加の可能性もあります。
GMARCH(難関私立大学)
GMARCH合計で28名が合格しており、前年度の27名から微増しています。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
学習院大学 | 0名 | ±0名 |
明治大学 | 2名 | -2名 |
青山学院大学 | 1名 | -2名 |
立教大学 | 5名 | +3名 |
中央大学 | 7名 | -3名 |
法政大学 | 13名 | +6名 |
合計 | 28名 | +1名 |
GMARCH合格者28名という実績は、都立府中高校の進路指導の重要な成果の一つです。特に法政大学への13名合格は群を抜いて多く、同校の生徒にとって最も重要な進学先の一つとなっています。法政大学の多様な学部構成と実践的な教育内容が、同校の生徒の志向と合致していることがうかがえます。
中央大学7名、立教大学5名の合格実績も安定しており、GMARCH全体での28名という数値は、同校の教育水準が難関私立大学レベルに到達していることを示しています。
この実績は、同校の充実した進路指導プログラムと、指定校推薦枠(中央大学、法政大学など)を活用した戦略的な進路指導の成果といえるでしょう。
成成明学獨國武(準難関私立大学)
成成明学獨國武合計で31名が合格しており、前年度の33名から微減しています。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
成蹊大学 | 15名 | ±0名 |
成城大学 | 4名 | +1名 |
明治学院大学 | 1名 | ±0名 |
獨協大学 | 2名 | +1名 |
國學院大学 | 4名 | -2名 |
武蔵大学 | 5名 | -2名 |
合計 | 31名 | -2名 |
成成明学獨國武群では成蹊大学への15名合格が突出しており、同校の生徒にとって重要な進学先となっています。成蹊大学は武蔵野市に位置し、府中市からのアクセスも良好で、少人数教育と実践的なカリキュラムが同校の生徒に評価されていると考えられます。
指定校推薦枠に成蹊大学が含まれていることも、この高い合格実績につながっている要因の一つでしょう。武蔵大学5名、成城大学4名、國學院大学4名の合格実績も含めて、この大学群は同校の生徒にとって現実的で魅力的な進学先として機能しています。
日東駒専(人気中堅私立大学)
日東駒専合計で94名が合格しており、前年度の78名から大幅に増加しています。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
日本大学 | 34名 | +7名 |
東洋大学 | 26名 | +5名 |
駒澤大学 | 11名 | +9名 |
専修大学 | 23名 | -5名 |
合計 | 94名 | +16名 |
日東駒専94名という合格実績は、都立府中高校の進路指導における最も重要な成果といえます。前年度78名から16名増加(+20.5%)した大幅な伸びは、同校の教育改革の効果が着実に表れていることを示しています。
日本大学34名が最も多く、続いて東洋大学26名、専修大学23名、駒澤大学11名となっています。日本大学は日本最大の総合大学として多様な学部・学科を持ち、同校の生徒の多様な進路希望に対応できることが、この高い合格実績につながっていると考えられます。
また指定校推薦枠に専修大学、東洋大学、日本大学が含まれていることも、安定した合格実績を支える要因となっています。この大学群は、同校の生徒にとって確実で魅力的な進学先として確立されており、今後も重要な進路として機能することが期待されます。
四工大+東農大(理系大学)
理系志望の生徒に人気の大学群で、23名が合格しています。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
芝浦工業大学 | 2名 | -1名 |
工学院大学 | 4名 | -3名 |
東京電機大学 | 1名 | ±0名 |
東京都市大学 | 3名 | ±0名 |
東京農業大学 | 13名 | +11名 |
合計 | 23名 | +7名 |
理系大学群での23名合格は前年度16名から大幅に増加しており、特に東京農業大学への13名合格が顕著な成果となっています。これは農学・生命科学分野への関心の高まりや、食料・環境問題への社会的関心の影響と考えられます。
東京農業大学の「実学主義」の教育方針や、バイオサイエンス、環境科学、食品科学などの現代的な学問分野が、同校の生徒に高く評価されていることがうかがえます。一方で、工学系の芝浦工業大学2名、工学院大学4名、東京電機大学1名、東京都市大学3名の合格実績は比較的安定しており、理系分野での多様な選択肢を提供しています。
文東立松産玉武(準中堅私立大学①)
文東立松産玉武合計で86名が合格しており、前年度の55名から大幅に増加しています。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
文教大学 | 0名 | ±0名 |
東京経済大学 | 49名 | +31名 |
立正大学 | 3名 | -5名 |
二松学舎大学 | 1名 | -1名 |
産業能率大学 | 10名 | +8名 |
玉川大学 | 9名 | +6名 |
武蔵野大学 | 14名 | -8名 |
合計 | 86名 | +31名 |
文東立松産玉武群での86名合格は前年度55名から31名増加(+56.4%)という劇的な伸びを示しており、東京経済大学への49名合格が特に突出しています。東京経済大学は国分寺市に位置し、府中市からのアクセスも良好で、経済・経営分野の実践的な教育が同校の生徒に高く評価されていると考えられます。
産業能率大学10名、玉川大学9名の増加も注目に値し、これらの大学が持つ実学重視の教育方針や就職実績の良さが、同校の生徒や保護者に支持されていることがうかがえます。
大東亜帝国(準中堅私立大学②)
大東亜帝国合計で98名が合格しており、前年度の73名から大幅に増加しています。
大学名 | 合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
大東文化大学 | 4名 | +1名 |
東海大学 | 14名 | +3名 |
亜細亜大学 | 28名 | +12名 |
帝京大学 | 40名 | +5名 |
国士舘大学 | 12名 | +4名 |
合計 | 98名 | +25名 |
大東亜帝国群での98名合格は前年度73名から25名増加(+34.2%)という大幅な伸びを示しており、特に帝京大学40名、亜細亜大学28名の合格実績が突出しています。
帝京大学は多摩市に本部を置き、医療系学部の充実や多様な学部構成により、幅広い進路希望に対応できることが評価されています。亜細亜大学は武蔵野市に位置し、国際関係や経営分野での特色ある教育が同校の生徒に支持されていると考えられます。
東海大学14名、国士舘大学12名、大東文化大学4名の合格実績も含めて、この大学群は同校の生徒にとって確実な進学先として重要な役割を果たしています。
都立府中高校の大学合格者数の推移|2022年~2025年
過去4年間の総延べ合格者数の推移を見ると、以下のような変化が見られます。
年度 | 総延べ合格者数 | 前年比 |
---|---|---|
2025年度 | 541名 | +28名(+5.5%) |
2024年度 | 513名 | +21名(+4.3%) |
2023年度 | 492名 | -7名(-1.4%) |
2022年度 | 499名 | – |
総延べ合格者数は2023年度に一時的に減少したものの、2024年度、2025年度と連続して増加しており、安定した上昇傾向を示しています。この推移は同校の進路指導の充実と教育水準の向上を反映していると考えられます。
国公立・私立の内訳推移
年度 | 国公立大学 | 比率 | 私立大学 | 比率 |
---|---|---|---|---|
2025年度 | 7名 | 1.3% | 534名 | 98.7% |
2024年度 | 7名 | 1.4% | 506名 | 98.6% |
2023年度 | 4名 | 0.8% | 488名 | 99.2% |
2022年度 | 3名 | 0.6% | 496名 | 99.4% |
国公立大学合格者数は着実に増加しており、2022年度の3名から2025年度の7名へと倍増以上の成果を示しています。私立大学への合格者が圧倒的多数を占める中で、国公立大学への挑戦者と合格者が増加していることは、同校の教育水準向上を示す重要な指標といえるでしょう。
都立府中高校の現役生の大学群別合格者数の推移|2022年~2025年
国公立大学
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 7名 | 1.3% |
2024年度 | 7名 | 1.4% |
2023年度 | 4名 | 0.8% |
2022年度 | 3名 | 0.6% |
国公立大学合格者数の推移は、都立府中高校の進路指導における着実な向上を示しています。2022年度3名から2025年度7名への増加は、同校の教育改革の成果が国公立大学レベルでも表れていることを証明しています。また、2024年度には浪人生にて旧帝大の北海道大学の合格も出ています。
この成果は、入学時からの計画的な進路指導、模試分析を通じた課題の明確化、個別学習会や土曜講習などの学習支援体制の充実によるものと考えられます。今後はこの実績を基盤として、さらなる国公立大学合格者の増加が期待されます。
GMARCH(難関私立大学)
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 28名 | 5.2% |
2024年度 | 27名 | 5.3% |
2023年度 | 21名 | 4.3% |
2022年度 | 29名 | 5.8% |
GMARCH合格者数は過去4年間で20名台後半を維持しており、安定した実績を示しています。2022年度の29名をピークに一時減少しましたが、2024年度、2025年度と回復傾向にあります。
この安定した実績は、同校の進路指導の質の高さと、指定校推薦枠(中央大学、法政大学など)を活用した戦略的な進路指導の成果といえるでしょう。今後も難関私立大学への確実な進学ルートとして重要な役割を果たすことが期待されます。
成成明学獨國武(準難関私立大学)
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 31名 | 5.7% |
2024年度 | 33名 | 6.4% |
2023年度 | 27名 | 5.5% |
2022年度 | 47名 | 9.4% |
成成明学獨國武群では2022年度の47名をピークに減少傾向が見られますが、これは生徒の志向がより上位の大学群にシフトしていることの表れと考えられます。特に成蹊大学への安定した合格実績(15名)は、指定校推薦枠の活用も含めて、同校の重要な進学先として確立されています。
日東駒専(人気中堅私立大学)
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 94名 | 17.4% |
2024年度 | 78名 | 15.2% |
2023年度 | 84名 | 17.1% |
2022年度 | 60名 | 12.0% |
日東駒専合格者数は着実に増加しており、2022年度の60名から2025年度の94名へと56.7%の大幅な伸びを示しています。この実績は都立府中高校の進路指導における重要な成果の一つであり、中堅私立大学への確実な進学ルートが確立されていることを示しています。
四工大+東農大(理系大学)
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 23名 | 4.3% |
2024年度 | 16名 | 3.1% |
2023年度 | 13名 | 2.6% |
2022年度 | 18名 | 3.6% |
理系大学群では2025年度に23名と大幅な増加を示しており、特に東京農業大学への合格者増加が顕著です。これは理系教育の充実と、農学・生命科学分野への関心の高まりを反映していると考えられます。
文東立松産玉武(準中堅私立大学①)
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 86名 | 15.9% |
2024年度 | 55名 | 10.7% |
2023年度 | 48名 | 9.8% |
2022年度 | 40名 | 8.0% |
文東立松産玉武群では継続的な増加傾向を示しており、2022年度の40名から2025年度の86名へと倍増以上の成果を上げています。特に東京経済大学への大幅な合格者増加が、この実績向上を牽引しています。
大東亜帝国(準中堅私立大学②)
年度 | 合格者数 | 延べ合格に占める比率 |
---|---|---|
2025年度 | 98名 | 18.1% |
2024年度 | 73名 | 14.2% |
2023年度 | 74名 | 15.0% |
2022年度 | 100名 | 20.0% |
大東亜帝国群では2022年度の100名をピークに一時減少しましたが、2025年度には98名まで回復しており、帝京大学、亜細亜大学を中心とした安定した合格実績を維持しています。
都立府中高校の3年間の教育・進路指導プログラム
都立府中高校では、入学時から卒業まで3年間を通じて体系的な進路指導プログラムを実施しています。
1年次:基礎づくりと進路意識の醸成
主要プログラム
- 進路希望調査(年2回実施)
- 進路ガイダンス(基礎的な進路情報提供)
- スタディーサポート(学習状況の把握)
- GTEC(全員受験)、英検(希望者)
- 保護者・生徒・教員の学習体験会
- 自立支援プログラム
- 進研模試(年2回)
- 大学等学校訪問・夏期講習
特色ある取り組み
- 入学時から進路指導を開始し、早期に進路意識を醸成
- 基礎学力の定着を重視した学習支援
- 保護者も含めた三者での学習体験により、家庭との連携を強化
2年次:進路の具体化と学力向上
主要プログラム
- 進路希望調査(継続実施)
- 3年選択ガイダンス(科目選択の指導)
- スタディーサポート(継続実施)
- GTEC(全員受験)、英検(希望者)
- 保護者・生徒・教員の学習体験会
- 大学別進路ガイダンス
- オープンキャンパスレポート(夏期実施)
- 専門学校ガイダンス
- 3年選択科目ガイダンス
- 大学模擬授業
- 専門学校体験
特色ある取り組み
- 文理選択を含む具体的な進路決定支援
- 大学別ガイダンスによる詳細な進路情報提供
- オープンキャンパス参加を通じた実体験重視
3年次:受験対策と進路決定
主要プログラム
- 進路希望調査(第1志望調査)
- 進路ガイダンス(入試制度詳細説明)
- 進路模試(年4回記述)
- 公務員講座(7月まで毎月1回)
- 就職指導(月1回)
- 看護・医療ガイダンス(月1回)
- ケース会議(個別指導)
- GTEC(全員受験)、英検(希望者)
- 進路模試(年6回マーク)
- 国公立大学受験ガイダンス
- 推薦入試ガイダンス
- 河合塾全統共通テスト模擬
- 夏期講習
3学期の集中サポート
- センター試験出願ガイダンス
- 英検(希望者)
- ベネッセ駿台(9月模試)
- ケース会議(継続)
- ベネッセ駿台(11月模試)
- 保護者対象受験ガイダンス
- 出願指導ガイダンス
- 冬期講習
直前期サポート
- 大学入試WEB出願サポート
- 英語アドリブサポート
- 国公立大学出願検討会議
- 受験直前対策講座
進路指導の特色
多様な選抜方法への対応
- 一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜(指定校・公募)の全てに対応
- 面接、小論文指導の充実
- 指定校推薦枠の戦略的活用(成蹊大、専修大、中央大、東京理科大、東洋大、日本大、法政大など)
「大学入試改革」への対応
- 英語外部検定試験への計画的対応(1年次からGTEC全員必修化)
- ポートフォリオの蓄積(1年次から「classi」を導入)
- 思考力・判断力・表現力の育成(授業・学校行事を通じた実践)
- 教科分析と対策(模試分析会・ケース会議の活用)
個別指導の重視
- 面談中心の個別指導体制
- 模試等を活用した多角的分析
- 個別学習会、土曜講習、放課後講習の充実
- ケース会議による組織的な生徒支援
安定した進学実績で夢を実現!府中高校の充実した進路サポート
都立府中高校は、「生徒一人一人の進路づくりを、3年間を通してサポート」することを基本方針とし、その成果が着実に表れています。2025年度の大学合格実績は総延べ合格者数541名を達成し、4年連続での増加傾向を示しています。
特に注目すべきは中堅私立大学での大幅な実績向上です。日東駒専94名(前年比+16名)、文東立松産玉武86名(前年比+31名)、大東亜帝国98名(前年比+25名)という結果は、同校の進路指導の質の高さを証明しています。GMARCH28名、国公立大学7名の安定した実績も含めて、多様な学力層の生徒に対応した包括的な進路指導が機能していることがわかります。
同校の進路指導の特色は、入学時から始まる計画的なプログラムにあります。1年次の基礎づくりから3年次の受験対策まで、各段階で適切なガイダンスと支援を提供し、模試分析やケース会議を通じた組織的な指導体制を構築しています。また、指定校推薦枠を戦略的に活用し、多様な選抜方法に対応した指導を展開していることも大きな強みです。
大学進学率80%以上を安定して維持しながら、短期大学、専門学校、就職など多様な進路選択にも対応している点は、同校の教育の幅広さを示しています。英語外部検定試験への対応や思考力・判断力・表現力の育成など、大学入試改革にも積極的に取り組んでおり、時代の変化に対応した教育を提供しています。
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<参照元>
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・府中高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/fuchu-h/



