都立東久留米総合高校は、「ここで私をデザインする」をコンセプトに、生徒一人ひとりが夢を見つけ・育て・素敵な未来につなげていく総合学科高校です。2007年に開校し、東京都立久留米高等学校と清瀬東高等学校の伝統を引き継ぎながら、3年間の体系的なキャリア教育と多彩な選択科目による「自分だけの時間割」づくりで、多様な進路実現を支援しています。
本記事では、東久留米総合高校の偏差値・倍率から進学実績、部活動、校風まで、中学生とその保護者の方が知りたい情報を詳しくご紹介します。
都立東久留米総合高校の入試倍率と偏差値
入学難易度(偏差値)
都立東久留米総合高校の偏差値は、情報提供機関によって以下のように示されています。
- みんなの高校情報:52
- 市進教育グループ(80%合格基準):43
- V模擬(60%合格基準):39
偏差値39~52の範囲となっており、中堅レベルの学力で合格を目指せる高校です。総合学科の特色を活かし、多様な生徒を受け入れています。
入試倍率
過去3年間の入試倍率は以下の通りです。
| 年度 | 校長会調査時 | 推薦応募 | 一般応募 | 一般最終応募 | 受検 | 合格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 1.29倍 | 2.78倍 | 1.59倍 | 1.42倍 | 1.35倍 | 1.33倍 |
| 2024年 | 0.95倍 | 1.92倍 | 0.97倍 | 1.06倍 | 1.01倍 | 1.00倍 |
| 2023年 | 0.97倍 | 2.07倍 | 1.05倍 | 1.05倍 | 1.03倍 | 1.02倍 |
- 推薦入試は約2~2.8倍の倍率で推移しており、高めの競争率となっています
- 一般入試は2025年に1.33倍と上昇しました。2024年までは1.0倍前後でしたが、2025年は人気が高まっています
- 2024年度から男女合同定員化が実施され、東京都の私立高校授業料無償化の影響もあり、都立高校全体の倍率に変化が見られています
2025年入試では一般入試の倍率が上昇しており、人気が高まっている傾向が見られます。
都立高校入試では「共通問題」と呼ばれる全校共通の筆記試験が実施されます。
この高校を本気で目指すなら、まずはその出題傾向を知ることが合格への近道です。
2019年~2025年(昨年度)の全教科の問題を掲載し、すべての問題にわかりやすい解説つき。
各教科の出題傾向と対策、公立高校合格のめやす、選抜のしくみ、入試情勢など、受験に役立つ情報が1冊にまとめられています。
※リスニング音源は出版社ホームページで聴くことができます。
👉【2026年度入試対応】都立高校共通問題の過去問はこちら
👉【2026年度入試対応】併願校探しや優遇基準の確認はこちら
都立東久留米総合高校の歴史と伝統
開校の経緯
都立東久留米総合高校は、平成19年(2007年)4月1日に、東京都立久留米高等学校と東京都立清瀬東高等学校を発展的に統合して開校しました。両校の教育実績をふまえた総合学科高校として誕生し、2025年で開校18年を迎えています。
前身校の伝統
東京都立久留米高等学校
- 40年の歴史を持つ伝統校
- サッカー部の強豪校として知られ、その伝統は東久留米総合高校に引き継がれています
東京都立清瀬東高等学校
- 地域の普通科高校として教育を支えてきました
校名の由来と校章
校章のシンボルは「飛翔する白鷺」です。東久留米市内の黒目川や落合川では白鷺(コサギなど)を見かけることができます。魚を捕食する白鷺は、豊かな水辺の象徴です。かつて黒目川は汚れた川として有名でしたが、水質環境が改善され白鷺が再び住むようになりました。
「水と緑のふれあいのまち 東久留米」の学校で豊かに学び、未来へ飛翔してほしいという願いを込めて、開校地の古くからの地名「くるめ」の「く」の字形と、群青の大空へ飛翔する白鷺を重ね合わせたシンボルとしています。
校歌
校歌「旅立」は、作家の瀬戸内寂聴氏が作詞、櫛田豊氏が作曲した、夢と希望に満ちた楽曲です。「若い心は 夢を見る」「未来に賭ける アンビシャス」「さあ旅立とう 出発だ」という歌詞に、生徒たちの未来への飛翔を願う思いが込められています。
主な歩み
- 平成19年(2007年):開校
- 平成20年(2008年):人工芝グラウンド竣工
- 平成21年度:第88回選手権東京都予選優勝、全国高校サッカー選手権大会出場
- 平成23年度:高校総体(インターハイ)東京都予選優勝、全国大会出場
- 平成25年度:関東高校サッカー大会東京都予選優勝、関東大会出場
- 平成28年(2016年):10周年記念式典
- 令和元年度:関東高校サッカー大会東京都予選準優勝、全国高校サッカー選手権大会出場
開校以来、サッカー部を中心に全国レベルの活躍を続けています。
都立東久留米総合高校の立地と最寄り駅、周辺環境
所在地とアクセス
| 住所 | 東京都東久留米市幸町5丁目8番46号 |
| アクセス | ・西武池袋線 清瀬駅 徒歩15分 (他、バス7分+徒歩5分) ・西武池袋線 東久留米駅 徒歩18分 (他、バス5分+徒歩5分) ・JR中央線 武蔵小金井駅 バス30分+徒歩5分 ・西武新宿線 花小金井駅 バス15分+徒歩5分 |
西武池袋線の清瀬駅・東久留米駅が最寄り駅で、徒歩またはバスでアクセスできます。複数の路線からアクセス可能な好立地です。
周辺環境
恵まれた自然環境
- 黒目川や落合川など、豊かな水辺に恵まれた「水と緑のふれあいのまち」東久留米市に位置
- 白鷺が飛来する自然豊かな環境で、落ち着いた学習環境が整っています
- 住宅地に位置し、静かで安全な環境
地域との連携
- 地域の方々との交流を大切にし、近隣の老人ホームで箏曲部が演奏するなど、地域貢献活動も実施
- 生徒会や広報委員会が中心となって、中学校への出張説明会なども行っています
都立東久留米総合高校の校風と教育方針
教育目標
都立東久留米総合高校では、以下の3つの教育目標を掲げています。
- 独り立つ力を養うために 「学んで判断力を培え」
- 遍く友愛の心を拡げるために 「学んで想像力を伸ばせ」
- 自身を豊かに意味づけるために 「学んで実践力を示せ」
これらの目標のもと、自立した人間として多様な人々と協働し、より良い社会づくりに参画する人材を育成しています。
特色ある教育活動
5つの系列による多様な学び:東久留米総合高校では、以下の5つの系列を設置し、生徒一人ひとりの興味・関心や進路に応じた学びを提供しています。
1. 国際・人文社会系列(国公立・私立文系)
想定進路: 人文科学、法学、経済学、国際関係などの大学・学部
主な2年次選択科目:
- 選択古典探究、実用国語
- 日本文学探究
- 日本史探究、世界史探究
- 地理基礎、人間史研究
- 総合政治、公共探究Ⅰ
- グローバルコミュニケーション
- 韓国語会話、中国語会話
- ドイツ語会話、フランス語会話
- 観光ビジネス、マーケティング
- グローバル経済
主な3年次選択科目:
- 時代文演習、古文演習
- 漢文演習、解析文演習
- 日本史演習、世界史演習探
- 経済演習、世界史演習
- 政治・経済、倫理、人間史研究Ⅱ
- 公共探究Ⅱ
- グローバルコミュニケーション
- 韓国語会話、中国語会話
- ドイツ語会話、フランス語会話
- 観光ビジネス、マーケティング
- グローバル経済
2. 自然科学探求系列(国公立・私立理系)
想定進路: 理学、工学、医学、薬学、農学などの大学・学部
主な2年次選択科目:
- 理系数学Ⅱ、理系数学演習Ⅱ(ⅠB)
- 文系数学Ⅱ、文系数学演習Ⅱ(ⅠA)
- 数学B
- 物理化学、科学探究入門
- ネットワークシステム
主な3年次選択科目:
- 数学Ⅲ、数学Ⅲ
- 数学ⅠA物語、数学ⅠB物語
- 文系数学Ⅱ(3年)、看護数学準備
- 物理演習、化学ゼミ実験
- 生物、生命基礎演習
- 物理、物理基礎演習
- 化学、化学基礎演習
- 地学基礎、ヒトの生物学
- 情報システムのプログラミング
3. スポーツ系列(国公立体育・私立体育、体育専門)
想定進路: 体育・スポーツ科学、健康科学などの大学・学部、体育系専門学校
主な2年次選択科目:
- スポーツⅡ
- スポーツ概論Ⅰ
- トレーナー概論Ⅰ
主な3年次選択科目:
- スポーツⅠ
- スポーツ概論Ⅱ
- トレーナー概論Ⅱ
- スポーツ総合演習
4. 芸術・表現系列(国公立・私立芸術系大学、芸術系専門)
想定進路: 美術、デザイン、音楽、演劇などの大学・学部、芸術系専門学校
主な2年次選択科目:
- 声楽、器楽
- ビジュアルデザイン
- クラフトデザイン
- 情報デザイン
- 伝統文化(華道・茶道)
- 演劇
主な3年次選択科目:
- 器楽Ⅱ、器楽
- 舞台表現、レクリエーション
- 映像表現、陶芸
- 書道Ⅲ
- 服飾手芸
- イラスト
- 伝統文化(華道・茶道)
5. 看護・保育系列(看護学部、看護専門、福祉系大学、幼児教育)
想定進路: 看護学、保育学、福祉学などの大学・学部、看護・保育系専門学校
主な2年次選択科目:
- 心理学基礎
- 看護入門
- 社会福祉入門
- 保育基礎
主な3年次選択科目:
- 社会福祉入門
約140の選択科目から「自分だけの時間割」を作成:
- 1年次で基礎科目を学習し、2年次からは多数の選択科目から、自分の興味・関心や進路の希望に応じて科目を選択します
- コース制ではないので、複数の系列から科目を選択することが可能です
- 外国語は韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語も選択可能
3年間の体系的なキャリア教育:
| 学年 | 科目 | 内容 |
|---|---|---|
| 1年次 | 産業社会と人間 | 自己理解と職業理解の基礎を築く |
| 2年次 | 人間と社会 | 社会と自己の関わりについて深く学ぶ。課題研究スタート |
| 3年次 | 課題研究 | ゼミに所属し、1万字程度の論文を執筆・プレゼンテーション |
独自の校風
生徒主体の学校運営:
- すべての学校行事は生徒主体で行われます
- 生徒会を中心に、各委員会が文化祭、体育祭、合唱コンクールなどを企画・運営
- 学校見学会や説明会も、広報委員の生徒が中心となって運営
ノーチャイム制:
- 自主性を育むため、ノーチャイム制を導入
- 生徒が自ら時間を管理し、行動する習慣を身につけます
規則正しい校風:
- 頭髪の染色・脱色やパーマなどは認めていません
- 化粧、ピアス・イヤリング・ネックレスなどの装飾品も禁止
- アルバイトは原則禁止(家庭の事情でやむを得ない場合は、保護者の承諾のもと学校長の許可を得て可能)
- 自転車通学者は、乗車用ヘルメットの着用に努めること
海外学校間交流推進校: 東京都教育委員会から「海外学校間交流推進校」として指定されており、国際社会で活躍するグローバル人材育成のため、姉妹校交流をはじめとした海外の高校等との交流活動を積極的に推進しています。
都立東久留米総合高校の進路・進学実績
進路・合格者の推移
2025年3月卒業生(16期生)の進路状況は以下の通りです。
| 進路先 | 割合 |
|---|---|
| 四年制大学 | 67.1% |
| 専門学校 | 16.4% |
| 短期大学 | 2.7% |
| 就職 | 2.7% |
| その他 | 11.1% |
卒業生の約7割が4年制大学へ進学し、専門学校進学者を合わせると約8割以上が進学しています。現役での大学合格者数は190名(実数)、延べ合格者数は254名となっており、多くの生徒が複数の大学に合格していることがわかります。
過去5年間の大学合格者数推移(延べ人数)
| 年度 | 大学合格者数 |
|---|---|
| 2025年3月 | 254名(国公立1、私立253) |
| 2024年3月 | 190名(国公立0、私立190) |
| 2023年3月 | 198名(国公立0、私立198) |
| 2022年3月 | 260名(国公立2、私立258) |
| 2021年3月 | 208名(国公立0、私立208) |
主な大学・短大・専門学校合格実績
2025年3月卒業生の主な大学合格実績:
| 大学群 | 合格者数 |
|---|---|
| 早慶 | 1名 |
| GMARCH | 4名 |
| 成成明学獨國武 | 21名 |
| 日東駒専 | 39名 |
| 文東立松産玉武 | 29名 |
| 大東亜帝国 | 57名 |
| 四工大+農 | 3名 |
| 女子大 | 12名 |
| 芸術・スポーツ系 | 10名 |
| その他私立大学 | 77名 |
主な合格大学(2025年3月)
- 慶應義塾大学(1名)、明治大学(2名)、中央大学(1名)、法政大学(1名)
- 東洋大学(21名)、専修大学(11名)、日本大学(6名)
- 武蔵大学(10名)、東京経済大学(17名)、亜細亜大学(21名)、帝京大学(20名)
指定校推薦
多数の大学から指定校推薦枠があり、理学・工学系、人文系、芸術系、看護・保育系、体育系など多様な学部への推薦が可能です。
専門学校合格実績
2025年3月は約16.4%が専門学校に進学しています。
看護系専門学校
東京都立北多摩看護専門学校、東京都立府中看護専門学校、東京都立広尾看護専門学校、板橋中央看護専門学校など
その他の専門学校
阿佐ヶ谷美術専門学校、大原簿記公務員医療福祉保育専門学校、窪田理容美容専門学校、国際文化理容美容専門学校、首都医校、尚美ミュージックカレッジ専門学校、新宿医療専門学校、ESPエンタテインメント東京、デジタルアーツ東京、東京医療秘書歯科衛生&IT専門学校、東京テクニカルカレッジ専門学校、東洋美術学校、日本工学院八王子専門学校、日本電子専門学校、文化服装学院、ヤマザキ動物看護専門学校、山野美容専門学校、早稲田速記医療福祉専門学校など
進路指導の特徴
- 個別対応指導
3年次生で希望する生徒は、志望理由書・小論文の添削や面接指導を受けることができます。生徒一人ひとりに担当の教員が配置され、ともに志望校合格を目指してサポートします。 - 課題研究による大学入試対策
2年次の後半より始まる課題研究では、生徒一人ひとりが研究テーマを設定し、文献調査やアンケート調査、インタビュー、フィールドワークを行います。3年次になるとゼミに所属し、担当教員より指導を受け、1万字程度の論文を執筆しプレゼンテーションを行います。この経験が、総合型選抜や推薦入試での面接・小論文に大きく活かされています。 - 専門性の高い選択科目
「看護入門」では現役看護師による授業や医療現場の事例を題材にした授業を通じて、専門的な学びを深めることができます。看護志望者のためのガイダンスも定期的に行われ、現在の看護系大学の状況や入試のポイントなどが説明されます。
都立東久留米総合高校のイベント・学校行事
主な年間行事
| 月 | 行事 |
|---|---|
| 4月 | 入学式、対面式、部活動紹介 |
| 5月 | 遠足(校外学習) |
| 6月 | 体育祭 |
| 7月 | 職業人講話 |
| 8月 | 学校見学会 |
| 9月 | しらさぎ祭(文化祭) |
| 10月~12月 | 課題研究発表会、学校説明会 |
| 1月 | 修学旅行、避難訓練及び防災講和 |
| 2月 | 合唱コンクール |
| 3月 | 卒業式、球技大会、地域合同防災訓練、離任式 |
特色ある行事
すべて生徒主体で運営: 東久留米総合高校の学校行事は、すべて生徒主体で行われています。生徒会を中心に、各委員会が企画から当日の運営まで実施し、生徒の主体性や協働する力を育んでいます。
体育祭(6月):
- 生徒委員会が企画・運営
- 人工芝のグラウンドで全校が一体となって競技
- 吹奏楽部の演奏もあり、盛り上がります
しらさぎ祭(文化祭・9月):
- 生徒委員会が企画・運営
- クラス展示、部活動発表、模擬店など多彩な企画
- 地域の方々も多数来校する大規模イベント
職業人講話(7月):
- 様々な職業の方を招いて講話を聞く機会
- キャリア教育の一環として実施
課題研究発表会(10月~12月):
- 3年次生が1万字程度の論文を執筆した課題研究の成果をプレゼンテーション
- 保護者や在校生も参加し、発表を聞くことができます
修学旅行(1月・2年次):
- 行先は学年ごとに決定
- 近年の主な行先は沖縄などが多い
合唱コンクール(2月):
- クラスごとに合唱を披露
- クラスの団結力を高める行事
地域合同防災訓練(3月):
- 地域と連携した防災訓練
- 地域社会に貢献する態度を育成
都立東久留米総合高校の部活動や課外活動
東久留米総合高校は部活動が盛んで、特に男子サッカー部は全国レベルの強豪校として知られています。運動部14部、文化部17部が活動しており、多くの生徒が部活動に参加しています。
運動部
運動部一覧
- 男子サッカー部
- 男子バスケット部
- 女子サッカー部
- 女子バレーボール部
- 男子硬式テニス部
- 女子硬式テニス部
- ソフトテニス部
- 陸上競技部
- バドミントン部
- 女子バスケットボール部
- 水泳部
- 剣道部
- 卓球部
- ソフトボール部
特に実績のある運動部
男子サッカー部:都立久留米高校サッカー部の40年の伝統を引き継ぎ、2007年に創部しました。全国高校サッカー選手権大会に3回出場、インターハイ1回出場という輝かしい実績を誇ります。
- 東久留米総合高校の募集人員が166人に対し、男子サッカー部員が70名前後のため、1学年の約4割が男子サッカー部員という大所帯
- サッカーはもちろん、学業との両立を追求
- 週6日活動(カテゴリ別に休業日を設定)
- 4~6グループに分かれて、能力別に活動
- 人工芝のフルピッチで練習できる恵まれた環境
女子サッカー部:フットサルコートや近くの土のグラウンドで練習しています。リーグ戦一部昇格、選手権ベスト4を目指しています。週5日(平日4日+土or日)活動。
その他の運動部: 各部とも都大会出場や上位進出を目指して、日々練習に取り組んでいます。
文化部
文化部一覧
- ダンス部
- イラスト部
- 美術部
- パソコン部
- クッキング部
- 華道部
- 演劇部
- 囲碁・将棋部
- 写真部
- 映画制作部
- 吹奏楽部
- 生物部
- ボランティア部
- 茶道部
- 軽音楽部
- 箏曲部
- 文芸同好会
特に実績のある文化部
吹奏楽部:1年生6名、3年生4名で活動しています(令和7年度)。初心者、経験者どちらも大歓迎です。コンクール・文化祭など行事も盛りだくさんで、3月の定期演奏会ではOB・OGの方も参加しており大人数での演奏も経験できます。
主な活動:
- 6月:体育祭における演奏
- 7月:夏合宿
- 8月:吹奏楽コンクール
- 9月:文化祭における演奏
- 11月:地区音楽大会における演奏
- 12月:アンサンブルコンテスト
- 1月:中央音楽大会における演奏(他校合同)
- 3月:定期演奏会(まろにえホール)
軽音楽部:毎月1回部員が集まる「部内ライブ」や公開ライブの「くるロック」などを開催しています。入部後6月頃にバンドを組み、公式戦や様々なライブを目標に3年間活動します。演奏だけではなく音響機器や照明、ビデオ撮影などの役割を分担し活動しています。週6日(シフト制)活動。
箏曲部:合奏する楽しさを感じながら和気あいあいと練習に取り組んでいます。文化祭、近隣老人ホームなどで演奏します。都高文連日本音楽部門大会にも毎年出場しています。流派にとらわれず活動しています。
イラスト部:液晶タブレットを用いたデジタルイラストの制作を中心に、文化祭での展示作品や部誌、卒業生に贈る冊子や自主制作冊子などを製作しています。アナログで描く部員もおり、それぞれで自分の趣味を作品に込めて、楽しく活動をしています。
特色ある活動
生徒会・広報委員会:
- 生徒会は学校内の委員会を統括し、各委員会が主体的に活動を行えるように環境を整えています
- 広報委員会は学校見学会や説明会などの運営を行い、中学校に出張説明に行くなど、学校の魅力を伝える役割を担っています
ボランティア部: 手話、ゴミ拾い、子ども食堂の運営企画などの活動をしています。また、東京都の行事や学校の行事活動のお手伝いもしています。
文武両道の実践: サッカー部をはじめ、多くの部活動で学業との両立を重視しています。隙間時間を有効に使い、授業中に集中して学ぶことで、部活動と勉強の両立を実現している生徒が多数います。
都立東久留米総合高校の施設と環境
主な施設
東久留米総合高校は、充実した施設と恵まれた環境を誇ります。
校舎・学習施設:
- 明るく清潔な校舎
- 自習室(集中して学習できる環境)
- CG室(コンピュータグラフィックスの学習)
- 多数の選択科目に対応した専門教室
体育施設:
- 人工芝グラウンド(フルピッチ・2008年竣工)
- 体育館
- 柔道場(格技棟)
- トレーニングルーム
- 屋内プール
その他の施設:
- 音楽室(箏曲部や吹奏楽部が使用)
- 美術室
- 家庭科室
- 調理実習室
- 生物室(生物部が動物の世話や植物の栽培を行う)
- 屋上庭園、中庭
特色ある施設・環境
- 人工芝グラウンド: 2008年に竣工した人工芝のフルピッチグラウンドは、東久留米総合高校の自慢の施設です。サッカー部をはじめ、多くの運動部がこの恵まれた環境で練習に励んでいます。体育の授業でも使用され、生徒たちは快適な環境でスポーツを楽しんでいます。
- 充実した専門教室: 総合学科高校として、多様な選択科目に対応するため、CG室、トレーニングルーム、柔道場、音楽室、美術室、家庭科室など、専門的な学習ができる教室が充実しています。
- 自習室: 放課後や空き時間に自習できるスペースがあり、生徒が主体的に学習に取り組める環境が整っています。
- 自然豊かな環境: 黒目川や落合川など、豊かな水辺に恵まれた「水と緑のふれあいのまち」東久留米市に位置し、白鷺が飛来する自然豊かな環境で学ぶことができます。屋上庭園や中庭では、生物部が様々な植物を育てています。
- 制服: 濃いチャコールグレーを基調とした3つボタンのジャケットに、ストライプ柄のスカートやスラックスを組み合わせたデザインの制服です。スカートと全く同じデザインのキュロットスカートを選ぶこともできます。またオプションとしてリボン、スラックスも用意しています。夏服では紺と白のポロシャツも着用できます。
課題研究と生徒主体の活動で未来を切り拓く総合学科高校!
都立東久留米総合高校は、偏差値39~52で受験でき、2025年入試の一般倍率は1.33倍と前年から上昇し、人気が高まっています。「ここで私をデザインする~25歳の自分創り~」をコンセプトに、5つの系列(国際・人文社会、自然科学探求、スポーツ、芸術・表現、看護・保育)から約140の選択科目を選び、「自分だけの時間割」を作成できるのが最大の特徴です。
2025年3月卒業生の約67%が4年制大学に進学し、日東駒専39名、大東亜帝国57名、文東立松産玉武29名、成成明学獨國武21名など、中堅私立大学を中心に幅広い進学を実現しています。特に2025年は慶應義塾大学1名、GMARCH4名と、前年から難関私立大学への合格が増加しました。3年間の体系的なキャリア教育、特に3年次の「課題研究」で1万字程度の論文を執筆・プレゼンテーションする経験が、総合型選抜や推薦入試で大きな強みとなっています。
人工芝のフルピッチグラウンドをはじめとする充実した施設を活かし、男子サッカー部は全国高校サッカー選手権大会に4回、関東大会に3回出場という輝かしい実績を誇ります。募集人員166人に対し、男子サッカー部員が約70名と、1学年の約4割を占める大所帯です。吹奏楽部や軽音楽部、箏曲部など文化部も活発で、すべての学校行事は生徒主体で運営され、生徒会や広報委員会が中学生向けの学校説明会も企画・運営しています。
西武池袋線清瀬駅・東久留米駅から徒歩またはバスでアクセスでき、白鷺が飛来する自然豊かな「水と緑のふれあいのまち」東久留米市に位置します。規則正しい校風とノーチャイム制で自主性を育み、海外学校間交流推進校としてグローバル人材育成にも力を入れています。自分の興味・関心を深め、課題研究を通じて主体的に学びたい中学生にとって、東久留米総合高校は最適な選択肢と言えるでしょう。
この高校に入りたい。でも、勉強に不安があるあなたへ
調べた高校に魅力を感じて、「ここに入りたい」と思った方もいるのではないでしょうか。
でも、「内申が足りるかな…」「苦手教科がある…」と不安に感じる中学生も少なくありません。
そんなときに頼りになるのが教育大手リクルート社が提供する【スタディサプリ】です。
学校の授業をわかりやすく復習できる講座や、都立・私立など志望校別の対策講座も充実。
スマホ1つで、いつでも・どこでも、自分のペースで勉強できます。
塾が合わなかった人や、これから本気で勉強を始めたい人にもおすすめです。
トリトリ「スタサプは10分だけでも勉強できるから、通学中とか寝る前とかスキマ時間に使えるんだって!」
部活や学校で忙しくても、スキマ時間に学べるのがスタサプの強み。
映像授業だから、自宅でいつでも自分のペースで復習や予習ができる!
教育大手リクルート社提供で安心。今ならコスパ抜群のスタサプで5教科対応の本格学習を始めよう。
\ スキマ時間で、今すぐスタート! /
スタサプ<参照元>
ページ内の大学合格実績やデータは各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・東久留米総合高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/higashikurumesogo-h/





