【高校受験】臨海セミナーvs栄光ゼミナールどっちがいいの?特徴・料金・口コミ・合格実績を徹底比較!

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東京・神奈川を中心に展開する2大地域密着型進学塾、臨海セミナーと栄光ゼミナール。両塾は中堅校から難関校まで幅広い層での合格実績を誇りますが、指導スタイルや強みとする分野には明確な違いがあります。この記事では、両塾の特徴、教育方針、合格実績、料金体系を徹底比較し、お子様に最適な塾選びのポイントを解説します。

目次

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】基本情報比較

項目臨海セミナー栄光ゼミナール
教育理念「面倒見」を重視し、総合的に生徒をサポート「一人ひとりに寄り添い、伸ばし、合格をつかむ」
校舎数東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪に535校を展開
(都内69校舎)
都内101校舎を展開
指導の特徴・講師の資質と研鑽を重視
・授業以外での補習や課題管理
・巡回講師制度
・独自の「臨海方式AQuA」
・10名程度の少人数クラス編成
・生徒カルテを活用した一貫指導
・タームテストによる定着度確認
・家庭学習のサポート
講師陣授業力向上を目指した日々の研修
教師の競技会「J-1グランプリ」実施
社員全員を対象とした教務指導力検定
教科ごとの筆記試験と実技試験
強みとする校種・都立特別推進校
・八王子東・小松川・町田など地域の難関校
・MARCH附属・系列高校
・中堅私立校
・都立中堅校
自習環境通塾管理システム「Kitazo」全教室にブース型自習室「i-cot」を完備
特徴的なサポート・学校別のテスト対策
・地域密着型の指導
・定期テスト対策の授業内実施
・生徒カルテによる一貫指導
テスト対策・定期テスト対策補習(無料)・授業時間内に組み込まれた定期テスト対策
・教科書準拠オンライン教材「atama+」

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】教育理念と指導方針の比較

臨海セミナーの教育理念

「面倒見」を重視した指導が臨海セミナーの特徴です。授業だけでなく、補習、課題管理、テスト対策など多くの場面で生徒をサポートします。「わかった」「楽しかった」で終わらせず、「できる」「点数が取れる」状態にするための徹底した指導を行います。

指導の4つの柱

  • 圧倒的な講師力
  • 「面倒見」の姿勢
  • 多種多様な講座の提供
  • 独自の教育メソッド「臨海方式AQuA」

栄光ゼミナールの教育理念

「一人ひとりに寄り添い、伸ばし、合格をつかむ」という理念のもと、生徒一人ひとりを大切にする指導を行っています。少人数クラス編成による徹底した個別対応が特徴で、生徒の志望校、学習進度や苦手分野を把握した上での授業展開を重視しています。

指導の5つの柱

  • 少人数クラスの徹底した個別対応
  • 教師の高い教務力
  • 定期テスト対策の充実
  • 生徒カルテを活用した一貫した指導
  • タームテストによる定着度の確認

理念の違いとアプローチの差

両塾の最大の違いは、指導アプローチにあります。臨海セミナーは「面倒見」による総合的なサポートを重視するのに対し、栄光ゼミナールは「少人数制」による一人ひとりに合わせた指導を重視しています。臨海セミナーが「できるようになるまで徹底サポート」なら、栄光ゼミナールは「一人ひとりの特性に合わせた指導」といえるでしょう。

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】校舎展開と指導スタイルの違い

校舎展開の規模

  • 臨海セミナー: 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪に535校を展開(都内69校舎)
  • 栄光ゼミナール: 都内101校舎を展開

講師陣と指導スタイル

臨海セミナー

  • 授業力向上を目指した日々の研修
  • 年に一度の「J-1グランプリ」という教師の競技会を実施
  • 授業スキルを点数化し、講師の授業力を評価するシステム
  • 元学校の校長などの外部教育関係者が教室を巡回し、授業品質をチェック

栄光ゼミナール

  • 社員全員を対象とした定期的な教務指導力検定の実施
  • 教科ごとの筆記試験と実技試験による厳しい評価基準
  • 単なる設問の解説に留まらない「関連情報」や「入試傾向」の理解度も評価
  • 生徒ごとのカルテを作成し、学習状況を詳細に記録

教材とカリキュラム

臨海セミナー

  • 50年の実績から生み出された独自の授業方式「臨海方式AQuA」
  • 「人材育成センター」によるノウハウのプログラム化と講師のスキル向上
  • 「教務部」という専門部門による独自のテキストや模擬試験の開発
  • 数学公式集『五臨の書』など、独自教材の提供

栄光ゼミナール

  • 授業時間内に組み込まれた定期テスト対策
  • 数学・英語の授業内で30~40分間の定期テスト演習
  • 教科書準拠のオンライン教材システム「atama+」の活用
  • 2ヶ月に1度、担当教師が定着度を測る「タームテスト」を実施

学習環境と施設

臨海セミナー

  • 通塾管理システム「Kitazo」による入退室情報のメール配信
  • 巡回講師制度による教室環境の監査
  • 自習室開放による学習環境の提供

栄光ゼミナール

  • 全教室にブース型の自習室「i-cot」を完備
  • 静かで集中できる環境と近くにいる教師への質問のしやすさ
  • 教室の開いている日・時間であれば授業日以外でも使用可能

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】合格実績の比較分析(2025年度)

都立最難関校(御三家)

高校名臨海セミナー栄光ゼミナール
日比谷48名6名
西18名14名
国立17名12名
合計83名32名

国立・私立最難関校

高校名臨海セミナー栄光ゼミナール
開成7名4名
お茶の水女子大附属3名17名
筑波大附属駒場2名0名
筑波大附属10名7名
東京学芸大附属81名8名
合計(国立附属+開成)103名36名

難関私立高校

高校名臨海セミナー栄光ゼミナール
城北3名12名
巣鴨4名10名
桐朋3名7名
合計10名29名

早慶ICU附属

高校区分臨海セミナー栄光ゼミナール
早稲田系列221名136名
慶應系列83名51名
ICU7名14名
合計311名201名

MARCH附属

高校区分臨海セミナー栄光ゼミナール
明治系列52名91名
青山学院28名19名
立教系列40名76名
中央系列240名136名
法政系列244名74名
合計604名396名

都立高校(進学指導重点校・特別推進校)

区分臨海セミナー栄光ゼミナール
進学指導重点校273名85名
進学指導特別推進校304名93名
合計577名178名

1校舎あたりの合格効率

校種臨海セミナー<br>(69校舎)栄光ゼミナール<br>(101校舎)
最難関(国立附属+開成)1.5人/校舎0.4人/校舎
早慶ICU附属4.5人/校舎6.1人/校舎
MARCH附属8.8人/校舎12.9人/校舎
都立進学指導重点校4.0人/校舎0.8人/校舎
都立御三家1.2人/校舎0.3人/校舎
都立特別推進校4.4人/校舎0.9人/校舎

合格実績の全体傾向

臨海セミナー

  • 都立高校で圧倒的な合格実績(進学指導重点校273名、特別推進校304名)
  • 東京学芸大附属高校への合格者数が突出(81名)
  • 中央系列・法政系列の私立高校で高い合格者数
  • 日比谷高校をはじめとする都立御三家で高い合格実績(83名)

栄光ゼミナール

  • MARCH附属での安定した合格実績(396名)
  • 私立の難関校(城北・巣鴨・桐朋)で良好な実績(29名)
  • お茶の水女子大附属への合格者数が多い(17名)
  • 早慶ICU附属で安定した合格者数(201名)

2023-2025年の推移分析

臨海セミナー

  • 国立附属+開成:2023年65名→2025年103名(58.5%増加)
  • 都立進学指導重点校:2023年206名→2025年273名(32.5%増加)
  • 都立特別推進校:2023年265名→2025年304名(14.7%増加)
  • 東京学芸大附属高校:2023年51名→2025年81名(58.8%増加)

栄光ゼミナール

  • 早慶ICU附属:2023年177名→2025年201名(13.6%増加)
  • MARCH附属:2023年299名→2025年396名(32.4%増加)
  • 難関私立高校:2023年16名→2025年29名(81.3%増加)
  • 都立高校全体:2023年175名→2025年178名(1.7%増加)

校舎あたりの合格効率比較

両塾の合格効率(1校舎あたりの合格者数)を比較すると、校種によって強みが分かれています。

  • 最難関(国立附属+開成): 臨海セミナー 1.5人 vs 栄光ゼミナール 0.4人
  • 早慶ICU附属: 臨海セミナー 4.5人 vs 栄光ゼミナール 6.1人
  • MARCH附属: 臨海セミナー 8.8人 vs 栄光ゼミナール 12.9人
  • 都立進学指導重点校: 臨海セミナー 4.0人 vs 栄光ゼミナール 0.8人
  • 都立御三家: 臨海セミナー 1.2人 vs 栄光ゼミナール 0.3人
  • 都立特別推進校: 臨海セミナー 4.4人 vs 栄光ゼミナール 0.9人

戦略の違いと得意分野

臨海セミナーは都立高校と国立高校(特に東京学芸大附属)に強みを持ち、特に都立の特別推進校での合格実績が顕著です。一方、栄光ゼミナールはMARCH附属を中心とした私立中堅校と難関私立高校で良好な実績を残しています。

校舎あたりの合格効率を見ると、臨海セミナーは都立高校で、栄光ゼミナールはMARCH・早慶ICU系の私立高校で高い効率を示しており、それぞれの得意分野が明確に表れています。

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】コース設計と料金体系

臨海セミナーのコース体系

中学1年生

  • 英数国コース: 月・金曜日(月額14,960円)
  • 英数国理社コース: 月・火・金曜日(月額20,680円)

中学2年生

  • 英数国コース: 月・金曜日(月額20,900円)
  • 英数国理社コース: 月・火・金曜日(月額27,500円)

中学3年生(4月~12月)

  • 英数国コース: 水・土曜日(月額22,990円)
  • 英数国理社コース: 水・木・土曜日(月額29,700円)

中学3年生(1月以降 入試直前講座)

  • 英数国コース: 水・土曜日(一括38,060円)
  • 英数国理社コース: 水・木・土曜日(一括49,940円)

特徴的なサポート

  • 各中学校別や範囲別の「定期テスト対策補習」を無料で実施
  • 部活動との両立サポート(授業以外の時間に個別補習や特別課題)
  • 春期・夏期・冬期の季節講習

栄光ゼミナールのコース体系

高校受験コース(中学1~3年生)

  • 少人数制クラス(約10名)
  • 各地域の入試制度に沿った指導
  • 家庭学習の指導にも注力
  • 定期テスト対策を授業時間内に実施

難関高校受験コース(中学2~3年生)

  • 一定の学力基準をクリアした生徒が集まる選抜クラス
  • 難関高校の受験に精通した選抜教師陣による指導
  • 切磋琢磨できる環境でのハイレベルな授業
  • 通常授業に加え、志望校別・レベル別の特別講座も実施

特別講座・対策

  • 難関選抜ゼミ: 最難関校志望者向け
  • 都立高校受験対策の特別講座
  • 栄光の森: 夏休み期間の集中講座
  • 栄光V特訓: 入試本番を想定したシミュレーションテスト

特待生制度

栄光ゼミナールの特待生制度

  • 通知表45: 月謝無料(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
  • 通知表42~44: 月謝半額(東京都・神奈川県)
  • 通知表44: 月謝半額(千葉県・埼玉県)

※条件: 指定の公立高校への進学を目指す方、5教科全てをグループ指導で受講、各季節講習を欠席せず通常授業も意欲的に通塾

料金比較

臨海セミナー

  • 中1英数国: 月額14,960円、中1英数国理社: 月額20,680円
  • 中2英数国: 月額20,900円、中2英数国理社: 月額27,500円
  • 中3英数国: 月額22,990円、中3英数国理社: 月額29,700円
  • 入塾金、登録手数料、維持費、模擬試験代、教材費は別途必要

栄光ゼミナール

  • 公式サイトでは詳細な料金情報は非公開(資料請求または教室への問い合わせが必要)
  • 第三者情報によると他の大手塾とほぼ同等の料金設定
  • 教材費、テスト費等は別途必要

コースと料金の特徴比較

臨海セミナーは通塾曜日や教科数によって明確に価格設定がされており、特に中学3年生は年間を通して段階的にカリキュラムが変化します。一方、栄光ゼミナールは学力レベルによるコース分けが特徴的で、特待生制度も充実しています。

両塾とも定期テスト対策に力を入れていますが、臨海セミナーは「無料の補習」として提供するのに対し、栄光ゼミナールは「授業内に組み込む」形で実施している点が異なります。

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】口コミから見る両塾の評判

臨海セミナーの評判

ポジティブな評価

熱心で分かりやすい指導

  • 「先生が面白くて楽しいし、真面目な時は真面目に切り替えがはっきりしている」
  • 「対応がとても丁寧だし、とにかく授業がわかりやすい。高い料金を払う意義を感じる」
  • 「質問をしたらわからないところをしっかりと教えてくれて理解するまでやってくれた」

効果的なテスト対策

  • 「地元の塾なので通う中学の定期試験に合わせたスケジュールを組んでくれている」
  • 「前に、あった問題を出やすい順にして解説もしてくれる。そして解き直しもあり最後まで手を抜かない」
  • 「学校ごとにテスト期間によってクラスを分けて指導してくれるのはいいなぁと思った」

その他の高評価ポイント

  • 自習室が自由に利用できる
  • 入退室メール通知で安心
  • 保護者会や面談で情報共有
  • 授業の質が良い
  • 駅近で通いやすい

ネガティブな評価

教材に関する意見

  • 「五教科なので仕方ないとは思うが、全てを使う訳ではないのに教材費が高い」
  • 「教材が多い。使わない教材もあるのではないかと感じる」

教室環境に関する意見

  • 「教室数が少なく、人がいっぱいいっぱいらしい」
  • 「子ども曰く教室を仕切るドアがないので、隣の部屋で行っている授業の声が丸聞こえらしい」
  • 「教室は適度な広さで、人数も適度であったと思います。コンビニの2階にあるため、時々コンビニにたむろしている学生がうるさかったと聞いています」

その他の不満点

  • 季節講習の料金が高い
  • 連絡不足
  • 自転車置き場がない、または狭い
  • 一部の講師の質にばらつきがある

栄光ゼミナールの評判

ポジティブな評価

熱心で分かりやすい指導

  • 「先生がとても面白くて、授業が楽しい!難しい内容も分かりやすく説明してくれるから、自然と勉強が好きになった」
  • 「授業中に分からないことがあっても、先生が丁寧に教えてくれるので、疑問を解消してから次に進める」
  • 「先生は、生徒一人ひとりの性格や学習状況を把握して、適切なアドバイスをくれる」

効果的なテスト対策・受験対策

  • 「定期テスト対策では、過去問を徹底的に分析し、出題傾向を掴んだ上で指導してくれる」
  • 「受験対策では、志望校に合わせた個別指導や、弱点克服のための補習など、きめ細かいサポート体制が整っている」
  • 「学校の授業の先取り学習を行うことで、学校の授業内容が復習になり、より深く理解できるようになった」

集中しやすい自習室

  • 「自習室は、静かで集中しやすい環境なので、勉強に集中できる。周りの生徒も真剣に勉強しているので、良い刺激になる」
  • 「自習室は、いつでも利用できるので、授業の前後に予習復習をしたり、テスト前に集中して勉強したりするのに便利」
  • 「自習室には、参考書や問題集が豊富に揃っているので、必要な時にすぐに利用できる」

その他の高評価ポイント

  • 少人数制なので、先生との距離が近く、質問しやすい
  • 生徒一人ひとりの個性や学習状況を尊重した指導
  • 保護者との連携を密に取る
  • 塾の雰囲気が明るく、楽しく通塾できる

ネガティブな評価

料金に関する意見

  • 「料金は高め。特に、季節講習や特別ゼミなど、追加料金がかかるものが多く、家計への負担が大きい」
  • 「教材費が高い。教材の量が多い割に、実際に使用するものは限られている」
  • 「兄弟割引があるが、割引率が低い」

教室環境に関する意見

  • 「教室が狭い。生徒数が多い時は、窮屈に感じる」
  • 「自習室が狭い。席数が少ないため、利用できない時もある」
  • 「教室の防音設備が不十分で、周りの音が気になる」

その他の不満点

  • 講師の質にばらつきがある
  • 宿題の量が多い
  • 授業の進度が速い

口コミから見える両塾の違い

両塾とも講師の質や丁寧な指導についての評価が高い点は共通していますが、特徴的な違いも見られます。臨海セミナーは地域に根差した学校別のテスト対策や「面倒見」が高く評価される一方、栄光ゼミナールは少人数制によるきめ細かな指導と自習環境の良さが特に評価されています。

料金面では臨海セミナーの方がやや割安という印象が強く、栄光ゼミナールは料金が高めという評価が見られます。また、臨海セミナーは教室環境、栄光ゼミナールは宿題の量についての不満が比較的多く見られるようです。

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】向いている生徒タイプと不向きな生徒タイプ

臨海セミナーに向いている生徒

  1. 定期テスト対策を重視したい生徒
    ・学校の定期テストでの点数アップを重視
    ・内申点対策を重要視している
  2. 都立高校を第一志望とする生徒
    ・特に特別推進校や地域の公立高校を志望
    ・日比谷・西・国立などの都立トップ校志望者
  3. 東京学芸大附属高校を志望する生徒
    ・同校への合格実績が突出して高い
    ・公立高校と国立附属校の両方を視野に入れている
  4. 部活との両立を図りたい生徒
    ・授業以外の補習や特別課題によるサポートが充実
    ・部活で疲れている生徒への配慮がある
  5. 「面倒見の良さ」を求める生徒
    ・質問しやすい環境で学びたい
    ・「できる」「点数が取れる」状態になるまでサポートを求める

臨海セミナーに向いていない生徒

  1. 自分のペースで学びたい生徒
    ・個別指導を強く希望する
    ・マイペースな学習スタイルを好む
  2. 教材が多すぎると感じる生徒
    ・シンプルな教材で効率的に学びたい
    ・教材の取捨選択を自分でしたい
  3. 静かな環境でないと集中できない生徒
    ・環境音に敏感で集中力が低下する
    ・より整った設備の自習室を求める
  4. 早慶やMARCH系の私立を第一志望とする生徒
    ・私立中高一貫校に特化した対策を求める
    ・上位私立校に特化した対策を希望
  5. 講師との相性を重視する生徒
    ・一部の講師の質にばらつきがあるため
    ・少人数での指導を強く希望する

栄光ゼミナールに向いている生徒

  1. 少人数制での学習を好む生徒
    ・10名程度の少人数クラスで学びたい
    ・先生との距離が近い環境を求める
  2. 一人ひとりに合わせた指導を求める生徒
    ・自分の特性や学習ペースに合わせた指導を希望
    ・個別のフォローを重視する
  3. MARCH系や難関私立高校志望の生徒
    ・MARCH附属・系列高校への合格実績が高い
    ・難関私立高校(城北・巣鴨・桐朋など)を志望する
  4. 自習環境を重視する生徒
    ・「i-cot」というブース型自習室で集中して学びたい
    ・授業外でも積極的に自習したい
  5. 特待生制度を活用したい成績優秀者
    ・通知表が良く、特待生制度の恩恵を受けられる
    ・料金面での優遇を求める

栄光ゼミナールに向いていない生徒

  1. 経済的な負担を軽減したい生徒
    ・料金が高めで、特に季節講習や特別講座の費用が追加
    ・教材費の負担を抑えたい
  2. 宿題の量が多いと感じる生徒
    ・宿題が多く、負担に感じることも
    ・部活や他の習い事との両立が難しい場合も
  3. 授業進度の速さについていけない生徒
    ・授業の進行が速く、理解が追いつかない可能性も
    ・基礎から丁寧に進めてほしい
  4. 都立トップ校を第一志望とする生徒
    ・都立高校への合格実績は臨海セミナーの方が高い
    ・特に特別推進校への対策を重視する場合
  5. 個別指導を強く希望する生徒
    ・集団授業が基本のため、完全な個別対応は難しい
    ・マンツーマン指導を求める

【臨海セミナー vs 栄光ゼミナール】あなたのお子様に合うのはどちら?

臨海セミナーを選ぶべき場合

  • 都立高校・国立附属を目指す生徒:
    都立高校(特に特別推進校)や東京学芸大附属高校など国立大学附属高校を志望する場合、臨海セミナーの実績と指導力は大きな強みになります。
  • 定期テスト対策を重視する生徒:
    各中学校別の無料定期テスト対策補習や学校の出題傾向に沿った対策が充実しており、内申点アップを目指す生徒に最適です。
  • 「面倒見」の良さを求める生徒:
    授業だけでなく、補習や課題管理など多方面からのサポートを求める生徒には、臨海セミナーの「面倒見」重視の方針が合っています。
  • 神奈川県の生徒:
    特に神奈川県の高校(中大横浜、法政第二、法政国際など)を志望する場合、地域に根差した指導が強みです。
  • 部活と両立したい生徒:
    部活動との両立をサポートする体制が整っており、時間的制約のある生徒にも配慮されています。

栄光ゼミナールを選ぶべき場合

  • MARCH附属・私立難関校を目指す生徒:
    MARCH系列高校や早慶ICU系の私立高校、特に難関私立校(城北・巣鴨・桐朋)を目指す場合、栄光ゼミナールの指導実績が活かせます。
  • 少人数制での学習を好む生徒:
    10名程度の少人数クラスで、一人ひとりにきめ細かい指導を求める生徒には最適な環境です。
  • 自習環境を重視する生徒:
    全教室に完備されたブース型自習室「i-cot」は、集中して学習できる環境を提供し、自学自習の習慣づけにも効果的です。
  • 優秀な成績で特待生を目指せる生徒:
    成績優秀者向けの特待生制度があり、学費負担を軽減できる可能性があります。
  • 一貫した指導を求める生徒:
    生徒カルテを活用した継続的かつ一貫した指導体制は、長期的な学力向上を目指す生徒に適しています。

最終的な選択ポイント

最終的には、お子様の性格や学習スタイル、志望校の種別、現在の学力などを総合的に考慮して選ぶことが重要です。また、実際に体験授業を受けてみて、お子様自身が「ここで学びたい」と思える環境かどうかを確認することをおすすめします。

臨海セミナーと栄光ゼミナール、両塾とも地域密着型の指導に強みを持っていますが、臨海セミナーが「面倒見と都立・国立対策」に強みを持つのに対し、栄光ゼミナールは「少人数制と私立中堅・難関校対策」に強みを持っています。志望校や学習スタイルに合わせた選択が、お子様の成長と目標達成につながるでしょう。

両塾とも地域に根差した熱心な指導で多くの合格者を輩出している実績ある学習塾です。お子様と一緒に体験授業に参加し、直接雰囲気を感じることが最良の選択につながります。この比較記事が、最適な塾選びの一助となれば幸いです。


【免責事項】 本記事は2025年3月の情報に基づいて作成しています。実際の料金やコース内容、合格実績は変更されている可能性がありますので、最新情報は各塾の公式サイトや説明会でご確認ください。

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この記事を書いた人

子どもの高校受験を経験し、共働き家庭ならではの視点で都立高校の情報を収集。塾通いや入試について意外と知られていない情報の多さに驚き、これから受験に挑む家庭のために、わかりやすく発信していこうと「都立高のトリセツ」に参画。

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