都立国立高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立国立高校は、東京都国立市に位置する都立の進学校であり、自由な校風と難関国公立大学合格者を輩出する高い進学実績で知られています。また学業とともに来場者1万人を超える日本一の文化祭と呼ばれる国高祭も有名で、多くの生徒が自主的に学業や行事・部活動に取り組み、幅広い分野で活躍しています。

この記事では国立高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「国立高校ってどんな雰囲気?」「部活は強いの?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立国立高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立国立高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

国立高校は、日比谷・西・戸山などと並び、東京都内の公立高校の中でもトップレベルの偏差値を誇ります。その偏差値は各情報サイトを確認すると下記のようになっています。

  • みんなの高校情報:73(東京9位、都立1位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):68(都立4位)
  • V模擬(60%合格基準):67(東京14位、都立3位)

都立高校では日比谷、西・立川(創造理数)に次いで、3番手と非常に高い入試難易度となっています。進学校として全国的にもトップレベルの大学合格実績を出していますので、高校入試時点でも高い学力と内申点が求められます。

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は昨年度は推薦入試が1月26日(土)と1月27日(日)、一般入試が2月21日(金)になります。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトを確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

尚、国立高校は日比谷・西・戸山・青山・立川・八王子東とともに進学指導重点校に指定されています。理社は他の都立高校受験と同じく共通問題となりますが、高い学力を判定するために、英国数の3教科は国立高校独自の問題となっています。

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入試倍率の推移

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.42倍3.44倍1.56倍1.53倍1.42倍1.38倍
2024年1.52倍3.55倍1.61倍1.56倍1.43倍1.41倍
2023年1.47倍3.32倍1.47倍1.47倍1.35倍1.31倍

入試倍率の特徴と傾向

国立高校(都立高校御三家の一つ)の入試倍率は、3年間を通して安定した人気を維持していることがわかります。

倍率の推移を見ると、2023年から2024年にかけて全ての入試区分で倍率が上昇し、2024年から2025年にかけては若干の低下が見られますが、2023年と比較すると全体的に高い水準を維持しています。

推薦入試は3年間を通して最も競争率が高く、常に3倍を超える倍率となっています。2024年に3.55倍のピークを記録した後、2025年は若干低下して3.44倍となっていますが、依然として高い人気を保っています。

一般入試の倍率も2023年の1.47倍から2024年に1.61倍へと上昇し、2025年は1.56倍と若干低下したものの、2023年よりも高い水準を維持しています。

合格倍率の推移(2023年:1.31倍→2024年:1.41倍→2025年:1.38倍)からも、国立高校が都立高校の中でも安定した人気を保ち続けていることが読み取れます。

都立高校御三家としての地位を反映し、他の多くの都立高校と比較しても安定した入試倍率を維持している点が特徴的です。特に推薦入試の高倍率は、同校の教育内容や進学実績への評価の高さを示していると言えるでしょう。

都立国立高校の歴史と伝統

東京都立国立高校は1940年(昭和15年)に旧制中学校の東京府立第十九中学校として開校されました。当時は日中戦争による資材不足からの校舎竣工が大きく遅れ、立川高校の前身で合った東京府立第二中学校(立川高校の前身)などの校舎を借りて授業が行われていたこともあったと言われています。

学校群制度時代には、従来学区トップ校であった都立立川高校と72群を組んだことも一因となり、1980年代中頃までは東京大学合格者数が30人を超える年もありました。以来、多摩地域を代表する進学校としての地位を築いています。

また国立高校の生徒たちは、学業だけでなく、部活動や学校行事にも積極的に参加し、人格の成長を重視しています。中でも「国高祭」や「第九演奏会」といった代表的な行事は、生徒が中心となって運営し、豊かな経験を積んでいます。

都立国立高校の立地と最寄り駅

都立国立高校は国立市という文教地区にあり、周辺には国立音楽大学や一橋大学などの教育機関が多く存在します。このため、知的で文化的な雰囲気が漂う地域です。国立市は緑が豊富で、静かで落ち着いた環境が特徴で、学生が学業に集中できる場所として理想的です。

住所東京都国立市東4-25-1
最寄り駅①JR中央線「国立」駅下車 徒歩15分
②JR南武線「谷保」駅下車 徒歩10分
③JR中央線「国立」駅より立川バス、京王バス乗車「国立高校前」下車徒歩3分
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