都立日野台高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都日野市に位置する都立日野台高校は、「叡智・情操・健康」を教育目標に掲げ、「高いレベルでの文武両道」を実践する進学指導推進校です。国公立大学や難関私立大学への高い進学実績を誇りながらも、部活動や学校行事にも力を入れる総合的な教育で知られています。

校章に込められた「Liberty(自由)」の精神のもと、グローバル社会で活躍できるリーダーを育成する教育環境が整えられた学校です。

この記事では日野台高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「日野台高校ってどんな雰囲気?」「部活は強いの?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立日野台高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立日野台高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

日野台高校の偏差値は、東京都から指定された進学指導推進校の1つであり東京都内の都立高校の中では入試難易度は上位に位置します。進学指導推進校として、難関大学を目指す生徒が多く集まり、入学時点から高い学力が求められます。多摩地区の進学指導指定校は重点校の国立高校、立川高校、八王子東高校、特別推進校の町田高校、国分寺高校、推進校の武蔵野北高校、日野台高校、小金井北高校、調布北高校、多摩科学技術高校、昭和高校と広いエリアにわずか11校しかないため、倍率も高くなりがちです。

  • みんなの高校情報:64(東京76位、都立20位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):62(都立18位)
  • V模擬(60%合格基準):58(東京112位、都立23位)

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は推薦入試が1月26日(日)と1月27日(月)、一般入試が2月21日(金)になります。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトをご確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

入試倍率推移

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校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.10倍1.57倍1.17倍1.20倍1.12倍1.10倍
2024年1.41倍2.52倍1.42倍1.39倍1.34倍1.32倍
2023年1.44倍2.78倍1.44倍1.44倍1.32倍1.32倍

入試倍率の特徴と傾向

日野台高校の入試倍率は、2023年から2024年にかけて若干の変動がある程度で比較的安定していましたが、2025年には全ての区分で大幅な低下を示しています。

2023年と2024年を比較すると、各倍率区分での変化は小さく、ほぼ横ばいの状態でした。推薦倍率は2.78倍から2.52倍へとやや低下したものの、合格倍率は両年とも1.32倍と変わりませんでした。

しかし、2025年になると全ての倍率区分で大幅な低下が見られます。特に推薦倍率は2024年の2.52倍から2025年には1.57倍へと約38%も低下しています。同様に、一般応募倍率も1.42倍から1.17倍へと約18%減少しています。

校長会調査時倍率の推移(1.44倍→1.41倍→1.10倍)からも、初期段階での志願意欲が大きく低下していることがわかります。

合格倍率も2023年・2024年の1.32倍から2025年には1.10倍へと低下しており、入試競争が大幅に緩和されています。1.10倍という数値は、ほぼ志願者全員が合格できる水準に近づいていることを示しています。

最終応募倍率と受検倍率の差も比較的小さく、出願後に受検を取りやめる受験生の割合が低いことがわかります。これは日野台高校を真剣に志望する受験生が多いことを示唆していますが、その絶対数は2025年に大きく減少しています。

2025年の全体的な倍率低下は、日野台高校の人気低下や、他校への志願者流出などが考えられます。また、地域の人口動態の変化や入試環境の変化なども影響している可能性があります。

全体として、日野台高校は2025年入試において競争率が大幅に緩和され、比較的入学しやすい状況になっていると言えるでしょう。

都立日野台高校の歴史と伝統

日野台高校は1979年12月19日に東京都立学校設置条例により設置され、翌1980年4月9日に東京都立拝島高等学校において第1回入学式が行われました。開校当初は東京都立館高等学校校舎が未完成だったため、一年間併置されていました。学校は神鋼電機(現:シンフォニア テクノロジー)東京工場の跡地に、隣接する日野市立大坂上中学校と一緒に建てられました。

同年に特別教室棟、体育館・格技棟(プール含む)が竣工し、1981年3月31日にグランド・外構工事が完了し、新設に伴う全工事が完了しました。同年10月30日には開校記念式典が挙行され、校歌も制定されました。

その後、1989年に創立10周年記念式典、1999年に創立20周年記念式典、2009年に創立30周年記念式典、2019年11月16日には創立40周年記念式典が挙行されるなど、着実に歴史を刻んできました。

2007年には東京都教育委員会より「進学指導推進校」に指定されました。2013年には海外帰国生徒・在京外国人生徒の募集を開始し、グローバル化にも対応しています。2014年から校舎の耐震性を強化する大規模改修工事が始まり、この間は校庭に仮設のプレハブ校舎を設置して授業を行いました。2018年10月31日には大規模改修工事が完了し、2021年には体育館のエアコン設置、2023年には格技棟のエアコン設置工事が完了するなど、施設面での充実も図られています。

校章は炎となって燃えさかる太陽を表す輪郭と、交差する縦横の矢印で構成され、自由の精神(Liberty)をかたどっています。この校章には「強い情熱をもって自らの力で向上・前進をめざす生徒の若々しい姿と、限りなく発展する学校」という意味が込められています。また、制服は2008年度に一新され、男女ともに濃紺を基調とした上品で洗練された印象のブレザースタイルとなっています。

都立日野台高校の立地と最寄り駅、周辺環境

日野台高校は東京都日野市大坂上四丁目に位置しています。最寄り駅はJR中央線の日野駅で徒歩約15分、豊田駅からは徒歩約20分です。バスを利用する場合は、八王子駅から京王電鉄バスの日50・八58系統で「日野自動車前」下車、徒歩4分となっています。また、豊田駅からは日05系統、高幡不動駅からは日02系統で「日野市役所」下車、徒歩15分でアクセスできます。

住所東京都日野市大坂上4丁目16−1
最寄り駅①JR中央線「日野駅」下車 徒歩13分
②JR中央線「豊田駅」下車 徒歩20分
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