都立八王子東高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立八王子東高等学校(八王子東高校)は、東京都八王子市にある進学校で、1976年の設立以来、地域に根ざしながら全国でも高い進学実績を誇っています。進学指導重点校としての役割だけでなく、探究活動やグローバル教育にも力を入れ、生徒の自主性と創造性を育むことに重点を置いています。

また、多彩な部活動やイベントが充実し、文武両道を掲げる校風が特色です。ここでは、八王子東高校の歴史や校風、教育方針、進学実績、施設などを詳しく紹介します。

目次

都立八王子東高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

東京都立八王子東高校は、都内有数の難関校として知られており、その入試難易度と進学実績は多くの受験生や保護者の注目を集めています。

入試に関しては、都内の都立高校の中でも非常に高い水準にあります。2003年からは国語・数学・英語の自校作成問題が導入され、難関大学を目指す生徒にふさわしい高度な問題が出題されています。八王子という地域柄、都心からの入学希望者は少ないものの、多摩地方の難関大学志望の中学生を多く集める人気校となっています。

  • みんなの高校情報:70(東京20位、都立6位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):65(都立9位)
  • V模擬(60%合格基準):63(東京39位、都立8位)

近年は高校入試倍率が減少傾向にありますが、逆に大学進学実績は上昇しており、今後入試倍率が再び上昇する可能性も考えられます。この充実した進学実績と高度な入試は、同校の教育方針や指導体制の優秀さを裏付けるものであり、受験を控えた中学生やその保護者にとって、進路選択の際の重要な判断材料となるでしょう。八王子東高校は、学問への真摯な取り組みと高い志を持つ生徒たちの夢を、確かな実績として結実させる場となっているのです。

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は昨年度は推薦入試が1月26日(土)と1月27日(日)、一般入試が2月21日(金)になります。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトを確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

尚、八王子東高校は日比谷・西・国立・戸山・青山・立川とともに進学指導重点校に指定されています。入試時の試験は、理科社会は他の都立高校受験と同じく共通問題ですが、英国数の3教科は八王子東高校独自の難易度の高いいわゆる自校作成問題となっています。

入試倍率推移

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.06倍2.03倍1.49倍1.52倍1.41倍1.39倍
2024年1.11倍2.27倍1.31倍1.36倍1.27倍1.25倍
2023年1.19倍1.57倍1.19倍1.19倍1.22倍1.20倍

入試倍率の特徴と傾向

八王子東高校の入試倍率は、全体としては上昇傾向にあることが見て取れます。特に一般入試関連の倍率(応募倍率、最終応募倍率、受検倍率、合格倍率)が着実に上昇しています。

一般応募倍率は2023年の1.19倍から2025年には1.49倍へと約25%上昇しており、合格倍率も1.20倍から1.39倍へと増加しています。一時期逓減傾向にありましたが、八王子東高校が徐々に人気を回復させていることを示唆しています。

推薦入試は2023年の1.57倍から2024年に2.27倍へと大きく上昇し、2025年は若干低下して2.03倍となりました。しかし、2023年と比較すると依然として高い水準を維持しています。

一方で、校長会調査時倍率は3年間で1.19倍から1.06倍へと若干低下しています。これは初期段階での志願意欲がやや減少している可能性を示していますが、最終的な倍率は上昇していることから、受験校として真剣に検討する生徒が増えていると考えられます。国立高校や立川高校などの多摩地区の他の進学校と比較すると倍率はまだ低い水準ですが、着実に競争率が高まっていることは、八王子東高校の教育内容や進学実績に対する評価が回復傾向にあることを示唆しています。

合格倍率が3年連続で上昇している点は、学校の人気が安定して回復していることを示す重要な指標と言えるでしょう。

都立八王子東高校の歴史と伝統

八王子東高校は、1976年に地域住民の強い要望によって開校しました。それ以前、八王子市と日野市では急速に人口が増加しており、新たな教育機関が必要とされていました。八王子競馬場や八王子牧場の跡地に校地を確保し、都議会への請願を経て開校に至りました。開校当初は他の都立名門校と異なり、旧制中学校の歴史を持たない「新設校」でしたが、進学指導の質の高さから短期間で地域の進学校としての地位を確立しました。

その後、1980年代には第七学区のトップ校としての地位を確立し、2001年には日比谷高校や戸山高校、都立西高校とともに進学指導重点校に指定されました。進学指導重点校の一つとして、難関国公立大学や有名私立大学への進学実績を伸ばし続け、地域社会から信頼される進学校へと成長しました。現在も、探究的な学びやグローバル教育を取り入れながら、生徒一人ひとりの進学や成長を支える役割を担っています。

都立八王子東高校の立地と最寄り駅

八王子東高校は東京都八王子市高倉町にあり、JR八高線北八王子駅から徒歩約16分、またはJR中央線豊田駅からもバスでアクセス可能です。校地はかつて八王子競馬場や八王子牧場の跡地に建設され、現在も緑豊かな自然環境に恵まれています。周辺には東京都立大学日野キャンパスや研究施設が点在しており、文教地区としての落ち着いた雰囲気が漂います。また、国道20号(甲州街道・日野バイパス)に面しており、商業施設やスーパーが点在するため、生活の便も良い地域です。

住所東京都八王子市高倉町68-1
最寄り駅①JR八高線 北八王子駅から徒歩11分
②JR中央線 豊田駅北口から 八王子駅北口行バスで「大和田坂上」下車、徒歩6分または平山工業団地循環バスで「旭が丘中央公園」下車、徒歩6分
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