都立青山高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立青山高等学校は、東京都渋谷区神宮前二丁目に位置する公立高校です。1940年に開校した府立十五中を前身とし、「青高」の略称で親しまれています。学校群制度時代から進学実績を伸ばし、現在は東京都教育委員会から進学指導重点校に指定されています。

立地は明治神宮外苑に隣接する好環境で、最寄り駅は銀座線外苑前駅です。教育目標として「身体」「知性」「情操」「個性」「社会性」の涵養を掲げ、「高きを望め、青山で。」をスローガンとしています。

進学実績向上のため、土曜授業や東大特別講座などの取り組みを行っています。入学者選抜では、2017年度から国語・数学・英語の3科目で自校作成問題を導入しています。1970年代から80年代半ばには東京大学合格者数が30-40人前後を数えるなど、難関大学への進学実績も有しています。

この記事では都立青山高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「青山高校ってどんな雰囲気?」「通学しやすい?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立青山高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立青山高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

東京都立青山高等学校は、東京都から進学指導重点校に指定されており、都立高校の中でも非常に高い入試難易度を誇っています。都立高校全体の中で見ると、トップの位置にある日比谷高校に次いで、西高校、立川高校(特に創造理数科)、国立高校、戸山高校などが上位に挙げられますが、青山高校もそれらに匹敵する難関校として定評があります。

  • みんなの高校情報:70(東京20位、都立6位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):67(都立6位)
  • V模擬(60%合格基準):65(東京20位、都立6位)

特に、青山高校は都心に位置し、交通の便が非常に良いため、毎年受験生からの人気が高く、入試倍率が非常に高い学校です。最寄り駅である外苑前駅から徒歩3分という立地は、都内の多方面からアクセスしやすいことも人気の要因の一つとなっています。

青山高校の特色の一つとして、私立大学の難関校への強い合格実績が挙げられます。早稲田大学や慶應義塾大学といった難関私立大学への現役合格者数は、他の進学指導重点校に引けを取らない成績を収めており、私立大学志望の生徒にとっては非常に魅力的な選択肢となっています。私立最難関の早慶上理医に加え、GMARCHなどの難関私立大学への進学者も多く、特に私立大学進学においては都内でもトップクラスの実績を誇ります。

さらに近年では、青山高校は国公立大学への現役合格者数も着実に増加してきています。東京大学や京都大学、一橋大学、東京工業大学などの最難関国公立大学への進学実績を積み上げるとともに、その他の国公立大学への進学者も増加しており、国公立志望の生徒にとっても魅力的な進学校へと発展しています。

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は昨年度は推薦入試が1月26日(土)と1月27日(日)、一般入試が2月21日(金)になります。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトを確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

尚、青山高校は日比谷・西・国立・戸山・立川・八王子東とともに進学指導重点校に指定されています。入試時の試験は、理科社会は他の都立高校受験と同じく共通問題ですが、英国数の3教科は青山高校独自の難易度の高いいわゆる自校作成問題となっています。

入試倍率(男女合同)の推移

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.75倍4.25倍2.04倍1.96倍1.72倍1.68倍
2024年1.70倍3.79倍2.11倍2.07倍1.86倍1.81倍
2023年1.79倍3.82倍2.01倍2.01倍1.79倍1.75倍

入試倍率の特徴と傾向

青山高校の入試倍率は、都立高校の中でも高い水準を維持しており、安定した人気を保っていることがわかります。

推薦入試において、2025年は4.25倍と3年間で最も高い倍率を記録しています。2024年の3.79倍から約12%上昇しており、推薦入試の競争が特に激化していることが見て取れます。

一方で、一般入試関連の倍率(応募倍率、最終応募倍率、受検倍率、合格倍率)は2025年にやや下降傾向を示しています。2024年と比較すると、合格倍率は1.81倍から1.68倍へと減少しています。校長会調査時倍率は3年間で大きな変動はなく、1.70倍~1.79倍の範囲で推移しており、青山高校への初期関心は安定していると言えるでしょう。

全体として、青山高校は2025年入試において推薦入試の人気が高まる一方、一般入試はやや競争率が緩和される傾向が見られます。しかし、依然として都内でも高い倍率を維持しており、人気校としての地位は揺るがないと言えるでしょう。

都立青山高校の歴史と伝統

東京都立青山高等学校は、1940年(昭和15年)に「府立第十五中学校」として創立されました。当時、赤坂区青山北町(現在の東京都港区青山)に校地を構えており、戦後に「東京都立青山中学校」へと改称されました。その後、1948年に学制改革によって新制高等学校へと移行し、1950年に「東京都立青山高等学校」として現在の名称が確立されました。

都内の名門進学校として知られ、特に1970年代から1980年代にかけて、東京大学に30〜40名程度の合格者を毎年輩出するなど、高い進学実績を誇っていました。青山高校はまた、学校群制度導入時には都立戸山高校と同じ群を組んでおり、共に都内有数の進学校としての地位を築いてきました。長年にわたる伝統と進学実績を背景に、現在も東京都教育委員会から進学指導重点校に指定され、難関大学への進学を目指す多くの生徒が集まる人気校となっています。

都立青山高校の立地と最寄り駅

青山高校は、東京都渋谷区神宮前二丁目に位置しており、交通の便が非常に良い立地です。最寄駅は東京メトロ銀座線「外苑前駅」で、徒歩わずか3分という利便性の高さが特徴です。また、都営大江戸線「国立競技場駅」やJR中央線「信濃町駅」「千駄ケ谷駅」からも徒歩圏内で、どの方面からもアクセスしやすい場所にあります。

住所東京都渋谷区神宮前2-1-8
最寄り駅①東京メトロ銀座線 外苑前駅 (出口3)より 徒歩3分
②都営地下鉄大江戸線 国立競技場駅より 徒歩15分
③JR中央・総武線 信濃町駅または千駄ヶ谷駅より 徒歩15分
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