東京都立狛江高等学校(通称:狛高)は、東京都狛江市に位置する都立の普通科高校で、進学指導研究校のひとつです。「自主・創造・友愛」の校訓のもと、1972年の創立以来50年以上にわたり、勉強も部活も行事も全力で取り組む「本気の青春」を掲げてきた学校です。
2024年度には東京都から理数研究校に指定され、従来のGE-NET20(英語教育)に加えて理系教育の強化にも乗り出しました。部活動ではダンス部が2025年度の全日本高校ストリートダンス全国大会で優勝を果たし、都立No.1の座を不動のものとしています。進学実績でも2026年度は国公立大学の合格者が14名→23名と大幅に増加し、進学指導研究校としての成果が数字に表れ始めています。
ここでは、狛江高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。
「狛江高校ってどんな雰囲気?」「ダンス部は本当に全国レベル?」「国公立大学にはどのくらい受かるの?」といった疑問にもお答えします。都立狛江高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!
都立狛江高校の入試倍率と偏差値
入学難易度(偏差値)
- みんなの高校情報:60
- 市進教育グループ(80%合格基準):57
- V模擬(60%合格基準):55
これらの偏差値から、都立高校の中では上位〜中の上位に位置する学校と言えます。学習意欲が高く、部活や行事にも全力で取り組む生徒が多いため、「勉強だけ」でも「部活だけ」でもない、バランスの取れた学校生活を送りたい受験生に人気があります。
同レベル帯の他校との比較|V模擬偏差値基準
| 偏差値 | 該当校 |
|---|---|
| 57 | 都立上野、都立多摩科学技術、江戸川女子、駒澤大高、佼成学園、淑徳巣鴨、聖徳学園、日大第三 |
| 56 | 都立文京、東京電機大高、日大櫻丘、創価 |
| 55 | 都立狛江、都立井草、都立小平、都立南平、都立目黒、専修大附属、多摩大目黒、桐朋女子、日大鶴ヶ丘、文教大付属 |
| 54 | 都立石神井、都立神代、都立豊島、八王子学園八王子、目黒日大、明法 |
| 53 | 都立江戸川、都立墨田川、都立調布南、都立東大和南、日大豊山、日大第一 |
狛江高校は市進偏差値55で、都立では調布北(58)や日野台(58)より3ポイント下、神代(54)や調布南(53)よりは上という位置づけです。同偏差値帯には専修大附属や日大鶴ヶ丘などの大学附属校も並んでおり、「附属校で大学進学を確保するか、狛江高校で一般受験にチャレンジするか」という選択になる受験生もいるでしょう。
併願パターンと受験戦略
狛江高校を第一志望とする受験生が併願先として検討しやすい私立校には、以下のような学校があります。コース制を採用している学校も多く、コースによって偏差値が大きく変わるので、志望コースごとの難易度を必ずチェックしましょう。
※V模擬偏差値(60%合格基準)の学校全体のレンジ表記。
- 桜美林:58〜64(コース制)
- 佼成学園:57〜61(コース制)
- 駒澤大学高校:57
- 日大櫻丘:56〜60(コース制)
- 日大鶴ヶ丘:55〜61(コース制)
- 八王子学園八王子:54〜64(コース制)
- 杉並学院:52〜56(コース制)
いずれも上位コースは狛江高校より高い偏差値、標準コースなら同等〜やや入りやすいという構造の学校が多いのが特徴です。日大櫻丘・日大鶴ヶ丘・駒澤大学高校のような大学附属校を安全校にして一般受験に挑むか、それとも附属校のほうを本命に据えるかは、大学進学の方針によって判断が分かれるところです。併願先を検討する際はどのコースで合格できる見込みかを確認したうえで、戦略を組み立ててください。
入試倍率の推移
| 年度 | 校長会 調査時 | 推薦 応募 | 一般 応募 | 一般 最終応募 | 受検 | 合格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 | 1.48倍 | 2.58倍 | 1.68倍 | 1.68倍 | 1.49倍 | 1.47倍 |
| 2025年 | 1.74倍 | 3.11倍 | 1.85倍 | 1.81倍 | 1.67倍 | 1.64倍 |
| 2024年 | 1.45倍 | 2.92倍 | 1.66倍 | 1.61倍 | 1.47倍 | 1.45倍 |
| 2023年 | 1.85倍 | 3.52倍 | 1.85倍 | 1.71倍 | 1.57倍 | 1.55倍 |
2026年度入試の倍率のポイント
2026年度は前年(2025年度)から全体的に倍率が下がった年でした。一般入試の合格倍率は1.47倍で、2024年度の1.45倍に次ぐ低水準です。
注目すべきは推薦入試の倍率の変動です。2023年度に3.52倍を記録した推薦倍率は、2025年度に3.11倍、2026年度には2.58倍まで低下しました。3年連続で下がり続けており、推薦入試では相対的に挑戦しやすい年だったと言えます。
一方で、4年間を通して見ると、狛江高校の一般入試は合格倍率1.45〜1.64倍のレンジで安定しています。倍率が下がった年でも「3人に1人は不合格になる」水準であり、油断できない入試が続いていることに変わりはありません。
都立狛江高校の立地と最寄り駅、周辺環境
狛江高校は、東京都狛江市元和泉に位置し、小田急線「和泉多摩川駅」から徒歩わずか3分という都立高校のなかでもトップクラスの駅近環境にあります。狛江駅(徒歩10分)やJR南武線の登戸駅(徒歩15分)からもアクセスでき、調布・登戸・新百合ヶ丘方面からの通学にも便利です。
| 住所 | 東京都狛江市元和泉3-9-1 |
| アクセス | 小田急線「和泉多摩川駅」徒歩3分 JR南武線「登戸駅」徒歩15分 小田急線「狛江駅」徒歩10分 |
最寄り駅からのアクセス
学校のすぐ南側には多摩川の河川敷が広がっており、都立高校としては珍しい自然豊かなロケーションです。50期生徒会長のY.N.さんは「学校の近くを流れる多摩川の朝焼けや夕焼けは本当に美しく、日差しに溶けこむ狛高の姿を友人と眺めた思い出は色濃く残る青春の1ページ」と振り返っており、多摩川の風景は狛高生の記憶に深く刻まれているようです。
一方、最寄りの和泉多摩川駅周辺は落ち着いた住宅街で、大型の商業施設はありません。コンビニや飲食店は駅前にいくつかありますが、派手な繁華街とは無縁の環境です。放課後にふらっと遊びに行くなら隣の狛江駅や登戸駅が中心になるでしょう。その分、勉強にも部活にも集中しやすい環境が整っているとも言えます。
都立狛江高校の校風|「本気の青春」を全員で作り上げる学校
狛江高校の校訓は「自主・創造・友愛」。ただ、このフレーズだけでは中学生や保護者の方には学校の空気感が伝わりにくいかもしれません。ここでは具体的なエピソードや仕組みから、狛江高校の校風を掘り下げてみます。
「本気モード」が伝播する環境——勉強も部活も行事も手を抜かない
狛江高校でまず目を引くのは、「何かひとつだけ頑張る」のではなく、すべてに全力を注ぐ生徒が多いということです。ダンス部で全国優勝を果たした生徒が進路活動と夏休みの練習を両立していたり、サッカー部で都リーグ昇格を目指す生徒が定期テストで成績を一気に引き上げたり、「どちらか」ではなく「どちらも」が当たり前の空気があります。
こうした姿勢は個人の資質だけでなく、周囲との相互作用から生まれている面が大きいようです。在校生のY.S.さん(サッカー部所属)は
「仲間たちとの深い絆を感じられるからこそ辛いことにも頑張れる」
と語っており、52期生徒会長のH.I.さんも
「先生方、先輩方が培ってきた狛江高校の環境や校風がそうさせてくれる」
と、個人ではなく環境が本気を引き出す構造になっていることを指摘しています。
入学前は「そこまで頑張れるかな」と不安に思う受験生もいるかもしれませんが、狛高の空気のなかに入ると自然とスイッチが入る——そんな声が卒業生からも在校生からも共通して聞こえてきます。
先生との距離の近さ——「自分から動けば、全力で応えてくれる」
進学指導研究校として組織的な進路指導体制が整っているのはもちろんですが、狛江高校の特徴はそれ以上に先生と生徒の距離の近さにあります。
たとえば、面接練習や小論文添削を個別に何度も重ねてもらえたり、受験科目に特化した特別講座が開かれたり、志望大学の過去問対策を個別に指導してもらえたり——必要な支援を先生に相談すれば、具体的な形で返ってくる環境です。49期生徒会長のS.T.さんは
「現在通う大学は先生に薦められて受験した大学です。合格した大学は青学のみだったので先生には感謝しかありません」
と振り返っており、進路選択そのものにまで先生の関わりが及んでいることがわかります。
早稲田大学に進学したR.M.さん(2024年度卒)は、この関係性を端的に表現しています。
「狛高のいいところは自主性を重んじ、先生方が生徒を信頼してくださっているところ。何より助けを求めれば先生方が全力でサポートしてくれます」。
強制ではなく、生徒の自発性を信じて待つ。だからこそ、動いた生徒には全力で応える——これが狛江高校の先生と生徒の関係です。
授業のスタイル——進度より「思考する習慣」を重視
東京科学大学に進学したS.S.さん(2024年度卒)によると、狛江高校の授業は進度こそゆっくりですが、その分「考えさせる」設計になっているとのこと。「一見入試には関係ないように思える授業も、先生方が試行錯誤の上、生徒のために作り上げた授業」であり、「その意図をしっかり考えて取り組むことで必ず役に立つ」と述べています。
これは進学指導研究校としての授業改善の方向性とも重なります。知識を詰め込むのではなく、「なぜ今これを学んでいるのか」を生徒自身が考える習慣をつけることで、受験期に入ったときにスムーズに基礎が活きてくる——S.S.さんも
「常に思考しながら授業を受け続けたことで基礎が定着し、受験勉強をスムーズにスタートできた」
と実感を語っています。
生徒主体の学校運営——見学会もイベントも生徒が動かす
狛江高校の「自主」は校訓の一文字にとどまらず、学校運営の実務レベルにまで浸透しています。その象徴が学校見学会の運営です。
一般的な都立高校では見学会の運営は教員主導ですが、狛江高校では生徒会が主体となって運営しています。学校紹介のスライド作成、部活動紹介動画の制作、会場設営、来場者の誘導——すべてを生徒自身が企画・実行します。50期生徒会長のY.N.さんは
「やることが多く大変でしたが、来場者から『ありがとう』と声をかけていただき、やりがいと挑戦することの大切さを感じました」
と語っています。
文化祭(公孫樹祭)や合唱祭、体育祭も同様に生徒主体で進められるため、「与えられた行事をこなす」のではなく、「自分たちで作り上げる」経験を3年間で何度も積めるのが狛江高校の特徴です。受験生のみなさんが見学会に参加した際は、案内してくれる先輩たちの動きそのものが、この学校の校風を映し出しているはずです。
都立狛江高校の大学合格実績と進路指導
狛江高校は進学指導研究校に指定されており、国公立大学から難関私立大学まで、毎年一定数の合格者を輩出しています。2026年度(2026年3月卒)は国公立大学が前年の14名から23名へ大幅に増加した一方、GMARCHは167名→142名と25名減少するなど、明暗が分かれた年となりました。
2026年度のポイント
①国公立大学が23名(+9名)と大きく伸長。
牽引したのは東京都立大学の5名→9名(+4名)を筆頭とした関東圏の国公立大学です。東京学芸大学(0→2名)、東京外国語大学(0→1名)、横浜国立大学(0→1名)、東京農工大学(0→1名)と、前年ゼロだった大学に合格者が出たことで、合格先の幅が一気に広がりました。卒業生に対する国公立合格率は4.4%→7.3%に上昇しており、進学指導研究校としての取り組みが数字に表れてきた年と言えます。
②GMARCH142名(▲25名)——ただし、法政の▲21名が大部分を占める。
法政大学が61名→40名と21名減少し、これだけでGMARCH全体の減少幅(▲25名)のほとんどを説明できます。一方で明治大学は22名→28名(+6名)、中央大学は36名→39名(+3名)と伸びており、法政を除けばGMARCHは概ね横ばいです。「GMARCH激減」と見るよりは、法政への集中が分散した年と見るほうが実態に近いでしょう。
③日東駒専が152名→188名(+36名)の大幅増。
私立全体に占める日東駒専の比率は19.7%→25.1%に上昇しました。GMARCHとの併願で日東駒専を手堅く確保する受験戦略が広がったことがうかがえます。
国公立大学 現役合格者数
| 大学群 | 2026年度 | 2025年度 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 東京一科(一橋1) | 1 | 1 | ±0 |
| 旧帝・TOCKY(筑波1・横国1) | 2 | 1 | +1 |
| 関東国公立(都立大9・学芸2 他) | 17 | 10 | +7 |
| その他国公立 | 3 | 2 | +1 |
| 合計 | 23 | 14 | +9 |
2026年度の国公立は関東国公立の+7名が全体を牽引しました。東京都立大学が5→9名と倍近くに増えたのに加え、東京学芸大学・東京外国語大学・横浜国立大学・東京農工大学など、前年ゼロだった大学に合格者が出たのが大きなトピックです。東京一科は一橋大学1名で前年と同水準。最難関層の厚みはこれからの課題ですが、その手前の関東国公立が着実に伸びており、進学指導研究校としての土台が固まりつつあります。
卒業生に対する国公立合格率
| 区分 | 2026年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 東京一科 | 0.3% | 0.3% |
| 旧帝・TOCKY | 0.6% | 0.3% |
| 関東国公立 | 5.4% | 3.2% |
| その他国公立 | 0.9% | 0.6% |
| 合計 | 7.3% | 4.4% |
国公立合格率は4.4%→7.3%と約1.7倍に上昇しました。特に関東国公立が3.2%→5.4%と大きく伸びています。「卒業生の約14人に1人が国公立に合格する」水準に達しており、都立中上位校として確かな実績を積み上げています。
早慶上理ICU 現役合格者数
| 大学名 | 2026年度 | 2025年度 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 7 | 6 | +1 |
| 慶應義塾大学 | 2 | 4 | ▲2 |
| 上智大学 | 5 | 3 | +2 |
| 東京理科大学 | 5 | 2 | +3 |
| 国際基督教大学 | 0 | 0 | ±0 |
| 合計 | 19 | 15 | +4 |
早慶上理ICUは合計で15名→19名(+4名)と堅調に推移しました。なかでも東京理科大学が2名→5名(+3名)に伸びたのが目を引きます。2024年度に理数研究校の指定を受けた狛江高校にとって、理系最難関私大の合格者増は明るい材料です。慶應義塾大学は4→2名とやや減りましたが、早稲田・上智がそれぞれ伸びており、最難関私大への対応力は全体として上向きと言えます。
GMARCH 現役合格者数
| 大学名 | 2026年度 | 2025年度 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 学習院大学 | 3 | 7 | ▲4 |
| 明治大学 | 28 | 22 | +6 |
| 青山学院大学 | 18 | 23 | ▲5 |
| 立教大学 | 14 | 18 | ▲4 |
| 中央大学 | 39 | 36 | +3 |
| 法政大学 | 40 | 61 | ▲21 |
| 合計 | 142 | 167 | ▲25 |
GMARCH全体では▲25名ですが、内訳を見ると法政大学の▲21名が減少幅の大部分を占めています。法政は前年61名と突出して多かったため、その反動と見るのが自然でしょう。一方で明治大学は22→28名(+6名)と過去最高水準に達し、中央大学も36→39名と微増。GMARCHの中心が法政から明治・中央にシフトする動きが見られます。狛江高校からのGMARCH合格者は毎年140〜170名のレンジで安定しており、私立進学のボリュームゾーンであり続けていることに変わりはありません。
大学群別サマリー
| 大学群 | 2026年度 | 2025年度 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 早慶上理ICU | 19 | 15 | +4 |
| GMARCH | 142 | 167 | ▲25 |
| 四工大+農 | 60 | 53 | +7 |
| 日東駒専 | 188 | 152 | +36 |
| 私立全体 | 748 | 773 | ▲25 |
大学群別に見ると、上位層(早慶上理ICU)と理系実学系(四工大+農)が伸び、ボリュームゾーン(GMARCH)がやや縮小、日東駒専が大幅増という構図です。私立全体の延べ合格者数は748名→773名で25名減っていますが、これは1人あたりの受験校数が絞り込まれた結果と見ることもでき、量より質の受験戦略にシフトしている可能性もあります。四工大+農の+7名増は、理数研究校指定後の理系志望者の増加を反映しているかもしれません。
私立合格者の構成比(延べ合格数に対する割合)
| 大学群 | 2026年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 早慶上理ICU | 2.5% | 1.9% |
| GMARCH | 19.0% | 21.6% |
| 四工大+農 | 8.0% | 6.9% |
| 日東駒専 | 25.1% | 19.7% |
構成比で見ると、早慶上理ICUの比率が1.9%→2.5%に上昇し、難関上位層の存在感が増しています。GMARCHは21.6%→19.0%に低下しましたが、これは法政の減少による一時的な変動の影響が大きいでしょう。注目すべきは日東駒専の比率が19.7%→25.1%と大幅に上がった点で、私立合格者の4人に1人が日東駒専という計算になります。GMARCH挑戦組が併願で日東駒専を手堅く押さえる受験パターンが定着してきていることがうかがえます。
合格実績から見える狛江高校の進路傾向
2026年度の全体像をまとめると、「国公立と早慶上理が伸び、GMARCHが法政の減少により縮小、日東駒専が大幅増」という構図です。
国公立の伸びは東京都立大学を中心とした関東圏の中堅国公立が牽引しています。最難関の東京一科は1名で横ばいですが、その下の層が確実に厚くなってきており、進学指導研究校としての蓄積が実を結びつつある段階と見てよいでしょう。
卒業生の声からも、この傾向の裏側にある進路指導の手厚さが見えます。国立看護大学校に合格したA.K.さんは
「普段の授業や定期テストにしっかり取り組むことで学んだことが定着し、受験に活かすことができた」
と語っており、日常の学びと受験が地続きになっている狛江高校の指導スタイルが、国公立受験の成果にもつながっていることがうかがえます。
都立狛江高校のイベント・学校行事
都立狛江高校の学校行事
公孫樹祭(体育祭・文化祭)|狛高最大のイベント
狛江高校の看板行事が「公孫樹祭」です。体育祭と文化祭の総称で、2025年度の文化祭は第53回を迎えました。9月6日(土)・7日(日)の2日間、一般公開で開催されています。
在校生のY.S.さんは
「自分たちがやりたいことを実現できる学校行事がある。これらに挑戦する狛高生の本気度はきっと他校とは比べものにならない」
と語っており、生徒が企画・運営を主導する行事として定着しています。受験生にとっても在校生の雰囲気を肌で感じられる絶好の機会なので、志望校として検討している方はぜひ足を運んでみてください。
台湾修学旅行|海外で広がる視野
狛江高校の修学旅行は台湾で実施されています。51期生(2024年10月)は中正記念堂・忠烈祠の見学や市内観光を行い、52期生(2025年9月)も同じく台湾を訪問しました。2年連続で台湾が行き先に選ばれており、現地の文化や歴史に直接触れる学びが行程に組み込まれています。
GE-NET20(英語教育研究推進校)およびキラウィ短期交換留学の実施校として、修学旅行だけでなく日常的に国際的な視野を広げる機会が用意されているのも狛江高校の特色です。
合唱祭|クラスの一体感が生まれる行事
毎年2月頃に開催される合唱祭は、クラス対抗で歌声を競い合う行事です。体育祭や文化祭とはまた違う「クラスの一体感」を味わえるイベントで、練習期間を通じてクラスの結束が一気に深まると多くの在校生が語っています。
校外学習
1年生は4月に校外学習が実施されており、入学直後のクラスメイトとの関係づくりの場として位置づけられています。
年間行事カレンダー
| 月 | 主な行事 |
|---|---|
| 4月 | 始業式、入学式、新入生歓迎会、実力テスト |
| 5月 | 校外学習(遠足)、生徒総会、公孫樹祭(体育祭)、中間考査 |
| 6月 | 面談週間、GTEC(2・3年)、実力テスト(3年) |
| 7月 | 期末考査、国際理解講座、実力テスト、芸術鑑賞教室、終業式、夏期講習、部活動合宿 |
| 8月 | 部活動合宿、キラウィ短期留学 |
| 9月 | 始業式、課題テスト、実力テスト、公孫樹祭(文化祭) |
| 10月 | 修学旅行(2年・台湾)、中間考査、実力テスト、大使館訪問 |
| 11月 | 実力テスト、面談週間、キラウィ受け入れ、生徒総会 |
| 12月 | 期末考査、終業式、冬期講習 |
| 1月 | 始業式、課題テスト、実力テスト、GTEC(1年) |
| 2月 | 合唱祭 |
| 3月 | 学年末考査、球技大会、卒業式、修了式 |
※このほか、キラウィ短期交換留学や国際交流プログラムなども随時実施されています。
都立狛江高校の部活動|ダンス部は全国優勝、文化部・運動部ともに多彩な実績
狛江高校は運動部・文化部ともに活発で、多くの生徒が部活動に所属しています。なかでもダンス部は都立高校No.1の実績を誇り、2025年度には全国大会で優勝を果たしました。運動部ではサッカー部・野球部に特別推薦枠があり、文化部では筝曲部が全国レベルの成果を残すなど、「文武両道」を実績で裏づけている学校です。
【全国優勝】ダンス部|都立No.1、全国の舞台でも頂点に
狛江高校のダンス部は、当サイトの都立強豪ランキングでNo.1に位置づけられる都立屈指の強豪です。
2025年度最大のニュースは、8月に大阪・Asueアリーナ大阪で開催された「全日本高校ストリートダンス クライマックス2025 FINAL」での優勝。日本最大級の高校ストリートダンスコンテストに全国から予選を勝ち抜いた58チームが集まるなか、チーム「LO*A」が頂点に立ちました。公式サイトによると、3年生は進路活動と両立しながら夏休みも練習を重ね、つかみ取った結果とのことです。
このほかにも2025年度は複数の全国大会・関東大会で成果を上げています。
ダンス部の2025年度主要実績
| 大会名 | 結果 |
|---|---|
| 全日本高校ストリートダンス クライマックス2025 FINAL | 優勝 |
| 全日本高校チームダンス選手権 関東大会 大編成部門 | 優勝→全国大会出場 |
| 全日本高校チームダンス選手権 関東大会 小編成部門 | 審査員特別賞 |
| ダンススタジアム 東京都大会予選 ビッグクラス | 優勝→全国準決勝出場 |
| ダンススタジアム 東京都大会予選 スモールクラス | 3位→全国準決勝出場 |
| Dance Club Championship | 関東大会→全国大会出場決定 |
| マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2025 | 決勝大会出場 |
過年度の実績も含めると、ダンススタジアム全国2位(50期)、春のダンススタジアム東日本大会優勝3連覇(51期)と、年々ステージを上げてきました。「楽しく厳しく、メリハリをつけて活動する」という部のモットーのもと、大人数が在籍する活気ある部活です。


【注目】筝曲部|全国2位相当の実力、都立屈指の文化部
文化部のなかで特に注目したいのが筝曲部です。2023年の全国高等学校総合文化祭(かごしま総文)日本音楽部門で文化庁長官賞(全国2位相当)を受賞し、国立劇場での優秀校東京公演にも出場した実績を持ちます。都内の中央大会でも優秀賞・第1位を獲得するなど、都立高校の筝曲部としては異例の全国レベルです。初心者からのスタートでも全国を目指せる環境が整っています。
運動部の主な実績
| 部活名 | 主な実績 |
|---|---|
| 男子サッカー部 | T3リーグ昇格、関東予選出場。特別推薦あり |
| 硬式野球部 | 秋季都大会本大会出場。特別推薦あり |
| バドミントン部 | 関東公立大会都予選 男子優勝 |
| 水泳部 | 関東大会出場 |
| 陸上競技部 | 都大会 女子100mH 8位入賞、関東大会出場(三段跳・100mH) |
| 女子サッカー部 | 新人戦都ベスト8、1部リーグ3位 |
| 男子バスケットボール部 | 夏季5校リーグ優勝 |
| 女子硬式テニス部 | 都ベスト32 |
| 剣道部 | 国公立大会 女子団体ベスト16 |
男子サッカー部は「東京制覇」を目標に掲げ、T3リーグ昇格・関東予選出場と着実にステップアップしています。硬式野球部も秋季都大会本大会に出場しており、サッカーと野球の2種目で特別推薦枠が設けられているのは、都立中上位校としては手厚い体制です。バドミントン部の関東公立都予選男子優勝、水泳部・陸上競技部の関東大会出場など、個々の部活が都大会〜関東大会レベルで存在感を発揮しています。


文化部の主な実績
| 部活名 | 主な実績 |
|---|---|
| 筝曲部 | 都大会3位。かごしま総文 文化庁長官賞(全国2位相当) |
| 軽音楽部 | 都大会決勝進出(都ベスト24)。2022年度全国総文出場 |
| 吹奏楽部 | コンクールB組銀賞、アンサンブルコンテスト金賞・銀賞 |
| 美術部 | 中央展奨励賞 |
| 英語研究部 | 青少年英語スピーチコンテスト審査員特別賞 |
軽音楽部は都大会決勝の常連で、2022年度には全国高等学校総合文化祭にも出場。全国大会出場を目標に、オリジナル曲の制作にも取り組んでいます。吹奏楽部はアンサンブルコンテストで金賞を獲得するなど、文化部全体の層の厚さが狛江高校の特徴です。
そのほかの部活動一覧
運動部はほかにも男女バレーボール部、ラグビー部、ソフトテニス部、卓球部など、文化部はサイエンス部、弦楽合奏部、合唱部、茶道部、華道部、漫画研究部、パソコン部、JRC部などがあります。サイエンス部は2024年度の理数研究校指定を受けて東京サイエンスフェアでの研究発表を始めるなど、活動の幅を広げています。
都立狛江高校の学校施設
狛江高校は、部活動と学習の両方をしっかり支える施設環境が整っています。
スポーツ施設は、グラウンドに加えてテニスコート5面、アリーナ・サブアリーナ、屋上プールを備えています。テニスコート5面は都立高校としてはかなり恵まれた環境で、男女硬式テニス部・ソフトテニス部が日常的に活用しています。アリーナとサブアリーナの2体育館体制により、バスケットボール部・バレーボール部・バドミントン部・ダンス部などの屋内競技部が練習場所を確保しやすい点もメリットです。
学習施設としては、自学自習室が放課後の自主学習に開放されています。卒業生のS.T.さん(青山学院大学進学)も「自習ができる環境も整っているので校内で空いた時間にすぐさま集中して勉強できることもよかった」と振り返っており、部活後にそのまま学校で勉強できる動線が確保されています。このほか、PC教室、図書館、音楽室なども整備されています。
都立狛江高校の制服
現行の制服はブレザータイプで、夏服と冬服が用意されています。女子生徒はスカートとスラックスから選択できるのも特徴です。
まとめ|「本気の青春」を送りたい中学生へ
都立狛江高校は、偏差値55〜60の都立中上位校でありながら、勉強・部活・行事のすべてに「本気」で取り組む生徒が集まる学校です。
2026年度は国公立大学の合格者が14名→23名に大幅増加し、進学指導研究校としての成果が数字に表れ始めました。ダンス部が全国大会で優勝を果たし、筝曲部は全国2位相当の実績を持ち、サッカー部・野球部には文化・スポーツ等特別推薦枠がある——進学実績と部活動実績の両面で裏づけのある「文武両道」が、この学校の強みです。
和泉多摩川駅から徒歩3分という通いやすさ、多摩川に面した自然豊かなロケーション、台湾修学旅行やキラウィ留学をはじめとする国際交流プログラム——こうした環境のなかで、周囲の仲間に刺激されながら「自分のやりたいこと」に全力で向き合える3年間が待っています。
卒業生の声に共通しているのは、「先生は自分から動いた生徒を全力で支えてくれる」ということ。自分からアクションを起こす意志さえあれば、狛江高校はそれを受け止め、伸ばしてくれる学校です。
52期生徒会長のH.I.さんの言葉を借りれば、「本気の青春を送りたいと思ったら、狛江高校がおすすめです」。学校見学会は生徒会が主体となって運営しており、在校生のリアルな姿を間近に見ることができます。気になった方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

<参照元>
ページ内の大学合格実績は各高校のホームページやパンフレットを参照しています。しかしながら、参照したタイミングによっては速報データであったり、年度をまたぎ変更となっている場合もありますので、正確なデータは各都立高校の最新データをご確認ください。
・狛江高校公式サイト https://www.metro.ed.jp/komae-h/

