都立竹早高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立竹早高等学校は、1900年に設立された東京府立第二高等女学校を前身とする、123年の歴史を誇る伝統校です。「自主自律」の精神のもと、「眞実一路」「清新溌剌」「協同親和」を校訓として掲げ、次代を担うリーダーの育成に取り組んでいます。現在は東京都教育委員会より「進学指導推進校」「理数研究校」「英語教育研究推進校」「海外学校間交流推進校」の指定を受け、充実した教育活動を展開しています。生徒の主体的な学びを重視し、「まっすぐ、高く、しなやかに、伸ばす」という教育理念のもと、確かな学力と豊かな人間性を育む教育を実践しています。国際化や情報化が進む社会において、持続可能な未来を創造できる人材の育成を目指し、日々の教育活動に取り組んでいます。

この記事では竹早高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「竹早高校ってどんな雰囲気?」「部活は強いの?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立竹早高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立竹早高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

進学指導推進校として、大学進学に対応できる確かな学力を持つ生徒を求めています。入学後は基礎から応用まで、レベルの高い授業が展開されるため、予習・復習をしっかりと行い、日々の課題にも真摯に取り組む姿勢が求められます。

特色ある入学者選抜として、1980年から実施している海外帰国生徒の受け入れがあります。帰国生徒による「Tトーク」(海外での生活体験を交えたプレゼンテーション)は、在校生の国際理解を深める貴重な機会となっています。

生徒の出身中学校は23区全域と6市に及び、特に板橋区・練馬区・足立区・北区・江戸川区からの入学者が多くなっています。通学の便宜を図るため、茗荷谷駅・後楽園駅のどちらからでも通学定期券を購入できる配慮もなされています。

  • みんなの高校情報:67(東京45位、都立14位)
  • 市進教育グループ(80%合格基準):64(都立11位)
  • V模擬(60%合格基準):62(東京48位、都立10位)

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は推薦入試が1月26日(土)と1月27日(日)、一般入試が2月21日(金)に行われました。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトをご確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

入試倍率の推移(男女合同)

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校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.31倍2.45倍1.53倍1.53倍1.43倍1.42倍
2024年1.81倍3.62倍1.79倍1.77倍1.67倍1.65倍
2023年1.90倍3.48倍1.99倍1.99倍1.79倍1.77倍

入試倍率の特徴と傾向

竹早高校の入試倍率は、2023年から2025年にかけて全体的に下降傾向を示しています。

特に2025年は前年から大きく低下しており、校長会調査時倍率が1.81倍から1.31倍へ、推薦倍率が3.62倍から2.45倍へ、合格倍率が1.65倍から1.42倍へと減少しています。2025年度は受検人数は2024年度とほぼ変わらないものの、募集定員が32人(1クラス分)増加したことが倍率低下の主な要因となっています。

3年間の推移を見ると、どの入試区分でも徐々に競争率が緩和されており、特に2025年は大幅な倍率低下が見られます。定員増加という要因を考慮すると、竹早高校自体の人気が大きく低下したというよりは、学校側の収容力が高まったことが数値に反映されていると解釈できます。

推薦入試は3年間を通して最も競争率が高い入試区分となっていますが、2025年は前年比で約32%の倍率低下となっています。

2025年度の単年度のみの定員増加なのか来年度以降も増枠したままなのか不明のため倍率がどう変化していくかは想像しづらいですが、受検人数が維持されている点を考慮すると、学校への関心自体は安定していると考えられます。

都立竹早高校の歴史と伝統

竹早高校は1900年、東京府第二高等女学校として創設されました。創立当初から1945年まで、校長・教職員は東京府女子師範学校(現・東京学芸大学)と兼務で、学校行事も合同で実施されるなど、教育者養成の伝統とも深く結びついていました。戦前は「浅草の第一(白鷗)、小石川の第二(竹早)、麻布の第三(駒場)」と並び称される高等女子教育の名門として、その名を馳せていました。

1921年にアントワープ五輪後に着任した金栗四三教諭を中心とした体育教育の充実で、第1回東京女学生庭球大会の開催や、1923年の第6回極東選手権競技大会での「竹早チーム」の活躍など、スポーツの面でも輝かしい歴史を刻んでいます。1929年には活動しやすいセーラー服の制服や校章が制定され、1934年には3階建て鉄筋コンクリートの新校舎が竣工するなど、時代の先端を行く学校としての歩みを続けてきました。

1949年に男女共学となり、1950年に現在の校名である「東京都立竹早高等学校」と改称。1980年からは帰国子女の受け入れを開始し、国際色豊かな学校としての新たな特色を打ち出しています。2001年の創立100周年を経て、現在は進学指導推進校として、また理数研究校、英語教育研究推進校、海外学校間交流推進校として、新たな時代に即した教育活動を展開しています。

都立竹早高校の立地と最寄り駅、周辺環境

竹早高校は東京都文京区小石川に位置し、東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩10分、後楽園駅から徒歩12分、都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅から徒歩13分という優れたアクセスを誇ります。都営バス「春日二丁目」停留所もすぐ近くにあり、都内各所からの通学に便利な立地となっています。

住所 東京都文京区小石川4-2-1
最寄り駅①東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」 徒歩10分
②東京メトロ丸ノ内線/東京メトロ南北線「後楽園駅」 徒歩12分
③都営三田線/都営大江戸線「春日駅」 徒歩13分
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