都立戸山高校の偏差値・倍率は?進学実績・部活・校風もまとめて解説!

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東京都立戸山高等学校は、長い歴史と伝統を持つ進学校で、「自主自立」の精神に基づいた自由で厳格な校風を特徴としています。文理分けをしない幅広い教養教育や、SSHを活用した理数系教育の強化により、生徒は多方面にわたる学びと経験を積むことができ、将来のリーダーとしての資質を育てています。充実した設備と恵まれた環境の中で、生徒は日々学業や部活動に励んでいます。

この記事では戸山高校の偏差値や入試倍率といった受験に欠かせない情報から、大学合格実績や部活動、学校行事、校風の特徴まで、受験生や保護者の方が気になるポイントをわかりやすくまとめています。

「戸山高校ってどんな雰囲気?」「チームメディカルってなに?」「どんな進学実績があるの?」といった疑問にもお答えします。都立戸山高校の受験を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください!

目次

都立戸山高校の入試倍率と偏差値

入学難易度(偏差値)

戸山高校は、日比谷・西・戸山などと並び、東京都内の公立高校の中でもトップレベルの偏差値を誇ります。その偏差値は各情報サイトを確認すると下記のようになっています。

  • みんなの高校情報:71(東京14位、都立4位)
  • 市進教育グループ:68(都立4位)
  • V模擬(60%合格基準):66(東京19位、都立5位)

都立高校では日比谷、西・立川(創造理数)・国立に次いで、非常に高い入試難易度となっています。毎年のように最難関大学への現役合格人数を更新してきていますので、今後さらに難易度が高くなることが想定されます。都立高校ですので、高校入試時点でも高い学力と内申点が求められます。

入試方式

都立高校ですから、推薦入試と一般入試の2つの入試方式があります。2025年度は昨年度は推薦入試が1月26日(土)と1月27日(日)、一般入試が2月21日(金)になります。

<参考情報>詳細はこちらの東京都教育委員会のサイトを確認ください

都立高校の一般入試では、学力検査点と調査書点の合計(1000点)に英語スピーキングテスト[ESAT-J]の結果(20点)を加えた総合得点(1020点満点)順に選抜されます。面接や実技を実施する学校では、それらの得点も加えた総合成績順に選抜されます。

尚、戸山高校は日比谷・西・国立・青山・立川・八王子東とともに進学指導重点校に指定されています。入試時の試験は、理科社会は他の都立高校受験と同じく共通問題ですが、英国数の3教科は戸山高校独自の難易度の高い、いわゆる自校作成問題となっています。

入試倍率の推移

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年度校長会調査時倍率応募倍率(推薦)応募倍率(一般)最終応募倍率(一般)受検倍率(一般)合格倍率(一般)
2025年1.78倍3.55倍2.14倍2.09倍1.74倍1.69倍
2024年1.60倍3.34倍1.99倍1.98倍1.59倍1.55倍
2023年1.74倍3.68倍1.95倍1.95倍1.66倍1.62倍

入試倍率の特徴と傾向

戸山高校の入試倍率は、3年間で一定の変動を示しています。2023年から2024年にかけて全体的に倍率が低下したものの、2025年には再び上昇に転じ、多くの区分で3年間で最も高い倍率を記録しています。

一般応募倍率は2023年の1.95倍から2025年には2.14倍へと約10%上昇しており、最終応募倍率も1.95倍から2.09倍へと増加しています。この増加傾向は、戸山高校の人気が回復・向上していることを示唆しています。

推薦入試倍率は2023年の3.68倍から2024年に3.34倍へと低下した後、2025年には3.55倍へと再び上昇しています。推薦入試は3年間を通じて最も競争率の高い入試区分となっています。

校長会調査時倍率も2024年に一時低下した後、2025年には1.78倍と上昇しており、初期段階での志願意欲も高まっていることが窺えます。合格倍率の推移(2023年:1.62倍→2024年:1.55倍→2025年:1.69倍)からも、戸山高校が2025年入試において人気を回復させていることがわかります。

2025年入試での全体的な倍率上昇は、戸山高校の教育内容や進学実績に対する評価が高まっていることを反映していると言えるでしょう。都心にあり立地もアクセスも便利、かつ進学指導重点校でありSSHやチームメディカルなど理系教育に力を入れていることから例年非常に人気の高い高校です。

都立戸山高校の歴史と伝統

東京都立戸山高等学校は、1888年に創立された130年以上の歴史を持つ名門校です。前身は東京府立第四中学校で、東京で2番目に古い都立高等学校として、長い間、多くの優秀な人材を輩出してきました。

特に戦前から戦後にかけて、東京大学など旧制高等学校への進学実績が非常に高く、都立進学校の代表として名を馳せてきました。学制改革を経て現在の形となった後も、進学指導重点校やスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、難関国公立大学や医療・理系分野でのトップ人材を育成することに力を注いでいます。

都立戸山高校の立地と最寄り駅

戸山高校は、新宿区の都心部に位置し、アクセスが非常に便利です。最寄り駅は東京メトロ副都心線の西早稲田駅で、学校から徒歩すぐの場所にあり、通学には便利な立地です。

住所東京都新宿区戸山3丁目19−1
最寄り駅①東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車 徒歩1分
②JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線「高田馬場」駅下車 徒歩12分
③都営大江戸線「東新宿」駅下車 徒歩13分
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